堀口義弘
新型ボクスター スパイダーが登場|Porsche
Porsche Boxster Spyder|ポルシェ ボクスター スパイダー新型ボクスター スパイダーが登場ポルシェはニューヨーク オートショーにおいて、「ボクスター」のトップモデルとなる「ボクスター スパイダー」を公開。あわせて、日本でも4月15日(水)より予約受付を開始すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)981型ボクスターにも、特徴的なシルエットをもつスパイダーポルシェ「ボクスター」を、よりスポーツ走行に特化させた「ボクスター スパイダー」が、ニューヨーク オートショーでワールドプレミアを果たす。カタログモデルとしてこの名称を戴くのは、先代987型に引きつづき今回が2度目となる。2シーターオープンのボクスターに、あえて“スパイダー”という屋根なしモデルに冠される単語を重ねているとおり、通常のボクスターがもつ電動ルーフは、手動で開閉するファブリックルーフへと変更。もちろん走行中に開閉することはできず、基本的にはオープン状態が前...
ピクセルで自由に組み替えられるMINI|MINI
MINI 8bit pixel model|ミニ 8ビット ピクセル モデルピクセルで自由に組み替えられるMINI新型「MINI」に、8ビットのピクセルで構成されたボディでトランスフォームが自由なモデルが登場し、4月1日限定で発売する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)トランスフォームが、より自由に進化昨年の4月1日には一台で、新型MINIとオールドMINIを自由に楽しめるリバーシブルモデルが登場し話題となったが、今年もおなじ4月1日限定で特別なMINIが販売されることがあきらかにされた。今年のモデルは、先日お伝えした映画「ピクセル」での活躍にちなむと同時に、ミニのレトロフィットなイメージを強調すべく、8ビットのドットで構成されたボディをもつMINI。最大の特徴はドットの並びを自由に組み替えて変形できるトランスフォーム機能だ。昨年のモデルから継承されたこの機能を活用することで、細い路地の通行や狭いスペースへの駐車に便利だという。また8ビットとい...
ジャガー新型XF、河を渡るパフォーマンスでデビュー|Jaguar
Jaguar XF|ジャガー XFジャガー新型XF、河を渡るパフォーマンスでデビュー先日お伝えしたように、ジャガーは来週のニューヨーク オートショーでの正式発表を前に、ロンドンにおいて新型XFを公開した。その披露の場は、水上に張られた綱の上だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)海を渡る前に、河を渡る3月24日の朝、ロンドンのビジネス街のひとつ、カナリー・ワーフに面するテムズ河に張られた、直径わずか34mmのワイヤーロープの上で、新型「XF」が公開された。これから何が起きるのかと通勤途中のビジネスマンたちが注目するなか、水上に登場したXFは、そのまま綱の上を240メートルも走行するパフォーマンスを披露。先代XFよりも190kgも減量したという、新型の軽さを視覚的にアピールした。ニューヨークへ向けて海を渡る前に、水上を渡るというドラマティックな演出は、映画「007」や「ボーンシリーズ」、「インディー・ジョーンズ」でも活躍したベテランのイギリス人スタ...
BMW 1シリーズ、エクステリアを中心に大幅変更|BMW
BMW 1 Series|BMW 1シリーズBMW 1シリーズ、エクステリアを中心に大幅変更BMWはCセグメントのプレミアムコンパクトカー「1シリーズ」をマイナーチェンジし、来る3月のジュネーブ モーターショーで一般公開する。前後のデザインを既存のラインナップに合わせる変更をおこない、同時に新開発3気筒ディーゼルエンジンを搭載するなど、内外装のブラッシュアップとともにパワートレーンをリニューアルしている。Text by SAKURAI Kenichi最新のBMWデザインにリファイン今回欧州で2015年モデルとした発表されたBMW「1シリーズ」は、3ドアモデル、5ドアモデルともに前後のデザインの変更が大きく目をひくポイントだ。1シリーズは、登場からこれまでの10年間で、全世界約200万台ものセールスをおこなった人気車種。Cセグメントに属するコンパクトなボディを採用したFRモデルとして、走りにこだわるカスタマーに受け入れられてきた。Cセグメントのライバルといえば、ごぞんじのとおりフォル...
ポール・スミス氏の特別なランドローバー|Land Rover
Land Rover Defender for Paul Smithポール・スミス氏のランドローバー ディフェンダーポール・スミス氏の特別なランドローバーランドローバーは、ポール・スミス氏のオーダーにより特別に製作された「ディフェンダー」を公開した。カラーリングから内装まで、あそびごころ満載の特別な一台だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)イギリスのアイコン同士のコラボレーションランドローバーのアイコニックなSUV「ディフェンダー」をベースに、英国のデザイナー、ポール・スミス氏とのコラボレーションで制作されたのが、あそびごころ満載のワンオフモデルだ。ランドローバーを何年も乗りつづけているというポール氏は、ディフェンダーについて「わたしが特に誇りにおもう、英国のアイコンです。いまでもイタリアの片田舎にある自宅にはディフェンダーが置いてあり、岩だらけの不整地を走るには完璧なクルマです」と評している。この特別モデル制作にあたり、ポール氏はランドローバ...
レクサス、新型RXの登場を予告|Lexus
Lexus RX|レクサス RXレクサス、新型RXの登場を予告4月1日のプレスデイで開幕する、ニューヨーク オートショー(NYIAS)において、レクサスは新型「RX」を発表すると予告し、ティーザーを展開している。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)4代目に進化レクサスは、ニューヨークオートショーにおいて4代目となる新型「RX」を発表する。レクサスRXは、SUVのもつ無骨なイメージを拭い去りスタイリングを重視したプレミアムSUVとして1998年にデビュー。日本ではこの初代から2代目までをトヨタ「ハリアー」として販売していたが、2008年の3代目へのモデルチェンジを機にレクサスRXとして販売を開始、2012年にはスピンドルグリルを与えるマイナーチェンジなどがほどこされている。新型について、現在はボディサイドの画像1枚のみが公開されているが、歴代のRXみられる、なだらかに下がるリアハッチのラインにくわえ、押し出しの強いプレスライン、そしてブランドの頭文...
OPENERS CAR Selection 2014
ジャーナリストが選ぶ2014年のベストカー5台OPENERS CAR Selection 2014プラグインハイブリッド、EV、そして燃料電池(FCV)と、さまざまなパワートレインとともに、多くの次世代モデルが登場した2014年のクルマ業界。また同時に、自動運転などデジタルデバイスを活用した、クルマと情報通信技術の連携・融合が話題になった1年でもあった。面白いのは、そのいっぽうで、マクラーレン「650S」、ランボルギーニ「ウラカン」、メルセデスAMG「GT」といったスーパースポーツカーのモデルラッシュ。そしてラグジュアリー分野では、かのマイバッハが復活し、さらにジャガー、ベントレーにおいてはSUVモデルの投入表明するなど、パワーとラグジュアリーを求めた分野においても話題が尽きなかったことだ。サクラ前線が迫るこの3月。そんな2014年を、いまあらためて振り返りたいとおもう。今回「OPENERS CAR Selection」では、大谷達也氏、小川フミオ氏、河村康彦氏、九島辰也氏、西川淳...
OPENERS CAR Selection 2014 渡辺敏史篇
OPENERS読者におくる2014年の5台OPENERS CAR Selection 2014 渡辺敏史 篇2014年も終わりつぎの1年も見えてきたこの時期だからこそ、あわてずじっくり振り返った「OPENERS Selection 2014」。昨年登場した数おおくのクルマのなかでも、渡辺敏史氏が注目したモデルはこれだ。Text by WATANABE Toshifumiクルマの中身が多様性化14年に発売されたクルマたちを並べてみるに、各社の定番そして主力たる車種が順当なフルモデルチェンジを施してきたという感が強い。逆に多様化しつつあると実感させられたのは中身にまつわるところだ。パワートレーンに関して、欧州勢はCO2の排出総量を抑えるべく、ハイパフォーマンスモデルにかんしてもダウンサイジングターボのコンセプトをくわえなければ成り立たない状況が迫りつつあるわけだが、多くのリージョンでみなしEVとして扱われることになりそうなプラグイン ハイブリッドに当面の活路が見いだせる可能性が高まって...