MUSIC TOKYO Tips
「MUSIC TOKYO Tips」に関する記事
MUSIC|ノルウェー出身ジャズシンガー インガ―・マリエ新譜『FOR YOU』
ノルウェー出身のジャズシンガー最新アルバムインガー・マリエ、日本限定スペシャル盤『FOR YOU』クールかつアンニュイな歌声で幅広い層の音楽ファンを魅了する、北欧を代表する歌姫インガー・マリエ。北欧トップギタリストのウルフ・ワケーニウスを再び迎えて、多くの人びとの心を癒す極上のアルバム『FOR YOU』をリリースした。Text by KAJII Makoto (OPENERS)あたらしい年の幕開けにふさわしい心温まるアルバムインガー・マリエの最新アルバム『FOR YOU』。2006年の大ヒットアルバム『バイ・マイセルフ』で、クインシー・ジョーンズやパット・メセニーから称賛を浴びた天才ギタリストのウルフ・ワケーニウスとタッグを組み、“北欧ドリーム・チーム”ともいえるスウェーデン ナンバーワン ピアニストのラーシュ・ヤンソン、デンマークから名ドラマーのモーテン・ルンドらが参加している。最新のオリジナル曲はもちろん、キャロル・キングやa-haの名曲、さらにはホイットニー・ヒューストンの大...
MUSIC|スウェーデンからイカした“スウィング野郎”がやってくる!
MUSIC|スウェーデンからイカした“スウィング野郎”がやってくる!モービッツが奏でるスウィングジャズ×ヒップホップなサウンドとは?スウェーデン出身のヒップホップ&スウィング・バンド、Movits!(モービッツ)の周りがなんだか騒がしい。ヴォーカル、DJ、サックスという一風変わった構成のトリオは、2008年にファーストアルバムをリリースするやいなや、軽快なサックスとヒップホップ調のビート、それにスウェーデン語のラップを組み合わせた唯一無二のサウンドで、ヨーロッパを中心に旋風を巻き起こした。さらに、今年は2ヵ月以上におよぶ北米ツアーを敢行し、スウェーデンのグラミー賞にノミネートされるなど、その注目度は増すばかり。日本でもジワジワと人気が高まるなか、待望の来日公演が決定。もうすぐ、イカした“スウィング野郎”がやってくる!Text by TANAKA Junko (OPENERS)スウィングに魅せられたヒップホップ・スタイルこそがモービッツのサウンド エキセントリックなスウィング・ワー...
MUSIC|ヴァンパイア・ウィークエンド待望のサードアルバム『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』
MUSIC|シンプルでオーガニックなサウンドを追求した待望のサードアルバムヴァンパイア・ウィークエンド『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』2008年のデビュー以来、瞬く間にロックシーンを代表するバンドにまで成長したヴァンパイア・ウィークエンドの待望のサードアルバム『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』が5月8日(水)に発売される。Text by YANAKA Tomomiバンド初の外部プロデューサーを迎えた意欲作コロンビア大学在学中に知り合い2006年に結成したブルックリン出身の4人組ロックバンド、ヴァンパイア・ウィークエンド。バンドの名を冠した2008年のデビュー作『ヴァンパイア・ウィークエンド』から2作連続で全世界100万枚以上の売り上げを記録し、前作『コントラ』は全米1位、全英3位を獲得するなど、世界を魅了してきた。そんな彼らの3年ぶりとなるサードアルバム『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』がいよいよリリースされる。プロデュースはメンバーのロスタムにくわ...
MUSIC|ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズがジャパンツアーを決行!
MUSIC|「GREENROOM FESTIVAL ‘13」への出演も決定ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズが新作『フォワード』をリリースTHE BRAND NEW HEAVIES(ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ)は、過去20年間に渡って「アシッド・ジャズ」と呼ばれるシーンの一翼を担い、世界中のダンス・ミュージックシーンに多大な影響をあたえてきたバンドだ。5月8日(水)、待望の新作『フォワード』をリリース。そして、5月17日(金)には「Shibuya duo MUSIC EXCHANGE」での来日公演も決定した。さらに5月18日(土)には、横浜赤レンガ倉庫でおこなわれる「GREENROOM FESTIVAL ‘13」にも参戦!Text by IWANAGA Morito(OPENERS)アシッド・ジャズシーンの生ける伝説ヤン・キンケード(ドラム/キーボード)、サイモン・バーソロミュー(ギター)、アンドリュー・レヴィ(ベース)の3人からなるブラン・ニュー・ヘヴィーズは、ジャズ、ファンク、...
MUSIC|北欧から届いたニュー・ボサノヴァ・サウンド『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』
MUSIC|北欧から届いたニュー・ボサノヴァ・サウンドトランペッター、ユッカ・エスコラによる『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』ザ・ファイブ・コーナーズ・クインテットのリーダーで、フィンランド出身のトランペッターのユッカ・エスコラ。5月15日(水)、ボサノヴァにスポットを当てたアルバム『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』をリリースする。Text by YANAKA Tomomi日本からはDJ須永辰緒が協同プロデューサーにクラブ・ジャズシーンで活躍するユッカ・エスコラがジャズとブラジル音楽へのオマージュを綴った『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』が、フィンランドなど海外よりも約半年早く日本で先行発売される。共同プロデューサーにはユッカ・エスコラの友人でもあり、世界中のジャズ・シーンと深いつながりをもつDJ須永辰緒のほか、おなじくザ・ファイブ・コーナーズ・クインテットのドラマーでもあるテッポ・マネキンが務め、日本とフィンランドの友好の架け橋ともいえる1枚が完成した。ブラジル...
MUSIC|LAビート・シーンの奇才「バス」による新作『オブシディアン』
MUSIC|米ツアー全公演ソールドアウト!の次世代筆頭アーティストコンセプトは「apathy(無感情)」LAビート・シーンの奇才「バス」による新作『オブシディアン』数多くのメディアが年間ベストに選出した傑作ファーストアルバム『セルリアン』から3年。若干24歳の奇才「Baths(バス)」ことウィル・ウィーゼンフェルドが、世界が待ち望んだセカンドアルバム『オブシディアン』を完成させた。巧みなビートメイキングと情緒溢れるヴォーカル・ワークは前作から大きな進化を遂げた。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)美しいサウンドにダークなリリックをのせる「バス」ことウィル・ウィーゼンフェルドは、4歳のころからクラシックピアノを学び、14歳で作曲、レコーディング活動をスタート。また「Post-foetus(ポスト-フィータス)」というソロ・プロジェクトでは、バンドサウンドでの楽曲を制作。その後、フライング・ロータスらがつくり出したLAビート・シーンと出会い、「バス」名義で、ビ...
MUSIC|「ブルーノート東京」がリニューアルオープン!
MUSIC|世界のトップ・アーティストたちの音を届けて25年!「ブルーノート東京」がリニューアルオープン今年11月にオープン25周年を迎えるブルーノート東京が、地下2階のクラブを改装してリニューアルオープン。“ブルーノート東京25周年スペシャルプログラム”では、クインシー・ジョーンズ、ジョージ・ベンソン、ロバート・グラスパーを迎える。必聴のラインナップである。Text by KAJII Makoto (OPENERS)“音楽、食、空間”のすべてが楽しめるジャズクラブ/ライブレストラン改装なったブルーノート東京のインテリアデザインは、「マンダリン オリエンタル東京 メゾンダイニング」や「W-HOTEL DESTINATION BAR」をはじめ、レストランやホテルを中心とした商業施設のトップデザイナーとして海外でも高い評価を受けている小坂 竜氏(A.N.D.)が担当。クラシックなインテリアをベースにモダンなデザインが織り込まれた店内には、小坂氏がブルーノート東京のために特別にデザインし...
MUSIC|MVが到着! シー&ヒムのサードアルバム『ヴォリューム 3』
MUSIC|映画『(500)日のサマー』のズーイー・デシャネルが参加するデュオミュージックビデオが到着! 前作から3年ぶりとなる待望のサードアルバムシー&ヒム『ヴォリューム 3』女優のズーイー・デシャネルとシンガーソングライターのM・ウォードからなるデュオ「(She & Him)シー&ヒム」が、前作『ヴォリューム・トゥ』から3年ぶりとなる待望のサードアルバムを5月2日(木)に発表。デシャネルの艶っぽくあたたかい歌声と、ウォードが作り出すクラシックなサウンドが懐かしくてあたらしい、タイムレスなポップソング集だ。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)クラシカルなポップソングのエッセンスをちりばめた普遍的傑作2009年に公開された映画『(500)日のサマー』の主役に抜擢され、日本を含めた世界中でその名を知られることとなった、ズーイー・デシャネル。また、バンドのアルバム『ヴォリューム・トゥ』が2010年にリリースされて以来、シー&ヒムのふたりは、活動の幅を急...
MUSIC|NIGO®がアートワークを担当する「1966QUARTET」に注目
MUSIC|新譜『Help! ~Beatles Classics』のアートワークをNIGO®が担当!女性カルテット「1966QUARTET」に注目(1)ビートルズ初代担当ディレクター高嶋弘之氏がプロデュースし、2010年に『ノルウェーの森 ~ザ・ビートルズ・クラシックス』でCDデビューした女性カルテット「1966QUARTET(1966カルテット)」。2011年にクィーンをカバーしたセカンドアルバム『ウィ・ウィル・ロック・ユー ~クイーン・クラシックス』を、2012年に『スリラー ~マイケル・ジャクソン・クラシックス』をリリースし、全国各地でのコンサートで着実にファンを増やしている。そして6月5日(水)に4枚目のアルバムとなる『Help! ~Beatles Classics(ヘルプ!~ビートルズ・クラシックス)』をリリース。今回の新譜では、アートワーク、コーディネート、PVなど、音楽以外のすべてのアートワークをNIGO®氏が担当していることで、早くも話題だ。Text by KAJI...
MUSIC|ボーズ・オブ・カナダ最新作『トゥモローズ・ハーヴェスト』
MUSIC|8年間の沈黙を破るスコットランドの巨星ボーズ・オブ・カナダ最新アルバム『トゥモローズ・ハーヴェスト』マイク・サンディソンとマーカス・イオンによる、エレクトロニック・ミュージック・デュオ「Boards of Canada(ボーズ・オブ・カナダ)」。全世界を巻き込んで、ゲリラ的に発表された新作『トゥモローズ・ハーヴェスト』が、6月5日(水)についに発売。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)前代未聞のプロモーションスコットランドが誇るエレクトロニック・ミュージック・デュオ「ボーズ・オブ・カナダ」は、1980年代後半から音楽活動を開始。1998年、イギリスを代表するテクノレーベル「ワープ・レコーズ」より、『ミュージック・ハズ・ライト・トゥ・チルドレン』をリリース。90年代のIDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)やエレクトロニカに、アコースティックの要素をブレンドした「フォークトロニカ」を生み出した。つづく『ジオガディ』、『ザ・キャンプファイア...
MUSIC|菊地成孔による『ゲッツ/ジルベルト+50』解説
MUSIC|ボサノバ永遠の名盤を豪華ミュージシャンがカバー菊地成孔による『ゲッツ/ジルベルト+50』解説 其の一 ジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツが、ブラジルのジョアン・ジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビンと出会い、1963年に録音したアルバム『ゲッツ/ジルベルト』。このボサノバ永遠の名盤の誕生から50年。ジョアン・ジルベルト直系のギタリスト伊藤ゴローを中心に、坂本龍一、細野晴臣、土岐麻子、カヒミ カリィ、TOKU、ジャキス・モレレンバウム、鈴木正人、栗原 務など、総勢19名の豪華ミュージシャンが愛を込めてカバーした『ゲッツ/ジルベルト+50』が6月19日(水)に発売。テナーサックスで本作に参加した、菊地成孔氏による解説をお届けする。Text by KIKUCHI Naruyoshi単なるアニバーサリー企画ではない菊地成孔この、本当に気持ちが良いだけでなく、「Jボッサ史」、或はひょっとして「ボサノバ史全体」かも知れない、60年近い歴史にとどめを打つような作品に関して、解説は...
MUSIC|北京生まれの若きピアニスト、ユジャ・ワン
MUSIC|世界を席巻するマエストロ、シャルル・デュトワと共演!弱冠26歳のピアニスト、ユジャ・ワンミニスカートのドレスと13cmヒールをトランクに詰め、世界中を演奏旅行し、名だたる指揮者、オーケストラから支持を得ている中国生まれの26歳のピアニスト、ユジャ・ワン(Yuja Wang)。6月27日(木)のサントリーホールで、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団日本公演のソリストを務める。Text by KAJII Makoto(OPENERS)“鮮やかなテクニックと誌的な素質との融合”エキゾチックな顔立ちは欧州で非常に人気が高く、スペイン最大のメジャー紙『エル・パイス』にファッションモデルとしても登場している、ユジャ・ワン。ピアニストとして、自由奔放さ、鍛錬に裏づけされた若さ溢れる大胆な想像力、成熟したアーティストらしい精密さを兼ね備えた演奏で高い評価を得ている。とくに完璧なコントロールとテクニックで注目を集め、超絶技巧を要する作品ではその本質が発揮されるのはもちろん、音楽性の深さ、...
MUSIC|1組2名をご招待! 89歳のジャズシンガー、ボブ・ドローの来日公演
MUSIC|OPENERS読者1組2名をご招待!89歳のジャズシンガー、ボブ・ドロー初の来日公演をブルーノートで開催89歳のいまもなお第一線で活躍しつづけるジャズシンガー、ボブ・ドローがついに初来日! 6月28日(金)、29日(土)に南青山のブルーノート東京でライブが開かれる。OPENERSでは、29日20:00からおこなわれるセカンド・ステージに、1組2名を招待する。Text by YANAKA Tomomi20世紀後半のめくるめくジャズ・シーンを駆け抜けた生き証人小粋なピアノプレイと語りかけるような歌声で幅広い音楽ファンを魅了するボブ・ドロー。マイルス・デイヴィスの名盤『ソーサラー』(1967年)に参加するなど、いわばアメリカ・ジャズ界の生き証人。さらに、1970年代から1980年代にかけては、アメリカの国民的子ども番組『スクールハウス・ロック』に携わったドロー。3の段の“九九”を歌い、多くのアーティストにカバーされつづけている名曲『スリー・イズ・ア・マジック・ナンバー』で一世...
MUSIC|宮本益光 バリトンリサイタル 銀座王子ホール開催
MUSIC|Masumitsu Miyamoto Baritone Recital Musica Italiana Azzurra II宮本益光 バリトンリサイタル 開催あの音楽のよろこびが再び、この夏、銀座の王子ホールに帰ってくる──2011年1月に開催された、オペラ歌手で声楽家の宮本益光のリサイタル「碧(あお)のイタリア歌曲」から2年半。宮本益光 バリトンリサイタル「碧(あお)のイタリア歌曲 II(MUSICA ITALIANA AZZURRA II)」が7月19日(金)に銀座王子ホールで開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)演奏者も客も、ただ音を楽しみ合う空間がそこにある元スカラ座管弦楽団の首席フルート奏者、ロマーノ・プッチ氏により結成された「アンサンブル・クラシカ」のメンバーをイタリアより招き、まるでイタリアの街角へ飛び出したかのような陽気で心地よいサウンドを披露。満場の聴衆から拍手喝采を浴びた。その日のコンサートは1枚のCD(「碧のイタリ...
MUSIC|「エンポリオ アルマーニ サウンズ」にカインドネスが出演
MUSIC|エンポリオ アルマーニが主催する音楽イベント「エンポリオ アルマーニ サウンズ」にカインドネスが出演イタリアのファッションブランド「EMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)」が主催する音楽イベント「EMPORIO ARMNI SOUNDS(エンポリオ アルマーニ サウンズ)」。先日、青山 IDOLにておこなわれた本イベントのようすを、出演したイギリスのアーティスト「KINDNESS(カインドネス)」のインタビューとともに、お届け。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)ファッションと音楽が完全に融合した時間ファッションブランド「エンポリオ アルマーニ」が主催する「エンポリオ アルマーニ サウンズ」は、ニューヨーク、パリ、リオデジャネイロ、バルセロナ、北京、東京の世界6カ国の都市で開催される音楽イベントだ。毎回、ファッションとの親和性が高い、スタイリッシュな音楽性をもつアーティストを招聘し、好評を博している。10月9日、青山 IDOLに...