NISSAN
「NISSAN」に関する記事
特集|日産 パイクカー誕生秘話
Nissan Pike Cars|日産 パイクカー特集|日産 パイクカー製作者 インタビュー世は昭和から平成にかわろうという頃、日産自動車が発表したクルマに、日本にちょっとしたブームを巻き起こしたシリーズがあった。それが登場から約25年が経った現在も、多くのファンをもつ「日産 パイクカー」だ。そのクルマはいかにして生み出されたのだろうか? 誕生にかかわった人々に、当時を振りかえってもらった。日産パイクカー 誕生秘話 第3回 その後のパイクカー編自動車デザインをかえたとまで言われる、ニッサン「Be-1」。そんなBe-1が生み出されたあとにつづいたパイクカーたちは、どのようにして開発されたのだろうか。伝説となったパイクカー シリーズを生み出した舞台裏を語ってもらう最終回。日産パイクカー 誕生秘話 第2回 Be-1 誕生編1985年、東京モーターショー。ガソリンエンジンを搭載した自動車が発明されてから100周年という年に開催されたこの自動車ショーに登場した、1台の小さな、黄色いコンセプト...
東京モーターショー2013の出展概要を発表|Nissan
Nissan|日産次世代EVコンセプトカー「ブレイドグライダー」をワールドプレミア日産自動車は11月23日(土)から一般公開がはじまる東京モーターショーで世界初公開となる、次世代EVコンセプトカー「ブレイドグライダー」などの出展概要を発表した。 Text by YANAKA Tomomi「ドライビング」から「グライディング」へ今年の東京モーターショーで日産がワールドプレミアするのは、突き詰めた効率性と高揚感の両立というあらたなプレジャーを求めた次世代EVコンセプトカーの「ブレイドグライダー」。航空力学に注目し、グライダーと三角翼をルーツに、路面に吸着するようなダウンフォースを得るいっぽうで、空気抵抗を軽減し、異次元のコーナリングや加速性能と少電費の両立を実現するという。滑空するような感覚をよりエキサイティングに楽しめるよう運転席は車体中央に配置。さらに後方に二人が座ることのできる3シーターレイアウトが採用された。将来の市販も見据えられており、日産ブランドとゼロエミッションリー...
デトロイトショー 2015から見るトレンド|NAIAS 2015
North America International Auto Show 2015|デトロイトショー 2015デトロイトショー 2015から見るトレンド年のはじまりを告げる風物詩ともいえる、北米国際オートショー(NAIAS)、通称デトロイトモーターショーがことしも1月12日に開幕した。世界最大の自動車市場である北米地域に向け、おひざ元のフォード、GM、クライスラー勢をはじめ、各社の華やかな最新モデルたちが会場を盛り上げる。現地を訪れ各ブランドのブースを巡った小川フミオ氏が、ことしのデトロイトショーのトレンドを総括する。Text by OGAWA Fumioパワーへの回帰米デトロイトにおける2015年北米国際自動車ショー(デトロイトショー)の最大の特徴はなにか。このショーではずっと使われているコボセンターのジョー・ルイス・アリーナの会場をさっと歩いただけで、スポーツカー、高級輸入車、トラックばかりが眼につく。「まるでリーマンショック前の黄金の日々を思い出させる」とは「USAトゥデイ...
日産「スポーツセダン コンセプト」をデトロイトで世界初公開|Nissan
NISSAN Sport Sedan Concept|日産 スポーツセダン コンセプト「スポーツセダン コンセプト」をデトロイトで世界初公開今年、創立80周年をむかえる日産は、デトロイト モーターショーで次期フラッグシップセダンを示唆するデザインコンセプト「スポーツ セダン コンセプト」を発表した。デザインは、カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザインアメリカが担当し、厚木の日産グローバルデザインセンターが開発をおこなった。Text by SAKURAI Kenichi革新を表現するデザインプレビューの第3弾大胆なフロントグリルとシャープなブーメランデザインのヘッドライトなどが特徴的なフロントフェイスからもわかるように、「スポーツ セダン コンセプト」は2013年のデトロイト モーターショーで発表されたコンセプトカー「レゾナンス」や、それにつづくかたちで上海モーターショーにて公開されたコンセプトカー「ブレンド ミー」につづくデザインプレビューの第3弾である。日産のあたらしいデザ...
東京オートサロン 2015 フォトインプレッション|TOKYO AUTO SALON 2015
TOKYO AUTO SALON 2015|東京オートサロン 2015東京オートサロン 2015 フォトインプレッション国内外の自動車メーカー、パーツメーカーが集う世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2015」が、今年も1月9日(金)から11日(日)の3日間、千葉県・幕張メッセで開催された。33回目の開催を迎えた今年はメルセデス・ベンツ、BMW、アウディのドイツ勢をはじめ、ルノー、クライスラー、ロータス、そしてレクサスも出展。その模様を写真とともにお届けする。Photographs by ARAKAWA Masayuki東京オートサロン 2015 フォトインプレッション 1東京オートサロン 2015 フォトインプレッション 2東京オートサロン 2015 フォトインプレッション 3東京オートサロン 2015 フォトインプレッション 4東京オートサロン 2015 フォトインプレッション 5
ニューヨーク タクシーに東京で乗る|Nissan
Nissan NV200 NewYork TAXI|日産 NV200 ニューヨーク市タクシーニューヨーク タクシーに東京で乗るニューヨークのタクシーことイエローキャブが日産製になる──そんなニュースをお伝えしたのは2012年4月のこと。それから2年後、東京の街で当のニューヨークタクシーに試乗する機会を得た。日本の法令に適合させる都合で若干の装備が省略されているものの、車両は本物だ。普段のプロダクションモデルのインプレッションとは趣を異とする、ちょっと変わった試乗に小川フミオ氏が思ったことは──Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki都市のアンサング ヒーロータクシーは便利で好きだというひともいれば、乱暴だから好きではないというひともいるかもしれない。でも、タクシーをクルマとして見る機会は少ない。かつて1976年に、ニューヨーク近代美術館では、キュレーターにイタリアの建築家エミリオ・アンバースをたてて、「The Taxi P...
グランツーリスモのフルスケールモデルをグッドウッドで公開|Nissan
日産 コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモグランツーリスモのフルスケールモデルをグッドウッドで公開日産自動車は、バーチャルスポーツカー「コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」のフルサイズモデルを、6月26日(木)からイギリスで開催されるグッドウッド フェスティバル オブ スピード 2014にて公開すると発表した。ゲームのなかの“夢のスポーツカー”がグッドウッドの地に出現する。 Text by YANAKA Tomomi 最新の空力性能を備え、4輪駆動かつ高性能なサスペンションを搭載ゲームソフト『グランツーリスモ』の誕生15周年を記念した「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトの一環として誕生したバーチャルスポーツカー、日産「コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」。ロンドンにある日産デザインヨーロッパ社の若手デザイナーたちが、「自由に夢のスポーツカーをデザインする」をテーマにしたスタディとして着手したという。デザイナーらは、ラフスケッチから完成まで、す...
日産パイクカー誕生秘話 Be-1|NISSAN
NISSAN Be-1|日産 Be-1日産パイクカー Be-1誕生秘話今から25年前のことである。1987年1月、日産自動車から1台の「特別なクルマ」が誕生した。そのクルマはとても小さく、非力なクルマであったが、発売されるや否や、日本にちょっとしたブームを巻き起こし、日産自動車の未来を大きく変えてしまった。発売より四半世紀が経った今もクルマ好きのあいだで語られるほどの「名車」にまでなった1台のクルマ。そんなとある「小さな巨人」の誕生にかかわった人々に、当時を振りかえってもらった。Text by OGAWA Fumio「自動車業界ほど商売のやりかたを知らないやつはいない」坂井直樹さん(以下・坂井) 仕事とおもってやっていても、人生における大事な思い出になることがときどきありますね。僕たちにとって、日産「Be-1」はそういう仕事でした。山本明さん(以下・山本) 1987年に発売してわずか1万台しかつくらなかったクルマなのに。当時一緒にBe-1の開発をした僕たちは、いまでもときどき同窓会...
日産パイクカー誕生秘話 Be-1 第2回|NISSAN
NISSAN Be-1|日産 Be-1日産パイクカー Be-1誕生秘話 第2回そして名車は誕生した1985年、東京モーターショー。ガソリンエンジンを搭載した自動車が発明されてから100周年という年に開催されたこの自動車ショーに、1台の小さな、黄色いコンセプトカーが登場した。これが、のちに社会現象まで引き起こすに至る名車「Be-1」。多くの苦難の末に誕生したBe-1、その誕生に尽力した人々に当時の秘話をうかがった。Text by OGAWA Fumio日産 パイクカー 製作秘話 第1回へコンセンサスはなかなか得られなかった坂井直樹さん(以下・坂井) 前回は、「Be-1」の発売が日産自動車社内で了承されるまでの過程をおはなししました。清水潤さん(以下・清水) 当時の日産自動車のS副社長から製品化にむけて前向きの評価をもらえたのですが、生産にこぎつけるには、マーケットの声もきかなくてはいけません。坂井さんは、試作モデルをつくって、原宿の街角に並べてみましょうよ、とかいろいろご提案してくだ...
日産GT-R vs. ポルシェ911 カレラ S|Porsche|日産
Porsche|ポルシェNissan|日産日産GT-R vs. ポルシェ911 カレラ Sイギリスの『Evo』誌は元レーシングドライバーであり、『トップ・ギア』や『フィフス・ギア』といった番組のコメンテーターとしても有名なティモシー・“ティフ”ニーデルのドライブで、2012年型日産「GT-R」と、登場間もない991型ポルシェ 「911 カレラ S」をベッドフォード オートドローム サーキットでテストし、両車のラップタイムを比べた。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)911カレラSに高評価1970年代からF3、ル・マン24時間耐久レースなどで活躍し、ドリフトやパワースライドといった豪快な走法を得意とする元レーサー、そして現在は自動車番組のコメンテーターとしてしられるティフ・ニーデルが、日産GT-Rとポルシェ911カレラSをサーキットでテストした。ターボ過給される最高出力550psのエンジン、0-100km/h加速は2.8秒という強烈なスペックを誇るGT-R...
水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る|Nissan
Nissan GT-R|日産 GT-R水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る日産「GT-R」2013年モデルの試乗会にあわせ、“ミスターGT-R”こと水野和敏氏に、渡辺敏史氏がインタービュー。デビューから5年、水野氏が訴えつづけている“日本の匠の技”はどう反映されているのか。さらには、クルマを取り巻く環境や社会のニーズも急激に変化し、あたらしい技術も次々と導入されているなか、GT-Rはどこへ向かうのか。Text by WATANABE Toshifumiマルチパフォーマンス発売当初からGT-Rは速さを追求するだけのスーパーカーではなく、さまざまな用途に使える“マルチパフォーマンス スーパーカー”であると水野氏は公言している。実際、オーナーからは水野氏の予想を超えたマルチパフォーマンスぶりを伝える声が寄せられるという。完成度は8割程度GT-Rは世界の技術トレンドリーダーであるべきだと、水野氏は強調する。それは、決してニュルのタイム表を更新するという意味ではなく、はるか先を見越し...
2012年デトロイトモーターショー現地レポート|NISSAN
日産自動車|NISSAN2012年デトロイトモーターショー2台のワールドプレミアを用意!4年ぶりのデトロイトモーターショー出展となった日産自動車は、パスファインダーコンセプトとe-NV200コンセプトという市販化前提の2台を持ち込んだ。Text & Photo by SHIMASHITA Yasuhisaイエローキャブ採用モデルのEVバージョン久びさにデトロイトショーにもどってきた日産は今回、ふたつのワールドプレミアを用意。3列シートをもつ大型SUVのパスファインダーコンセプトと、商用EVのe-NV200コンセプトを出展した。パスファインダーコンセプトは、ほぼそのまま市販化できそうな完成度であり、年末には4代目パスファインダーとして発売に移されるはずだ。そして、ニューヨークのイエローキャブにも採用されたNV200をベースとしたEVであるe-NV200コンセプトは、日産のゼロエミッション戦略をさらに推進するものであり、こちらも大いに注目を集めていた。販売好調を受けて、カルロス・ゴーン...