CLUBKING|日替わりでデザインされるTシャツをまとめてご紹介

Diary-T 239 Minimal Art Rock 56

Diary-T 239 Minimal Art Rock 56

Diary-TDiary-T 239 Minimal Art Rock 56文・アートワーク=桑原茂一← Diary-T 237~242購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=41861621
Diary-T 240 興は狂は教は今日

Diary-T 240 興は狂は教は今日

Diary-TDiary-T 240 興は狂は教は今日文・アートワーク=桑原茂一噂の和菓子屋で今日でおしまい季節限定冬は最中に舌鼓を愛った。咲くっと香ばしい香りと上品な粒あん餡子に頬も緩む。日本人でよかった。といえば、桜だ。お花見だ。夜桜がきれいだった。うどん屋の帰り道にちらっとすれ違った目黒川の川辺に夜桜の華やいだ風情が漂っていた。ブルル、さぶ寒い。えっ?雪?温暖化の影響はあなどれない。忍び寄る人類の危機と夜桜。そんな時代が来ると私の青春時代に誰が予想しただろうか。青春時代は終わらない。が私たち?の特徴だが、あの頃良かった。は私にはない。が、若いときの一瞬の輝きにしか宿らない奇跡のような歌声というのもある。偶然youtubeで今日出会ったこの曲、バカラック&デビッド、とアレサとディオンヌ、この二人のシンガーにどれほどメロメロに入れあげたか、好きだったか。若いのがいい。というフレーズは意味はともすれば下品になりがちだが、一瞬の輝きという意味では変わり聞かない取り戻せない永遠の魅力だ...
Diary-T 241 「散れ」

Diary-T 241 「散れ」

Diary-TDiary-T 241 「散れ」文・アートワーク=桑原茂一散るを見て帰る心や桜花、むかしに変はるしるしなるらむ過去とは過ぎ去った年月であり、惜しんでも、悔やんでも、元に戻ることはない。日経春秋よりいざ今年散れと桜を語らはんなかなかさらば風や惜しむと「和歌の訳」さて、今年は散るのを惜しんだいつもの年とは違って「散れ」と桜を説得してみよう。そうしたら、かえって風が散るのを惜しんで、花を散らさないでくれるかもしれない・・・月のひかり★の部屋いつも自分の思考で噛み砕き、自分のからだの感覚で解体し、自分の言葉で語ることをやめなかった。いわば方法なき方法だったような気がする。吉本隆明氏の仕事危機と日本人 山折哲雄 詩歌・教養 Sunday Nikkei人間はなにをうれしいと感じるかより、何が恥ずかしいかでみた方が分類しやすい。私の履歴書 蜷川幸雄← Diary-T 237~242購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=41970405
Diary-T 242 自らを慰めていることを病という。

Diary-T 242 自らを慰めていることを病という。

Diary-TDiary-T 261 生きて文・アートワーク=桑原茂一野口晴哉bot ‏ @nharuchikabot要求のないところに生はない。 諦めは死だ。自分の為し得ない理由を自分に言いきかせ、自らを慰めていることを病という。ハッとした。暫く忘れていた。昔から何度も読み直し大切にしていていた永沢哲『野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙』見事なタイミングで思い出させてくれた。いいこともそうでないことも、自分がそう望んでいる。ひとは自分で進んでその結果に向かって進んでいる。だからその結果に意義を申し立てるのはお門違いだ。諦めは死だ。自分の為し得ない理由を自分に言いきかせ、自らを慰めていることを病という。さて、あまり使い方を分かっていないfacebookでスゥイートなキラメキに出会った。一年に一度の恵み。目の覚めるような、蜂蜜(和蜜)が届いた。思いがけず、こうした慈しみの心に触れるとたとえ心がざらつく出来事に遭遇したとしても、ひとは明日への希望を思い出すものです。これまでの人生でいったい...
Diary-T Vol.31 237~242|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.31 237~242|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.31桑原茂一が毎日デザイン!選曲家でありプロデューサーでありクラブキングの代表でもある桑原茂一氏が、ほぼ毎日Tシャツをデザインする「Diary-T」。ここでは6日分のデザインを、桑原茂一がその日の心象風景を綴ったエッセイとともにまとめて紹介していく。Diary-T 237~242Diary-T 242 自らを慰めて...Diary-T 241 「散れ」Diary-T 240 興は狂は教は...Diary-T 239 Minimal Art R...Diary-T 238 The Promise o...Diary-T 237 Chernobil チ...桑原茂一|Moichi KUWAHARA選曲家/プロデューサー/クラブキング代表。米国『ローリングストーン』日本版を1973年の創刊号から運営、77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、同年『コムデギャルソン』のファッションショー選曲を開始する。82年原宿に日本で初のクラブ『ピテカントロプス』...
Diary-T 243 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その一

Diary-T 243 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その一

Diary-T Vol.32Diary-T 243 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その一文・アートワーク=桑原茂一兼ねてから準備中の台湾dictionaryの創刊が決まった。来る,七月十日である。7.11と同時に、TASM2012 after311 Rokin'Allow展覧会も七月が、高雄。九月が台北の順で開催される。また、それに併せて、ディクショナリー倶楽部 in 台湾ART SCHOOLを開催する予定だ。もし可能ならば、茂木健一郎さんとリリー・フランキーさんのトークショーで台湾を盛り上げたいものだ。乞うご期待である。で、台湾。私は好きだなぁ~。熱気と湿気と排気ガス、アジアの猥雑さにかかせないネガティブオーラーも、台湾はなぜかふわっと品がいい。国会議事堂?首相官邸?を初め、ほとんどの公共の建造物がとてもクラッシックで、そこかしこにヨーロッパの香りすら感じられるのだ。なんどか台湾を訪れているものの古くなってくすんでいる古いビルの埃っぽさと超モダン建築の対比もエ...
Diary-T 244 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その二の2

Diary-T 244 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その二の2

Diary-T Vol.32Diary-T 244 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その二の2文・アートワーク=桑原茂一笑った男の名は、國際藝術公益協會 秘書長周 銘志 Chouさん。artでチャリティーというのは台湾では大変盛んなようで、とんでもない数のイベントをこなしているといっていた?のだろう…と思う。たぶん彼らはアートを上手に使いこなしているのだろう?…か、地域やそれに関わる人々によってくるくると表情を変えるアートの存在を私はどう受け止めればいいのか…子供絵って素直だよね。で、九月にはTシャツの展覧会を予定している美術館にもお邪魔したが、丁度イベントの初日らしくごった返していた。台湾の人たちのあっけらかんとした視線に圧倒されながらというか、まるでうなぎのつかみどりのような気分に私はなってしまい、というのも、暫く英語を使っていない所為もあって、なんていい訳しても始まらないが、お互いに英語がデタラメだから話しているようで話していないなんともコメディな時間が続く...
Diary-T 245 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その三

Diary-T 245 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その三

Diary-T Vol.32Diary-T 245 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その三文・アートワーク=桑原茂一壁中にグラフィティーが描かれたスケーボーくんたちの溜まり場付近の図。近くにとてもしゃれた日本人が経営するスケーボーショップ&セレクトショップがある。店の中にはミニランプ?まである。説明が難しいがセンスがどこか違う。私にはセレクションがとても素敵に感じた。それにしても、skullの、しゃれこうべの、なんちゅうの、普遍性?にはどうしても私はしっくりこない。なぜみなさまそれがそんなにお好きなの?おや、なんと、あのshing02が台湾にやってくるではないか。まさに本物は国境を越える。彼のストイックとその姿勢は、ヒップホップが決して失ってはならないソウルだと思う。音楽はまぎれもなくある種のドラッグだが、そのことをちゃんと理解して使う音楽家のみにピュアーという言葉を捧げて欲しい。shing02へ最大のリスペクトを込めたい。そうなのだ、ジャンルはともかく、あらゆる...
Diary-T 246 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その四

Diary-T 246 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その四

Diary-T Vol.32Diary-T 246 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その四文・アートワーク=桑原茂一私のアジアがここにある。いつか、いつか、親日の台湾には新幹線が走っている。で、一路、高雄へ豪華絢爛水上レストランは今は昔。七月十日創刊 台湾ディクショナリーそのタイミングで、創刊イベントをまず高雄で開催する。TASM2012 after311 Rockin'AllowTシャツの展覧会だ。日本からの六十名に台湾から十名を加え、総勢七十名の作品を展示販売する。日本での販売が暫く延期になったのこともあり、まずは、台湾を成功させようと考えている。そしてこの催しは、九月には台北でも行う。出来れば、上海でも、香港でも。もちろん、ART SCHOOLもPartyも。さて最初の展覧会を行う高雄はまるで横浜赤レンガ倉庫 を彷彿させる港の近くのギャラリー街で行う予定だ。私が視察したその日も恋人たちや家族ずれで賑わっていた。ただ行政が中心になって行われていると聞いて、私は...
Diary-T 247 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その五

Diary-T 247 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その五

Diary-T Vol.32Diary-T 247 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その五文・アートワーク=桑原茂一高雄は港町だったのだ。しかもデカイ。気を使って頂いて世界で二番目に高い?高層ビルのホテルを予約して頂いたのはいいが、高所恐怖症気味の私はお尻むずむず夜景を楽しむ余裕はなかった。やっぱり気分は平屋がいい。で、最初に来た八年前?にも確かぶらついた高雄の夜市に出向いた、毎夜毎夜繰り広げられる夜市。安い。安い。安い。しかし時々臭い。豆腐の腐らせた臭豆腐を食べさせるたった一軒の屋台のお陰でその匂いになれないくら~の私はすべての食欲を失ってしまった。来る前にうまい安い新鮮海鮮料理でお腹いっぱいだったせいもあるが、確かなんとかの○玉も食べさせられたのも影響しているかもしれない。そして人気の仙草水(ゼリー?)専門屋台で腕を振るうおばさまの年季の入った手つきに見とれてしまった。あんまり甘くないというのもなんだか拍子抜けした。しかもたったの六十円也。身体にいいのかそうで...
Diary-T 248 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その最終回。

Diary-T 248 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その最終回。

Diary-T Vol.32Diary-T 248 Taiwan dictionary 台北高雄の旅 その最終回。文・アートワーク=桑原茂一台湾の求人ポスターの元気のよさに目を見張る。労働に対してまだ純な思いがあるのではないか。お店はどこでも親切だ。マニュアル通りのセリフしかは話せない日本の労働者たちの心の貧しさをまだ彼らは知らない。働くことを効率にしか置き換えることが出来ないメンタリティーを子供の頃から植え付けられたロボットのような日本の若き二十代~三十代前半までの労働者たちに変化が訪れるとするなら、それは台湾の労働者たちに混ぜてもらうことでしかないかもしれない。働くこと。それ自体が、人間に喜びを生み出すものだということ。思い通りにならないから仕事はクリエイティブにならざるを得ないのだ。台湾で生きてみる。これまでとは違う私に出会う為にはもうつかの間も躊躇している余裕はない。行き当たりばったりで生きてきた私だが、TheEndをあますところ十年程度と捉えるなら、台湾、パリ、インドネシ...
Diary-T Vol.32 243~248|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.32 243~248|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.32桑原茂一が毎日デザイン!選曲家でありプロデューサーでありクラブキングの代表でもある桑原茂一氏が、ほぼ毎日Tシャツをデザインする「Diary-T」。ここでは6日分のデザインを、桑原茂一がその日の心象風景を綴ったエッセイとともにまとめて紹介していく。Diary-T 243~248Diary-T 248 台北高雄 最終回Diary-T 247 台北高雄の旅 五Diary-T 246 台北高雄の旅 四Diary-T 245 台北高雄の旅 三Diary-T 244 台北高雄の旅 二Diary-T 243 台北高雄の旅 一桑原茂一|Moichi KUWAHARA選曲家/プロデューサー/クラブキング代表。米国『ローリングストーン』日本版を1973年の創刊号から運営、77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、同年『コムデギャルソン』のファッションショー選曲を開始する。82年原宿に日本で初のクラブ『ピテカントロプス』をオープン、89年フリーペーパー『dic...
Diary-T Vol.33 249~254|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.33 249~254|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.33桑原茂一が毎日デザイン!選曲家でありプロデューサーでありクラブキングの代表でもある桑原茂一氏が、ほぼ毎日Tシャツをデザインする「Diary-T」。ここでは6日分のデザインを、桑原茂一がその日の心象風景を綴ったエッセイとともにまとめて紹介していく。Diary-T 249~254Diary-T 254 LiLyへの道Diary-T 253 GOGOBANDiary-T 252 流浪Diary-T 251 Speak LowDiary-T 250  子供の非Diary-T 249 宮沢章夫の「素...桑原茂一|Moichi KUWAHARA選曲家/プロデューサー/クラブキング代表。米国『ローリングストーン』日本版を1973年の創刊号から運営、77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、同年『コムデギャルソン』のファッションショー選曲を開始する。82年原宿に日本で初のクラブ『ピテカントロプス』をオープン、89年フリーペーパー『dictionary...
Diary-T 249 宮沢章夫の「素晴らしきテクの世界」

Diary-T 249 宮沢章夫の「素晴らしきテクの世界」

Diary-TDiary-T 249 宮沢章夫の「素晴らしきテクの世界」文・アートワーク=桑原茂一私の大変尊敬する作家、宮沢章夫から新刊「素晴らしきテクの世界」が届いた。誠にうれしい。なぜなら、面白いからだ。ふふふと微笑む程度の笑いなら、そこかしこに書きなぐられているから、うれしさも微小だがハハハ…と声に出して笑える。読み物に出会うことはめっきり容易ではないから、ハハハ…自分の発する笑い声にハッとサプライズし心から陽気な気分になってしまう。腹から笑える。これがどれほど楽しいことか(泣く)そういえば、なんでも声に出して読みたい本というのがあるらしい。うん?…出して読みたい本?「本」では響きも文章の締めの座りも見劣りがしてしめっぽくて不都合な趣はどうあがいても抗えない気がする。で類語辞典で「本」の言い換えを検索してみると、図書館・書店などに並ぶ本 類語・縁語書物 ・ 著作 ・ 著書 ・ 書籍 ・ 図書 ・ 蔵書 ・ 文献 ・ 作品 ・ 書き物 ・ ものの本(によると~) ・ 印刷物 ・...
Diary-T 250  子供の非

Diary-T 250  子供の非

Diary-TDiary-T 250  子供の非文・アートワーク=桑原茂一子供の日にもかかわらず?朝からディクショナリー倶楽部で会議。とはいえ暖かい日差しを浴びながらやさしい風を感じながら和やかな楽しい会議。しかも冷蔵庫に残されていた?上品な甘さのリンゴジュースを味わいながら。さて今日も気持ちのいい日が始まっているぞ…、そこへ携帯が鳴る。緊急連絡至急某所へドライバーよろしく。うっむ。困っているのか、わかった。会議を途中で抜け、出動開始!なに?行き先が分からん?駅の名前は?駅へ電話、カーナビへ登録、GO!思ったより鈍い動きの高速道路。車内の空気は急げ急げしかも熱い熱い、窓全開!普段ならまじうるさいカーナビの声がなんて?うん?聞こえない?車が風を切る音でナビ声がかき消されていく。しかも煽るトラックそんなに急いでどこへ行く?あれ?コース可笑しくない?至る所にパトカー、このカーナビ可笑しくなったか?なんでここで出るの?しかもまた高速に入り直す。まっ、こっちの方が空いてるからいいかも。なんて...
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