ピクセルで自由に組み替えられるMINI|MINI
MINI 8bit pixel model|ミニ 8ビット ピクセル モデル
ピクセルで自由に組み替えられるMINI
新型「MINI」に、8ビットのピクセルで構成されたボディでトランスフォームが自由なモデルが登場し、4月1日限定で発売する。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
トランスフォームが、より自由に進化
昨年の4月1日には一台で、新型MINIとオールドMINIを自由に楽しめるリバーシブルモデルが登場し話題となったが、今年もおなじ4月1日限定で特別なMINIが販売されることがあきらかにされた。
今年のモデルは、先日お伝えした映画「ピクセル」での活躍にちなむと同時に、ミニのレトロフィットなイメージを強調すべく、8ビットのドットで構成されたボディをもつMINI。最大の特徴はドットの並びを自由に組み替えて変形できるトランスフォーム機能だ。昨年のモデルから継承されたこの機能を活用することで、細い路地の通行や狭いスペースへの駐車に便利だという。
また8ビットということで、ボディカラーには256色(2の8乗が256)が用意される。これだけのボディカラーが用意されるのは、このモデルが最初で最後ということだ。
2014年モデルに引きつづき開発を担当したA.プリルフール博士は「昨年発表のクラシックMiniボタンにより、最新型も旧型も楽しめるMINIの開発も苦労しましたが、今回の8ビットモデルの開発は、それ以上に大変でした。8ビットでのデザイン表現も難しかったのですが、何より、トランスフォーム機能の搭載が厄介だったのです。でも、これにより、世界が抱えている大都市への人口集中による課題が解決できると思っていますよ」と述べた。
また今年も博士からの注意事項が2点あり「ひとつは、おなじ8ビットキャラクターの代表格であるパックマンに、どこからともなく、とくに路地で遭遇してしまうこと。おなじ8ビットモデルだから、やきもちをやくのさ。そしてもうひとつは、このニュースの日付だよ」と促している。
なお、巨大なピクセルで表現されたパックマンと、それに対峙するMINI Ghostの活躍シーンがある映画「ピクセル」は、2015年9月19日より日本でも公開される。