BASEL WORLD(バーゼルワールド)
「BASEL WORLD(バーゼルワールド)」に関する記事
ユンハンス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|JUNGHANS
JUNGHANS|ユンハンスバウハウスのデザインを継承するドイツブランド人気の「マックス・ビル バイ ユンハンス」の新作を発表ドイツ・シュバルツヴァルト地方のシュランベルクを拠点とするドイツ時計の雄、ユンハンスは、「マイスター」とバウハウスデザインを継承する「マックス・ビル バイ ユンハンス」というふたつのコレクションが日本では大きな人気を呼んでいる。今年は、このふたつのコレクションのバリエーションが広げる新作を発表した。メンズでは「マイスター」コレクションでリリースされたブルー文字盤とアンスラサイト文字盤に注目するとともに、「マックス・ビル バイ ユンハンス」コレクションとして登場した、レディースも紹介する。Text by KAWADA Akinori複雑になりがちなデイデイト付きのクロノグラフもシンプル「マイスター」のデザインは、1930年頃から商業デザイナー、アーヴィン・ツィーグラーの手によって形作られてきたもので、その文字盤デザインは、極めてシンプルだ。例えば、このモデルは...
カルバン・クライン ウォッチ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|CALVIN KLEIN WATCHES
CALVIN KLEIN WATCHES|カルバン・クライン ウォッチ新作発表と同時に学生デザイナーを表彰バーゼルワールド会期中に市内で夕食会を開催バーゼルワールド開催中に、北米、アジア、ヨーロッパなどの学生デザインコンペの優勝者を祝って、夕食会を主催したカルバン・クライン。ニューヨーク生まれのこのデザイナーズブランドは、各時代の若者たちに寄り添うかたちで、コンテンポラリーでさりげないおしゃれなスタイルを提供し続けている。メンズからは本格的な機械式時計も登場した。Text by SANO PERRET Tomoko 肌に溶け込むようなナチュラルな時計今年もファッション性の高いものから、会社のフレッシュマンにぴったりのものまで、日常のさまざまなシーンに対応したデザインがお目見えした。そのなかで新作「カルバン・クライン スペルバウンド」は、2針のミニマルで大ぶりな文字盤に、パイソン柄のストラップを組み合わせたもの。ムーブメントはスイスのETA社製のクォーツが用いられている。このモデルの...
日本橋本店で三越ワールドウオッチフェア開催|MITSUKOSHI
MITSUKOSHI|日本橋三越本店「三越ワールドウオッチフェア」が8月19日(水)よりスタート最高額は1億8000万円、総額50億円以上の高級時計が集結今年で18回目を迎える三越ワールドウオッチフェアは、8月19日(水)より東京・日本橋三越本店において開催される。規模・品揃えともに日本最大級のスケールを誇るこのフェアには、1億8000万円のハイジュエリーウオッチなど総額50億円以上の高級時計が集結する。Text by Hirumax世界の腕時計ブランド50ブランド以上の新作が勢揃い2015年の三越ワールドウオッチフェアのテーマは「長久 時の流れと共に」。多くのモノが世に送り出されていくなかで、消えていく物も数知れない。そんな時代に、歴史や伝統を守りながら、あらたなモノづくりにチャレンジする高級時計ブランドや独立時計師たち。会場には、今年スイスで開催されたバーゼルワールドやSIHH(ジュネーブ・サロン)、WPHHなどで発表された話題の50ブランドを超える新作が勢揃いする。55周年を...
クリストフ・クラーレ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|CHRISTOPHE CLARET
CHRISTOPHE CLARET|クリストフ・クラーレ複雑機構を得意とする知る人ぞ知るラグジュアリーブランド美しい音色を奏でるミニッツリピーターを搭載クリストフ・クラーレは、1992年に複雑機構を得意とする時計師であるクリストフ・クラーレ氏が設立した少量生産の工房だ。2009年から自社製品を手がけ、熟練した技術によって、今年も驚くべき新作を用意していた。特にミニッツリピーター、GMT、ビッグデイト機能を搭載した「アレグロ」は、圧巻のデキである。クリストフ・クラーレの技術力を証明するモデルだ。Text by KAWADA Akinoriレバーを引くだけで、現在時刻を奏でる「アレグロ」は、ミニッツリピーター、GMT、ビッグデイトを搭載した多機能なモデルである。ミニッツリピーターとは、時刻を知りたいときにレバーを引くだけで、現在時刻を鐘の音で知らせてくれる複雑機構である。一般的にミニッツリピーター機構は、多くのパーツを使用するので、ほかの複雑機構をいくつも搭載することは難しいとされてい...
特集|総括バーゼルワールド スマートウォッチのトレンドを検証|GUESS WATCHES
GUESS WATCHES|ゲス ウォッチバーゼルワールド2015にみるスマートウォッチのトレンドを検証GUESSウォッチがスマートウォッチで開拓するあらたな市場3月に開催された世界最大の高級時計展示会「バーゼルワールド2015」で、次世代の腕時計として話題を集めたスマートウォッチ。その中身を検証する特集記事の第5弾。最終回は、ファッションブランドウォッチ「GUESSウォッチ」にフォーカスします。Photographs & Text by SHIBUYA Yasuhito若い世代が求める本当に欲しい腕時計の条件とは高級時計や人気のカジュアルウォッチにあって、現行のスマートウォッチに欠けているもの。それは消費者に「あの時計をぜひ着けたい」とおもわせるステータス性とファション性だ。セクシー、ヤング、アドヴェンチャラス(冒険的、大胆不敵)をコンセプトに世界90カ国で約1700店ものブティックを展開するカリスマファッションブランド「GUESS(ゲス)」がプロデュースする「GUESS...
ボール ウォッチ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BALL WATCH
BALL WATCH|ボール ウォッチハイスペックで知られる時計ブランドタフな機械式腕時計の可能性を追求(1)“タフ・アンド・ディペンダブル”(タフで頼りになる)をコンセプトに掲げ、マイクロガスライトを駆使した高い視認性やアメリカの鉄道時計の伝統を受け継ぐ堅牢さを兼備するボール・ウォッチ。耐磁も大きなテーマであり、多くの時計がJIS第1種耐磁に相当する4800A/mの耐磁性をもち、2014年はケースバックのシャッターを閉じると8万A/mの耐磁性を発揮する「エンジニアII マグニートーS」が誕生したばかりだ。今年は、さらにケースの素材に防磁特性をもたせた“ミューメタル・カーバイト”を採用した「エンジニアII ボルケーノ」が誕生。8万A/m以上の強力な耐磁能力を発揮する新素材に大きな注目が集まった。Text by KAWADA Akinoriマルチタイムゾーン表示のタフな航空時計センターに配された時刻表示とGMT針はどちらも、昼夜が明確にわかる24時間表示式。現地時間と本国時間をそれぞ...
ルミノックス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|LUMINOX
LUMINOX|ルミノックス米海軍特殊部隊Navy SEALsから注目されたスイスメイドウォッチ暗闇で発光し続ける腕時計1993年に米海軍特殊部隊ネイビーシールズからの要請を受けてタイムピースを開発し、その名を知られるようになったルミノックス。今年のバーゼルワールドでは、ルミノックス誕生25周年を記念して、ネイビーシールズ カラーマークシリーズから4本の25周年記念スペシャルモデルが発表となった。また昨年、米海軍からの要請を受けて、開発、テスト、承認されたANUシリーズから、クロノグラフもリリースされる。Text by SANO PERRET Tomoko ルミノックス・ライト・テクノロジー誕生から25周年25年前「いかなる状況でも、絶対的な視認性を約束する腕時計」として、ルミノックスに注目していたのが、米海軍特殊部隊ネイビーシールズだった。トリチウムガスを充填したマイクロガスカプセルにより、プッシュボタンを押さなくても昼夜問わず、25年間自己発光し続ける機能に多くの人が感心を寄せ...
ジン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|SINN
ジン|SINNプロフェッショナルから信頼される腕時計ジンの正式名称は“ジン特殊時計会社”。レベルの高いドイツ時計のなかでも、飛び切りのハイスペック系時計の代名詞的存在である。今回もUボートスチール採用のダイバーズや、かつての西ドイツ空軍の制式採用モデルのようなミリタリーウォッチをはじめとする“ホンモノ”を用意。熱烈なファンの支持に応える新作を発表した。Text by KAWADA AkinoriUボート・スチールで身を固めたハイスペックな限定モデル「U212.S.E」は、厳格で知られるドイツ工業規格に準拠し、欧州潜水器具規格に基づくダイバーズモデルだ。その実力は、世界有数の船級・認証機関であるDNVGLが水深1000mまでの機能性・耐圧性能を保証するほど。まさに高い機能性をもつプロのための腕時計だ。ケースは海水への十分な耐性を持ち、ドイツの潜水艦に採用されるUボート・スチールを使用。ジンならではの表面加工であるテギメント加工により、セラミックに匹敵する高い耐傷性を発揮する。文字盤6...
ジェイコブ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|JACOB & CO.
JACOB & CO.|ジェイコブダイヤモンドを使用したラグジュアリートゥールビヨン巨大な3軸トゥールビヨンがケース内で回転ラグジュアリーウォッチの作り手としてのジェイコブの手腕は、やはり一流である。2014年に引き続いて登場した「アストロノミア トゥールビヨン」や今回のバーゼルワールド最高額を噂されるバケットダイヤでケースもストラップも埋め尽くした「ビリオネア」は、ハイジュエラーとしての面目躍如のデキ映えだ。Text by KAWADA Akinori超弩級の天文トゥールビヨンが帰ってきた2014年に登場した超弩級の複雑時計が、2015年2本の新作として再登場した。「アストロノミア トゥールビヨン」は、そのメカニズムをすべて明らかにした姿にまず驚かされる。中央から4方向に伸びるアームがあり、それぞれの先端には、立体的に運動する3軸トゥールビヨン、地球儀、文字盤、月を模したダイヤモンドの球体がセットされ、それぞれが回転運動しつつ、時計のケース内を公転するように運動する。この...
特集|総括バーゼルワールド スマートウォッチのトレンドを検証|GUCCI Timepieces
GUCCI|グッチあらたな腕時計のジャンルが誕生特集|バーゼルワールド2015にみるスマートウォッチのトレンドを検証 グッチ編(1)3月に開催された世界最大の高級時計展示会「バーゼルワールド2015」で、あらたなトレンド、隠れた主役となったスマートウォッチ。その中身を検証する特集記事。第4弾は「ファッションとテクノロジーの融合」という、もっとも革新的なコンセプトを掲げるグッチにフォーカスしていきます。Photographs & Text by SHIBUYA Yasuhitoファッションアイテムとしてのウェアラブルデバイス3月19日午前11時過ぎ、「バーゼルワールド2015」のグッチのブース前に設置された特設ステージには、カリスマ的な人気をもつひとりの世界的なミュージシャンの姿があった。ウィル・アイ・アム氏。ラッパーであると同時に、ITベンチャー企業「i.am+(アイ・アム プラス)」の創始者でもある彼の隣にいたのは、グッチのプレジデント & CEOに就任し、ファッ...