ネズミの穴

ART|荒木経惟展「切真」をラットホールギャラリーで開催

ART|荒木経惟展「切真」をラットホールギャラリーで開催

ART|切り離されたポジフィルムから再構築した世界荒木経惟展『切真』をラットホールギャラリーにて開催写真家・荒木経惟による個展「切真(きりしん)」が、9月26日(金)より11月2日(日)まで、東京・南青山のラットホールギャラリーで開催。「切真」シリーズより約30点が展示される。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)「破壊」と「再生」によって荒木氏独自の人生観を表現今年の4月~6月にかけて愛知・豊田市美術館で行われた大々的な写真展『往生写集 顔・空景・道』の興奮もいまださめやらぬなか、東京の拠点の一つとも言える、ラットホールギャラリーでの9回目となる個展「切真」が開催される。今回発表となる最新シリーズ「切真」は、撮影したポジフィルムを真っ二つに切り離し、組み合わせを変えてあらたにつなぎ合わせたポジフィルムをもとに、ふたたび写真をプリントして製作されている。昨年末に右眼の視力を失って以降に撮影された日常生活や街の風景、女性のヌード、花や人形のイメージを再構築させ...
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ART|ジム・ランビー展『Sun Rise Sun Ra Sun Set』をラットホールギャラリーで開催

ART|ジム・ランビー展『Sun Rise Sun Ra Sun Set』をラットホールギャラリーで開催

ART|身近な日用品を使った新作インスタレーションなどを紹介ジム・ランビー展『Sun Rise Sun Ra Sun Set』をラットホールギャラリーで開催スコットランド出身で身近な日用品を用い、色鮮やかなインスタレーションを生み出すことで知られるジム・ランビー(Jim Lambie)の新作展『Sun Rise Sun Ra Sun Set』が11日、南青山のラットホールギャラリーではじまった。6月21日(日)まで開かれる。Text by YANAKA Tomomi観る者の知覚に刺激を与え、身体感覚を丸ごと巻き込むようなインスタレーションジム・ランビーは1964年、スコットランド・グラスゴー生まれ。2003年にはヴェネチア・ビエンナーレのスコットランド代表に選ばれたほか、2005年には英国でもっとも権威ある賞のひとつといわれるターナー賞にノミネートされるなど、世界的にも高い評価を受ける現代アートの表現者のひとりだ。日本では2008年に原美術館での個展をはじめ、多くの美術館で作品が展...
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ART│ジョン・ジェラード『Sow Farm』をラットホールギャラリーで開催

ART│ジョン・ジェラード『Sow Farm』をラットホールギャラリーで開催

ART│仮想世界を取り込んだ作品で知られるアーティストの日本初個展ジョン・ジェラード『Sow Farm』をラットホールギャラリーで開催アイルランドとオーストリアを拠点に活動するアーティスト、ジョン・ジェラード(John Gerrard)による日本初個展『Sow Farm』が南青山のラットホールギャラリーで開かれている。2月28日(土)まで。 Text by YANAKA Tomomiハイパーリアリズム的な不気味さと崇高さをもちあわせる作品群仮想世界を取り込んだ作品の制作で知られてるジョン・ジェラードは1974年、アイルランド生まれ。オックスフォード大学で美術・絵画の学士号を、シカゴ美術館付属美術大学で博士号を取得し、現在はオーストラリアのウィーンとアイルランドのダブリンを行き来しながらグローバルな活動を展開している。ジョン・ジェラードの代名詞ともいえるのは、本来は軍事用に開発され、現在は主にゲーム産業でもちいられている「リアルタイム3Dコンピュータ・グラフィックス」を駆使した作品。...
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