MERCEDES-BENZ

自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりが別々にガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。 製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。 こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役として常に時代の先頭を走り続けているのだ。

アウトドアを楽しむための新グレード「マルコ ポーロ ホライゾン」|Mercedes-Benz

アウトドアを楽しむための新グレード「マルコ ポーロ ホライゾン」|Mercedes-Benz

Mercedes Benz V 220d Marco Polo Horizon|メルセデス・ベンツ V 220d マルコ ポーロ ホライゾンアウトドアを楽しむための新グレードVクラスに「マルコ ポーロ ホライゾン」を追加メルセデス・ベンツ日本は2月2日(金)、「Vクラス」にアウトドアを楽しむための新グレード「V 220d マルコ ポーロ ホライゾン」を追加。販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi最大5名までの就寝スペースを確保1998年に日本に導入された「Vクラス」。2016年からの現行モデルは、日本ではディーゼルモデルのみが展開されている。新たに発表された「V 220d マルコ ポーロ ホライゾン」では、ポップアップルーフやフルフラット機能付きベンチシート、前席には回転式シートなど専用装備が与えられているのが特徴。これらの機能が用意されたことにより、最大5名が横になって休むことができるように。アウトドアなどでの車中泊なども可能になる。ルーフ上のポップアップルー...
東京オートサロンのキーワードは「スポーツ」と「カスタマイズ」|TOKYO AUTO SALON 2018

東京オートサロンのキーワードは「スポーツ」と「カスタマイズ」|TOKYO AUTO SALON 2018

TOKYO AUTO SALON 2018|東京オートサロン 2018「スポーツ」と「カスタマイズ」の東京オートサロンもともとはドレスアップカーを中心としたプライベート色の濃いイベントだった「東京オートサロン」。自動車メーカーが集客効果に注目するようになってからは規模も拡大し、今では国内有数の自動車ショーへと成長した。今年も幕張メッセで開催され大いににぎわったオートサロン2018。その模様を小川フミオ氏がレポートする。Text & Photographs by OGAWA Fumio国内屈指の規模に成長したクルマショー日本で最も人気の高いクルマのショーともいえる東京オートサロン。2018年の話題は公道を走るWECマシンといえるGRスーパースポーツコンセプトだ。2018年1月12日から14日にかけて幕張メッセで開催された東京オートサロン。880台の車両が出展されるという大きな規模で、入場者数は30万人を超えたという。東京オートサロンといえば、もともとはモータースポーツにインス...
メルセデスGクラス、40年ぶりのフルモデルチェンジ|Mercedes-Benz

メルセデスGクラス、40年ぶりのフルモデルチェンジ|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz G-Class|メルセデス・ベンツ Gクラス長年の進化を一気に果たすメルセデスGクラス、40年ぶりのフルモデルチェンジメルセデスは今年1月、デトロイトで開催中の2018年北米国際モーターショー(NAIAS)で、実に40年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型Gクラスを発表した。Text by SAKURAI Kenichiゲレンデヴァーゲン、第2世代へ実に約40年もの長きにわたり、世界中のカスタマーから高い支持を得てきた、孤高のSUVたるメルセデス・ベンツの“ゲレンデヴァーゲン”。発表当時はSUVというカテゴライズさえない時代であり、したがって今改めて見れば、タフでただただ走破性のみを求めた本格的な4駆モデルであったことが分かる。ゲレンデヴァーゲンは、メルセデス・ベンツと、オーストリアのシュタイア・プフ社との共同開発によって、軍用車両として企画されたモデルだった。それを民生用車両として転用したのがゲレンデヴァーゲンである。1979年市販当時の型式はW460。...
新型Eクラスカブリオレが日本デビュー|Mercedes-Benz

新型Eクラスカブリオレが日本デビュー|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz E200 Cabriolet|メルセデス・ベンツ E200 カブリオレMercedes-Benz E200 Cabriolet sport|メルセデス・ベンツ E200 カブリオレ スポーツMercedes-Benz E400 4MATIC Cabriolet sport|メルセデス・ベンツ E400 4MATIC カブリオレ スポーツ新型Eクラスカブリオレが日本デビューメルセデス・ベンツ日本は1月19日、Eクラスのオープンモデル「Eクラス カブリオレ」を発表。同日から注文受付を開始し、納車は3月ごろを予定している。Text by HARA Akira4人が快適なオープンドライブを楽しめる室内を実現メルセデス・ベンツ「Eクラス カブリオレ」は、名車といわれた「W124」をベースに1991年にデビューした「300CE-24カブリオレ」から数えて5世代目となるミドルサイズの2ドアオープンモデル。電動式完全自動開閉で遮音性と耐候性に優れたアコースティック ソフ...
メルセデス「GLC」「GLCクーペ」に初の「63」シリーズを投入|Mercedes-Benz

メルセデス「GLC」「GLCクーペ」に初の「63」シリーズを投入|Mercedes-Benz

Mercedes-AMG GLC 63|メルセデスAMG GLC 63Mercedes-AMG GLC 63 Coupe|メルセデスAMG GLC 63メルセデス GLC、GLCクーペに初の63シリーズを投入メルセデス・ベンツ日本は「GLC」と「GLCクーペ」にミドルサイズSUVで初めての「63」シリーズとなる「AMG GLC 63 4MATIC+」、「AMG GLC 63 S 4MATIC+」を追加投入した。価格は1,247万円からで、納車は2018年6月頃を予定している。Text & Photographs by UCHIDA Shunichiセグメント最速の加速性能ベースモデルとなるメルセデス・ベンツ「GLC」は2015年2月に発表された、「Cクラス」と同様の装備を持つミドルサイズSUV。日本の道路事情や駐車場にフィットしたサイズ感などから、発売以来ユーザーから高い評価を得ているという。一方の「GLCクーペ」は、このGLCをベースにクーペライクなデザインを取り入れるこ...
新しくなったSクラス クーペとカブリオレに試乗|Mercedes-Benz

新しくなったSクラス クーペとカブリオレに試乗|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz S 560 4MATIC Coupe|メルセデス・ベンツ S 560 4マティック クーペMercedes-AMG S 63 4MATIC+ Coupe|メルセデスAMG S 63 4マティック+ クーペMercedes-Benz S 560 Cabriolet|メルセデス・ベンツ S 560 カブリオレMercedes-AMG S 63 4MATIC+ Cabriolet|メルセデスAMG S 63 4マティック+ カブリオレ新しくなったSクラス クーペとカブリオレ試乗「Sクラス」のクーペとカブリオレが、AMGとともに新エンジンなど大きく変更を受けた。メルセデス ブランドの得意なジャンルとも言える、クーペ&カブリオレのトップモデルは果たしてどのように進化したのか。ロサンジェルスで試乗した小川フミオ氏によるインプレッションをお送りする。Text by OGAWA Fumio魅力あるクーペとカブリオレの最上位メルセデス・ベンツが手がける大型クーペとカブリオ...
「スターウォーズ」と「スターデザイナー」|LOS ANGELES AUTO SHOW 2017

「スターウォーズ」と「スターデザイナー」|LOS ANGELES AUTO SHOW 2017

ロサンゼルス・オートショー2017|LOS ANGELES AUTO SHOW 2017「スターウォーズ」と「スターデザイナー」12月に開催されたロサンゼルス モーターショーは、近年の他のモーターショー同様、全世界が注目するような大型のワールドプレミアなど派手な主役が少なかった一方で、2つの「スター」が輝いていたという。現地を訪れた大矢アキオ氏がレポートする。Text and Photographs by Akio Lorenzo OYAニューモデルだけではないロサンゼルス・オートショーが2017年12月1日から10日まで一般公開された。LAショーの始まりは1907年に遡る。1929年には場内の電気系統から火災が発生。幸い犠牲者はなかったが、展示車両の大半が消失するという事故があった。しかし第二次大戦後は全米最大の自動車市場であるカリフォルニアのショーとして、独自の地位を維持してきた。昨年からは、同じ主催者によって催されてきた「コネクテッドカー・エクスポ」と統一するかたちで、プレス...
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