連載
「連載」に関する記事

松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」山野エミールさんを迎えて(3・最終回)
ヤマノ アンド アソシエイツCEO 山野エミールさんを迎えて(3・最終回)「エレガンスとはなにか」山野エミールさんとの対談もいよいよ最終回。話は、私自身以前からうかがってみたかった「男にとって靴とはなにか?」という命題へ。そして最後に、山野さんがおこなうさまざまな社会貢献活動のなかから、この秋、私たちもご協力させていただくことになった「京都フィレンツェ友好協会」主催の戯曲の公演についてお話さていただきます。ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)まとめ=竹内虎之介(City Writes)写真=原恵美子靴は“男の顔”ではないでしょうか松田 山野さんだからこそ正面切っておうかがいしたいのですが、男にとって靴とはどういうものだとお考えですか?山野エミールさん山野 また難しい質問ですね。年齢によって自分にとってのいい靴の基準も変わってきました。それは、さきほどもいいましたが、より履きやすさ、歩きやすさに重点を置くようになったということです。同時に、時間をかけて自分なりのスタイルというも...

VOLVO XC60|ボルボ XC60(前編) | 200メートル先からでもボルボとわかる
VOLVO XC60|ボルボ XC60(前編)200メートル先からでもボルボとわかるボルボのなかでもっとも売れているモデルボルボ XC60はいま注目されている「クロスオーバー」市場への参入車。既存のモデルでは日産スカイライン・クロスオーバーやBMW X6に見られるように、クーペを思わせるコンパクトなルックスのキャビンに、ヨンク的なSUVのタフさを組み合わせたもの。スポーティな都市型乗用車として、一部では人気が出てきている。実際、XC60も欧米ではボルボのなかでもっとも売れているモデルだという。ターボチャージャーを組み合わせて285馬力を発生する3リッター直列6気筒エンジンを横置きし、電子制御全輪駆動システムを組み合わせたXC60。外観上も全体の流麗なシルエットにくわえ、クロームの縁取りを強調したフロントグリルや大胆な面取りをしたフロントバンパーで独自性を出している。「これまでのイメージをくつがえすスポーティなモデル」(ボルボ・カーズ・ジャパン)というのもわかる。ただしボルボのスタイ...

2009 Autumn Winter Traditional Weatherwear Ladies
Traditional Weatherwear Ladies“British Garden”“Very Trad”“School Boy”2009秋冬コレクションの3つのテーマは、ブリティッシュガーデンで過ごす休日をイメージ――“ブリティッシュ ガーデン”英国の伝統的なスタイルをいまの気分で着られる――“ベリー トラッド”ボーイッシュなスクールスタイルには定番アイテムがいっぱい――“スクール ボーイ”いまの英国を感じさせる懐かしさとあたたかみのあるコレクションに注目。British Garden――ブリティッシュガーデンでの休日をイメージしたスタイルリバティとのコラボレーション花や植物、あるいは森や庭園で遊ぶ小動物が繊細で流動的なラインで描かれた、1875年の創立当初から引き継がれるリバティ社のプリント。モノトーンから多色まで微妙な色のハーモニーが生み出されている。トラディショナル ウェザーウェアのためにアーカイブより復刻されたプリントは、どこか懐かしく新鮮な印象。エクスクルーシブ...

2009 Autumn Winter Traditional Weatherwear & TO KI TO
Traditional Weatherwear & TO KI TO都市のウェザーウェア大人のスタイルを提案するブランド、TO KI TO(トキト)とのジョイントプロジェクト、“Traditional Weatherwear & TO KI TO”(トラディショナルウェザーウェア アンド トキト)。そのコンセプトは“都市のウェザーウェア”。雨風をしのぐ機能性と軽さがあり、同時に現代的なクラシックさを感じさせる洋服を実現する試みだ。トキトのデザイナーである吉田十紀人氏はコレクションについてこう語る。「今までウェザーウェアを意識してデザインやモノづくりをしたことがなかったので、今回のプロジェクトはとても新鮮な気持ちで取り組めました。街の機能着で軽い雰囲気がありながらもテーラードの匂いがするコレクションです。私はテーラードを感じさせる服を着た後姿に男の色気を感じます。私はずっと英国のスタイルに傾倒してきたので、マッキントッシュの別ライン、トラディショナル ウェザーウェアと...

2009 Autumn Winter Traditional Weatherwear Gentlemen
Traditional Weatherwear Gentlemen“British Country Style”2009年秋冬シーズンはBritish Country Styleをテーマに、ツイード、メルトンやコーデュロイなど、英国を感じさせる生地や素材を使い、あたたかみと懐かしさがありながら洗練されたコレクションとなった。コートの丈は全体的に短く、ジャケット感覚で羽織れるものが中心となり、さまざまなバリエーションのジャケットやブルゾンもラインナップされている。Quilted JacketCoat and Blouson

Traditional Weather Wear 2010 SS|トラディショナル・ウェザー・ウェア
Traditional Weather Wear|トラディショナル ウェザーウェアあらたに「Traditional Weatherwear SHIRT」がくわわった2010年春夏コレクション2010 Spring Summer Traditional Weatherwear Gentlemen2010年春夏のテーマは「原点回帰したオーセンティックレインウェア」。むかしながらのレインコートに使われていた英国製ナイロン素材を用いて、さまざまなアウターウェアを揃えた。クライマーブルゾンやアノラックなど、独特な張り感のある素材に掛け合わせたポップな色目で、スポーティななかにアナログな雰囲気を残す絶妙な仕上がりとなっている。Men'sMen's2010 Spring Summer Traditional Weatherwear Ladiesカラフルなパッカブルレインパーカーやバリエーション豊かに揃う傘など、「Spring rainy days」がテーマの雨の日を楽しむアイテムと、純白のリネン...

Divine of Creation|伊藤嶺花×鄭秀和(前編)
さまざまなステージで活躍するクリエイターをゲストに迎え、スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんが、人が発するエネルギーを読み解くリーディングと複数の占星術を組み合わせ、クリエイターの創造力の源を鑑定する連載「Divine of Creation」。現世に直結する過去生や、秘められた可能性を解き明かし、普段は作品の陰に隠れがちでなかなか表に出ることのない、クリエイター“自身”の魅力に迫ります。スピリチュアル対談 Vol.2|鄭秀和伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像「全方位型で己の真実に挑み続けるヒーロー」(前編)理想の世界を追求し貫きとおす、強い生命力第2回目のゲストは、インテンショナリーズ代表の鄭秀和氏。代表作ともいえる「ホテルクラスカ」をはじめ、人気家電ブランド「amadana」のデザイン、最近では、バリ島に建設中の環境に配慮したリゾート「echord」など、建築の枠に留まらず活躍の場を広げる氏の素顔に迫ります。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix物事の...

DIESEL BLACK GOLD|スタイリストに聞く、今季の着こなし術
DIESEL BLACK GOLD|ディーゼル ブラック ゴールドスタイリストに聞く、2015春夏の着こなし術 MENS(メンズ)ミリタリーやワーク、テーラリングをベースに、スポーティなディテールやグラフィカルなアイテムをくわえてストリートに落とし込んだDIESEL BLACK GOLD(ディーゼル ブラック ゴールド)の春夏メンズコレクション。そのコーディネイト術を、スタイリストのオクトシヒロさんに聞いた。Photographs by NAGAYAMA Kazuki(S-14),TAKA Mayumi(SEPT)Still Photographs by JAMANDFIXStyling by OKU Toshihiro(A.K.A),FUKUSHIMA Aya(OTUA)Hair by GOTO Jun(OTA), BABA Takuya(SEPT)Make-up by WASHIZU YukaText by FUJITA Mayuモードなスポーツミックス、大人はこう着る身幅や肩...

NIGO®×TOKYO姉妹 Party talk(2)パーティとファッションの親密で美しい関係
NIGO®×TOKYO姉妹 Party talk(2)パーティとファッションの親密で美しい関係BAPE®15周年パーティのホストとして、デカい食事会に厳選した100名、アフターパーティに約300名を招いたNIGO®さん。パーティトークの2回めは、ファッションについてお話をお聞きしました。まとめ=TOKYO姉妹Photo by Jamandfixファレル・ウィリアムス、マドンナ、ナタリー・ポートマン!──パーティファッションについても教えてください。パーティに参加するときに気をつけているフアッションのポイントは?NIGO® 僕はどこにでもジーンズをはいていくタイプです。でも最近、パーティにいくときには、それではいけないからちゃんとしよう……と思うようになりました。ジャケットをはおったり、スーツを着たり。せめてネクタイをしめたり。ドレスコードも意識するようになりました。目立ったところじゃなくても、パーティの趣旨にあったものを何かしら身につけるようにしていますよ。TOKYO姉妹 海外のパ...

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(3)
谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(3)アラン・ウエスト&トーキョーバイク自分のペースで、自分の好きなことを、ゆっくりとカタチにしている人が多いのも谷中の特長でしょう。東京の西側よりも「本物」で、魅力的な人やモノがたくさんみつかります。Photo by JamandfixText by OPENERS彼の日本画や屏風画には、彼が筆をとっている理由がちゃんと入っていますアメリカ出身のアラン・ウエストさんのアトリエです。アランさんは、毎年、谷中芸工展のときには「アトリエ アラン・ウエストの虫干し」と題して、アトリエ内を開放しています。最初にこのアトリエの前に立ったとき、すごいスタジオをもっているんだなと驚きました。彼がアトリエにいるときに立ち寄ると、塗料や顔料のことを教えてくれたり、愛犬のハンプトンと遊んでくれたりします。使っている素材や描き方は日本画の伝統をしっかり引き継ぎながら、スタイルは彼が感じたまま表現されています。それがとても自然でいい。大きい作品も描いていて、彼から日本とは...

第2回 ハイエックセンターに建築家が込めた、大胆な着想と、その背景にあるもの
第2回 ハイエックセンターに建築家が込めた大胆な着想と、その背景にあるもの銀座の新名所、「ニコラス・G・ハイエックセンター」は、表と裏の通りをつなぐ“アヴェニュー”や、ショールームからブティックへと誘うエレベーター“トランスポーター”といった、独創的なアイディアの塊。今回は、その大胆な着想と背景にあるものに迫った。文=名畑政治写真=スウォッチ グループ ジャパン気鋭の建築家、坂茂のアイディア東京・銀座にオープンしたスウォッチ・グループの日本における新たな拠点「ニコラス・G・ハイエックセンター」。その設計を担当した気鋭の建築家、坂茂(ばん・しげる)氏は、表通りと裏通りを繋ぐ“アヴェニュー”の構想と、そこに設置された7つのショールームが、そのままブティックへと導く“トランスポーター”となる独創的なアイディアをこのように説明する。7つのブティックを同列に扱うには「スウォッチ・グループは、このビルに7つのブティックを入れたいと考えていました。しかし、別々のフロアに各ブランドのブティックを置...

PORSCHE|ポルシェ|第3回 残価設定ローンとは第3回 最新モデルに乗りつづけるという選択
第3回 最新モデルに乗りつづけるという選択ポルシェ911とならんでクルマ好きのあいだで高い人気を誇るBMW M3。今回はこのクルマをテーマに、残価設定ローンのメリットを考える。文=生方聡写真=荒川正幸BMWの残価設定型ローン「バリューローン」ずっと恋い焦がれていたクルマを手に入れ、長くつきあっていきたいという願望がある一方、いつも最新、最先端モデルを乗りつづけたいと考えるのは、だぶん私だけではないと思う。たとえば、私にとっていまいちばん興味をそそる1台であるBMW M3。高回転型の4リッターV8を積む新世代のM3が日本に紹介されたのが2007年8月のこと。その1年後に登場したダブルクラッチ・トランスミッション「M DCT Drivelogic」が、メカ好きの私の心を揺さぶっている。長いつきあいに発展するかどうかは最初の車検までに見極めるとして、とにかく話題のモデルを試してみたい……。そんなことを考えながら、いつものように軽い気持ちでBMWのウェブサイトをのぞいていたら、BMW ファ...

PORSCHE|ポルシェ|第4回 残価設定ローンがスタンダードになる!?
第4回 残価設定ローンがスタンダードになる!?残価設定ローンをいち早く導入したBMW。いまや利用者数はスタンダードローンを超えているという。BMWジャパン・ファイナンスにて、マーケティング・サービスのジェネラル・マネージャーを務める合田健一氏に話を聞いた。文=生方聡BMW購入者の約3割がバリューローン輸入車ブランドばかりか、いまや日本の各自動車メーカーが積極的な取り組みをみせる残価設定ローン。「TOYOTA3年ぶんください」ですっかり市民権を得たこのシステムだが、そのパイオニアとして大きな役割を果たしてきたBMWは、残価設定型の「バリューローン」を武器に着実に顧客層を広げている。ではいったい、どれくらいの人がバリューローンを利用しているのだろうか? BMWの各種ファイナンシャルビジネスを手がけるBMWジャパン・ファイナンスにて、マーケティング・サービスのジェネラル・マネージャーを務める合田健一氏に話を聞いた。「2008年1月から12月のローンの利用率(リースをふくむ)は55.1%で...

LOOPWHEELER|Exclusive interview with LOOPWEELER Founder, Satoshi Suzuki
LOOPWHEELERThe essence of “Made in Japan”Exclusive interview with LOOPWEELER Founder, Satoshi Suzuki (1)日本語版の記事はこちらFashion is about the rapid changing trends through different times. Fashion brands needs to be sensitive to the daily changing industry in order to deliver the latest styles. Founder of LOOPWEELER, Satoshi Suzuki is one of the trendsetters who designs a series of cotton items knitted by the“Loop wheel machines”. It is our honour t...

LOOPWHEELER|LOOPWHEELER×RUMORS Special Edition Cardigan
LOOPWHEELERFleece cardigan with dress pants?LOOPWHEELER×RUMORS Special Edition Cardigan! (1)日本語版はこちらFollowing the exclusive fabric made hoodie, LOOPWHEELER and online store RUMORS presents the second collaboration item, the special edition cardigan. It is a chic, fleece cardigan that can match well with dress pants. Let’s have LOOPWHEELER founder, Satoshi Suzuki and RUMORS director Hiroyuki Matsumoto tell us more about it.Text by INOUE ShunPho...