萩原輝美 連載 vol.123|2015-16秋冬パリコレクション「ディオール」「シャネル」

萩原輝美 連載 vol.123|2015-16秋冬パリコレクション「ディオール」「シャネル」

2015-16秋冬パリコレクション「ディオール」「シャネル」新生ディオールとシャネルのパフォーマンスオートクチュールとプレタポルテ。その両方を行き交いながら時代のモードをリードするディオールとシャネル。ムッシュ・ディオールに距離を置いた新生ディオールとシャネルのパフォーマンスをレポートします。Text by HAGIWARA Terumi未来に羽ばたいた新生ディオール2015-16年秋冬パリ・プレタポルテコレクションです。ディオールのアーティスティック・ディレクター、ラフ・シモンズは未来へ羽ばたきました。ムッシュ・ディオールへのオマージュを描き続けてきたラフが自らのクリエーションに一歩踏み出したのです。太陽の注ぐ明るい空間で披露されたのは、カラフルなレギンス風サイハイブーツを履いた鮮やかな白と黒のバイカラースーツ、ローウエストで切り替えたショートドレス…どれもシャープな未来服です。胸や肩に切り込みを入れたようなアシンメトリーカットのミニドレスには、アンクルブーツを合わせています。D...
特集|春へのアップデートはバッグからはじめよう

特集|春へのアップデートはバッグからはじめよう

Spring Bags Have Come! 手に入れるべきは、この3タイプバッグからはじめる、春のワードローブノームコアなファッションが支持されるなか、デニムやシャツといったシンプルなワードローブに今年らしさをくわえるなら、バッグで取り入れるのがいい。70年代ファッションのトレンドの波に乗ったドローストリングタイプや、ハッピーなムードに溢れるカラフルバッグ。人気復活のトップハンドルは、たっぷりとした装飾のおかげで、アクセサリーのような存在感。2015年春夏のトレンドバッグを3タイプをピックアップしてお届けしよう。Photographs by JAMANDFIXStyling by INADA IsseiText by IKEAGMI Hiroko(OPENERS)リラックスムードが漂う、今シーズンのIt BAG!大注目のドローストリング、いわゆる巾着型のバッグがヒットの予感。リラックスした雰囲気は、今季トレンドの70年代のファッションとも合わせやすい。丸いフォルムが新鮮なバッグが...
SNEAKERS FOR SPRING|スニーカーで叶えるスポーティモード

SNEAKERS FOR SPRING|スニーカーで叶えるスポーティモード

フェミニンからグラマラスまで、スタイルは百花繚乱スニーカーで叶えるスポーティモード春爛漫な季節がやってきた“いま”は、ワードローブを買い替えるベストタイミング。スタイリッシュなファッションアイテムとして定着し、オン・オフともあらゆるシーンで活躍してくれるスニーカーを特集。OPENERSが厳選した、今季の注目すべき20足をフェミニン、モード、グラマラスとスポティー、4タイプ別のコーディネイト提案で紹介する。自分に似合う一足を見つけ、“スポーティモード”を楽しもうPhotographs by JAMANDFIXStyling by INADA IsseiText by Winsome Li (OPENERS)4 WAYS TO STYLE YOUR SNEAKERSFEMININE STYLE女性らしいニュアンスを漂う ウエストにフィットする、美しいラインのもつデニムジャケットをトップスとして着こなし、シトラスイエローのミディ丈スカートを合わせて、最旬なスプリングルックに完成。足元はフ...
Dior Homme|ディオール オム 表参道がリニューアル

Dior Homme|ディオール オム 表参道がリニューアル

Dior Homme|ディオール オム世界に先駆けて最新コレクションを初披露ディオール オム表参道がリニューアル10月12日(土)、ディオール オムは旗艦店である表参道ブティックをリニューアルオープンする。当日は、ブランドのクリエイティブ ディレクターを務めるクリス・ヴァン・アッシュと、ヴィジュアルブック製作を手がけたアーティストデュオ「M/M Paris」が来日する。Text by KUROMIYA Yuzu表参道店のために制作されたインスタレーションも同時公開あらたなラグジュアリースペースとして生まれ変わるディオール オム 表参道ブティック。リニューアル当日の10月12日(土)には、パリを拠点に活動するアーティストデュオ、M/M Parisとクリス・ヴァン・アッシュによるスペシャルインスタレーションを公開する。このインスタレーションは、さまざまなアーティストとのコラボレーションプロジェクトの一環として、世界中の限定されたディオール オムのブティックでおこなわれているものだ。今回...
DIOR HOMME|クリス・ヴァン・アッシュ来日 M/M Parisとのコラボ、最新コレクションを語る

DIOR HOMME|クリス・ヴァン・アッシュ来日 M/M Parisとのコラボ、最新コレクションを語る

DIOR HOMME|ディオール オムM/M Parisとのコラボ、スプリングコレクションを語るクリス・ヴァン・アッシュ鮮やかに描く新たなビジョン(1)ミニマムでエレガントなディオール オムの確固たるクリエーションのなかに、アーティスティックなデザインやコラボレーションを取り入れるなど、つねにチャレンジングなコレクションを発表し続ける同ブランドのクリエイティブ ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュ氏。この10月12日、新たなラグジュアリースペースとしてリニューアルしたディオール オム表参道ブティックのオープニングのために数日間の来日を果たした彼に、新作となる2014年のスプリングコレクション、さらにオープニングを記念して10月31日(木)まで期間限定で開催されるパリのアーティストデュオM/M Paris(エムエム パリス)とのスペシャルインスタレーションについて、話を聞いた。Text by OKADA Yukaブランドにとってアドベンチャーとなった鮮やかな色使いはマイアミのアート...
Dior|新作ウォッチ「タイムピーシズ ユニークピース」発売

Dior|新作ウォッチ「タイムピーシズ ユニークピース」発売

Dior|ディオール日本限定3本のピースや池袋西武先行発売アイテムも登場新作ウォッチ「タイムピーシズ ユニークピース」発売ディオールの2014年新作ウォッチコレクション「ディオール タイムピーシズ ユニークピース」が日本初上陸。クチュールからインスパイアされた素材、独自の色彩感覚と、熟練したクラフツマンシップが融合した美しいコレクションが誕生した。Text by KUROMIYA Yuzuチュールドレスのようなエレガントなデザインオートクチュールメゾンならではのセンスと卓越した技術力が融合した「ディオール タイムピーシズ ユニークピース」コレクション。「ディオール グランソワール“折り紙”」は、日本の伝統技術である折り紙に着想を得たユニークピース。マザーオブパールのダイヤルは、高度な象嵌技術により3次元構造に仕上げられ、ベセルにはトライアングル、バケット、ヘリックスなどさまざまなカットがほどこされたファインストーンがセットされている。ケースバックのローターには鮮やかなレモンイエロー...
Dior|ストーリー性に溢れたブライダルコレクションが勢揃い

Dior|ストーリー性に溢れたブライダルコレクションが勢揃い

Dior|ディオールストーリー性に溢れたブライダルコレクションが勢揃い それぞれのコレクションにストーリーがあるディオールのファインジュエリー。今回はそのなかから人気のブライダルリングを紹介する。ふたりにぴったりと合ったストーリーのコレクションがきっと見つかるはず。 Text by KUROMIYA Yuzu9月にはディオール銀座店にてブライダルフェアを開催クリエイターを務めるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが紡ぎ出すジュエリーは、ひとつひとつにストーリーを秘めている。フランス語でバラの茂みを意味する「ボワ ドゥ ローズ」は、花を使わずに茎と棘でバラを表現したデザインが特徴的。「指にからみつくバラの茎は永遠の愛の象徴」と、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌは語る。「ローズ ディオール バガテル」は、ムッシュ・ディオールがもっとも愛した花、バラをモチーフにしたコレクション。バガテルとは、パリ市ブローニュの森にあるバラで有名な植物園で、フランス語で「小さくて愛らしいもの」を意味し。ク...
DIOR HOMME|「CHIFFRE ROUGE D01 & D02 42MM」新発売

DIOR HOMME|「CHIFFRE ROUGE D01 & D02 42MM」新発売

ディオール オム|DIOR HOMME「CHIFFRE ROUGE D01 & D02 42MM」2004年の誕生以来、ディオール オムのコードとその美点を融合したモデルとして人気の高い「CHIFFRE ROUGE(シフル ルージュ)」。2年ぶりの新作となる「シフル ルージュD01 & D02 42ミリ」が6月から順次リリースされる。Text by OPENERSChiffre(シフル)が紋章、Rouge(ルージュ)が赤を表す新作「シフル ルージュD01 & D02 42ミリ」は、ディオール オムとして初の本格的なダイバーズウォッチ(クロノメーター取得)の機能ももち、300M 防水を実現。デザインで注目されるのは、潜水時の水圧からリューズを保護する役割とともに、ディオール オムのコードのひとつであるアシンメトリーなデザイン表現としての役割も果たす“リューズガード”。このリューズガードは、ケースバックを回転させることで開閉にロックがかけられる新たな仕組みを開発。腕にはめている状態では...
Dior fine jewelry|骸骨のモチーフに秘められた驚きに満ちた物語

Dior fine jewelry|骸骨のモチーフに秘められた驚きに満ちた物語

Dior fine jewelry|ディオール ファイン ジュエリー骸骨のモチーフに秘められた驚きに満ちた物語フランス語で「王妃と王」と名づけられた、2009年のディオール ファイン ジュエリーの新作ジュエリーコレクション「Reines et Rois(レヌ ゼロワ)」。同コレクションでふたたび、ヴィクトワール ドゥ カステラーヌの想像力が見事に花開くこととなる。リングとペンダントにあしらわれたのは華麗な世界観を持つ王妃と王のモチーフ。今回のコレクションは、まるで中世へと時間が遡ったかのような王妃と王、ふたりの物語を語る壮大なテーマだ。この不思議な世界観をさらに印象付けるのが、“メメント・モリ(死を忘れるな)”という、騎士道をも思わせる骸骨のデザイン。この大胆なモチーフをハイジュエリーならではのエレガントな姿へと仕上げているのが、ヴィルトワール ドゥ カステラーヌならではのすぐれた技である。今回あしらわれた石はすべて天然石。中世の教会装飾に使われていたクロシドライト(キャッツアイ)...
Dior Watches|これぞディオール! ブランドの美学が香る ユニーク&エレガントウォッチを今年も展開!

Dior Watches|これぞディオール! ブランドの美学が香る ユニーク&エレガントウォッチを今年も展開!

Dior Watches|ディオール ウォッチこれぞディオール! ブランドの美学が香るユニーク&エレガントウォッチを今年も展開!ディオール ウォッチは、見た目のデザインにとどまらずメカニズムの点でもオリジナリティを追求する、ファッションメゾンのなかでも時計のプロフェッショナルから一目置かれる存在だ。今年の新作でいちばんのトピックは、メンズ&レディス共通である初のセラミックケース&ブレスレットモデル「ディオール ユィット」のデビュー。取材・文=渋谷康人初のセラミックケース&ブレスレットモデルが登場もちろんカラーは、ブランドのテーマカラーであるブラック。そしてブレスレットのセラミックにはピラミッド型のカットがほどこされ、光の当たりかたによって複雑な輝きを見せる。それは、アイコンのバッグ、レディ ディオールなどにほどこされているカナージュ柄を彷彿させる。搭載ムーブメントも自動巻きが採用されたモデルもあり、シースルーバックでローターにカラーリングがほどこされるなど、ディテールへのこだわりが...
2012年春夏オートクチュールコレクション期間中に発表された魅惑のジュエリー

2012年春夏オートクチュールコレクション期間中に発表された魅惑のジュエリー

メゾンから届いた優美なコレクション&ジュエリー2012年春夏パリ・オートクチュールコレクション1月、各メゾンから2012年春夏パリ・オートクチュールコレクションが発表された。最上級の素材と、伝統の技術を手に宿す職人たちの手仕事によって作り上げられるコレクションは、ファッションの粋を超え、芸術と呼ぶにふさわしい。ここではコレクション期間中に発表されたファインジュエリーに注目。Realization by FUJITA Mayu CHANEL|シャネルマドモアゼル シャネルが最初のファイン ジュエリー コレクション“Bijoux de Diamants”を発表したのが1932年のこと。それから80周年となる今年、記念として80ピースのハイジュエリー コレクション“1932”が発表される。まずパリで紹介された一部の新作のうち、厳選3ピースをここでご紹介! Van Cleef & Arpels|ヴァン クリーフ&アーペル優雅さと軽やかさ、夢や創造性、調和のとれた美し...
DIOR FINE JEWELRY|ヴィクトワール ドゥ カステラーヌにインタビュー!

DIOR FINE JEWELRY|ヴィクトワール ドゥ カステラーヌにインタビュー!

DIOR FINE JEWELRY|ディオール ファイン ジュエリーディオール ファイン ジュエリー初の写真集出版ヴィクトワール ドゥカステラーヌにインタビュー!ファンタジー溢れるおとぎ話のようであり、類まれなるクラフツマンシップの結晶……アーティスティック ディレクターであるヴィクトワール ドゥ カステラーヌの想像した世界をぎゅっと凝縮したかのようなディオール ファイン ジュエリーのコレクション。初の写真集の紹介とともに、ヴィクトワールへのインタビューをここで。Text by OPENERSヴィクトワールのかぎりなく広がる創造の世界と、クリエイション1998年、ディオール ファイン ジュエリーのアーティスティック ディレクターに就任したヴィクトワール ドゥ カステラーヌ。ポップカルチャーや花などの自然モチーフ、ボリウッド(インド映画の制作中心地であるムンバイの俗称)の過激なビジュアルなどをインスピレーション源にして作られる彼女のジュエリーは、つねに遊び心が溢れ、空想的な別世界を想...
DIOR|写真集『ディオール グラマー マーク・ショウ』

DIOR|写真集『ディオール グラマー マーク・ショウ』

DIOR|ディオール1952年から1962年までのオートクチュールの黄金の10年が1冊に写真集『ディオール グラマー マーク・ショウ』デザイナーのクリスチャン・ディオールが手がけた、豪華なオートクチュール。その服をまとったモデルたちを写真家のマーク・ショウ(1921-1969)が撮影した、エレガントな写真集『ディオール グラマー マーク・ショウ(Dior Glamour Mark Shaw)』が誕生した。メゾン・ディオールのクリエーションとクチュリエの“黄金の10年”は半世紀以上を経たいまでも、燦然たる輝きでわたしたちを魅了する。Text by YANAKA Tomomi美しいドレス姿からクリスチャン・ディオール自身による仮縫いの瞬間までも収録人気フォトグラファーとして、トップセレブリティを撮影してきた写真家マーク・ショウ(Mark Shaw)が1952年から1962年にかけて撮影した写真が収められた『ディオール グラマー マーク・ショウ』。当時もっとも影響力のあったアメリカのLI...
DIOR|「マイ ディオール」のキャンペーン動画を制作

DIOR|「マイ ディオール」のキャンペーン動画を制作

DIOR FINE JEWELRY|ディオール ファイン ジュエリー時代を超えて愛されるジュエリーに新作登場「マイ ディオール」のキャンペーン動画を制作昨年発表され瞬く間に人気を博した、メゾンを象徴する「カナージュ」模様を取り入れたジュエリーコレクション「マイ ディオール」に新作が登場。キャンペーンムービーも制作された。Text by KUROMIYA Yuzuタイムレスな魅力溢れるコレクション時代を超えて継承されてきたクチュール メゾンのエスプリを、「カナージュ」模様というシンボルを通じて見事に表現し、瞬く間にメゾンを象徴するアイコンジュエリーとなった「マイ ディオール」。「カナージュ」模様とは、1947年にムッシュ・ディオールがおこなったはじめてのオートクチュールのショーで使用した椅子の籐張り(カナージュ)のデザインのこと。デザインを手がけるアーティスティック ディレクターのヴィクトワール ドゥ カステラーヌが、母親に連れられて少女の頃に訪れたディオールブティックの店内に置かれ...
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