OPENERS CAR Selection 2014
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2015年3月21日

OPENERS CAR Selection 2014

ジャーナリストが選ぶ2014年のベストカー5台

OPENERS CAR Selection 2014

プラグインハイブリッド、EV、そして燃料電池(FCV)と、さまざまなパワートレインとともに、多くの次世代モデルが登場した2014年のクルマ業界。また同時に、自動運転などデジタルデバイスを活用した、クルマと情報通信技術の連携・融合が話題になった1年でもあった。

面白いのは、そのいっぽうで、マクラーレン「650S」、ランボルギーニ「ウラカン」、メルセデスAMG「GT」といったスーパースポーツカーのモデルラッシュ。そしてラグジュアリー分野では、かのマイバッハが復活し、さらにジャガー、ベントレーにおいてはSUVモデルの投入表明するなど、パワーとラグジュアリーを求めた分野においても話題が尽きなかったことだ。

サクラ前線が迫るこの3月。そんな2014年を、いまあらためて振り返りたいとおもう。今回「OPENERS CAR Selection」では、大谷達也氏、小川フミオ氏、河村康彦氏、九島辰也氏、西川淳氏、渡辺敏史氏の6名のモータージャーナリストに2014年のベスト5台を選んでいただいた。

6者6様、それぞれの5台


OTANI Tatsuya|大谷達也

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2014年は、エコカーとおなじくらいに、場合によってはエコカーを上まわるくらいの勢いで、多くのスーパースポーツカーが誕生した1年であったようにも思う。

・マクラーレン 650S
・ランボルギーニ ウラカン
・アウディ S3
・フォルクスワーゲン e-up!
・ルノー ルーテシア ZEN 0.9ℓ MT

OGAWA Fumio|小川フミオ

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2014年は総じておもしろい年だった。IT業界では、スマートメディア全盛の現代をかなり前向きに評価する。クルマもやはりIT系が強くなり、さらに自動運転化が先へと進み出した。

・トヨタ MIRAI
・マツダ デミオ XD
・スバル WRX STI
・BMW i3
・ポルシェ マカン ターボ

KAWAMURA Yasuhirko|河村康彦

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2014年は、世界に通用する魅力度を備えた日本車の登場が印象的だった。いっぽう、輸入車もフルモデルチェンジしたCクラスをはじめ話題豊富な1年間であった。

・メルセデス・ベンツ C クラス
・BMW 2シリーズ クーペ
・トヨタ ミライ
・ポルシェ 911 GT3
・ジャガー Fタイプ クーペ

KUSHIMA Tatsuya|九島辰也

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2014年の自動車業界はバラエティに富んでいた。パワーソースではEV、ハイブリッドにディーゼル、そして水素燃料電池まで。電子デバイスの充実化も見逃せない。

・BMW i8
・テスラ モデルS
・メルセデス・ベンツ Cクラス
・日産 スカイライン
・レクサス NX

NISHIKAWA Jun|西川淳

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技術は手段でしかない。大切なのは、乗ってわくわくドキドキしたか、そこにスリルはあったか、乗ったあとでも気分が高揚していた、といった気持ちの方だ。古くさいけれども、それが主題であり続けている。

・パガーニ ウアイラ
・ケーニグセグ アゲーラR
・マクラーレン P1
・ブガッティ ヴェイロン 16.4 グランスポール
・メルセデス・ベンツ G 63 6×6

WATANABE Tosifumi|渡辺敏史

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定番、主力モデルの順当なモデルチェンジと、それに伴う中身の多様化の一年だった。

・マツダ デミオ
・メルセデス・ベンツ C クラス
・プジョー 308
・ランボルギーニ ウラカン LP610-4
・レクサス RC F

           
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