アート
「アート」に関する記事

2012年に他界した深瀬昌久の写真展を開催|DIESEL ART GALLERY
DIESEL ART GALLERY|ディセールアートギャラリー1992年まで名実ともに日本写真界を牽引した写真家の未発表作品も展示深瀬昌久 写真展『救いようのないエゴイスト』をディーゼルアートギャラリーで開催2012年に他界した写真家の深瀬昌久の7年ぶりとなる写真展『救いようのないエゴイスト』が5月29日(金)より渋谷のDIESEL ART GALLERY(ディーゼルアートギャラリー)でスタート。8月14日(金)まで開かれる。Text by YANAKA Tomomi写真をとおして自らを見つめていた深瀬作品の色褪せない魅力1974年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が土門拳や東松照明、森山大道といった近代日本写真の第一人者たちを世界にはじめて紹介した『New Japanese Photography』にも出展するなど、1992年まで名実ともに日本写真界を牽引する存在として知られた深瀬昌久。妻や家族、カラスや猫など、身近なモチーフにレンズを向けながらも「自分とは何者か?」という問...

森山大道が太宰治の世界にオマージュを捧げる写真展『DAZAI』| AM
AM|エーエム 1970年代から現代にいたるモノクローム作品約50点を展示森山大道が太宰治の世界にオマージュを捧げる写真展『DAZAI』写真家の森山大道が太宰治へのオマージュを捧げるため、1970年代から現代にいたるモノクローム作品を展示する写真展『DAZAI』。神宮前のAMで、12月20日(土)から2015年2月23日(月)まで開かれる。 Text by YANAKA Tomomi 写真集の刊行を記念し、サイン会も開催学校をいとい、ストリートを学び舎としながら映画と小説にのめりこんだ思春期に、太宰治の小説から多大な感応を与えられたという森山大道。1933年から1948年というわずか15年間の期間でありながら、内奥をさらし、多様で魅力的な太宰の生み出す物語は、20世紀の日本文学に強烈なインパクトを残し、海外でもその人気は高い。そんな太宰へのオマージュとして、森山大道が1970年代から現代までに撮影された自らのモノクローム作品のなかからセレクトした写真集『Daido Moriyama...

写真家の鈴木崇による個展『Form-Philia』を開催|IMA CONCEPT STORE
IMA CONCEPT STORE|イマコンセプトストア代表作「BAU」や「ARCA」、近作まで一堂に展示写真家の鈴木崇による個展『Form-Philia』をIMA CONSEPT STOREで開催写真家の鈴木崇の代表作、近作が一堂に会する作品展『Form-Philia』が六本木のIMA CONSEPT STOREで開かれている。7月12日(日)まで。Text by YANAKA Tomomi美術ジャーナリスト鈴木芳雄とのトークイベントも開催アメリカやドイツで写真を学び、見ることから生じる視覚と知覚の関係性をテーマに国内外で作品を発表してきた鈴木崇。あらたに、かたち(フォルム)を意味する「Form」と、嗜好や偏愛などを意味する「Philia」を組み合わせた造語『Form-Philia』と題した個展が開催されている。本展では彼の代表作で、カラフルなスポンジを組み合わせてさまざまなフォルムを構築したものを撮影する「BAU」を展示。昨年、オランダの写真フェア「Unseen」でも人気を博し...

MOVIE|ドキュメンタリー『みんなのアムステルダム国立美術館へ』
MOVIE|世界でも人気の美術館が10年間も閉ざされた“事件”の顛末を追うドキュメンタリー『みんなのアムステルダム国立美術館へ』 オランダのアムステルダム国立美術館の大規模な改修工事を巡る騒動の顛末を描いた、ウケ・ホーヘンダイク監督によるドキュメンタリー『みんなのアムステルダム国立美術館へ』。12月20日(土)より、渋谷・ユーロスペースで公開。その後順次全国公開される。Text by YANAKA Tomomi2008年の『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』の続編として誕生レンブラントの『夜警』やフェルメールの『牛乳を注ぐ女』など、数多くの有名美術作品の収蔵でも知られるアムステルダム国立美術館。2004年に開館以来最大の全面的な改修がおこなわれることになったものの、市民からの反対やさまざまなトラブルにより、当初の2008年の開館予定が大幅に延期。ようやく2013年に開館を迎えた。足掛け10年にも及ぶ騒動の行方をウケ・ホーヘンダイク監督が描いたドキュメンタリー『みんなのアムステル...

MOVIE│巨匠フレデリック・ワイズマン最新作『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』
MOVIE│巨匠フレデリック・ワイズマンが“世界最高峰の美術館”の秘密を解き明かすドキュメンタリー『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』イギリスを代表するナショナル・ギャラリー。この美術館でもカメラが立ち入ったことのない領域に、84歳にして踏み込んだフレデリック・ワイズマン監督によるドキュメンタリー『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』。1月17日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショーされる。 Text by YANAKA Tomomiベネチア国際映画祭の栄誉金獅子賞を受賞『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』や『パリ・オペラ座のすべて』などで知られるフレデリック・ワイズマン監督。ドキュメンタリーの巨匠として知られる彼が30年間にわたって「いつか撮影したい」と切望していたのが、イギリスの国立美術館ナショナル・ギャラリーを舞台にした映画の撮影だった。ついにその願いが叶い、ワイズマン監督は3カ月間にわたり、ナショナル・ギャラリーに密着。通常は入ることの...

米国・ジョージア州の「SCAD」でヴィヴィアン・ウエストウッド特別展が開催|Vivienne Westwood
Vivienne Westwood|ヴィヴィアン・ウエストウッドアメリカ・ジョージア州のSCADで開催中「Dress Up Story - 1990 Until Now」特別展ヴィヴィアン・ウエストウッドの過去25年の歴史と、ファッション界における偉業をさまざまな角度から検証する「Dress Up Story - 1990 Until Now」特別展が、9月13日(日)まで、アメリカ・ジョージア州にあるサバンナ・カレッジ・オ ブ・アート・アンド・デザイン(SCAD)で開催されている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)優れた色使いやユニークなパターン、そして素材使いファッション界のもっとも挑発的なマインドから生み出される、クリエイティブなプロセスを垣間見ることができる希少なチャンス ―― 現在開催中のヴィヴィアン・ウエストウッド「Dress Up Story - 1990 Until Now」特別展は、米国版「VOGUE」誌の元名物エディターとして有名なアン...

特集|国際都市トロントで叶えるアートな旅|街中で楽しむアート・ウォーキング
特集|ビジネス、エンターテイメントだけじゃない!国際都市トロントで叶えるアートな旅Chapter 3|街中のアートを楽しむアート・ウォーキング(1)アメリカのハイファッション誌『ヴォーグ』が今年9月に選んだ「世界のクールな街15選」の2位にランクインしたのが、トロントのウエスト・クイーン・ウエスト地区(ちなみに1位は下北沢)。そんな注目のエリアに出かけてみてはいかがだろう? ジャーナリストのベティ・アンさんが案内する、とっておきのアート・ウォーキング。編集部が滞在中に見つけたアートなトロント情報もお見逃しなく!Photographs by SUDO YukoText by MINOWA SachikoEdited by TANAKA Junko (OPENERS)最新エリアをめぐるアート・ウォーキング案内役はチャーミングなジャーナリストのベティ・アンさん旅行者にとってのジレンマは、住んでいる人のように街を楽しめないこと。その街に暮らす人に比べれば、圧倒的に情報量が少ないのは当然で仕...

特集|国際都市トロントで叶えるアートな旅|最新アートアドレス「アガ・カーン美術館」
特集|ビジネス、エンターテイメントだけじゃない!国際都市トロントで叶えるアートな旅Chapter 2|北米最大のイスラミックアートを展示する「アガ・カーン美術館」今年9月、トロント郊外に世界最大級ののイスラミックミュージアム「アガ・カーン美術館」が開館した。建築はプリッツカー賞を受賞した槇文彦氏による設計。館内には書物や陶器、絵画、じゅうたんなど、イスラム文化を伝える貴重な資料1000点以上が展示されている。北米第4の都市であり、ミックスカルチャーの街であるトロントに美術館を開くということは、さまざまな文化圏の人びとにイスラム文化を正確に伝える役目も担っている。Photographs by SUDO YukoText by MINOWA SachikoEdited by TANAKA Junko (OPENERS)世界最多のイスラミックアートを所蔵2014年9月18日、中東以外では世界最多のイスラム美術コレクションを誇る「アガ・カーン美術館」が、トロントから車で約30分の場所にオー...

特集|国際都市トロントで叶えるアートな旅|「ニュイ・ブランシュ」を体験!
特集|ビジネス、エンターテイメントだけじゃない!国際都市トロントで叶えるアートな旅Chapter 1|一夜限りのアートの祭典「ニュイ・ブランシュ」を体験!約100万人がトロントを訪れたアートイベント「ニュイ・ブランシュ」。直訳すれば「眠れない夜」を意味するオールナイトのアートイベントは、2002年フランスのパリでスタート。街全体を展示会場とすることで、街にあたらしい魅力を与える文化的なイベントとして成功し、トロントをはじめ、モントリオール、ブリュッセル、京都など、世界の各都市に広まっている。トロント市民もこの日ばかりは徹夜を覚悟。日没に合わせ、いつもとは少しちがった雰囲気をまとった街へと繰り出していく。Photographs by SUDO YukoText by MINOWA SachikoEdited by TANAKA Junko (OPENERS)大人から子どもまで夜通しアート鑑賞10月4日(土)の日没から5日(日)にかけて、トロントで開催されたオールナイトのアートイベント...

特集|国際都市トロントで叶えるアートな旅
特集|ビジネス、エンターテイメントだけじゃない!国際都市トロントで叶えるアートな旅約280万人の人々が暮らすカナダ最大の都市、トロント。ビジネスやエンターテイメントの中心都市であることは言うまでもないが、人口の半数以上がカナダ以外の国で生まれた人びとで占められた、ミックスカルチャーの街としても有名だ。そんな国際色豊かなトロントで、10月4日(土)の日没から翌5日(日)の朝にかけて、今年で9回目となるアートの祭典「ニュイ・ブランシュ」が開催された。街全体がギャラリーと化す大規模なアートイベントで、トロントの街の魅力を“アート”の側面から眺めてみた。Photographs by SUDO YukoText by MINOWA SachikoEdited by TANAKA Junko (OPENERS)一夜限りのアートの祭典「ニュイ・ブランシュ」を体験する約100万人がトロントを訪れた「ニュイ・ブランシュ」。「眠れない夜」を意味するオールナイトのアートイベントは、フランス・パリでスター...

ART|GUCCI|ジミー大西『ドリーム ワークス』展をグッチ新宿で開催
GUCCI│グッチカラフルで独創的な作品が世界を魅了ジミー大西『ドリーム ワークス』展をグッチ新宿で開催色鮮やかに描かれた独創的な世界観で多くのひとを魅了するアーティスト、ジミー大西氏のエキシビション『ドリーム ワークス』展が7月14日(土)から8月5日(日)までグッチ新宿で開かれる。Text by YANAKA Tomomi被災した子どもたちとのワークショップもカラフルで想像力あふれる作品が世界でも高く評価されているジミー大西氏とグッチがタッグを組んだエキシビション。今回、彼がグッチのために描き下ろした作品や“ジミー色”に彩られたグッチベアを含む、彼の代表的な作品約20点が展示される。期間中の7月16日(月・祝)には、東日本大震災で被災した子どもたちと一緒に絵を描くワークショップを開催し、大作を制作。この作品はエキシビションで展示されたあと、東日本大震災の被災地に贈られるという。また、『ドリーム ワークス』展の開催を記念し、グッチ新宿の通りに面した8メートルにも及ぶウィンドウには...

ART FILE 27|ダミアン・ハースト回顧展「Relics」|連載「世界のアート展から」
ART FILE 27|カタール・ドーハ|「ALRIWAQ DOHAエキシビションスペース」ピカソを越えた!アーティストダミアン・ハースト回顧展「Relics(残存)」イギリスを代表する現代美術家 ダミアン・ハースト(Damien Hirst)の、中東初の回顧展が開かれている。カタール・ドーハの「ALRIWAQ DOHAエキシビションスペース」にて、来年の1月26日(日)まで「Relics(残存)」展を開催中。Text by Winsome Li (OPENERS)サザビーズで過去最高の総落札額を達成イギリス・ブリストルで生まれ、1980年代から活躍するコンテンポラリーアーティスト、ダミアン・ハースト。アート学校のゴールドスミス・カレッジに在籍するとき、自ら企画展「Freeze」を開催し、学友達と自分の作品を展示した。その企画展はイギリスのアートシーンにおける新たなアートムーブメントとして、かなりの注目を浴びたという。ダミアン・ハーストが手掛ける「生と死」のテーマを探究する奇抜なア...

ART|布川愛子『VIEW POINT』展
ART│アクリル画や水彩画40点のほかに、グッズなども販売布川愛子『VIEW POINT』展書籍の装画や広告などの作品で知られるイラストレーター布川愛子さんによる個展『VIEW POINT』が1月18日(金)から2月6日(水)まで代官山のギャラリー スピーク フォーで開かれる。Text by YANAKA Tomomi動物人間たちが繰り広げるほっこりユーモラスな童話的世界動物の顔をした人物たちとその情景、自然の静物など、独特なファンタジーやアイコンを描きつづけている布川愛子さん。2005年に東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業した彼女は、広告や書籍の装画、雑誌、絵本、ステーショナリーなどのイラストを手がけ、これまでにルミネ有楽町やマクドナルドのキャンペーンなどの制作にも参加。さらに、紙でつくったさまざまなアイテムを提案するブランド「ai」を立ち上げるなど、女性ファンを中心に評価が高まっている。これまででもっとも大きな規模となる今回の個展では、画風を代表するアイコニックな動物人間の絵...

プラダ財団、ミラノにあたらしいアート複合施設をオープン|PRADA
PRADA|プラダプラダ財団、ミラノにあたらしいアート複合施設をオープンプラダ財団は、10棟からなるアート複合施設をミラノにオープン。常設展示のほか、つねに多彩なエキシビションを開催しアートを一般の人びとと共有できる空間を目指していく。Text by KUROMIYA Yuzuウェス・アンダーソン監督がデザインしたカフェも設置レム・コールハース率いるOMAが手がけたミラノの新施設は、1910年代に建てられた蒸留所を改築。7つの既存の建物に、「ポディウム」「シネマ」「タワー」の新建造物を組み合わせた連結式の建築構造が特徴だ。“建築の保存”と“あらたな創造”という2つの条件を共存させ、それらが対峙し、永遠に作用し合うというコンセプトを採用。建物はミラノ南部のラルゴ・イザルコに位置し、1万9000平方メートルの総面積を誇る。現在ポディウムでは、サルヴァトーレ・セッティスとアンナ・アングイッソラが共同企画した「Serial Classic(連続する古典)」展を開催中。古典彫刻に注目し、ロー...

ART|『LVMH 子ども アート・メゾン』福島県相馬市にオープン
ART|世界中から注目されている建築家の坂茂氏が設計する『LVMH 子ども アート・メゾン』福島県相馬市にオープンLVMH グループと福島県相馬市は、子どもたちの心のケア、学力向上、情操教育および芸術活動の拠点となる『LVMH 子ども アート・メゾン』を7月2日(火)グランドオープン。オープン当日には関係者が一堂に会し、オープニング・セレモニーが開催された。Text by KUROMIYA Yuzu子どもたちの未来を見据えた支援を継続していく意向これはLVMH グループの日本における地域社会への貢献活動の一環として、東日本大震災により被災した相馬市の復興と発展を担う子どもたちの心のケア、学力向上、情操教育、および芸術活動の拠点となる場所を提供することを目的としたもの。施設は相馬市が所有する1500平方米の敷地に建設され、運営は相馬市がおこなう。建築設計は、2014年建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞し、その活動が世界中から注目されている建築家、坂 茂(ばん・しげる)氏に...