自動車情報
「自動車情報」に関する記事
FORD |フォード 「FOCUS ST」を発表
FORD FOCUS|フォード フォーカス ST小排気でも以前のエンジンを上まわる、EcoBoostのチカラフォードは9月30日に開幕するパリモーターショーにおいて、ダウンサイジングされたエンジンを搭載し高性能になったフォーカスの新型「フォーカスST」を出品する計画を発表した。文=ジラフ軽量化と高出力の両立まず今回発表されたフォーカスSTの注目すべきは、エンジンのダウンサイジングである。先代となるモデルには、ボルボに採用されていたエンジンをベースとする、2.5リッター直列5気筒ターボ(225ps)が搭載されていた。今回、新開発となる直噴2.0リッター直列4気筒ガソリンターボの「EcoBoost(エコブースト)」を採用。これにより無駄な燃料消費の抑制、小排気での高出力を可能にし、排気量を500cc減少させながら、最高出力は25psアップの250psを実現した。もちろん、環境性能の向上も図られているという。 エクステリアでは、空力を向上させる大型ルーフスポイラーや、大きな開口...
FIAT|フィアット アバルト「esse esse」を設定
FIAT Abarth 500C & FIAT Abarth Punto Evo|フィアット アバルト 500C & フィアット アバルト プント エヴォ"SS"の伝統のもと、チューンナップされた2台のフィアットフィアットは、「アバルト500C」と「アバルト プントエヴォ」にスーパースポーツの称号を名にもつチューニングキット「esse esse」(エッセエッセ)を設定することを発表した。文=ジラフ出力、トルクを引き上げ、よりスポーティにエッセエッセとは「スーパースポーツ」の頭文字SSをイタリア語であらわしたもの。これは、かつてフィアット車に用意されていた伝統的な称号で、1958年にアバルト社がクルマのもつ性能を手軽に向上させる目的で開発したキットがルーツになっている。当時、これを装着したフィアット車は、さまざまなモータースポーツにおいて活躍を果たし、名声を得るようになった。このエッセエッセは、2008年7月に「グランデプント」、同年10月には「アバルト 500」のキ...
SAAB|サーブ 9-3 e Power
SAAB|サーブ 9-3 e Powerサーブ初、市販を前提とするEVプロトタイプサーブはパリモーターショーにおいて、「9-3」のEV車プロトタイプとなる、「9-3 eパワー」を発表する。文=ジラフ100パーセント電池駆動ながら、最高出力は184psサーブ車初となる市販を前提としたEVプロトタイプ「9-3 eパワー」は、「9-3エステート」をベースに開発が進められたもの。最高出力は184psを誇り、2次電池としてリチウムイオンバッテリーを使用している。充電には約3~6時間を要し、1回の充電で最大200kmの走行が可能だという。また、そのEVシステムから生みだされる動力性能は、0-100km/h加速で8.5秒、最高速は150km/h(リミッター作動)を実現。市販車として、必要にして十分なパフォーマンスをもつモデルに仕上がっている。サーブは2011年、スウェーデン国内で70台の「9-3 eパワー」を使用した大規模な実証テストを開始する。早期の市販が期待されるところだ。
VOLVO|ボルボ Rデザイン採用
VOLVO|ボルボS60、V60にRデザイン採用ボルボは、スポーティな内外装を装備するためのコンセプト「Rデザイン」を、S60とV60にあらたに設定することを発表した。文=ジラフ内外装ともに変更され、よりスポーティにRデザインとは、エアロパーツを取りつけたエクステリアや、デコラティブパネルをつかったインテリアを採用することで、スポーティなデザインを具現するためのコンセプトである。今年のジュネーブショーでお披露目されたS60、そして7月に写真が公開されたばかりのV60にこのRデザインが設定されることとなった。 具体的なRデザインの仕様は、エクステリアにピアノブラックで塗装されたフロントグリルや、左右2本だしのマフラー、5スポークのダイアモンドカット18インチホイールなどを採用することで、スポーティ感を演出。全8色のボディカラーが設定されるという。インテリアでは、ブラックをベースに身体を縁取るかのようなラインでホワイトがあしらわれた厚めのシートが目を引く。この厚さによって、さ...
CITROEN|シトロエン LACOSTE CONCEPT 発表
CITROEN LACOSTE CONCEPT|シトロエン ラコステ コンセプトラコステとのコラボレーションカーの誕生シトロエンはパリモーターショーで、ラコステと共同開発した「シトロエン・ラコステコンセプト」を公開した。文=ジラフゴルフをイメージさせる内外装 シトロエンとラコステのコラボレーションによって生まれた「シトロエン ラコステ コンセプト」。その特徴はエクステリアに大きくあらわれている。ゴルフボールのようなデザインのアルミホイールや、サイドドアのない可倒式のフロントウインドスクリーンを採用したゴルフカートのようなデザインは、まさにラコステならでは。またインテリアはシンプルに仕上げられ、前後にベンチシートが採用されたことで、ゴルフのスポーティな印象が演出されている。シートには、ホワイトコットンのステッチがほどこされ、生地とあいまって、ラコステのポロシャツを彷彿させる仕上がり。搭載されるエンジンは直列3気筒のガソリンエンジン。全長3,450×全幅1,800×全高1,520mm...
Peugeot|プジョー EX1 いよいよ公開
Peugeot|プジョー EX1200周年を祝うプジョー発のEV以前、ティーザー画像のみが公開されたプジョーのコンセプトカー「プジョー EX1」がいよいよベールを脱ぐ。このたびパリモーターショーにおいて公開された。文=ジラフFIAのEV加速記録を更新! 最高出力340psプジョー EX1は、プジョーの創業200周年を祝うコンセプトカーとして開発が進められたもので、EV時代の到来に先駆けた、あたらしい時代のスポーツカーとして提案されたものだ。そのボディデザインは、コンセプトカーの「SR1」を彷彿とさせるもので、キャビンから後半はウインドスクリーンのないスピードスタータイプとなっている。またフロントに対してかなりタイトに絞られたリアのトレッドや、1,770mmの全幅に対し全高900mm、SR1と比較してもコンパクトかつ低重心になっているのが特徴だ。 また職人による緻密な手作業で調整されたカーボンファイバーを素材とするボディはコンパクト化とあいまり、車両重量もかなり軽量になって...
OPEL GTC Paris|オペル GTC パリ
OPEL GTC Paris|オペル GTC パリツインスクロールターボ搭載のコンセプトカーオペルは、内外装を重視し視覚的にも強い印象をあたえる、販売の可能性が期待されているコンセプトモデル「GTCパリ」の詳細をパリモーターショーにおいて発表した。文=ジラフインパクトの強い内外装によるスポーティな3ドア今回発表されたのは、インテリアおよびエンジンスペック。インテリアは、スポーツシートやスポーツハンドルのほか、アルミトリムなどを効果的につかうことによってよりスポーティな仕上がりとなる。一方エクステリアもルーフスポイラーや21インチホイール、LEDライトなどが確認できることから、非常に押しだしの強いモデルといってまちがいないだろう。 搭載されるエンジンには、ツインスクロールターボを採用した直噴の2.0リッター直列4気筒ガソリンユニットが採用され、最高出力は290psだという。6速のマニュアルトランスミッションを組みあわせることで、強烈な走りを楽しむことができる、コンパクトハッ...
FIAT|フィアット アバルト「PUNTO EVO」を発売開始
FIAT ABARTH PUNTO EVO|フィアット アバルト プント エヴォグランデ プントの後継、あらたなサソリを販売開始フィアット グループ オートモービルズ ジャパンはアバルト「プント エヴォ」をあらたに追加し、2010年10月5日から、全国のアバルト正規ディーラーをつうじ販売を開始した。なお、同車の販売にあわせ国内各店舗で10月16、17日に発売フェアを開始する。Text by OPENERS1.4リッター直4ターボ マルチエア搭載ヨーロッパ車輌にぞくぞくと“スタート&ストップ”機能がくわえられ、クルマの燃費効率の向上に一役かっている。そのシステムをあらたにフィアット車に搭載したモデルがグランデ プントの後継「プント エヴォ」である。ここであらためてスタート&ストップについて説明をつけくわえると、信号待ちなどの停車中にエンジンが自動的に停止し、ドライバーの意思で発信するための動作を感知するとイグニッションスイッチを操作しなくても即座にエンジンを始動することができるもの。...
LOTUS「ELITE」のプロトタイプを発表
LOTUS ELITE|ロータス エリート5リッターエンジンを積む、英国生まれの流麗なスポーツカー英国ロータスカーズはパリモーターショーにおいて、2014年に発売を予定している新型スポーツカー「エリート」のプロトタイプを発表した。文=ジラフ最高出力620ps、最大トルク73.4kg この新型エリートは、2+2シーターに電動開閉式ルーフを備えたスーパーカーで、ボディサイズは、全長4,600×全幅1,900×全高1,320mm、車両重量は1650kg。モダンクラシックをコンセプトにデザインされたボディはシンプルかつ流麗。最新テクノロジーとの融合させたこのモデルは、スポーツカーのつぎなる時代に目を向け開発された、まさにロータス車における新世代の象徴として存在している。フロントミッドシップに搭載されるパワーユニットは、ガソリンとハイブリッドの2種類。ガソリンエンジンは、トヨタ自動車から提供される5リッターV型8気筒エンジンと予想されており、最高出力620ps、最大トルク73.4kgmを発...
Range Rover|レンジローバー 新型レンジローバー イヴォーク発表
RANGE ROVER EVOQUE|レンジローバー イヴォークコンパクトかつプレミアムなレンジローバーの誕生ランドローバーは、このたび開催されるパリ モーターショーで、レンジローバー史上もっとも軽量かつコンパクトなモデルとなる「レンジローバー イヴォーク」を発表する。文=ジラフ2リッターSi4ガソリンエンジンを採用 レンジローバー イヴォークは、これまでのレンジローバーのなかでもっとも小さく軽量なモデル。コンパクトになった車体にラグジュアリーなインテリアをくわえ、卓越したパフォーマンスの証であるオフロードでの走破性をも兼ねたプレミアムSUVがこのニューレンジローバーである。ランドローバーは、2008年のデトロイト ショーでハイブリッド車「LRXコンセプトカー」を発表し話題となった。そのクルマをベースにデザインされ、市販車両としてこのたび登場するのがこのレンジローバー イヴォークで、独特なテーパー形状のフローティングルーフラインやショルダーなど、ダイナミックなフォルムが特徴だ。L...
LOTUS ELAN|ロータス エランの回生
LOTUS ELAN|ロータス エラン15年来の回生ロータスカーズはパリモーターショーにおいて、「エラン」のプロトタイプを公開した。文=ジラフ4.0リッターV6スーパーチャージャーを搭載初代エランは、1962年に誕生し、世界中のエンズージアストに愛されたライトウエイトスポーツとして知られる名車。1989年に誕生した2代目は、駆動方式がFFだったことが災いし人気が出ず、1995年に生産が打ち切られていた。それから15年のときを経て、このたび復活となったエランは、その様相をがらりと変え、エンジンをミッドシップにレイアウトした後輪駆動の2シータースポーツカーとして登場。トヨタ自動車から供給される、4.0リッターV6スーパーチャージャーを搭載。その最高出力は450psを誇り、最大トルクは47.4kgmを発生するという。 トランスミッションには7速DCTが用意され、最高速は310km/h、0-100km/h加速は3.5秒を記録する。ヨーロッパ市場での発売は2013年秋が予定され、英...
LOTUS ELISE|ロータス エリーゼ 新型公開
LOTUS ELISE|ロータス エリーゼエリーゼのコンセプトを受け継ぐ、新型軽量スポーツロータスカーズはパリモーターショーにおいて、「エリーゼ」のプロトタイプを公開した。文=ジラフ2リッター直4は最高出力320psエンジンをミドシップに搭載し、後輪を駆動する2シーターという現行のエリーゼのもつコンセプトを踏襲した新型が公開された。ロードスターとクーペのふたつのボディが用意され、エンジンは2.0リッター直4ガソリンエンジン+スーパーチャージャーを搭載。最高出力320ps、最大トルク33.7kgm発生する小排気のユニットながら、過給機による効率的ですぐれた走りを実現している。しかし従来からのエリーゼの特徴である軽量なボディがやはりその走りを決定づけているといえるだろう。 1095kgという軽量なボディと、小排気なスーパーチャージャー付きエンジン、そして6速MTの組み合わせにより発するパフォーマンスは、0-100km/hを4.3秒、最高速度270kmを記録。もちろん環境性能に...
Peugeot|プジョー 新型508 発表
Peugeot|プジョー 508より上質な仕上がりとなった508プジョーは、2010年9月に開催されたパリモーターショーにおいて、新型の「508」と「508SW」を発表した。文=ジラフ高効率、ハイトルクな「2.2HDi」エンジンを新採用今回発表された508シリーズは、新世代のプジョーのアイデンティティともいえるシャープなスタイリングと、ラグジュアリーで上質感溢れるインテリアが特徴。ボディサイズも全長約4.8mと、ワンランク上の車格をもつモデルに仕上がっている。搭載されるエンジンは、1.6リッターNA(最高出力120ps)、1.6リッターターボ(最高出力156ps)の2種のガソリンエンジン、1.6、2.0、2.2リッターディーゼルを3種、さらにディーゼルハイブリッドシステム「Hybrid4」が設定され、シトロエンDSシリーズのように豊富なバリエーションを見せている。 なかでも注目されるのは、新開発の2.2リッターディーゼルエンジン「2.2HDi」で、最高出力は204psを発...
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート ビッグマイナーチェンジ
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサートパサートのビッグマイナーチェンジフォルクスワーゲンは、9月30日から開催された2010年パリモーターショーにおいて新型パサートを公開した。文=ジラフフレキシブルなエンジンラインナップとラグジュアリーな内外装7代目となる新型パサートは、正確にいえば6代目のビッグマイナーチェンジ版にあたるモデル。ボディ形状は従来と変わらずセダンとヴァリアントの2タイプで、これまでどおりそれぞれにトレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの3グレードが用意されるほか、あらたにラグジュアリーグレード、エクスクルーシブが設定される。ヨーロッパ仕様については、10種類のエンジンが用意されている。3つの4気筒TSIとV6エンジンがガソリンエンジン、ターボとスーパーチャージャーを過給機に搭載し、天然ガスの利用によりもっともエミッションの少ない走行が可能なエコフューエルエンジン、85パーセントまでエタノールが混入したガソリンを燃料としてつかうことが...
CITROEN SURVOLT|シトロエン スルボル アートカー 公開
CITROEN SURVOLT|シトロエン スルボルヴィヴィッドなカラーリングのスポーツEVシトロエンは、EVスポーツコンセプト「スルボル(SURVOLT)」のアートカーバージョンを公開した。文=ジラフハイパフォーマンスなスルボルをベースとしたひとつの作品スルボルは、100パーセント電気のみで走行するピュアEVカーで、ふたつのモーターを採用することで、0-100km/h加速は5秒未満、最高速260km/hを誇るスポーツEV。スルボルをキャンバスに、フランスのアーティストであるフランソワーズ・ニエリー氏が作品を描き、彩りがあたえられたのがこのアートカーだ。ピンク、グリーン、イエローなどをつかった強烈な個性をもつカラーリングがほどこされた魅力的な1台となっている。 パリモーターショーにあわせて企画され、制作された同車は、パリ シャンゼリゼ通りにあるシトロエンのフラッグシップショールーム、「C42」に特別展示され、パリっ子たちの目を楽しませているという。シトロエン社はこのスルボ...