山口幸一
“SV”の称号をもったランボルギーニ アヴェンタドールをスペインで試す 後編|Lamborghini
Lamborghini Aventador LP 750-4 SV(Superveloce)ランボルギーニ アヴェンタドール LP 750-4 SV(スーパーヴェローチェ)SV”の称号をもったアヴェンタドールをスペインで試す 後編“スーパースピード”を意味する、ランボルギーニ伝統の称号がついに「アヴェンタドール」にも与えられた。6.5リッターV12自然吸気エンジンから生み出される750psものパワーを、F1スペインGPの舞台でもあるカタルーニャ サーキットで大谷達也氏が試す。最新鋭ファイティングブルのパフォーマンスや如何に。前編に戻るText by OTANI Tatsuyaスタンダードのアヴェンタドールとはまったく別種では、長らくお待たせしたが、サーキット走行を通じて得られたSVの印象をリポートすることにしよう。ランボルギーニのサーキット試乗は、インストラクターがドライブする先導車をメディア関係者が追いかける、いわゆる“カルガモ方式”をとる。先導車と試乗車のあいだはトランシーバー...
史上最強のアバルト、695 ビポストが登場|Abarth
Abarth 695 Biposto|アバルト 695 ビポスト史上最強のアバルト、695 ビポストが登場フィアットのモデルをベースにエンジニアリングを施しスポーティに仕上げるブランド「アバルト」から、ブランド50周年を記念する最強モデル「アバルト 695 ビポスト」が登場する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)公道向けとしてクラス初のドグミッションも搭載FCAジャパンは、アバルト創設50周年を記念してつくりあげた最強のモデル「695 ビポスト」を発表。9月1日(火)よりカタログモデルとして販売を開始する。このモデルは、ブランド創始者カルロ・アバルト氏の”Sunday on the track, Monday at the office(日曜日はサーキットへ、月曜日はオフィスへ)”のことばを具現化し、究極の走りと日常生活をシームレスに行き来できるクルマを目標に掲げて開発されたという。その位置づけは、アバルトレーシング部門が販売するレース専用モデ...
自分だけのフェラーリをテーラーメイドする、458 スパイダー 武士道|Ferrari
Ferrari 458 Spider BUSHIDO|フェラーリ 458 スパイダー 武士道自分だけのフェラーリをテーラーメイドする昨今、ラグジュアリーブランドのトレンドはパーソナリゼーション、つまり自分だけの愛車を仕立てるという方向へと進んでいる。それはフェラーリも例外ではなく、かつてオーナーの希望に合わせ車両をつくっていたように、現代のフェラーリもさまざまなオーダーが可能だ。今回用意された「458スパイダー」も、世界に一台だけの特別なモデル。フェラーリがあらたにローンチした「テーラーメイド・プロジェクト」によってつくられた特別な跳ね馬だ。Text by OTANI Tatsuya Photographs by NAITO Takahitoどこまでを自分仕様にするか目の前にあらわれたフェラーリ「458スパイダー」は、落ち着いた紺にペイントされていて、フロントフードには2本の白いストライプが描かれているものの、それ以外にとりたてて目につく部分はなかった。それどころか、この外装色はむ...
カンヌ映画祭でセレブリティを送迎するクルマが、32年間もルノーでありつづける理由|Renault
Renault Captur Cannes|ルノー キャプチャー カンヌカンヌの名を冠したルノー キャプチャーの限定モデルが登場ルノーが映画を愛する理由1983年以来、32年間にわたりカンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務めるルノーから、今回はじめて「カンヌ」の名を冠した限定モデルが登場した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)映画史におけるルノー1946年からはじまったカンヌ国際映画祭。ベルリン、ヴェネチアとともに世界三大映画祭に数えられ、毎年5月になると世界中の映画関係者らをはじめ、多くのセレブリティが集い街は賑わいを見せる。今年は、日本からも是枝裕和監督の『海街diary』、そして黒沢清監督の『海辺の度』が出品。黒沢監督は本作で「ある視点」部門 を見事受賞するなど、その活躍が話題となった。カンヌ国際映画祭が開催される週末は、世界屈指のリゾート地として知られるコート・ダジュールの一年のなかでも、もっとも特別な時間が流れている。映画監督に俳...
Talk Session|クルマの近未来を語る座談会 後編
Talk Session|ジャーナリスト4名による座談会 後編201X年、不確かなクルマの近未来を語るIT業界、自動車業界を代表する4名のジャーナリストとともに座談会を開催。これからクルマはどのような進化を遂げていくのか。前回は軽自動車を中心に日本のクルマの未来を語っていただいたが、後編となる今回は、海外のクルマ事情についてのお話。Photographs by ABE MasayaText by SHIOMI SatoshiTalk Session|クルマの近未来を語る座談会 前編→ますます厳しくなるCO2規制小川フミオ(以下小川) 直近だとマツダ「デミオ」がよかったな。特にMTは走らせて楽しかったね。ただスポーティーすぎるとは思ったのも事実。マイナーチェンジした「CX-5」でも感じたんだけれど、どうしてマツダはあんなに足をかたくして過剰なスポーティーさを演出するんだろう?塩見 智(以下塩見) すごく簡単に言うと、そういうのが好きなお客さんに特化した戦略を立てているということではな...
アルファ ロメオ ジュリアがワールドプレミア|Alfa Romeo
Alfa Romeo Giulia|アルファ ロメオ ジュリアエンジンはフェラーリとの共同開発アルファ ロメオ ジュリアがワールドプレミアアルファ ロメオは、イタリア時間の6月24日、新型4ドアセダン「ジュリア」を初披露。「75」以来となるFRセダンがついに復活した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)現代に蘇ったジュリアの名「ジュリア」のデビューをどれほど待ったことか。出る出ると言われ続けて早数年――。しかし、待ちくたびれたアルフィスタたちも、このクルマの出来映えを見ればそんな憂鬱な気分は一蹴されるはずだ。ワールドプレミアの会場として選ばれたのは、イタリア・ミラノ郊外のアレーゼに新装されたアルファ ロメオ歴史博物館。世界中のメディアやジャーナリストが集うなか、創業105周年を迎えた今年、ジュリアは登場した。「アルファ ロメオのパラダイムと、meccanica delle emozioni(感情を持った機械)との完璧な融合」をテーマに開発された新型...
ホバーボードがついに実現へ。開発したのはあのレクサス|Lexus
Lexus|レクサスホバーボードがついに実現へ。開発したのはあのレクサスついに空飛ぶスケードボードが開発された。手掛けたのは日本が世界に誇る自動車メーカー、レクサス。この動画は本当なのか、まずは公開された予告編をご覧いただきたい。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)未来が現実となる瞬間1989年に公開されたハリウッド映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2』を観たことがあるひとなら、この動画がスタートした瞬間に心躍らされるにちがいない。「Lexus has created a real, rideable hoverboard」と題された本編には、ローラースケードボードを捨て去り、スモークを吐きながら宙に浮くホバーボードに足をかけるまでのワンシーンが納められている。これはフェイクなのか本物なのか。この予告編ではその事実は確認できないが、動画の最後には、レクサス初のスーパースポーツカー「LFA」のチーフエンジニアを務めた棚橋晴彦氏の名も記載...