MIHARAYASUHIRO
「MIHARAYASUHIRO」に関する記事
RESTIR|バイヤー特集|『リステア ミッドタウン』は、ブラウンとファーの香り
RESTIR|リステアリステアブティック ゼネラルマネージャー兼メンズマーチャンダイザー 清水博之氏この秋冬は、ブラウンとファーの香り六本木ミッドタウンの開業と同時にオープンした『リステア ミッドタウン』。メンズは50以上のブランドを揃え、7割がヨーロッパ、2割がニューヨーク(アメリカ)、1割が日本で、そのすべてが買い付け商品だという。バルマンからトム ブラウン、コムデギャルソン、サカイ、ソフまで、独自のセレクトが光るリステアの清水博之氏が登場!文=OPENERS写真=原恵美子パリ、ミラノ、ニューヨーク、東京のコレクションからピックアップ!メンズとウィメンズを2階のワンフロアで展開する『リステア ミッドタウン』。1階ではデジタルガジェットなども取り扱い、アジアからの観光客などで賑わっている。「リステアでは、これまで黒にフォーカスしてきたイメージを、2011秋冬のメンズでは、トレンドと合わせてブラウンにフィーチャー。ブラウンを基調にしたコーディネイトがひとつの軸となります」と、リステ...
「ミハラヤスヒロ × ユナイテッド トウキョウ」のクラッチバッグが発売|UNITED TOKYO
UNITED TOKYO|ユナイテッド トウキョウあぶり出し加工をほどこしつつ、ミニマルなデザインに昇華ミハラヤスヒロとコラボレートしたクラッチバッグが発売「ステュディオス」が展開するコンテンポラリーブランド「ユナイテッド トウキョウ」が、メンズの第3弾となるコラボレーションブランドとして「MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)」を指名。デザイナー三原康裕氏とタッグを組んだクラッチバッグが発売された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)“TOKYO” のクリエーションを世界に発信ユナイテッド トウキョウは、「日本のあらたなモードスタイルを世界へ発信するALL MADE IN JAPANのグローバルコンテンポラリーブランド」をテーマに、日本ならではの高い技術と品質によって作られたプロダクトを中心に展開。とくに、クリエーションを生み出す “ヒト” にフォーカスし、ファッションデザイナー、アーティスト、スタイリスト、フォトグラファーなどTOKYOを代表す...
表参道ヒルズにミハラヤスヒロが運営するショップ「アイデア バイ ソスウ」が誕生|idea by SOSU
idea by SOSU|アイデア バイ ソスウ表参道ヒルズにオープンくつろぎと発見をもたらすショップ「アイデア バイ ソスウ」ミハラヤスヒロは、これまで「イデア バイ ソスウ」として東京・神宮前に構えていたショップを、3月に「アイデア バイ ソスウ」として表参道ヒルズにリニューアルオープンした。これまでのアポイントメント制での営業で得た独自のノウハウを基に、同店舗がたどりついたショップの理想形に迫る。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)凝縮した世界観を、より多くのひとに届ける2005年にスタートした「イデア バイ ソスウ」は当時、アポイントメント制のショップとして、ファッション業界に一石を投じた。日本では大きく展開されていない各国のブランドを独自の視点でセレクトし、店舗ではその商品を買い付けたバイヤーが、顧客ひとりひとりに丁寧にその魅力を紹介しながら、買い物を楽しむことができた。イデア バイ ソスウは、今年3月に「アイデア バイ ソスウ」として、表参道ヒ...
三原康裕的日本モノづくり「第3回 ル・モンドの靴下」(3)
MIHARAYASUHIRO×Le Monde第3回 ル・モンドの靴下(3)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。日本有数の靴下の産地である奈良県広陵町にある靴下工場を訪れた三原康裕さん。イズル靴下の松本猛さん、ミナミ靴下工場の南六郎さんらとの対談。貴重な靴下編み機が稼働する現場を目にし、職人と言葉を交わすことで靴下づくりの奥深さを知りました。靴下づくりに情熱を傾ける人びとの、技術とこだわりが詰まったオリジナルソックスがついに完成した。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)構成・文=竹石安宏(シティライツ)協力=萩野 宏貴重な編み機を稼働させつづける職人との出会い松本 三原さんのこだわりはよくわかりました。60本の編み機なら杢糸やニット用など、さまざまな糸が使えるので、感性も表現しやすいし、とても面白...
三原康裕│日本モノづくり「第4回 和田メリヤス」(2)
MIHARAYASUHIRO × Wada Meriyasu × Shinnaigai Textile第4回 和田メリヤス×新内外綿のスウェットパーカ(2)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。旧式の「吊り編み機」を独自に改造し、独創的な生地を編み出している和田メリヤス。その工場内で初めて吊り編み機に触れた三原さんは、ここでしかつくれないスウェットのアイデアを探っていく。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)、jamandfix構成・文=竹石安宏(シティライツ)協力=萩野 宏不可能を可能にした独自の技術広々とした和田メリヤスの工場内には、梁に吊り編み機が整然と吊り下げられている。現存する吊り編み機は約200台といれているが、同社はそのうちの150台を所有。100台を常時稼働させており、残りの50台を新...
三原康裕│日本モノづくり「第4回 和田メリヤス×新内外綿のスウェットパーカ」(3)
MIHARAYASUHIRO × Wada Meriyasu × Shinnaigai Textile第4回 和田メリヤス×新内外綿のスウェットパーカ(3)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。和歌山県の和田メリヤスでスウェット生地を編むための吊り編み機に出合った三原さん。さらなるクオリティを求めて、今回は岐阜県の紡績工場に向かった。構成・文=竹石安宏(シティライツ)写真=jamandfix明治、大正、昭和、平成──激動の時代を生き抜いた紡績工場JR岐阜駅からクルマで約30分。木曽川や長良川、揖斐川などがゆったりと流れる、豊かな水と緑に囲まれた海津市の駒野に、紡績メーカー新内外綿の生産工場ナイガイテキスタイルはある。理想のスウェット生地を求め、前回は希少な吊り編み機の残る和歌山県の和田メリヤスを訪れた三原さんだが...
三原康裕│日本モノづくり「第4回 和田メリヤス×新内外綿のスウェットパーカ」(4・最終回)
MIHARAYASUHIRO × Wada Meriyasu × Shinnaigai Textile第4回 和田メリヤス×新内外綿のスウェットパーカ(4・最終回)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。独自の開発力により激動の歴史を歩んできたナイガイテキスタイル。その技術力を目の当たりにした三原さんは、まさに世界で唯一といえるジャパンクオリティのスウェットパーカをつくりあげた。構成・文=竹石安宏(シティライツ)写真=jamandfix一本の糸に込めた世界屈指のクオリティ紡績とは繊維の状態から糸に紡ぐことだが、その工程は混打綿、カーディング(梳綿)、コーミング(精梳綿)、錬篠(れんじょう)、粗紡、精紡、巻糸といったさまざまな工程が必要となる。たった一本の糸を紡ぐにも、数多くの設備と膨大な時間が不可欠なのだ。ナイガイ...
三原康裕|日本モノづくり 第6回 MIHARAYASUHIRO×KANETA ORIMONO×CENTO COSE
MIHARAYASUHIRO|三原康裕第6回 MIHARAYASUHIRO × KANETA ORIMONO × CENTO COSE(1)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO」、通称“MMM”。衣料品の生地としてはポピュラーな綿織物。その国内有数の産地である静岡県・遠州地方の織物工場を訪れた三原さんは、ありふれた織物とは一線を画す日本でしかつくれない生地と出合った。写真=jamandfix構成・文=竹石安宏(シティライツ)綿織物の世界的産地、遠州・掛川我が国にとって繊維産業は、かつて重要な基幹産業のひとつだったことをご存知だろうか。世界的にもクオリティが高いことで評判だったMADE IN JAPANの糸や生地は、戦後欧米へ大量に輸出され、1950〜'60 年代には高度経済成長の原動力となった。そうした繊維産業を支えていたの...
三原康裕的日本モノづくり「第3回 ル・モンドの靴下」(1)
MIHARAYASUHIRO×Le Monde第3回 ル・モンドの靴下(1)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。毎日のように身に着けるものでありながら、納得のいく品がなかなか見つからないのが靴下。そうした不満は三原康裕さんにもあったようで、クオリティの高い日本製の靴下をつくりたかったという。そこで今回は、日本有数の靴下の産地である奈良県広陵町にある靴下工場を訪れた。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)構成・文=竹石安宏(シティライツ)協力=萩野 宏靴下の町で目指す高品質なモノづくりもとは足袋や素足の文化だった日本に、靴下が普及しはじめたのは明治時代。文明開化とともに洋装が一般化し、革靴に合わせて履かれるようになった。そうした需要を受け、明治後期より靴下の生産が盛んになったのが奈良県広陵町である。江...
三原康裕的日本モノづくり「第3回 ル・モンドの靴下」(2)
MIHARAYASUHIRO×Le Monde第3回 ル・モンドの靴下(2)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。日本有数の靴下の産地である、奈良県広陵町にある靴下工場を訪れた三原康裕さん。日本の靴下産業を憂い、靴下づくりに情熱を傾けるル・モンドの松本猛さんとイズル靴下の出井裕久さんとの会話のなかで、ここでしかつくれない靴下を探ってゆく。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)構成・文=竹石安宏(シティライツ)協力=萩野 宏衰退する産業と靴下づくりへの熱い思い三原 じつは今回松本さんにお願いしたのは、僕の友人である萩野さんのブランド「Shape of my heart(シェイプオブマイハート)」の靴下を僕がずっと愛用していて、それがル・モンドでつくられているということだったからなんです。僕は扁平足なんで...
MIHARAYASUHIRO|ビジネスシューズのコレクションをスタート
MIHARAYASUHIRO|ミハラヤスヒロブランドのあらたな局面ビジネスシューズラインをスタートシューズブランドとしてデビューした「MIHARAYASUHIRO」。現在まで蓄積された膨大なデータをもとに提案するあらたな企画は、なんとビジネスシューズだ。ビジネスシーンに求められる要素を押さえつつ、ブランドがもつデザイン性を絶妙なバランスで実現したそのコレクションは、三原康裕氏があらたなステージに立ったことを確信させる。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)モードとビジネスを橋渡す意欲的なコレクションミハラヤスヒロがはじめて取り組むビジネスシューズラインは、内羽根ストレートチップ、内羽根ウィングチップ、ダブルモンクストラップ、ビットローファーの4型をラインナップする。各3色で展開し、なかでも独特のムラ感があるブラウンとネイビーは、フォーマルとモードが共存した独特の雰囲気を醸し出す。ビジネスシューズとして打ち出しながら、ひと目で“ミハラ”とわかるそのデザインは、...
MIHARAYASUHIRO|「炙り出しSHOP」が期間限定オープン
MIHARAYASUHIRO|ミハラヤスヒロポップアップショップの内装もデザイナー三原康裕が監修東京ミッドタウンに「MIHARAYASUHIRO 炙り出しSHOP」がオープン「MIHARAYASUHIRO(ミハラヤスヒロ)」がもっとも得意とするデザインのひとつであり、国内外で多くのファンを引きつける“炙り出し”の技法。この技法を使った商品をそろえるポップアップショップ「ミハラヤスヒロ 炙り出しSHOP」が、10月21日(火)より東京ミッドタウンに登場する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ミハラヤスヒロの世界観を楽しめる特別な空間ミハラヤスヒロの“炙り出し”は、本来は外側にほどこされているパーツ類を、革の内側に閉じ込め、そのディテールを炙り出すことによって、それらがまるで浮き出てみえるような表情に仕上げるデザイン。コレクションでは靴や小物に使用されることが多く、現在では「Business LINE」のシューズにも取り入れられている。何年も使い込むことによっ...
三原康裕「オウプナーズ宣言」2
三原康裕「オウプナーズ宣言」 (2)――現場でのモノ作りはいままでも続けられてきたのですか僕自身もなるべく現場には行くようにしているし、僕が行けない場合はスタッフが必ず行くような体制でやってきました。僕らが売っているのはイメージではなく、エモーションだと思っているんです。一般企業でさえイメージ戦略を行う現在、ファッションにもイメージは付き物ですが、それとは別次元にあるものがエモーションだと思います。それは自分たちが作りたいモノを実現するための意気込みだったり、達成感だったり、なにかにチャレンジすることなんです。イメージだけを取り繕い、そんなエモーションが失われたモノを作っても面白くないし、嬉しくもない。それは製品を通してお客さんにも伝わるし、伝わったときがなによりも嬉しいんです。伝わらないとしょげますし(笑)、そこで超えられなかった壁も感じますけどね。イメージだけなら、その工場の一番良いモノをちょっとアレンジしてもらって、ラベルだけ付ければ済んでしまうかもしれない。だけど、その工場...