6年目のあらたなイントロが鳴り始める|TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.

6年目のあらたなイントロが鳴り始める|TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.

TOKYOメンズブランド特集|TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.「タカヒロミヤシタザソロイスト.」2015-16年 秋冬コレクションあらたなイントロが鳴り始める6年目のコレクションウエスタンコスチューム、エドワーディアン、ヴィクトリアン、バロック、テーラード、ワーク、ミリタリー……、タカヒロミヤシタザソロイスト.の洋服はデザイナー宮下貴裕氏自身が創造してきたものと、過去から存在するものを破壊し再構築することから生まれる。今シーズンのタカヒロミヤシタザソロイスト.は、破壊と再構築を繰り返し、物語を創造する最初のコードを鳴らす。まず、イントロに耳を澄ませてみよう。Text by KAJII Makoto (OPENERS)今シーズンは完全モノトーンのコレクション──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?「INTRO.」。イントロが鳴り始めることは、物語の始まりを想像させることを意味します。──今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目し...
2015年秋冬最新コレクション モダン・ジェントルマンの素顔|TODD SNYDER

2015年秋冬最新コレクション モダン・ジェントルマンの素顔|TODD SNYDER

TODD SNYDER|トッド スナイダー2015年秋冬最新コレクションモダン・ジェントルマンの素顔(1)トッド スナイダーの服をひと言で表せば、「モダン・ジェントルマンのための服」となる。いま、東京でクリエイティブな人生を送る人たちの素顔と、そのワードローブを紹介する。Model Photographs by Go TanabeStill Photographs by Takashi KobayashiStyling by Yuta KajiHair & Makeup by YOBOONEdit and Text by Tomoshige Kase日本の美しい原風景を世界に発信~井野英隆さん「起業したての頃はクライアントに言われるままウェブサイトやサービス開発などに携わっていましたが、自分たちが先に社会に対してビジョンを示すようなコンテンツを作りたくなって、会社を設立しました。国産カメラの性能を生かし、日本人の暮らし、風景、日本の文化を被写体にすれば、自然に海外との差別化...
ベーシックなのにあたらしい服|BLACK & BLUE

ベーシックなのにあたらしい服|BLACK & BLUE

TOKYOメンズブランド特集|BLACK & BLUE「ブラック アンド ブルー」2015-16年 秋冬コレクションより丁寧に作り込んだ、ベーシックなのにあたらしい服ブランド「BLACK & BLUE(ブラック アンド ブルー)」の根底にあるのは、自分が着たい服であり、作りたい服。デザイナー福原雅人氏自身が蒐集した古着のエッセンスを取り入れながら、パタンナーとしての理論と経験に基づき、クラシカルなディテールとモダンなカッティングを融合したデザインとスタイルを提案している。Text by KAJII Makoto (OPENERS)グレースケールのアイテムが充実──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?その時々にインスピレーションを受けたさまざまなものから、時代の空気感を捉えて、物作りに反映させているので、毎シーズン、テーマは設けていませんが、今季は、デザイン、素材、パターン、縫製、すべての要素にこだわり、これまで以上に丁寧につくり込みました。20...
計算されたフォルムが新鮮な着こなしを生む|SOPHNET.

計算されたフォルムが新鮮な着こなしを生む|SOPHNET.

TOKYOメンズブランド特集|SOPHNET.「ソフネット」2015-16年 秋冬コレクション計算されたフォルムがつくりだす新鮮な着こなし本格的なタクティカルジャケットをソフネット流の解釈でアレンジした「THE STRETCH TACTICAL MOUNTAIN PARKA」は、サープラスの名残をとどめたビッグシルエットがまさに旬のルック。フォルムにメリハリをつけてあたらしさを表現する最新コレクションに注目したい。Text by KAJII Makoto (OPENERS)モダナイズされた柄やパターンを取り入れて──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?ソフネットは柄やパターンでは継続する“カモフラージュ”と、印象的なネイティブパターンを採用している“インディゴ”にフォーカスしました。あらたなマウンテンパーカのようなビッグシルエットなどフォルムのあたらしさもあり、ボトムスはさらにデザインされたサルエルシルエットやリブパンツなども提案しています。ソフネットらしくベ...
90年代のストリート感を現代的に提案|uniform experiment

90年代のストリート感を現代的に提案|uniform experiment

TOKYOメンズブランド特集|uniform experiment「ユニフォーム・エクスペリメント」2015-16年 秋冬コレクション90年代のストリート感あふれる着こなしを提案デザイナー清永浩文氏と藤原ヒロシ氏がデザインを手がける「uniform experiment(ユニフォーム・エクスペリメント)」は、古き良きストリートカルチャーのテイストを現代的に表現。シックさと遊び心を兼ね備えた大人のための“上質なストリートウェア”というアプローチは、今季も目が離せない。Text by KAJII Makoto (OPENERS)フェイクレイヤードのモッズコートに注目──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?今シーズンは、90年代のストリート感あふれるシルエットや着こなしを現代的に提案。スタータイポグラフィーの象徴的なグラフィックやブランドロゴを連ねたテープ使いのディテール、インディゴを大人っぽくきれいめにスタイリングしています。──今シーズンのキールック(コーディネ...
いまという時代感をとらえたモンクストラップ|JOHN LOBB

いまという時代感をとらえたモンクストラップ|JOHN LOBB

JOHN LOBB|ジョン ロブ足元にヌケ感をもたらす新作「MORVAL」正解のない時代に選ぶべき一足ここ数年、メンズファッションは多様化の道をたどりつつある。トラッドやプレッピーといったものが注目を集めたかとおもえば、3ピースでドレスアップというオーセンティックなスタイルも健在。そうした時代のなかで買っておいて間違いのない一足が「MORVAL(モーヴァル)」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)あたらしき時代のドレスコードをめぐる旅本来、ファッションの自由度が高まるというのは、メリットである。しかし、メンズにおいてはそれが悩みの種となる場合もある。その現象のひとつがビジネスシーンでのドレスコードの変化だ。それまでは、ただスーツ(背広ともいう)を着ていればいいという時代に、ジャケパンでもっと自由にお洒落を楽しみたい、という潮流がくわわりはじめた。結果としてこの現象はメンズフ...
スポーティでクリーンな秋冬のコーディネート|FLISTFIA

スポーティでクリーンな秋冬のコーディネート|FLISTFIA

TOKYOメンズブランド特集|FLISTFIA「フリストフィア」2015-16年 秋冬コレクションスポーティでクリーンな秋冬の着こなし「なにげなく購入したものを、つい毎朝、手にとってしまい、いつの間にか愛用しているようなプロダクトであり、長年着ている古着のような着用感と、素材感を引き立てるアイテムを提案」しているブランド「FLISTFIA(フリストフィア)」。今シーズンはついにフルレングスのパンツをリリースしたことで、初めて全身コーディネートの撮影となったのもトピックだ。Text by KAJII Makoto (OPENERS)全体のバランスや空気感を感じてほしい──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?毎シーズン、とくに大きなテーマは設けずに、そのときの気分で作っています。基本的に、自分自身で着用することによって、そのアイテムの魅力がにじみ出てくるようなクオリティと価格のバランスを重視したクリエーションを心がけています。──今シーズンのルック撮影でこだわった...
色の深みを感じる「Color and color」が秋冬のテーマ|ITTY-BITTY

色の深みを感じる「Color and color」が秋冬のテーマ|ITTY-BITTY

TOKYOメンズブランド特集|ITTY-BITTY「イッティビッティ」2015-16年 秋冬コレクション「Color and color」をテーマにした秋冬コレクションブランドテーマとして、“TIMELESS=時代性に左右されないモノ作り”を掲げる「ITTY-BITTY(イッティビッティ)」。デザイナーの米澤知世と宇田将城が手がける服は、普遍的なアイテムでのあたらしいバランス感覚のなかから、メンズ服のあらたな価値観を見出していく。Text by KAJII Makoto (OPENERS)少しだけ未来感のあるスタイルを提案──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?テーマは「Color and color」。今季は、単純な染めでは出来ないフラットな色出しに力を注ぎました。一見、ベタ染めに見えるくらいタテ糸とヨコ糸の色差を近づけたり、色差をぶつけ合い消して組織を作り、色に深みを与えています。──今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは?自...
ミニマルなスタイルを提案する「アンソロジー」がデビュー|ANTHOLOGIE

ミニマルなスタイルを提案する「アンソロジー」がデビュー|ANTHOLOGIE

TOKYOメンズブランド特集|ANTHOLOGIE「アンソロジー」2015-16年 秋冬コレクションミニマルなスタイルを提案するデビューコレクションデザイナーの小川圭司氏は、コム デ ギャルソンでショップスタッフ、営業職を経て独立。独学で服作りを学び、「ANTHOLOGIE(アンソロジー)」ブランドで今シーズンデビューを果たした。ユニフォームやワークウェアをルーツにもつワードローブを独自の感性で解釈したコレクションを、本人に解説してもらった。Text by KAJII Makoto (OPENERS)デビューコレクションのテーマは「INTO THE REDOCEAN」──2015-16年 秋冬コレクションのテーマ/コンセプトは?デビューコレクションのテーマは「INTO THE REDOCEAN」。船出となる最初のコレクションとして、自由に好きなスタイルで臨みました。──今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは?ミニマルなスタイルの提案です。しっかりした仕...
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