OPENERS CAR Selection 2013
「OPENERS CAR Selection 2013」に関する記事
OPENERS CAR Selection 2013 河村康彦 篇
OPENERS読者におくる2013年の5台OPENERS CAR Selection 2013 河村康彦 篇2013年のベストカー5台を河村康彦氏がセレクト。いま“OPENERS読者が注目すべきクルマ”とはなにか。そして、ことしのクルマ業界についても総括していただいた。Text by KAWAMURA Yasuhiko豊作な年「オススメの5台を選んで欲しい」と問われても、それだけの数を選出するのに困ってしまう年もあるいっぽうで、2013年はまちがいなく“豊作”とよべる1年となった。2008年の“リーマンショック”からまる5年。そのショックを引きずりながら、成長をつづける新興国市場にターゲットを絞り込んで、ひたすらコストダウンに走った事があからさまに見えるニューモデルもまだ少なくはない。が、「やはりそれでは自動車としての進化は見込めない」と考えをあらため、ふたたび世界の最先端で戦える商品力をそなえた日本車が復活し始めたのが、2013年という年であったようにもおもう。たとえば、マツダ「...
OPENERS CAR Selection 2013 小川フミオ 篇
OPENERS読者におくる2013年の5台OPENERS CAR Selection 2013 小川フミオ 篇小川フミオ氏が2013年に登場したクルマのなかから気になった5台をセレクト。昨年につづき、今回もOPENERS CARにて執筆したジャーナリスト6名が、2013年のクルマで注目したい5台を選出し、ことしのクルマについて総括していただいた。Text by OGAWA Fumio5台では足りない2013年(とおそらく2014年)は、クルマの歴史においてエポックメーキングな年として記録されるのではないかと僕はおもう。なぜなら、自動運転が本格的に採用されはじめた年だから。自動運転は、このさき自律走行や、路車間通信などの技術と結びつくだろうし、いっぽうで電気自動車(フューエルセルも含む)や、そのさきの温暖化防止対策への道を拓くことになるかもしれない。ようするに、社会ぜんたいを巻き込んだ大きなシステムの萌芽が見られた年だったとおもう。だから、2013年にはいいクルマがたくさんつくられて...
OPENERS CAR Selection 2013 大谷達也 篇
OPENERS読者におくる2013年の5台OPENERS CAR Selection 2013 大谷達也 篇2013の自動車業界を大谷達也氏が振り返る。いま“OPENERS読者が注目すべきクルマ”とはなにか。そして、ことしのクルマ業界についても総括していただいた。Text by OTANI Tatsuyaエコは当然、その先のクルマの本質が問われはじめたハイブリッド技術ではまだいくぶんのバラツキがあるものの、ダウンサイジング コンセプトなどによる省エネ技術がひと段落したいま、エコというキーワードはどのメーカーでも当たり前のように使われるようになってきました。もちろん、CO2排出量削減に向けた努力は今後もつづけられるでしょうが、そうした環境性能だけでクルマを評価するのはやや時代遅れになってきたような気がします。つまり、エコであるのはもはや当然。そのうえで、どんな付加価値があたえられているかが、各自動車メーカーの腕の見せどころになっているように思うのです。そのひとつが快適性やクォリティで...
OPENERS CAR Selection 2013
読者におくる2013年のベストカー5台OPENERS CAR Selection 2013いま“OPENERS読者が注目すべきクルマ”はなにか。昨年に引きつづき“OPENERS CAR Selection 2013”と題して、OPENERS CARをささえる自動車ジャーナリスト、大谷達也氏、小川フミオ氏、河村康彦氏、九島辰也氏、櫻井健一氏、渡辺敏史氏の6名が2013年を振り返る。大谷達也 篇へエコであるのはもはや当然。そのうえで、どんな付加価値があたえられているかが、各自動車メーカーの腕の見せどころになっている。・ポルシェ ケイマン・フォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドライン・ビー・エム・ダブリュー 320d ブルーパフォーマンス ツーリング・フェラーリ F12・マツダ アクセラ小川フミオ 篇へクルマに乗ることが楽しいとおもえる社会をつくる努力を、政府や関係各省庁やメーカーがしてくれることを大いに期待している。・ランドローバー レンジローバー スポーツ・アウディA3スポーツ...
OPENERS CAR Selection 2013 櫻井健一 篇
OPENERS読者におくる2013年の5台OPENERS CAR Selection 2013 櫻井健一 篇櫻井健一氏が選ぶ注目すべき5台とはなにか。モータージャーナリスト6名が、2013年のクルマで注目したい5台を選出し、ことしのクルマについて総括する。Text by SAKURAI Kenichi各ブランドのビジョンが明確になった年やられたからやり返したのがメルセデス。ここ数年、アウディ、BMWにやられっぱなしでドイツプレミアムブランドの生産台数では3位に転落。しかし、今年は昨年のアウディの記録である145.5万台をあっさり抜く149万台の生産台数であるといち早く発表した。「倍返し」とはいかないが、じゅうぶんにこれまでの借りを返した格好だ。アウディ、BMWのデータが出そろわないと確定的な話はできないが、少なくとも前年比11パーセント アップで新記録をマークしたアウディの2012年度生産台数記録は追い越したことになる。これには「CLA クラス」や「A クラス」が大きく貢献している...
OPENERS CAR Selection 2013 渡辺敏史 篇
OPENERS読者におくる2013年の5台OPENERS CAR Selection 2013 渡辺敏史 篇モータージャーナリスト渡辺敏史氏が、2013年に登場したクルマのなかから気になった5台をセレクト。昨年につづき、今回もOPENERS CARにて執筆したジャーナリスト6名が、2013年のクルマで注目したい5台を選出し、ことしのクルマについて総括していただいた。Text by WATANABE Toshifumi充実した先進の安全装備が求められた今年の市況を振りかえると、折からの低燃費指向にくわえて先進安全装備の充実──と、売れ筋のクルマに求められる要件がひとつ増えた感がありますね。象徴的だったのはダイハツとスズキという軽業界の2トップが、衝突軽減ブレーキを5万円程度という低価格での供給体制を採ったこと。そして販売好調の輸入車市場を牽引したCセグメントの新型車が軒並みそれを標準装着していたことでしょうか。もはや新型車にそれの用意がないというのは、大きな商機を逃がすことになる。日...
OPENERS CAR Selection 2013 九島辰也 篇
OPENERS読者におくる2013年の5台OPENERS CAR Selection 2013 九島辰也 篇九島辰也氏が選ぶ、“2013年のクルマで注目したい5選”を紹介。さらに、ことしのクルマ業界についても総括していただいた。Text by KUSHIMA Tatsuya既存のDNAをどう受け継ぎ進化させるか今年もまたエコ技術は進化し、加速した。日本の規制に見合ったクリーンディーゼルが生まれたことでディーゼルモデルが増えたり、単なるハイブリッドではないプラグインハイ ブリッドもカタログに追加された。三菱「アウトランダー」は技術力で今年の日本カーオブザイヤーのイノベーション部門賞を受賞したほどだ。また、ガソリンエンジンも黙ってはいない。フォルクスワーゲン「ゴルフ」に代表されるダウンサイジング化で、燃費をかせぎつつ二酸化炭素の排出量をおさえた。なんたってゴルフに積まれるのは1.2リッターなのだから驚く。初代のキャブレターエンジンより排気量は下回った。このほかではテスラ「モデルS」の登...
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