『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー|INTERVIEW

『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー|INTERVIEW

INTERVIEW|『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督インタビュー(1)カンヌ映画祭で審査員特別大賞を受賞した『オールド・ボーイ』のほか、『JSA』など、タブーを恐れない作風で、韓国のみならず世界的な評価を獲得しているパク・チャヌク監督。5月31日(金)から公開となる最新作は、初のハリウッド進出も同時に果たした『イノセント・ガーデン』だ。主人公は18歳になったばかりの少女、インディア。交通事故で突然、父が亡くなり、ソリの合わない母との生活がはじまろうとするとき、見知らぬ叔父、チャーリーが彼女の前に現れる。物語が進むにつれて明かされる真実とは──? 観る者、誰もが衝撃を受ける、この映画に込めた想いを、パク監督本人に聞いた。Text by TASHIRO ItaruPhotographs (portrait) by KAMIYAMA Yosuke映像美と作り込んだディテール作品を観て、まず驚くのは圧倒的な映像の美しさ。主要な登場人物はインディアをはじめとする3人で、舞台も、彼ら...
人生を祝うシャンパーニュ「G.H.マム」|G.H.MUMM

人生を祝うシャンパーニュ「G.H.マム」|G.H.MUMM

G.H.MUMM|G.H.マムセラーマスター(最高醸造責任者)ディディエ・マリオッティが語る魅力(1)今日を祝い、明日の喜びを誓うシャンパーニュ「G.H.マム」フランスの勲章レジオン・ドヌールを模した“赤いリボン(コルドン・ルージュ)”で有名なフランスのシャンパーニュメゾン「G.H.MUMM(G.H.マム)」のセラーマスター(最高醸造責任者)であるディディエ・マリオッティ氏が来日。「G.H.マムを知らないひとにブランドをアピールすると?」との問いに、「フランス語に“グルマンディーズ(Gourmandise)”という言葉があり、これは食いしん坊、食道楽、ごちそうという意味です。G.H.マムはそんなイメージのシャンパーニュで、一杯飲んだら、もっともっと飲みたくなるワイン。その魅力は、フレッシュな果実のセンセーション(衝撃)にあります」と答えた。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)フランスでナンバーワン...
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ラ・メゾン・デュ・ショコラが手がけた至極の野菜スイーツ「エスプリ サレ」|INTERVIEW

ラ・メゾン・デュ・ショコラが手がけた至極の野菜スイーツ「エスプリ サレ」|INTERVIEW

INTERVIEW|セップ茸やタマネギを使った至極の野菜スイーツニコラ・クロワゾーが切り開く、チョコレートのあらたな境地(1)“ガナッシュの魔術師”と称えられた「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の創始者、ロベール・ランクス氏。フレッシュなミントハーブの風味を見事に封じ込めた風味付けガナッシュ「ザゴラ」など、独創的かつ繊細な味わいのチョコレートは、フランスのみならず世界中の人びとを魅了した。そのランクス氏の意思をいまに伝えるのが、2012年にシェフ・パティシエ・ショコラティエに就任したニコラ・クロワゾー氏。この夏、彼が送り出す新コレクション「エスプリ サレ」は、野菜とチョコレートを組み合わせたメゾンのパイオニア精神を感じさせる逸品。クリエイションの源を探るため、クロワゾー氏を直撃した。Interview & Text by TANAKA Junko (OPENERS)チョコレートの可能性を大きく広げる野菜マジック「野菜にはずっと前から興味をもっていました。2005年にM.O.F....
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INTERVIEW|フォーシーズンズ丸の内 東京、ダイニングを初のリニューアル

INTERVIEW|フォーシーズンズ丸の内 東京、ダイニングを初のリニューアル

INTERVIEW|フォーシーズンズ丸の内 東京、ダイニングを初のリニューアル建築家アンドレ・フーに訊くフォーシーズンズホテル丸の内 東京のあたらしい魅力(1)フォーシーズンズホテル丸の内 東京に今年4月に誕生した、あらたなホテルダイニング「MOTIF RESTAURANT & BAR(モティーフ レストラン アンド バー)」。そのデザインを手がけたのは新進気鋭の建築家、アンドレ・フー氏だ。開業以来の大改装となった今回、氏はどのようなビジョンをもって設計を手がけたのか、インタビューを通してその魅力に迫った。Text TODA KotaroPhotographs by ABE Masayaバーカウンターを中心にフロアを再設計――あなたはハリウッド女優ミッシェル・ヨーの香港の自宅も手がけられたし、シンガポールのフラートン・ベイ・ホテル、そしてロンドンのザ・シャードの52階にあるゴング・バーなど、業界でも知れ渡ったお仕事をされていますが、最初に手がけられた作品は?アンドレ・フー(...
INTERVIEW|グレイグースで、極上のカクテルを

INTERVIEW|グレイグースで、極上のカクテルを

GREY GOOSE|グレイグースグレイグースで、極上のカクテルを(1)ウルトラ・プレミアム・ウォッカを標榜するのが、フランスのグレイグース。特徴は、フランス産高級小麦を100パーセント使用していること、コニャック地方で製造されること、濾過を最小限にとどめて味わいを残していること、などがあげられ、高級ウォッカの代表格として熱い支持を集めている。今回、世界中の映画祭やパーティーなどで独創性あふれるカクテルをふるまうディミトリ・レジンスカ氏が、その魅力を語った。文=小川フミオ写真=門井 朋グレイグースを中心に広がる、高級ウォッカの新潮流高級ウォッカは日本でもじわじわと人気が広がっている。欧米のレストランでは食後酒としてウォッカを出すところが多い。日本のレストランでもウォッカに注目。消化を助け、気分をさわやかにする、ということで最後にウォッカをふるまう店もある。もちろんカクテルベースとしてもウォッカは魅力的な酒だ。グレイグースを扱うバーでは「飲みやすく、アルコール感もあり、カクテルベース...
INTERVIEW|伝統のシャンパーニュメゾン クリュッグの真髄を知る

INTERVIEW|伝統のシャンパーニュメゾン クリュッグの真髄を知る

INTERVIEW|“アッサンブラージュ”という芸術伝統のシャンパーニュメゾン クリュッグの真髄を知るすべて職人の手作業でおこなわれるこだわりの製法、長い歴史のなかで守り継がれる秘伝のレシピをもとに造り出される華やかな味わい――「you will never forget your first taste of Krug(クリュッグの最初のひとくちを、あなたは決して忘れない)」と語るのは、6代目当主 オリヴィエ・クリュッグ氏。先日、メゾン創始者 ヨハン・ヨーゼフ・クリュッグ氏が残した貴重な文書を携え来日した彼の呼びかけのもと、限られたプレスのみを集めた試飲会がひらかれた。166年の伝統が生み出す至高の味、その秘密が紐解かれた。Text by FUJITA Mayu(OPENERS)独自の製法が造り出す「いつでも変わらない品質と味わい」1843年、ヨハン・ヨーゼフ・クリュッグ氏によって創業されたシャンパーニュメゾン クリュッグの歴史は、親から子へ、代々クリュッグ家の者に伝承され、現在...
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INTERVIEW|『セイジ-陸の魚-』 監督 伊勢谷友介インタビュー

INTERVIEW|『セイジ-陸の魚-』 監督 伊勢谷友介インタビュー

INTERVIEW|『セイジ-陸の魚-』監督 伊勢谷友介インタビュー伊勢谷友介監督2作目となる映画『セイジ-陸の魚-』がいよいよ2月18日に公開となる。最近は、“70億人の人類が地球で生き残るためのプロジェクト”をテーマに、社会をリデザインする会社「リバースプロジェクト」を率いる代表としても、多忙をきわめる伊勢谷。この映画は、そんな彼の現在が凝縮された作品だ。監督、伊勢谷友介が、『セイジ』に込めた想いとは──。Photos by SAITO SeiichiText by SUGIURA Shu(OPENERS)「現代でこそ、受け入れられる映画」単純な映画ではない。この映画の結末に、多くの人は戸惑うかもしれない。1月某日、都内のカフェにて。西島秀俊と森山未來のダブル主演。原作は、辻内智貴著の2002年の小説『セイジ』。1990年代初頭、物語の語り手である大学4年生の「僕」(森山未來)は就職を決めた後、最後の夏休みに自転車で旅していた。その道中、「僕」は山間の町で住み込みでバーのアルバ...
REBIRTH PROJECT × COACH|コーチの革が、巨大なリサイクルマークに?

REBIRTH PROJECT × COACH|コーチの革が、巨大なリサイクルマークに?

REBIRTH PROJECT × COACHコーチの革が、巨大なリサイクルマークに?「人類が未来の地球に生き残るため」に伊勢谷友介が発足した、株式会社リバース・プロジェクトと、アメリカの革製品ブランド、コーチがコラボレーションを実現。その作品が6月20日(水)から青山のスパイラルで展示される。OPENERSではそれに先駆け、伊勢谷氏と作品を手がけたアーティスト、藤元 明氏にインタビュー。このプロジェクトと、作品に込められたコンセプトを聞いた。Interview Photographs by JAMANDFIXText by SUGIURA Shu(OPENERS)伊勢谷友介が考える、これからのものづくりリバース・プロジェクトは、2009年設立の株式会社。地球環境や社会環境を見つめ直し、未来の暮らしをあらたなビジネスモデルとともに創造することをテーマに、建築廃材を再利用した家具やアート作品の製作、デッドストックにあらたなデザインを施したリメイク・デニムなど、衣食住の多岐にわたる分野...
INTERVIEW|REBIRTH PROJECT 伊勢谷友介

INTERVIEW|REBIRTH PROJECT 伊勢谷友介

さまざまなアーティストたちが集い、表現する“再生”-REBIRTH PROJECT- 伊勢谷友介インタビューNHKドラマ「白洲次郎」で白洲役を演じるなど実力派俳優として活躍する一方、映画監督としても活動をつづけ、多方面で才能を発揮する伊勢谷友介氏が、新たなプロジェクトを立ち上げた。「人類が地球に生き残るため」をコンセプトに、環境問題に目を向けた「リバースプロジェクト」だ。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX伊勢谷氏は、「リバースプロジェクト」のホームページでこう語る。「僕らの世代はいろいろな面において、転換期を迎えなければいけないと思っています。社会は自然環境を犠牲にし、テクノロジーを発展させてきました。もちろん、僕らもその恩恵を受けて育ちました。ですが、自然環境の悪化を目の当たりにし、いま何か僕らにもできることはないかと考え、このREBIRTH PROJECTを立ち上げました。僕たちが行動することで、さまざまな才能をもった仲間たちが集い、表現して行く...
INTERVIEW|「サステイナブル」という哲学を共有する、世界的シェフと一流コーヒーメーカー

INTERVIEW|「サステイナブル」という哲学を共有する、世界的シェフと一流コーヒーメーカー

INTERVIEW|「サステイナブル」という哲学を共有する世界的シェフと一流コーヒーメーカー成澤由浩シェフ インタビュー(1)昨今、衣食住のすべてにおいて、世界中で提唱されている、「sustainable(サステイナブル)」という言葉はご存知だろうか? 将来の環境や次世代利益を考えたうえでの“持続可能”を意味し、「いいもの」「美味しいもの」を味わってしまった私たちにとっては、重要なキーワードとなっている。今回、この“持続可能”というフィロソフィーに共感した成澤シェフが、「ネスプレッソAAAサステイナブル・クオリティ™プログラム」が行われている、ブラジルのコーヒー農園を訪ねた。Text by FUJII AkiPhotographs by NARISAWA Yuko & Nespresso「コーヒーは世界で共有している食材」だから、この目で生産地を見たかった世界に先駆け、「サステイナビリティーとガストロノミーの融合」というテーマで、自然保護に関わる料理を発表している、成澤由浩...
INTERVIEW|東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦 25周年記念インタビュー

INTERVIEW|東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦 25周年記念インタビュー

INTERVIEW|東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦 インタビュースカパラ25周年の総決算! アルバム『SKA ME FOREVER』を語る(1)今年デビュー25周年を迎えた東京スカパラダイスオーケストラ。「最新作が最高作でないアーティストは、つづける意味がない」と言いきる谷中敦に、最新作『SKA ME FOREVER』についてインタビュー。スカパラの25年間、そしてこれからの活動など、その想いを語ってくれた。Text by Ayako Takahashi幅広い音楽性と独自のスタイルで“トーキョースカ”を確立──25周年、おめでとうございます。これまでのスカパラについてお聞かせくださいもう25年経ったのが信じられないくらいですね。もともとは高校からの仲間とやっていたバンドがあったんですが、大学のときに、そのバンドの仲間が、スカバンドをやるという人たちに誘われて。その人が、スカパラの創始者で、いまはもう辞めてしまったバンマスのASA-CHANG。要するに、スカパラに僕のバンドが...
INTERVIEW|映画『ゼラチンシルバー LOVE』 操上和美監督×祐真朋樹 インタビュー対談 その1

INTERVIEW|映画『ゼラチンシルバー LOVE』 操上和美監督×祐真朋樹 インタビュー対談 その1

INTERVIEW|映画『ゼラチンシルバーLOVE』操上和美監督 × 祐真朋樹 インタビュー対談(その1)写真家であり、クリエイティブディレクターでもある操上和美さんの初監督作品の映画『ゼラチンシルバー LOVE』。その衣装は、これまた映画初挑戦となるスタイリストの祐真朋樹さんが担当。当代きってのクリエイターふたりが、それぞれの「初」について語ります。まずは、ふたりの出会いから──。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix映画は総合芸術ファッション祐真朋樹 クリ(操上)さんは、ボクがこの業界に入る前から尊敬していた人なんですよ。操上和美 出会いは、たしか仕事だったよね。祐真 そうですね。操上 バーで会って、一緒に飲んだとかではなかったです(笑)。仕事で会いましたね。祐真 一緒にお仕事ができると決まったときは、「やっと一緒にできる!」とうれしかったです。たしかJRA(日本中央競馬会)でしたね。操上 木村拓哉くんのときだね。祐真 JRAのCMをやったときに、操...
INTERVIEW|映画『ゼラチンシルバー LOVE』|操上和美監督×祐真朋樹 インタビュー対談 その2

INTERVIEW|映画『ゼラチンシルバー LOVE』|操上和美監督×祐真朋樹 インタビュー対談 その2

INTERVIEW|映画『ゼラチンシルバー LOVE』祐真朋樹 × 操上和美監督 インタビュー対談(その2)操上和美さんの初監督映画『ゼラチンシルバー LOVE』で、衣装担当に初挑戦した祐真朋樹さん。ふたりのクリエイターの、ふたりの「初」仕事についての対談は核心へ──まずは、主人公の男(永瀬正敏さん)の黒づくめの服の話からスタート。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix映像言語を読み解く祐真朋樹 彼はもともと写真家だったわけです。写真家って、黒い服を着るのには“必然性”があると思うんですよね。写り込んじゃいけないとか、いろいろあるんです。それとどこか孤独というか、のぞいて押すという作業だから孤独じゃないですか?だから、あまり派手な服を着るのは変かなと思うんですよ。とくに主人公は“のぞき”で撮っていたりするわけで、そういうこともイメージとしてありましたね。それに革のコートは、すごく男の哀愁というか、古くいえば高倉健さんのトレンチコートもそうだけれど、そうい...
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