成澤由浩
「成澤由浩」に関する記事
「世界ベストレストラン50」から読み解く世界のガストロノミー最前線!
コラムニスト、中村孝則氏特別寄稿沸騰する世界のガストロノミー最前線!「世界ベストレストラン50」から、世界の食のトレンドを読み解く(1)今年も「世界ベストレストラン50(以下、ワールズ50)」が決定した。メインスポンサーはサンペレグリノ&アクアパンナ。毎年、ジャーナリストや批評家、シェフ、レストランオーナーなど、食に関するプロたち930人余りが評議委員となって、いまもっとも「ウマい」店を選び出す。36人いるという日本の評議委員の代表を務めているのが、コラムニストの中村孝則さん。気になる今年のランキングとともに、世界の食のトレンドを読み解いてもらった。 Text by NAKAMURA TakanoriEdited by TANAKA Junko (OPENERS)ミシュランより価値あるレストラン・ランキング?2014年度ランキングが先ごろ発表された。これは毎年、イギリス・ロンドンの「ギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)」で発表される、世界規...
犬養裕美子氏特別寄稿|「世界のベストレストラン 50」の魅力
レストランジャーナリスト、犬養裕美子氏特別寄稿食のプロたちが選ぶ世界最速、最強ランキング!「世界のベストレストラン 50」の魅力(1)2002年にスタートした「世界のベストレストラン 50」。その名の通り、世界中からいまもっとも「ウマい」レストランを50店選び出すランキングである。イギリスの専門誌『レストラン・マガジン』が主催、936人におよぶ食のプロたちが投票で決めるというから、年々注目度が高まっているという話も素直にうなづける。じつはここ日本にも、投票権を持つ人たちが36人いる。その代表を務めているのが、レストランジャーナリストの犬養裕美子(いぬかい・ゆみこ)氏だ。OPENERSのために今回、犬養氏が日本ではまだなじみの薄いこのランキングの仕組みと、4月29日に発表された今年のランキングの特徴、そして個人的に気になったレストランについて語ってくれた。Text by INUKAI YumikoEdited by TANAKA Junko (OPENERS)世界最速、最強のレストラ...
INTERVIEW|「サステイナブル」という哲学を共有する、世界的シェフと一流コーヒーメーカー
INTERVIEW|「サステイナブル」という哲学を共有する世界的シェフと一流コーヒーメーカー成澤由浩シェフ インタビュー(1)昨今、衣食住のすべてにおいて、世界中で提唱されている、「sustainable(サステイナブル)」という言葉はご存知だろうか? 将来の環境や次世代利益を考えたうえでの“持続可能”を意味し、「いいもの」「美味しいもの」を味わってしまった私たちにとっては、重要なキーワードとなっている。今回、この“持続可能”というフィロソフィーに共感した成澤シェフが、「ネスプレッソAAAサステイナブル・クオリティ™プログラム」が行われている、ブラジルのコーヒー農園を訪ねた。Text by FUJII AkiPhotographs by NARISAWA Yuko & Nespresso「コーヒーは世界で共有している食材」だから、この目で生産地を見たかった世界に先駆け、「サステイナビリティーとガストロノミーの融合」というテーマで、自然保護に関わる料理を発表している、成澤由浩...
Chapter 5|DS3 × Cuisine 成澤由浩インタビュー
CITROEN DS3|シトロエン DS3 DS3 ×Cuisine──『Les Créations de NARISAWA』シェフ 成澤由浩作り手の哲学を反映することこそ“いま”の表現(1)フランス料理のクラシックを基本としながら、唯一無二の感性をもってつねにあたらしい料理を提案しつづける『Les Créations de NARISAWA』成澤由浩シェフ。フランスや日本といった国の枠を飛び越え、世界中からその才能を評価される彼の思想が、シトロエンDS3の哲学とオーバーラップする。文=小川フミオ写真=五十嵐隆裕フランスには物づくりにおける独特の時間の概念があるフランス人のおもしろさ。それはつねに先に進むところにあるといえるかもしれない。後ろを振り返らず、デザイン的にあたらしいことへ挑戦するシトロエンのクルマづくりしかり。料理もまたおなじだ。フランス人のシェフたちは「自分のオリジナリティを活かすことが大事」という。ややもすると、日本の老舗料理店が「まるで博物館みたい」と揶揄されてし...
COOK IT RAW|「食道Shoku-do / 食へとつづく道」自然派シェフたちの4日間の冒険(前編)
COOK IT RAW|クック・イット・ロゥ「食道Shoku-do / 食へとつづく道」自然派シェフたちの4日間の冒険(前編)昨年11月、成澤由浩氏やレネ・レゼッピ氏など世界の一流シェフ15人が、石川県の豊かな自然、食材や文化の体験をつうじて発見した魅力を料理で表現する食の祭典「COOK IT RAW in ISHIKAWA」が開催された。参加シェフたちの「自分たちのもつ料理の力で、世界中に日本の魅力を発信することによって東日本大震災後の日本を元気づけたい」との思いから、欧州以外ではじめて開催されたCOOK IT RAW(クック・イット・ロゥ)を、「L.C.D.N」のPRディレクター成澤裕子さんがレポートする。Text by NARISAWA YukoPhotographs by COOK IT RAW世界の料理シーンでもっともアバンギャルドで、クールな集団コペンハーゲン、フリウリベネチア、ラップランドにつづき、開催4回目を迎えるクック・イット・ロゥ(以下、C.I.R)。このイベン...
COOK IT RAW|「食道Shoku-do / 食へとつづく道」自然派シェフたちの4日間の冒険(後編)
COOK IT RAW|クック・イット・ロゥ「食道Shoku-do / 食へとつづく道」自然派シェフたちの4日間の冒険(後編)COOK IT RAW――そこで生まれたものは、その土地とそこに暮らす人びとへの大きな愛情。そして、説明のできない達成感。COOK IT RAWという、小さいけれど、大きなファミリー。世界を代表する一流シェフ15人が、石川県の豊かな自然、食材や文化の体験をつうじて発見した魅力を料理で表現する食の祭典「COOK IT RAW in ISHIKAWA」を、「L.C.D.N」のPRディレクター成澤裕子さんがレポートする。Text by NARISAWA YukoPhotographs by COOK IT RAW日本人の宝である美しい包丁さばきCOOK IT RAW(クック・イット・ロゥ/以下、C.I.R)は、2011年11月14日から16日まで、参加シェフが石川県の里山や里海を体験し、日本酒などの食材や工芸、温泉などの文化を理解するプログラムを実施し、17日のガ...
EAT|成澤由浩シェフと“苦味”がいざなう究極の味覚体験|シュウェップス
Schweppes|シュウェップスEAT|大人のためのソーダ「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」成澤由浩シェフと“苦味”がいざなう究極の味覚体験苦味とは食べ物のおいしさを引き立てるものである──。こんな話をすると、まさかとおもう人もいるだろう。だが、そんなウソのようなホントの話を証明する出来事があった。ときは11月初旬。秋には似つかわぬほど美しく広がった青空のもと、南青山のフレンチレストラン「ナリサワ」の成澤由浩シェフが、レモンの皮、炭の粉末、木の芽など、さまざまな“苦味”を使って、たしかに苦味がうま味を引き出す最高の調味料であることをわたしたちの目の前で証明したのだ。Text TANAKA Junko (OPENERS)苦味と日本人のおいしい関係!?苦味と聞いてイメージするもの。ブラックコーヒーや濃く入れた抹茶などの苦い飲み物を思い浮かべる人もいれば、魚介類の内臓や山菜、渋柿をはじめとするえぐみのある食べ物が頭をよぎる人、煎じ薬や丸薬などの“良薬”を挙げる人もいるだ...
EAT|全国の伝統料理をNARISAWAスタイルのお椀料理で提供
EAT|日本各地の伝統的な料理をお椀で提供NARISAWAのキッチンカー出店、東京ミッドタウンで3月8日(日)まで東京・南青山のレストラン「NARISAWA」の成澤由浩シェフがプロデュースするフードスタンド「NARISAWA KITCHEN CAR One of JAPAN」が、東京ミッドタウンに併設されたアイススケートリンク横に出店している。3月8日(日)まで。Text by HAMADA Masaru(OPENERS)京都の白みそ雑煮、北海道の石狩鍋、博多のモツ煮込み……成澤由浩シェフキッチンカーのメニューは期間中、日本全国を旅するように次々と変わる。メインは日本各地の伝統的な料理をお椀で提供するセット「One of JAPAN」。お椀料理一品と、成澤シェフのオリジナルの「18穀の恵み」で1200円だ。お椀は京都の白みそ雑煮、北海道の石狩鍋、福岡・博多のモツ煮込みのいずれかからひとつを選ぶ。お椀に添えられる「18穀の恵み」は一見、パンのような一品で、はさむ具材を3種(秋田・四元...
INTERVIEW|「サスティナブル」という哲学を共有する、世界的シェフと一流コーヒーメーカー
INTERVIEW|「サステイナブル」という哲学を共有する世界的シェフと一流コーヒーメーカー成澤由浩シェフ インタビュー(1)昨今、衣食住のすべてにおいて、世界中で提唱されている、「sustainable(サステイナブル)」という言葉はご存知だろうか? 将来の環境や次世代利益を考えたうえでの“持続可能”を意味し、「いいもの」「美味しいもの」を味わってしまった私たちにとっては、重要なキーワードとなっている。今回、この“持続可能”というフィロソフィーに共感した成澤シェフが、「ネスプレッソAAAサステイナブル・クオリティ™プログラム」が行われている、ブラジルのコーヒー農園を訪ねた。 Text by FUJII AkiPhotographs by NARISAWA Yuko & Nespresso「コーヒーは世界で共有している食材」だから、この目で生産地を見たかった世界に先駆け、「サスティナビリティーとガストロノミーの融合」というテーマで、自然保護に関わる料理を発表している、成澤由...
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