アート
「アート」に関する記事
フォトエキシビション「どこへ行っても猫と犬」が開催|ART
安彦幸枝による作品展第二弾「どこへ行っても猫と犬」が開催安彦幸枝氏によるフォトエキシビション「どこへ行っても猫と犬」が、東京・神田のテラススクエアにて開催される。オープン初日の3月18日(金)には、安彦氏に、森岡督行氏、加藤孝司氏を交えたトークイベントも開催されるという。Text by OPENERS書籍・雑誌、広告の分野で活躍する写真家の安彦幸枝氏の作品を紹介するフォトエキシビション第二弾、「どこへ行っても猫と犬」が東京・神田錦町のテラススクエアビルで2016年3月18日(金)より開催される。四季折々の草花が生い茂る、緑豊かな実家の庭に訪れる白猫の日常をとらえた代表作「庭猫」を中心に、同時期に旅先などで撮影された作品が展示・販売されるという。イベント初日には、作家で森岡書店店主の森岡督行氏、フリーランスエディターの加藤孝司氏を迎え、トークイベントとレセプションパーティーを開催。サイン会も実施される。会期は5月20日(金)までで、入場は無料だ。暖かくなり、足取りが軽くなる季節、少し...
オートクチュールの歴史を辿る、フランス発の人気展覧会が上陸|ART
パリで人気を博したファッション展が開催中カール・ラガーフェルドによるシャネルのドレスなど約130点紹介『PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服』が、3月4日(金)から5月22日(日)まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催されている。文/中村陽介ランヴァンやバレンシアガ、ディオールのイヴニング・ドレスも登場顧客の注文に合わせてデザイナー主導で作られる高級仕立服、オートクチュールは、19世紀後半のパリで誕生した。イギリス生まれのデザイナー、シャルル=フレデリック・ウォルトが、年に2回のファッションモデルを採用したコレクション発表やデザイナー主導で作る高級仕立服の受注、衣服にデザイナーの署名入りタグを縫い付けることなど、オートクチュールの基盤をきづいたことに始まる。 本展は、パリ市立ガリエラ宮モード美術館の館長オリヴィエ・サイヤール氏監修のもと、2013年にパリ市庁舎で開催されたエキシビションを、三菱一号館美術館での展示にあたり再構成したもの。19世紀後半から現在までつづく...
『ピクサー展』が東京都現代美術館で開催中|ART
『トイ・ストーリー』など人気作品のアートワーク約500点を展示『スタジオ設立30周年記念 ピクサー展』が開催中『スタジオ設立30周年記念 ピクサー展』が、2016年3月5日(土)から5月29日(日)まで、東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催されている。文/中村陽介ピクサー作品に豊かな創造性を与えるアーティストやデザイナーの存在1986年にアメリカのカリフォルニアで、ジョン・ラセター、エド・キャットマル、スティーブ・ジョブズらによって設立され、今年はスタジオ設立30周年の節目となるピクサー。これまでに、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』、『インサイド・ヘッド』など、数々の人気映画作品を発表し、多くのファンに愛されるアニメーション・スタジオだ。 ピクサー作品は世界中で人気を博しているが、それはコンピュータアニメーションという優れた技術だけによるものではない。独創的なストーリーや魅力的 なキャラクターなどの存在が大きく貢献している。ピクサーには多くのアーティストやデザイナ...
伝統と革新― 写真家・長塚誠志に聞く、4代目市川猿之助の素顔|INTERVIEW
写真家・長塚誠志インタビュー伝統と革新――4代目市川猿之助の素顔とは4代目市川猿之助による「スーパー歌舞伎II ワンピース」が大阪にて再演される。伝統と新しさに挑む彼を、亀治郎時代から10年以上に渡って撮り続けてきた写真家・長塚誠志が語る猿之助の素顔。文/熊谷朋哉4代目市川猿之助による「スーパー歌舞伎II ワンピース」ふたたび4代目市川猿之助が尾田栄一郎による大ヒット漫画に挑み、大きな話題を呼んだ「スーパー歌舞伎II ワンピース」。猿之助の主演と演出により、誰もが知る大ヒット作品『ONE PIECE』が、新たにスーパー歌舞伎として蘇った“事件”であった。「スーパー歌舞伎」は、先代の3代目市川猿之助によって始められた、これまでの歌舞伎とは異なる演出による全く新しい現代歌舞伎である。4代目による「スーパー歌舞伎II」の最新作である今作は、驚くようなスペクタクルあり、現代劇の要素あり……歌舞伎の「伝統」の意味を新たに問い直す、掛け値無しの傑作となった。そしてこの3月、大阪松竹座にこの「ワ...
「ザ・ノース・フェイス スタンダード」京都に新店舗オープン|THE NORTH FACE
THE NORTH FACE|ザ・ノース・フェイス「ザ・ノース・フェイス スタンダード」京都に新店舗オープン1月30日(土)、新旧の歴史と四季の街・京都に「ザ・ノース・フェイス スタンダード 京都店」がオープン。原宿、二子玉川につづく「スタンダード」3店舗目で、路面形式のショップとなる。Text by KUROMIYA Yuzu機能とデザインの融合をトータルで提案京都店は「STANDARD OF LIVING PACKAGE」をコンセプトに、都市と自然をつなぐツールとしてザ・ノース・フェイスをトータルコーディネートで提案。都市に生活の基盤を置きながらアウトドアスタイルを楽しむユーザーに向けて、機能とデザインが融合したアイテムはもちろん、空間にいたるまでディレクション。次世代の「ホリスティック(包括的な・全体的な)・アウトドアスタイル」を目指していく。店内は3フロアで構成されており1~2階には、メンズ、ウィメンズのほか旅を楽しむための機能的かつスタイリッシュなアパレルやギアを豊富にラ...
ルネサンスの巨匠、「ボッティチェリ展」がスタート!|ART
ボッティチェリの作品20点以上が一堂に!「ヴィーナスの誕生」で知られる、ボッティチェリの回顧展が開幕イタリア・ルネサンス期を代表する巨匠、サンドロ・ボッティチェリに焦点をあてた「ボッティチェリ展」が、2016年1月16日(土)からスタート。日本では初となる本格的な大回顧展には、初来日となる「書物の聖母」など、ボッティチェリの作品20点以上が集結する。Text by Aya MIZUHARAイタリア・ルネサンス期を代表する大画家の画業を一望東京・上野の東京都美術館で、2016年1月16日(土)から「ボッティチェリ展」がスタートする。同展は、「春」と「ヴィーナスの誕生」などの代表作で知られる、イタリア・ルネサンス期を代表する巨匠、サンドロ・ボッティチェリ(1444~1510)にフィーチャーした展覧会。日本では初の本格的な大回顧展となる。板に描かれた作品が多く、非常に繊細なため、ボッティチェリの作品はこれまでまとまった数の来日が叶わなかったが、日伊国交樹立150周年を記念して開催される同...
エトロが広げるアートの輪。新たなプロジェクトが始動|ETRO
ETRO|エトロキーン・エトロが考案した現代のボヘミアンエトロの新たな試み「ザ・サークル・オブ・ポエッツ」が始動エトロの新たなアートプロジェクト、「ザ・サークル・オブ・ポエッツ(The Circle of Poets)」がオンライン上で始動。19世紀のボヘミアンアーティスト集団を現代的にアップデートしていくというこの試みには、映像、音楽、建築、タトゥーといったさまざまな分野で活躍する若手アーティストが参加している。Text by UENO Koheiエトロのブランドフィロソフィーを体現するアート・プロジェクトエトロの新たなアートプロジェクト、「ザ・サークル・オブ・ポエッツ(The Circle of Poets)」がオンライン上で始動した。メンズコレクションのクリエイティブディレクターでもあるキーン・エトロが考案したもので、「ポエット(Poet)」とは才能豊かなアーティストのことを指すという。19世紀のボヘミアンアーティスト集団を現代的にアップデートしていくこの試みには、映像ディレ...
植物画を愛でる「イングリッシュ・ガーデン」展が開催|ART
植物画を愛でる「イングリッシュ・ガーデン」展がスタート!世界遺産「キュー王立植物園」の名品が集結2016年1月16日(土)から、「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」がスタート! 2003年にユネスコ世界遺産にも登録された「キュー王立植物園」のコレクションのなかから選りすぐりのボタニカル・アートや17世紀黎明期から現代までの絵画やデザイン画、工芸品を約150点を紹介する。Text by Aya MIZUHARA英国式庭園の歴史に沿ってボタニカル・アートの変遷を辿る2016年1月16日(土)から、ボタニカル・アート(植物画)をフィーチャーした展覧会「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」がスタートする。18世紀半ばに英国王の私的な庭園として始まった「キュー王立植物園」では、現在までに約22万点のボタニカル・アートを収集。壮大な庭園はロンドンの人々の憩いの場としても親しまれており、2003年にはユネスコ世界遺産(文化...
短期連載|Missing Trace〜ロンドンの記憶と記録のあいだ〜 第1回
アーティスト・久保田沙耶がロンドンで見たもの、感じたもの第1回「とろける小さな遺跡たち」芸術が生活に根ざした街、ロンドン。日々、あたらしい表現が生み出される「創出」の場所であるいっぽうで、いたるところに埋葬された過去の遺産を掘り出して、いまによみがえらせる「蘇生」の場所でもある。後者の行為は、たとえるなら過去から現在への伝言ゲーム。そんな時代を超えた“壮大な遊び”に心躍らない表現者がいるだろうか? 2015年4月から10月まで、修復とファインアートを学ぶために彼の地へ留学中の久保田沙耶もその魅力に惹きつけられたひとり。ロンドンの記憶と記録のあいだを漂う日々のなかで、琴線に触れたヒト・モノ・コトを綴る。Text & Photographs by KUBOTA SayaEdited by TANAKA Junko (OPENERS)修復の学生が一生懸命掘り出していたものこの春から滞在制作をしている「City & Guilds of London Art School」と...
短期連載|Missing Trace〜ロンドンの記憶と記録のあいだ〜
2015年6月から10月までの期間限定アート連載アーティスト・久保田沙耶がロンドンで見たもの、感じたもの芸術が生活に根ざした街、ロンドン。日々、あたらしい表現が生み出される「創出」の場所であるいっぽうで、いたるところに埋葬された過去の遺産を掘り出して、いまによみがえらせる「蘇生」の場所でもある。後者の行為は、たとえるなら過去から現在への伝言ゲーム。そんな時代を超えた“壮大な遊び”に心躍らない表現者がいるだろうか? 2015年4月から10月まで、修復とファインアートを学ぶために彼の地へ留学中の久保田沙耶もその魅力に惹きつけられたひとり。ロンドンの記憶と記録のあいだを漂う日々のなかで、琴線に触れたヒト・モノ・コトを綴る。※写真はプロジェクト「漂流郵便局」の一環で制作された『漂流物たち(Missing Trace)』(2013年)。プロジェクトの舞台、粟島の波打ち際で拾った漂流物たちに久保田沙耶が手をくわえたもの。連載期間中、その貴重な作品群を毎週月曜にひとつずつ紹介。Text by K...
柿本ケンサク『TRANSLATOR』展開催
映画や広告の世界で活躍するアーティスト初の写真展柿本ケンサク『TRANSLATOR』展開催演出家、映像作家、写真家として活躍するアーティスト、柿本ケンサクによる初の写真展『TRANSLATOR』が1月16日(土)から31日(日)まで、代官山ヒルサイドテラス ヒルサイドフォーラムで開かれる。Text by YANAKA Tomomi厳選された写真作品を中心に、未公開の映像作品などを展示映画やCMディレクション、広告の世界で幅広く活躍する柿本ケンサク氏。学生時代から映画やテレビCM、ミュージックビデオなどで助監督を経験しながら、作品の制作をスタート。2005年には長編映画『COLORS』を制作し、劇場公開されるなど、映像作家や撮影監督として世界へと活動範囲を広げ、さまざまな賞も受賞している。その表現方法に国内外から注目が集まるなか開催される、彼の初めての写真展。20代前半から50カ国以上を旅してきたという柿本氏が、この5年間で撮影した数万点のなかから厳選された写真作品を中心に展示。未公...
新世代の俊英、オリバー・ラリックの個展「TF」が日本初開催|Kaikai Kiki Gallery
Kaikai Kiki Gallery|カイカイキキギャラリーポストインターネット世代の新鋭オリバー・ラリックの個展を日本初開催「Kaikai Kiki Gallery(カイカイキキギャラリー)」は、オーストリア出身の注目アーティスト、オリバー・ラリック氏の個展を、2016年1月23日(土)まで開催している。「ポストインターネット」世代のアーティストとしての現代的なセンスに溢れながら、同時に歴史的な視覚文化を射程に置くラリック氏の作品は、欧米を中心に高い評価を得ているが、日本での個展は初開催となる。Text by TSUCHIYA Motohiro (OPENERS)“何かになろうとする”複製の可能性を示す「TF」の作品1981年、オーストリアのインスブルックに生まれたオリバー・ラリック氏は、現在、活動拠点をドイツ・ベルリンに置き、創作活動をしている。作品は立体作品や映像、ウェブベースのプロジェクトなど多岐にわたり、多様な形式から複製や変形のあり方を追求する。今回の個展の題材として...
ロエベ マイアミ店で、アートエキシビションを開催|LOEWE
LOEWE|ロエベロエベのディレクターみずからが厳選ロエベ マイアミ店で、アートエキシビションを開催会期は2016年1月17日(日)までで、米国マイアミのデザイン地区にあるロエベ ブティックでアートエキシビション『CHANCE ENCOUNTERS』が開催中。世代を超えた4名のイギリス人アーティストにフォーカスし、約40点もの作品を展示、さらにルーシー・リーの陶芸作品も並ぶ。Text by UENO Kohei過去と現在の出合い、その破壊的な美しさ12月2日(水)から2016年1月17日(日)にかけて、マイアミ・デザイン地区にあるロエベ ブティックで初のアートエキシビション『CHANCE ENCOUNTERS』が開催中だ。ロエベ財団のクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)氏がキュレーターを務めているとあって、各方面で大きな話題となっている。「いま現在のアブストラクトなポートレートを表現するイメージの集合」として考案されたこの...
トニー・ワードをキャンペーンに起用した新作コレクションをリリース|JUSTIN DAVIS
JUSTIN DAVIS|ジャスティン デイビスジャスティン デイビスがトニー・ワードをキャンペーンに起用歳を重ねてもセクシーな男であり続けるトニー・ワード。ロックとアートをテーマに、多くの人々を魅了するジャスティン デイビスは、この世界を股にかけて活躍するトップモデルを新作コレクションのPRに起用。力強いメッセージを打ち出してきた。Text by KAWADA Akinori「友とコーヒーと嘘とタバコ」がテーマモノクロの映像に、偽悪的な雰囲気を讃えた男。タバコをくゆらせ、紙コップのコーヒーを手にし、やれてダルな雰囲気だが、リングに、ブレスレット、ネックレスと小洒落たアクセサリーが、ラグジュアリーなオーラを発している。「こんなふうにカッコよく年齢を重ねたい」と思わせるジャスティン デイビスのPR動画に出演しているのは、トニー・ワードである。1992年に発売されたマドンナの写真集『SEXBOOK』に登場して一躍有名になり、現在も世界のトップモデルとしてキャリアを重ねる彼は今回の映像の...
インタラクティブなアート空間が二子玉川に出現|TOYOTA
Toyota Harrier|トヨタ ハリアーインタラクティブなアート空間が二子玉川に出現ファミリーで楽しめる東京の最新人気スポット、二子玉川ライズにて、11月22、23日の期間限定で第3弾となる「HARRIER CAFE」がお目見えした。第1弾では日本最大級の万華鏡を使ったインスタレーション、第2弾ではイタリアの高級家具ブランド「arflex(アルフレックス)」や人気珈琲店「猿田彦珈琲」とのコラボレーションなど、見る者を驚きの空間へと誘ってきただけにおのずと期待が高まる。「MAGICAL JOURNEY」というサブタイトルが付けられた今回、一体どんなアート空間が出現したのか早速リポートをおとどけする。Photographs by JamandfixText by TOMIYAMA Eizaburoハリアーで旅をしているかのような“マジカル”な体験休日ののんびりとしたひと時、ショッピングや映画鑑賞に訪れたひとたちが突如出現した「HARRIER CAFE」に足を止める。「これはなんだ...