連載

「エイプリルコート」

「エイプリルコート」

いよいよ新年度がスタート。若葉が目に鮮やかで気分も装いもフレッシュなこの時期は、日中はポカポカ陽気でも朝夕はまだ肌寒く感じるもの。そんな今だからこそ着たい7つのコートを、編集大魔王がすかさずピックアップ。春らしい軽やかな一着を羽織って、さあ出かけましょう!Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA SatokoGrooming by 大東京vol.41 エイプリルコート【éiprəl kóut】祐真「元来コート好きということもありますが、ここ最近はジャケット代わりにコートを着ることが習慣になっています。それは単に秋冬の延長で、そのまま薄手のコートにチェンジしたという感じではあるのですが、チェック柄や英国風のトレンチ、マキシ丈のものを好んで着ています。春夏だと素材も軽いので、歩くたびに風になびく様子がまたいいんですよね。イメージ...
カラーガラスとミルクガラスの2トーン。飲み物で表情が変化するマグ|amabro

カラーガラスとミルクガラスの2トーン。飲み物で表情が変化するマグ|amabro

amabro|アマブロ耐熱ガラス製。電子レンジ、食洗器、ともに使用可能アーティストとして多方面で活躍する村上周率いる村上美術が、2006年にスタートさせたプロジェクト「amabro」。すでに存在している創造物を見つめ直し、アート活動で培った視点から再構築を行うことで、これまで数々のプロダクトを世に送り込んできた。新たにリリースとなる「TWO TONE MUG」は、耐熱のカラーガラスとかつてアメリカで日常的に見られたミルクガラスを組み合わせたもの。中に注ぐ飲み物によって表情がかわり、手に取ると軽量で使いやすい。また電子レンジと食洗器において使用できるのもありがたい。冷たい飲み物で喉を潤す機会が増えるこれからの季節に、ぴったりのマグといえるだろう。TWO TONE MUGカラー|Green、Amber、Blue、Gray、Black サイズ|W110mm × D80mm × H80mm価格|1,944円問い合わせ先amabrohttp://www.amabro.com/PRODUCT ...
彫刻を作るんじゃなく空間を作る意識でいると、形に対する考え方も変わります|MEDICOM TOY

彫刻を作るんじゃなく空間を作る意識でいると、形に対する考え方も変わります|MEDICOM TOY

MEDICOM TOY|メディコム・トイB-BOY彫刻家・TAKU OBATA氏に聞く(1)“B-BOY(ブレイクダンサー)彫刻家”を名乗り、ヒップホップ4大要素のひとつであるブレイクダンスをモチーフとした作品を作り続けるアーティスト、TAKU OBATA。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了後、国内外で数々の作品を発表。昨年は現代美術家の梅沢和木と東京・外苑前のワタリウム美術館で展覧会「梅沢和木 × TAKU OBATA 超えてゆく風景」を開催。これを記念して彫刻作「B-GIRL Down Jacket NAGAME」を3Dスキャンし、スケールダウンした立体作品エディションが100体限定でメディコム・トイから発売されることになった。今回はOBATA氏のアトリエのある埼玉・所沢で、「彫刻家を目指すきっかけ」「自作に込めた思い」「これから彫刻で表現したいこと」についてお話をうかがった。Photographs by OHTAKI KakuText by SHINNO Kun...
“時計を育てる”感覚を味わえる! パティーナに注目した「BLACK BAY BRONZE」|TUDOR

“時計を育てる”感覚を味わえる! パティーナに注目した「BLACK BAY BRONZE」|TUDOR

TUDOR|チューダーヴィンテージ感覚を呼び覚ますブロンズとクールなスレートグレーダイアルの組み合わせ2016年のジュネーブ ウォッチ メイキング グランプリで、“プティット・エギュィーユ(小さな針)”賞を獲得した「ブラックベイ ブロンズ」に、新色・スレートグレーカラーのグラデーションダイアルを搭載した新モデルが登場した。Text by OZAKI Sayakaもはやモードな雰囲気をも併せ持つタフダイバーズ2016年に発表された「ブラックベイ ブロンズ」ではチョコレートブラウンのダイアルが採用されたが、チューダーはデザインにおける新たな挑戦として、ブロンズに生じる味わいのあるパティーナに注目し、新たにスレートグレーのダイアルとベゼルを組み合わせたモデルを発表した。「ブラックベイ ブロンズ」の特徴は、歴史的な船やダイビングの装備から着想を得たブロンズ製のケースだ。ブロンズは腐食に強く、かつて海軍の装備品に採用されてきた高品質の“生きた”素材で、着ける者のライフスタイルと時の経過に応じ...
チューダーの人気モデル「ノースフラッグ」が、日本に正規輸入されることが決定!|TUDOR

チューダーの人気モデル「ノースフラッグ」が、日本に正規輸入されることが決定!|TUDOR

TUDOR|チューダーモダンアドベンチャーのための「ノースフラッグ」が、ついに日本市場へ昨年、日本上陸を果たしたスイスの腕時計ブランド、チューダー。その日本市場向けラインナップに、新たに人気モデル「ノースフラッグ」が加わった。Text by YANAKA Tomomi英国海軍探検隊が証明した精度・機能と、現代のエレガンスが融合1926年、ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフが「ロレックスの技術と信頼性を備え、先駆的な腕時計をつくりたい」という思いから誕生した腕時計ブランド「チューダー」。新たに日本のラインナップに加わる「ノースフラッグ」は、1952年に英国海軍の北グリーランド探検隊が過酷な環境下で着用し、堅牢性・機能性・精度を証明した26本の「チューダー オイスタープリンス」から着想を得たモデルである。「ノースフラッグ」はモダンアドベンチャーのためのサイエンティフィックなデザインで、「チューダー オイスタープリンス」の精神と現代の技術、エレガンスが融合する。ケース径40mmのフ...
「TAGPLATE」のコラボモデルが“芝の日”から販売|NuAns × Shibaful

「TAGPLATE」のコラボモデルが“芝の日”から販売|NuAns × Shibaful

NuAns × Shibaful |ニュアンス × シバフル「代々木公園」と「セントラル・パーク」の2種類を用意TAGPLATE(タグプレート)モバイルバッテリーは、Lightningケーブルと充電用USBポートが一体になった薄型大容量モバイルバッテリー。2019年2月1日より規制対象である電気用品安全法(PSE法)にも適合し、14mmの薄型ボディでありながら6,000mAhの大容量を持つ優れもの。そんな「TAGPLATE」と芝生のモバイルアクセサリーブランド「Shibaful」とのコラボモデルが4月8日(芝の日)に発売された。“公園を持ち歩く”をコンセプトに、芝生の質感と手触りを再現するアイテムを展開する「Shibaful」と作り出したのは、代々木公園(東京都)とセントラル・パーク(ニューヨーク)の2種類。色合いや植毛など、質感と手触りをそれぞれの公園に合わせ緻密に再現している。自然と調和し、細部にまで配慮されたデザインと大容量バッテリーで、充電切れやケーブル忘れの心配なく新緑の...
ダイバーズ、レーシングウオッチの伝統を見事に統合した「ブラックベイ クロノ S&G」|TUDOR

ダイバーズ、レーシングウオッチの伝統を見事に統合した「ブラックベイ クロノ S&G」|TUDOR

TUDOR|チューダーチューダーのアーカイブから着想を得た“ネオ・ヴィンテージ”なダイバーズウオッチ「ブラックベイ クロノ S&G」1954年以来、プロフェッショナルダイバーズウオッチに絶えず進化を与えてきたチューダーが、新たな「ブラックベイ クロノ S&G」を発表した。ブラックベイのデザインにモータースポーツの象徴であるクロノグラフを加え、チューダーの伝統を見事に統合したスポーティなスタイルだ。Text by OZAKI Sayakaチューダーのアイコニックな要素と現代的なデザインが融合チューダーのプロフェッショナルダイバーズウオッチの歴史が凝縮されたブラックベイに、モータースポーツを象徴するクロノグラフを搭載し、S&G(スチール&ゴールド)でスポーティかつエレガントなスタイリングを施した「ブラックベイ クロノ S&G」が加わった。新作のダイアルはこれまでのブラックベイと同様に、1950年代のダイバーズウオッチから着想を得たもの。特徴は、初期のダイ...
チューダーのダイバーズウオッチの歴史を具現化。現代の実用時計「ブラックベイ P01」|TUDOR

チューダーのダイバーズウオッチの歴史を具現化。現代の実用時計「ブラックベイ P01」|TUDOR

TUDOR|チューダー1960年代にアメリカ海軍に提案したプロトタイプを元にリメイクされた「ブラックベイ P01」チューダーがバーゼルワールド2019にて、新たに「ブラックベイ P01」をリリース。チューダーは1950年代からアメリカ海軍にダイバーズウオッチを提供してきたが、1960年代後半に当時の技術者たちの叡智を結集した人間工学に基づく機能を導入したプロトタイプを考案。それから半世紀を経て当時のモデルをベースに、“最初の(01)”“プロトタイプ(P)”を意味する「ブラックベイ P01」が誕生した。Text by OZAKI Sayaka1960年代の機能的デザインをベースに、さらなる実用性を求めてリメイクチューダーは1967年に、アメリカ海軍に提供してきたダイバーズウオッチに代わる新たなモデルの開発に着手した。この新たなウオッチにはアメリカ政府の取り決めによる厳格な基準を満たす必要があり、技術者たちの叡智を尽くした人間工学に基づくアイデアの数々が導入された。このプロトタイプモデ...
ミッシング・リンク×ナイキ エア マックス スーザンのコラボスニーカー|NIKE

ミッシング・リンク×ナイキ エア マックス スーザンのコラボスニーカー|NIKE

NIKE|ナイキ映画「ミッシングリンク」公開記念コラボレーションスニーカー登場ストップモーション・アニメ映画「Missing Link(ミッシングリンク)」とナイキがコラボレーションしたスニーカー 、Air Max 1 Susan(エアマックス1 スーザン)が、にリリースされた。Text by KOBAYASHI Takumi (OPENERS)遊び心あふれるディテールに注目今回、ナイキとアニメーションスタジオ LAIKA の最新コラボレーションのインスピレーションとなったのは、同スタジオの新作映画「ミッシング・リンク」の主人公であるミスター・リンクだ。ミッシング・リンク x ナイキ エア マックス スーザンは、ナイキのアドバンスト・コンセプト担当VPのティンカー・ハットフィールド氏と、元アニメーターのマイケル・バーガー氏によるデザインで、LAIKAのコスチュームデザイナーのデボラ・クック氏が手がけた、ミスター・リンクのチェックのスーツの素材やテクスチャーをナイキ エア マックス ...
【三宅 純】大作の“完結”から1年「今はニュートラルな状態を楽しもうかなと思っています」

【三宅 純】大作の“完結”から1年「今はニュートラルな状態を楽しもうかなと思っています」

【三宅 純】大作の“完結”から1年「今はニュートラルな状態を楽しもうかなと思っています」パリを拠点に世界的な活躍を繰り広げる音楽家、三宅純。自身のライフワークとも語っていたアルバム「Lost Memory Theatre」三部作を完結させる『Lost Memory Theatre act-3』を、2017年11月に発表し、同じタイミングで「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2017」に出演。以来、1年ぶりとなる日本公演を直前に控え、また、話題の映画や舞台音楽でも多忙の本人をインタビュー。近況を聞いた。インタビュー/原田潤一 撮影/山下直輝ベートーヴェンの激情──まずはお仕事の近況を教えてください。「去年の8月から関わっているフランス映画がありまして。本来なら去年いっぱいで終わっているはずでしたが、年を跨いで2月に延び、6月に延び、9月に延び…いまだ編集が終わらないんですよ。それを一旦放置した状態で、いま(日本に)帰ってきてます」──この帰国中には、どんなことを?「まず『N...
2018年リリース作品を総括!“UK新世代ジャズ”傑作選

2018年リリース作品を総括!“UK新世代ジャズ”傑作選

相乗効果で“豊作の年”に!!“UK新世代ジャズ”ムーブメントの中でも近年特に注目を集めるのがロンドン、とりわけサウス・ロンドンを中心としたアーティストたち。ここで紹介する2018年度リリースの作品も、ほとんど南ロンドン周辺勢が占める形だ。そんな作品群を語る上で重要なのが、今年2月にジャイルス・ピーターソンの「ブラウンズウッド」からリリースされたオムニバス作品『We Out Here』である。 本作は、サックス奏者のシャバカ・ハッチングスによってまとめられ、まさに“南ロンドンのいま”を切り取った内容だが、これを起点にジョー・アーモン・ジョーンズやマイシャのアルバムがリリースされ、シャバカ・ハッチングス率いるサンズ・オブ・ケメットが名門インパルスからアルバムを発表。 さらに、モーゼス・ボイドやカマール・ウィリアムスといった注目のアーティストが次々と新作を生み出すなど、2018年はUKジャズにとって非常に活気に満ちた1年となった。これは近年、リチャード・スペイヴンやゴーゴー・ペンギンらに...
映画『バスキア、10代最後のとき』─監督サラ・ドライヴァーが語る「あの頃のNYとバスキア」

映画『バスキア、10代最後のとき』─監督サラ・ドライヴァーが語る「あの頃のNYとバスキア」

都市とアートをめぐる青春群像劇27歳でこの世を去り、現代アートの伝説として語り継がれる存在になったジャン=ミッシェル・バスキア。いまやその人気は、彼が憧れたアンディ・ウォーホルを凌ぐほどだが、そんなバスキアが“まだ何者でもなかった頃”に焦点を当てたドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が公開される。本作の監督を務めたのはサラ・ドライヴァー。映画監督/プロデューサー/女優などさまざまな顔を持ち、映画監督ジム・ジャームッシュの公私に渡るパートナーとしても知られる人だ。バスキアと同時代にニューヨークで活動し、無名時代からバスキアを知る彼女は、今回の映画制作の経緯をこう明かす。「1980年頃までバスキアと一緒に暮らしていたアレクシス・アドラーが、当時のバスキアの作品や写真をとても良い状態で保管していたんです。その作品から、バスキアのアーティストとしての存在感や、当時のニューヨークでみんなが感じていたエネルギーが伝わってきました。それがとても興味深くて、アドラーのコレクションを映...
ART
POGGY’S FILTER|vol.5 COMBOさん

POGGY’S FILTER|vol.5 COMBOさん

Page. 1小木“POGGY”基史氏がホストを務める『POGGY'S FILTER』、第5回目となる今回のゲストは、ヒップホップファッションをメインとしたセレクトショップとして、東京のストリートファッションシーンの最先端を走り続けてきた、NUBIAN(ヌビアン)のオーナーであるCOMBO氏だ。2005年に上野にてオープンしたヌビアンは、その後、原宿へ進出を果たし、昨年4月にはその原宿店を移転リニューアルオープン。今や国内はもちろんのこと、ヒップホップアーティストなど世界中から感度の高い人たちが集まる、注目のショップとなっている。バイヤーやディレクターとして、POGGY氏も一目を置く存在であるというCOMBO氏は、今のファッションシーンの主流となっているラグジュアリーストリートに対しても、日本でいち早くアンテナを張ってきた人物のひとりでもあり、そんな氏のファッション観や、そのルーツにあるヒップホップを中心とした音楽についても存分に語ってもらった。Interview by KOGI ...
クリストフルのアイコニックなコレクション「パール」をリバイバル |Christofle

クリストフルのアイコニックなコレクション「パール」をリバイバル |Christofle

Christofle|クリストフルクリストフルのアイコニックコレクションをリバイバルフランスのシルバーウェアの老舗クリストフルは、「卓上の芸術品」と呼ばれ、世界中で愛用されている。中でも象徴的なコレクション「パール」は、1850年代から続くもので、選ばれしシルバースミスの優れたノウハウが光る、華やかな銀細工だ。そして2019年春、新たにこの「パール」からインスピレーションを受けた新作ホームデコのオートクチュールシリーズが発表される。フラワーベースとセンターピースは、浮き彫りのパールとシルバーメッキで優雅さを表現。同じくシルバーめっきを施したボックスには黒曜石(火山岩)のボタンハンドルが付き、蓋を開けるとやわらかなアルカンターラのファブリックが敷かれている。メゾンのクチュール精神際立つこれらのコレクションは、一つ一つ手作業で形作られ、手掛けた職人の比類なき技術の証と言えるだろう。デコラティブボックス 価格|98万2800円素材|シルバーメッキサイズ |ø25cm 、H11cmフラワー...
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