NISSAN
「NISSAN」に関する記事
あたらしい時代づくりに取り組むひとと企業──日産自動車編
あたらしい時代づくりに取り組むひとと企業――日産自動車編EVは走る楽しみを提供しつつ、蓄電池として機能する(1)東日本大震災ののち、クルマを取り巻く環境が変わりつつある。工場被災もさることながら、使用者の立場からしても、震災直後に東北を襲ったガソリン不足はいまも記憶に鮮烈だ。あらためて電気自動車に注目が集まっている。来るべき時代のクルマのあり方、その可能性について、日産自動車電子技術開発本部の二見 徹氏に聞いた。文=小川フミオ写真=門井 朋EVに大事なのは“クラウド”、そして再生可能エネルギーでの発電EVは従来のクルマのような内燃機関を搭載しない、代替燃料車としてこのところ注目を浴びてきた。震災直後に、日産自動車が支援車両として、ガソリン不足の被災地に65台のリーフを提供したニュースも話題をよんだ。一方で、「節電がよびかけられている昨今、電気で走る自動車でいいのか?」という疑問も投げかけられている。しかし、OPENERSは、再生可能なエネルギーに立脚したあたらしい社会を作るために、...
日産「GT-R」に2013年モデル登場|NISSAN
NISSAN GT-R|日産 GT-R日産最強のスーパーカーが2013年モデルに進化日産自動車は同社が製造するスポーツカーである「NISSAN GT-R」をマイナーチェンジ、2013年モデルに進化させ、11月19日より販売を開始すると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)数字にあらわれないところの確実な進化日本を代表するスポーツカーである「NISSAN GT-R」が2013年モデルに進化する。2011年モデル、2012年モデルへの進化を経験してきたGT-Rにとって今回の進化もまた「正常進化」ということだろう。やはり走りに特化したモデルなだけに、当然のように動力性能のレベルアップがおこなわれた。まず、より精緻な燃料噴射量の制御が可能な高出力用インジェクターを採用。そして、ターボチャージャー部の過給バイパスに、あらたにオリフィス(空気流量を測定する装置)を追加、過給流量を測定することで過給機の圧力を制御し、高回転域での加速を持続できるようにした。これらは...
日産|新世代のCVT、ハイブリッドシステムを発表
日産|NISSAN新世代のCVT、ハイブリッドシステムを発表日産は、2.0~3.5リッターエンジン搭載車用の新世代エクストロニックCVTと、FF車用ハイブリッドシステムを公開した。Text by OPENERS3.5リッターエンジンまで網羅する新型CVT内燃機関の性能を高め、エネルギー消費の低減や、余分な重量を徹底的に取りのぞくことで燃費を向上させる、日産による包括的な取りくみ「ピュアドライブ」。それにおいてとくに重点を置いているのが、固定ギアのかわりにふたつのテーパー状プーリーと金属製ベルトを用いた無段変速機(CVT)を使うことだという。 日産は1992年にCVTをマーチにはじめて採用し、2010年には1.2~1.8リッターまでのエンジン用に小型軽量なエクストロニックCVTを発売している。そして今回、2.0~3.5リッターまでのエンジンを積むモデルに搭載される新型が発表された。この新型は、細軸化したプーリーと形状を変更した新開発のベルトを採用することで、軸間距離を大きく変えるこ...
NISSAN GT-R|日産GT-R|第21回 (前編)|世界一速い日本車の真価
第21回 日産GT-R(前編)世界一速い日本車の真価日本車のなかできわめて純度の高いジャパニーズ・カーはどれか? という問いに、下野康史は「GT-R」の名をあげる。2007年の東京モーターショーで華々しくデビューした“スカイラインGT-R”あらため“日産GT-R”。時としてポルシェをも凌駕するパフォーマンスの先にある、このクルマの本当の価値とは。文=下野康史写真=日産自動車世界一速い日本車発売から半年以上が経ち、首都圏の路上でも「GT-R」をたまに見かけるようになってきた。先日も、自動車メーカーの試乗車で高速道路の合流車線を加速して本線に入ったら、すぐ前を走っていたのがGT-Rだった。乗っていたのは中年のドライバーだ。この内容でこの価格は、ひょっとして世界一お買い得なクルマではないかと思うが、安いといったって、高い。ユーザーの平均年齢が高くなるのは仕方ないだろう。日産GT-Rは、世界一速い日本車である。3.5リッターV6ツインターボ・エンジンは、量産日本車史上最高の480馬力を発生...
NISSAN New Mobility CONCEPT まもなく実証実験スタート?
日産 ニュー モビリティ コンセプト|NISSAN New Mobility CONCEPT日産自動車は、電気自動車のコンセプトモデル「ニュー モビリティ コンセプト」の公道走行を可能とするための大臣認定を国土交通省から取得した。Text by OPENERS
NISSAN JUKE-R|日産が、GT-Rベースのジュークを開発
日産 ジューク-R|NISSAN JUKE-R欧州日産が、GT-Rの心臓をもつジュークを開発欧州日産は、コンパクトSUV、ジュークにGT-Rのパワートレインを移植したジュークRを開発中であると発表した。文=松尾 大世界最速のコンパクトSUV欧州日産が開発を公表したジュークRは、その名のとおり、ジュークのスポーツモデルだ。ただ、たんなるスポーツモデルではない。GT-Rのエンジンや4WDシステム、トランスミッションなど多くのメカを移植した、ジュークの皮をかぶったGT-Rということだ。GT-R用3.8リッターツインターボはスペックこそ公表されていないが、おそらく若干のデチューンはなされているのではないだろうか。ややモディファイされているものの、6段デュアルクラッチトランスミッションとプロペラシャフトを介し、前後輪に動力を伝えるシステムもGT-Rと同様。ブレンボ製のブレーキやRAYS製の20インチ鍛造アルミホイールにいたるまでGT-Rとおなじものになるという。 外観は、スタンダードなジュ...
NISSAN GT-R 2013 Model unveiled|Highly-Evolved GT-R
Nissan GT-R 2013 ModelHighly-Evolved GT-RNissan Motor Co., Ltd. today announced the launch of the 2013 model year Nissan GT-R, which goes on sale in Japan on November 24 at Nissan dealers nationwide.Text by OPENERSNISSAN GT-R 2013 Model |Japanese versionSurpassed the record set by Lamborghini Aventador; 0-100km/h (0-62mph) in 2.84 secondsThe New Nissan GT-R has appeared as the 2013 model with the outstanding features in performance, efficiency...
さらに進化した「日産 GT-R」2012年モデル公開!|NISSAN
NISSAN GT-R|日産 GT-R日産 GT-R 0-100km/h 2.84秒の衝撃!日産自動車は、11月7日にGT-Rの2012年モデルを発表し、11月24日から全国で発売すると発表した。文=松尾 大アヴェンタドールを上まわり、ヴェイロンに迫る加速性能昨年、大幅に進化し動力性能を向上させたばかりの日産GT-Rが2012年モデルとしてさらに進化し登場した。大きな変更点はエンジンだ。エンジンの組み立てにおいてインテークマニホールドとヘッドのあわせ工程を追加し、インタークーラーのインテークダクトを樹脂化することで、断面を拡大、通気抵抗を減少させた。排気系においては、床下のキャタライザーをコンパクト化し、通気抵抗を軽減。さらにエキゾーストバルブの冷却性能を高めるため、金属ナトリウムを封入した新設計のバルブを採用し、バルブタイミングと空燃比、点火時期などを最適化している。これらの改良により、最高出力は404kW(550ps)/5,400rpm、最大トルクは632Nm(64.5kgm)...
日産がゼロ・エミッションスポーツカー「エスフロー」を公開|NISSAN
NISSAN ESFLOW|日産 エスフロー第42回東京モーターショー2011日産がゼロ・エミッションスポーツカーを公開日産自動車は、第42回東京モーターショー2011で、スポーツEV「エスフロー」を公開する。文=松尾 大モーターをリアミッドに搭載し、0-100km/h加速5秒以下を記録!日産自動車が公開するESFLOW(エスフロー)は、ハンドリング、パフォーマンスともに、スポーツカーを目指したというスポーツEV。EVとして日産リーフの技術を駆使し、さらに従来のスポーツカーにあるドライビングの楽しさもそのまま残したという意欲的な一台だ。デザインはスポーツカーらしく、低く伸びやかで、キャビンも重心付近に配置。ボディは炭素繊維強化プラスチック(CFRP)によるもので、ロールケージやアルミのシャシーを包み込むようなかたちで覆っている。注目のパワートレインは、高性能モーターを2基、リアミッドシップに搭載。左右後輪を独立駆動制御することによって、優れた旋回とエネルギー回生性能が得られるという...
日産 リーフ|NISSAN LEAF 発表会
日産 リーフ|NISSAN LEAF木の葉が舞うように走るクルマ5人乗りの電気自動車「リーフ」が、日産自動車によって2010年12月3日に発表された。発売は12月20日からとなる。CO2を排出しない環境適合性とともに、居住性と操縦性能の高さもセリングポイントだ。文=小川フミオ写真=日産自動車3リッターエンジン並みの力強さ横浜の日産自動車グローバル本社でおこなわれた発表会。リーフを紹介したのは、日産自動車の志賀俊之最高執行責任者。「日産はルノーとともに“ゼロ・エミッション車で世界のリーダーになる”という目標を掲げている」という言葉とともに、リーフの初年度生産分、日本6000台にくわえて米国2万台はすでに受注済みであることをあきらかにした。 電気自動車(EV)のリーフは三相交流同期モーターを採用。最高出力80kW、最大トルク280Nmを誇る。バッテリーには、「従来のバッテリーと比較し約2倍のエネルギー密度を実現した」(日産自動車)という、リチウムイオンバッテリーを採用したのも特徴であ...
忙しい都市生活者のための新時代のEV「日産 タウンポッド」|NISSAN
NISSAN TOWNPOD|日産 タウンポッド第42回東京モーターショー2011忙しい都市生活者のための新時代のEV日産自動車は、第42回東京モーターショー2011で、乗用車と商用車のカテゴリーを超越したあたらしいコンセプトカー「タウンポッド」を公開する。文=松尾 大クーペ+バンという発想日産が発表するタウンポッドは、自由な発想をもった起業家をターゲットにして開発が進められたという。ビジネスとプライベートのシーンが混在する都市で、それをテキパキとこなすために最適なモビリティとはなにかを考え導き出されたのが、乗用車の快適性と商用車の実用性を融合したタウンポッドだという。エクステリアデザインは、スポーツクーペにもコマーシャルバンにも見えるようなふたつの要素の融合からできているとしている。ボディ先端のリトラクティングカバーのなかには充電ポートが設けられ、周辺の鋼青色に塗られた部分がボディに反射し、リトラクティングカバー自体が光っているような効果を生み出している。サイドとリヤには観音開き...
日産、新世代車両設計技術を発表|Nissan
Nissan CMF|日産コモン・モジュール・ファミリー新世代車両設計技術「日産CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」を発表日産は、モジュール化されたあたらしい車両設計技術を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)車両開発の期間短縮、低コスト化を実現「日産CMF」(4+1 Big module concept)は、従来の「プラットフォームを共有化して複数の車種を開発する」という発想をさらにすすめ、プラットフォーム自体を分割し、開発したい車種ごとにふさわしいパーツ(モジュール)を組合せる技術である。日産CMFでは、4+1という添え書きのとおり、大まかに全体を「エンジンコンパートメント」「フロントアンダーボディ」「コックピット」「リアアンダーボディ」の4つと「電子系」1つにわけ、合計5つのパーツにより構成される。この技術により、開発期間の短縮や部品共有化促進によるコストダウンを実現するとともに車両の個性化をはかるという、従来であれば相反する...
日産、燃料電池車の四輪駆動SUV「テラ」を出展|NISSAN
NISSAN TeRRA |日産 テラパリモーターショーでコンセプトカー「TeRRA」のお披露目日産自動車は、燃料電池車のSUVコンセプトモデル「テラ(TeRRA)」を9月27日からはじまるパリモーターショーに出展する。Text by YANAKA Tomomiタブレット端末がクルマを起動させる“鍵”の役割「ムラーノ」や「キャシュカイ(日本名 デュアリス)」など、日産が強みとする都市向けSUVクロスオーバーをベースに開発された燃料電池車の「TeRRA(テラ)」。「リーフ」など、EVでつちかわれた、CO2を排出しないゼロ・エミッションを実現する4輪駆動車としてパリモーターショーに出展される。目をひくエクステリアのデザインは、デザイナーによれば「北欧の自然の情景を思い浮かべるところからはじめた」という。そのいっぽうで、「ゼロエミッションの未来」という、日産のもつヴィジョンをくわえ、「今までのSUVの伝統を、よりたくましい方法で表現しなおした」のだという。観音開きのドアをあけると、インテ...
ジュークの皮をかぶったGT-R、ジューク-RがGT-Rと対決|Nissan
Nissan|日産ジュークの皮をかぶったGT-R!ジューク-RがGT-Rと対決イギリスの自動車メディア『Auto Express』誌はヨーロッパ日産のコンセプトカー「ジューク-R」と最新の「GT-R」2012年モデルの対決動画を公開した。勝負の場所はイギリス、ベッドフォード オートドローム サーキット。それぞれ1周しラップタイムを競った。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)最大のライバルとバトル「ジューク-R」は英国の日産がわずか22週間で生み出したというコンセプトカー。外側はジューク、中身はGT-Rというその奇抜なデザインは、昨年末、存在が報じられるやいなや、世界中の自動車メディアを騒がせた。ヨーロッパ日産もYou Tube上のオフィシャルチャンネルで次々に動画を公開。結果、10週間で計220万のビュー数を記録したという、話題のクルマだ。とりわけ注目されたのは次にリンクする動画。フェラーリ458イタリア、メルセデス・ベンツ SLS AMG、ランボルギー...