堀口義弘
「バガボンド風ロングコート」
もう今年のコートは買いましたか? 今回、編集大魔王がピックアップしたのは、今秋冬のビッグトレンドでもあるゆったりシルエットのロングコート。ボディがすっぽりと包み込まれる安心感に、ゆるりと身を任せてみるのもいいかもしれませんね。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA Satokovol.30 バガボンド風ロングコート【béigə-bɑ'nd kóut】祐真「今秋冬のアウターの注目株は、なんといってもコート。ゆったりとしたビッグシルエットのコートが、各ブランドから様々な色・柄・素材でリリースされています。今回のベスト7でセレクトしたのは、どこかバガボンド風な雰囲気のあるロング丈のコートです。メンズのゆったりしたロングコートというのは、男のロマンを彷彿とさせるというか、さすらい人のような雰囲気が感じられるもの。今年らしい一着をと...
ロッド・スチュワートが所有していたランボルギーニがコンクールで受賞|Lamborghini
Lamborghini Miura S|ランボルギーニ ミウラSロッド・スチュワートが所有していた「ミウラS」が1位にランボルギーニは、英国で開かれた2つのコンクール デレガンスでランボルギーニ ポロストリコによりレストアされた2台の「ミウラS」が1位に輝いたと発表した。Text by YANAKA Tomomi当時ランボルギーニが東南アジアに向けて出荷した唯一のミウラSも受賞英国オックスフォードシャーのブレナム宮殿にあるサロン・プリヴェのコンクール デレガンスで「1970年代スーパーカーのベスト イン クラス」「もっともアイコニックなクルマ」そして「ベスト イン ショー」と3つの1位に輝いた1971年製の「ミウラS」。このクルマはもともと1971年にロックミュージシャンのロッド・スチュワートへ納車されたもので、ランボルギーニのクラシックカー部門「ランボルギーニ ポロストリコ」が18カ月もの期間をかけてレストアした。ロッド・スチュワートへの納車時には彼が選んだという「ビアンコ ポロ...
ポルシェ ミュージアム所蔵の4台が日本の「ミッレミリア」に参戦|Porsche
Porsche|ポルシェポルシェ ミュージアムから「ラ・フェスタ ミッレミリア」に参戦ポルシェ ジャパンとポルシェ ミュージアムは、ミュージアムが所蔵する貴重なモデル4台が、10月19日から22日まで関東および東北を舞台とするクラシックカーラリー「ラ・フェスタ ミッレミリア」にエントリーしたと発表した。Text by HARA Akira550Aスパイダーと3台の356シリーズが日本を走る1997年から毎年開催されている「ラ・フェスタ ミッレミリア」は今年で21回目。東京・原宿をスタートして1,600kmを走るクラシックカーラリーで、アジアで唯一国際クラシックカー連盟から公認されたイベントとして知られている。ポルシェによるエントリーは、今年世界中で開催されているポルシェ スポーツカーの誕生70周年を記念するイベント「70 Years of Porsche Sportscar」の一環として行うもの。4台の内訳は、「356 1500 スピードスター(ゼッケン68)」「550Aスパイダー...
ポルシェ パナメーラにパワフルな新型GTSを追加|Porsche
Porsche Panamera GTS|ポルシェ パナメーラGTS Porsche Panamera GTS Sport Turismo|ポルシェ パナメーラGTS スポーツツーリスモポルシェ パナメーラにパワフルな新型GTSを追加設定ポルシェAGは10月16日、4ドアモデルの「パナメーラ」シリーズに、パワフルな4.0リッターV8ツインターボエンジンや3チャンバー エア サスペンションを搭載した2台のパフォーマンスモデル「パナメーラGTS」「パナメーラGTS スポーツツーリスモ」を追加設定したと発表した。Text by HARA Akira460psのV8エンジンで100km/hまで4.1秒で加速新型「パナメーラGTS」「パナメーラGTSグランツーリスモ」がフロントに搭載する4.0リッターV8ツインターボエンジンは、先代GTSを15kW(20ps)、100Nm上回る最高出力338kW(460ps)/6,000-6,500rpm、最大トルク620Nm/1,800-4,500rpmを...
次世代コンパクト メルセデス「Aクラス」国内導入開始|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz A Class|メルセデス・ベンツ Aクラス次世代コンパクト メルセデス「Aクラス」国内導入開始メルセデス・ベンツ日本は4代目となったコンパクトモデル「Aクラス」を発表した。納車開始は12月以降を予定しており、価格は322万円から。Text & Photographs by UCHIDA Shunichi「ハイ!メルセデス」で会話が楽しめる先般ティザーCMなどでおなじみとなった新型「Aクラス」。その注目はやはり“Hi Mercedes(ハイ、メルセデス)”ではないだろうか。これが起動キーワードとなるMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)という新開発の対話型インフォテインメントシステムから解説を始めよう。その特徴のひとつが、人工知能による学習機能で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えていることだ。それにより、クルマとドライバーや乗員の間に“心の結びつき”が育まれるという。その他にも、高精細ワイドスクリーンコックピット(1...
ホンダNSX、2019年モデルへと進化|Honda
Honda NSX|ホンダ NSXホンダNSX、2019年モデルへと進化ホンダはスーパースポーツモデルの「NSX」を改良し、2019年モデルに進化させた。2016年の8月に発表した2代目NSXは、この2年間で想定を上回る約400台の受注があり、2017年2月の発売から現在に至るまでにカテゴリーナンバーワン(2ドアラージクラスで2千万円以上)を記録したという。ホンダによると、このカテゴリーでのシェアでは33パーセントと3台に1台がNSXで、2代目NSXで提案した新しい価値、新しいスーパースポーツ体験を多くの人が評価した結果であるという。2019年モデルは、10月25日から申し込みを受け付けるが、発売は2019年5月からとなる。価格は2,370万円。Text & Photographs by UCHIDA Shunichi人間中心のスーパースポーツ初代NSXは1990年に、「人間中心のスーパースポーツということを世界に示してきました。当時は誰もが乗れるスーパーカー、そんなクルマ...
2019年に販売終了するビートルに特別仕様車「マイスター」|Volkswagen
Volkswagen The Beetle Meister|フォルクスワーゲン ザ ビートル マイスター2019年に販売終了するビートルに特別仕様車「マイスター」フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月23日(火)、2019年に日本での販売終了する「ザ ビートル」に特別仕様車「マイスター」を設定。販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi長年にわたり多くの人に愛されてきた“ビートル”。そのルーツは1941年誕生の「タイプI」までさかのぼり、2012年に誕生した現行の3代目モデル「ザ ビートル」でその歴史にいったん幕が下ろされる。それに伴い展開されている「See You! The Beetleキャンペーン」の第4弾として発表された特別仕様車「マイスター」。フォルクスワーゲンで「マイスター」の名を冠するモデルは、完成度の高い、熟成の進んだモデルを示す。設定されるのは1.2リッター ターボエンジンを搭載するベースグレードの「デザイン」、1.4リッター ターボでスポー...
新型「レクサスES」日本発売開始|Lexus
Lexus ES|レクサス ES新型「レクサスES」日本発売開始トヨタは10月24日、ミドルサイズセダンの新型レクサス「ES」を発表、日本国内での販売を開始した。Text by HARA Akira日本初上陸のFFサルーン1989年のフラッグシップセダン「LS」とともに、レクサスの最初のラインナップとして誕生したミドルサイスのFFセダン「ES」。上質な乗り心地や静粛性、広い室内空間が数多くの国や地域で好評を博し、基幹モデルとして世代交代が続けられてきた。今回7代目となる新型「ES」は、LC、LSに続く新世代レクサスラインナップとして、母国である日本で初めて販売される。新型ESは、国内で先に販売された「カムリ」などと共通の低重心「GA-Kプラットフォーム」を活かし、流麗かつ引き締まったエクステリアと広く快適な室内空間を両立。新プラットフォームと2.5リッター ハイブリッドシステムによる上質な乗り心地と優れた操縦安定性といった、相反する要素「二律双生」を実現し、「すっきりと奥深い走り」...
アルテオンに優雅な佇まいの新グレードを設定|Volkswagen
Volkswagen Arteon|フォルクスワーゲン アルテオンアルテオンに優雅なたたずまいの新グレードを設定フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月26日(金)、ハイエンドセダン「アルテオン」に新グレード「アルテオン TSI 4モーション エレガンス」を追加し、発売した。Text by YANAKA Tomomiレザーシートのカラーを3色から選択可能昨年10月に日本上陸したフォルクスワーゲンの最上級セダン「アルテオン」に優雅なたたずまいの新グレード「エレガンス」が登場した。エレガンスのパワートレインは既存の「Rライン」と同じく最高出力206kW(280ps)、最大トルク350Nmを発生する2.0TSIエンジンに4輪駆動の組み合わせ。動力性能や安全装備は「Rライン」そのままに、レザーシートのカラーバリエーションをチタン ブラック、ミストラル グレー、バレンシア ブラウンの3色から選択可能。またデコラティブ パネルには、深みのあるウッドパネルを採用し、「エレガンス」ならではの...
ポルシェ「ミッションE クロスツーリスモ」を市販化|Porsche
Porsche Mission E CrossTurismo|ポルシェ ミッションE クロスツーリスモフルEVモデル「ミッションE クロスツーリスモ」を市販化ポルシェはドイツ時間10月25日(木)、フルEVスポーツカー「ミッションE クロスツーリスモ」の市販化を発表した。Text by YANAKA Tomomiタイカンも2020年の早い時期に日本導入することを発表今年3月に開催されたジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトモデル「ミッションEクロスツーリスモ」の市販化が決定した。4ドアのクロスツーリスモである「ミッションEクロスツーリスモ」は、2019年に欧州で発売予定の「タイカン」(コンセプトモデル名「ミッションE」)の派生モデル。800VのEVシステムを搭載する4WDモデルで、トータル出力は600ps、航続距離は500kmに達するという。また「ミッションEクロスツーリスモ」生産のためにあらたに300人の雇用が創出される。いっぽう、タイカンの日本発売も2020年の早い時期...
悪路走破力アップの特別仕様「GLAオフロードエディション」を限定発売|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLA 220 4MATIC Off-Road Edition|メルセデス・ベンツ GLA 220 4MATICオフロードエディション悪路走破力アップの特別仕様「GLAオフロードエディション」を限定発売メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトSUV「GLA」に特別仕様車「GLA 220 4MATICオフロードエディション」を設定、60台限定で発売すると発表した。Text by HARA Akiraオフロードサスペンションを特別装備特別仕様車「GLA 220 4MATICオフロードエディション」は、GLAの主力モデルであるGLA 220 4MATICに、長いストロークにより荒れた路面でも確かな走破性と快適な走行を実現するオフロード サスペンションを特別装備したもの。さらにエクステリアでは受注生産の上位モデルGLA 250 4MATICと同様の18インチ5ツインスポーク アルミホイールを装着。インテリアはステッチとのコントラストが鮮やかなブラックのレザーツイン、...
BMW 5シリーズのスポーティな限定モデル「Mスピリット」|BMW
BMW 523i M Sprit|BMW 523i MスピリットBMW 523d Touring M Sprit|BMW 523d ツーリング Mスピリット5シリーズにスポーティなスタイリングの「Mスピリット」ビー・エム・ダブリューは10月29日(月)、5シリーズにスポーティなエクステリアの特別仕様車「523i Mスピリット」「523dツーリング Mスピリット」を設定。販売を開始した。Text by YANAKA Tomomiヘッドアップ ディスプレイやドライビング アシスト プラスも装備昨年、8年ぶりにフルモデルチェンジし、7代目へと進化した「5シリーズ」にスポーティな特別仕様車が登場した。セダンの「523i Mスピリット」は、最高出力135kW(184ps)、最大トルク135kW(184ps)を発生する2.0リッター ガソリンエンジンの「523i」がベース。いっぽうワゴンタイプの「523d ツーリング Mスピリット」は、最高出力140kW(190ps)、最大トルク400Nm(4...
フェラーリのマーケティング&コマーシャル部門最高責任者にインタビュー|Ferrari
Ferrari|フェラーリ最も好きなフェラーリは次にデビューするモデルフェラーリ ジャパンはイタリア大使館を舞台に、フェラーリオーナーをはじめ、各界のクリエイターなど約300名を招待し、フェラーリ テーラーメイド プログラムの特別イベント「「フェラーリ テーラーメイドの芸術(The Art of Ferrari Tailor Made)」を開催。イベントに合わせてマラネロのフェラーリ本社より来日した、同社のマーケティング&コマーシャル部門最高責任者、エンリコ・ガリエラ氏にインタビューした。Text by OPENERSPhotographs by Ferrari Japan唯一無二のフェラーリに仕上げられる「フェラーリ テーラーメイド」フェラーリの創業者、エンツォ・フェラーリが、レースで勝つために同社を興したいうのはよく知られた逸話だ。いっぽう彼は、レース活動のための資金を得るために、顧客からのオーダーに応えるかたちで、1点モノのこの上なく贅沢なモデルを手がけ、世界中の富裕層を魅了...
新グレードを追加した2019年モデルを発表|Jaguar
Jaguar XF|ジャガー XF新グレードを追加した2019年モデルを発表ジャガー・ランドローバー・ジャパンはジャガー「XF」の2019年モデルを発表。受注を開始した。Text by YANAKA Tomomiスマートフォンと連動するコネクティビティ機能を充実させ、全グレードに標準装備2015年に2代目へとフルモデルチェンジされ、昨年ワゴンタイプの「スポーツブレイク」も追加されたXF。2019年モデルでは、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボの最高出力を300psまで引き上げたパワートユニットを搭載するスポーティなグレード「300 SPORT」を新たに追加し、全17機種を展開する。「300 SPORT」では、エクステリアのグリルサラウンドやサイドベント&シル、ミラーキャップなどをダークサテングレーで統一。インテリアにはイエローコントラストステッチでアクセントが与えられ、専用ロゴがトレッドプレードやステアリングホイール、ヘッドレストに配される。またワゴンの「スポーツブレイク」はこ...
マクラーレンの最新トップモデル「スピードテール」登場|McLaren
McLaren Speedtail|マクラーレン スピードテール最高速度400km/h超のマクラーレン新型ハイパーGT「スピードテール」がデビューマクラーレン オートモーティブは、最もパワフルかつ最もエアロドラッグの低減を達成したと謳う新型ハイパーGTモデル「スピードテール」を発表した。マクラーレン「Track 25」ビジネスプランに基づく18のニューモデルのうちの最初のモデルで、パフォーマンスは伝説のマシン「マクラーレン F1」の性能を上回るという。Text by HARA Akira美しい流線型のロングボディ、最高速度403km/hロングテールデザインが特徴の「スピードテール」の全長は5,137mm。全ての要素とディテールはエアロドラックを抑え、最高速度を最大化するというミッションの元に設計されたもので、そのフォームは上方から見ると、自然界における最速の形状であるティアドロップ型となっている。またコックピットのグラスハウスも同様のティアドロップ型。すべてのボディパネルはカーボン...