MEDICOM TOY
「MEDICOM TOY」に関する記事
ミハラヤスヒロX怪獣芸術家ピコピコ先生 ちょっと長めの7000字怪獣放談|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイピコピコ先生! 怪獣芸術って何ですか?昭和時代に育まれたニッポンの優れた造形“Kaijyu”を紐解く!(1)ウルトラマンや仮面ライダーなど、TV画面を縦横無尽に駆け抜けるヒーローたちへの大きな羨望をよそに、その対戦相手として、登場しては敗れ去っていく怪獣たちに憧れた人もいる。怪獣マニアたちだ。今回はそんな怪獣マニアたちが、何を愛で、何に共感したのかを浮き彫りにするために、2人のマニア代表に集まっていただいた。ファッションデザイナー、ミハラヤスヒロさんと、怪獣芸術家ピコピコ先生である。じつはおふたり、今回が初対面なのだが、もう掛け合いのように話が止まらず……。Photographs by OHTAKI KakuText by SHINNNO Kunihiko“こんなの現実世界では見たことない!”ミハラ はじめまして。今日は僕も大好きな怪獣について、いろいろ勉強させてください。ピコピコ こちらこそ宜しくお願いします。――まずは、お二人が小さい頃の...
BE@RBRICK JEAN-MICHEL BASQUIAT #2 100% & 400% / 1000%|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイBelieve it or not, I can actually draw.(信じようと信じまいと、私は実際に描くことができる)Text by SHINNO Kunihiko1980年代、ニューヨークのアート・シーンを席巻した天才画家ジャン=ミシェル・バスキア。20世紀初頭にピカソやゴーギャンが興したプリミティヴィスムに連なる原始的で力強いドローイングは、没後30年を迎える今もなおパワフル。ストリートを表現の場として始めた彼の作品は鋭い観察眼による社会批評も魅力のひとつで、しばしば人種差別や植民地主義を批判し、階級闘争を積極的に支援する政治的な詩を作品のなかに盛り込んでいた。ファッショナブルなルックス、グラフィティ文化との近似、キース・へリングやアンディ・ウォーホルらとの交流といった面のみならず、闘争的な彼のアティテュードから近年、若者を中心に再び人気が高まっていることも大きくうなづけるところだ。今回はバスキアの2nd Ver.となるBE@...
BE@RBRICK KEITH HARING #2 100% & 400% / 1000%|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイキース・へリングが遺した遺産Text by SHINNO Kunihiko日本でも高い人気を誇るキース・へリングは、1980年にニューヨークの地下鉄構内の使用されていない広告掲示板に黒い紙を貼って、その上にチョークで絵を描くサブウェイ・ドローイングと呼ばれる活動で注目を集めた。独創的なカラーリングとシンプルにデフォルメされた人や動物たちが躍動する絵柄。時同じくして台頭してきたヒップホップのグラフィティ文化とも呼応するように、その作品はストリートに侵食し、席巻していく。彼のメッセージは当時の混迷するアメリカを反映したものではあったが、明るいポップな作風はそうした社会的背景と反比例するかのようにポジティブなパワーを内包していた。子どもたちとのワークショップやAIDS感染を防ぐ「Act Against AIDS(AAA)」のポスターなど、社会活動にも積極的に関わったキース・ヘリング。残念ながら31歳の若さでこの世を去ってしまったが、その魂は今も多く...
BABY MILO®とのコラボレーション|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイVCD DARTH VADER™SANDTROOPER™SHADOW STORMTROOPER™Text by SHINNO Kunihikoメディコム・トイのVCD(Vinyl Collectible Dolls)と、A BATHING APE®のBABY MILO®がコラボレーションしたアイテムが登場。『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、ダース・ベイダー、サンドトルーパー、シャドウ・ストームトルーパーをキュートにデフォルメしたフィギュアは、それぞれマスクを外せば BABY MILO®の顔が現れる仕様。いつまでも童心を忘れない人も、銀河を支配したい欲望に駆られる人も、デスク周りに飾っておきたくなるアイテムだ。原型製作/PERFECT-STUDIO 各全高約185mm(DARTH VADER™) / 180mm(SANDTROOPER™、SHADOW STORMTROOPER™) 1/6計画、東京スカイツリータウン・ソラマチ店及び...
世界を席巻したダークナイト・トリロジーより待望の立体化|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイMAFEX BRUCE WAYNEMAFEX Ra's al GhulText by SHINNO Kunihiko幼少時、目の前で最愛の両親を殺されたブルース・ウェインは御曹司という立場を捨て、世界中を放浪する。ラーズ・アル・グール率いる「影の同盟」にスカウトされた彼はそこで心身を鍛え上げるが、やがて影の同盟の真の目的を知った彼は、組織を離れることを決意。7年ぶりにゴッサム・シティへと戻ったブルースは犯罪と不正にまみれた街の現状を目の当たりにする。そして忠実な執事アルフレッド、善良な警察官ジム・ゴードンらの協力を得て、強靭な肉体を漆黒のスーツに包み、バットマンとなって平和のために戦うことを決意する。特徴的な表情や衣装など劇中のイメージを完全再現。専用ジョイントパーツにより様々なポージングを再現可能なアクション・フィギュア「MAFEX」シリーズ最新作として、ダークナイト・トリロジーよりブルース・ウェイン、映画『バットマン ビギンズ』より宿敵ラ...
GOLDEN GILAPPLE CLOCK|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイUNDERCOVERとMEDICOM TOYによる時計仕掛けの林檎Text by SHINNO KunihikoUNDERCOVER(アンダーカバー)は1990年、現在もデザイナーを務める高橋 盾が文化服装学院在学中、友人と立ち上げた日本のファッションブランド。1994年、東京コレクションに初参加。その独創的なデザイン性でカルト的な人気を誇り、2002年にはパリコレクションに初参加。世界的に注目を集めるブランドとなった。レディースとメンズラインの「UNDERCOVER」に加えて2013年からブランド初のセカンドラインとして、レディーズの「SueUNDERCOVER(スーアンダーカバー)」とメンズの「JohnUNDERCOVER(ジョンアンダーカバー)」をスタートさせている。今回紹介する「GILAPPLE(ギラップル)CLOCK」は、デザイナー高橋 盾が作り出したぬいぐるみのクリーチャー「GRACE」を題材として、発売された写真集『GRACE』...
誕生から40周年を迎え、今なお輝き続ける「セクシーロボット」の魅力を探る|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイイラストレーター空山 基さんに聞く(1)待望の空山 基画伯の登場である。デジタルグラフィックツールなどない1970年代後期に描かれ、一躍脚光を浴びた「セクシーロボット」。その単なるエロティシズムに留まらない魅力は、40年という長い年月を経て、なお注目され続けている事実が物語る。しかも驚くことに、画伯は今も紙と筆でセクシーロボットを描いている。メディコム・トイからも各種プロジェクトが進むなかで、画伯の現在の心境を直球勝負でうかがった。Photograph by OHTAKI KakuText by SHINNO Kunihikoセクシーロボット誕生秘話――空山さんの代表作「セクシーロボット」シリーズは、1978年にスタートして今年で40周年を迎えることになりました。いまだ新鮮かつ多くの人々を魅了しているシリーズですが、その第1作目を描いたきっかけは何だったのでしょうか?空山 広告(サントリー)の仕事です。’79年から’80年にかけて描き、最初は...
BE@RBRICK PHIL FROST 100% & 400% / 1000%|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイ直感的に知覚する肖像画フィル・フロストのBE@RBRICKText by SHINNO Kunihikoストリートカルチャーとコンテンポラリーアートを絶妙に結びつけたニューヨークのアーティスト、フィル・フロスト(Phil Frost)。1990年代初頭より活動を開始し、1999年にニューヨークのジャック・シャインマン・ギャラリーで最初の個展を開催。奔放さと賑やかな色使いで注目を集めると彼の名前はたちまち西海岸のアートシーンにも広まった。この30年で、新しいモダンアートムーブメントの担い手として名を上げ、多くの収集家をひきつけるアメリカ人画家に成長する。その独特な絵画や祭壇のような彫刻は、人生における自身の内なる経験と、その途上で見出されたモノとの融合によって究極の洗練と、古くて新しいスタイルを体現している。今回登場するBE@RBRICKは、彼のアートワークを全身に細密プリントした究極の逸品。ひと目で引き込まれる強烈な世界観を、あなたの日常のス...