THE 25 YEARS OF UNITED ARROWS

UNITED ARROWS|重松 理が語る、ユナイテッドアローズの躍進

UNITED ARROWS|重松 理が語る、ユナイテッドアローズの躍進

UNITED ARROWS|ユナイテッドアローズユナイテッドアローズ創業25周年スペシャルインタビュー(2)重松 理が語る、ユナイテッドアローズの躍進1990年7月に第一号店の渋谷店でスタートし、92年10月、待望の本店が渋谷区神宮前3丁目にオープン。時代はバブル崩壊で大騒ぎだったが、96年、ユナイテッドアローズにとって大きなチャンスが訪れる。俳優の本木雅弘が富士銀行(現・みずほ銀行)のコマーシャルに3つボタンスーツで颯爽とあらわれたのだ。Photographs by SUZUKI SimpeiText by KAJII Makoto (OPENERS)3つボタンスーツとクラシコイタリアで大躍進今振り返ると、2つボタンから3つボタンへの変化なのだが、当時、本木雅弘が着てあらわれた3つボタンスーツは鮮烈で新鮮な印象に残った。「ビームス時代は雑誌『ポパイ』とともに、そして『ブルータス』に取り上げられるなど、雑誌を見て服を買いに来る人が多かったのですが、時代が変わり、ユナイテッドアローズ...
UNITED ARROWS|重松 理が語る、これからの夢と希望

UNITED ARROWS|重松 理が語る、これからの夢と希望

UNITED ARROWS|ユナイテッドアローズユナイテッドアローズ創業25周年スペシャルインタビュー(4)重松 理が語る、これからの夢と希望「1976年からビームスにいて、ずっと海外買い付けをしてきて、欧米にかんしてはどこに何があって、どんな生活環境で、どこが優れているかを見つづけてきた」と重松 理氏。「今は、日本にしかにない高い技術を、海外に紹介・表現するような機能をつくりたい」と夢を語る。Photographs by SUZUKI SimpeiText by KAJII Makoto (OPENERS)日本人のすばらしさを再確認中ユナイテッドアローズは以下のような指針をもっている。私たちは、新しい「日本の生活文化の規範」(THE STANDARDS OF JAPANESE STYLE)となる価値観を創造し続ける集団です。「ビジネスの根幹は変わらず、お客さま第一主義。答えはすべて店頭にある。お客さまがつぎに何を欲しているかをどこよりも早く察知し、私たちが考える“今一番良い衣食住...
UNITED ARROWS|重松 理が語る、ユナイテッドアローズの使命

UNITED ARROWS|重松 理が語る、ユナイテッドアローズの使命

UNITED ARROWS|ユナイテッドアローズユナイテッドアローズ創業25周年スペシャルインタビュー(3)重松 理が語る、ユナイテッドアローズの使命2014年になって新ブランド、新レーベルをぞくぞくとスタートさせ、この秋にもファッションとスポーツを軸に編集した新ライフスタイルブランド「EN ROUTE(アンルート)」を立ち上げるなど、あらたな動きが目立つユナイテッドアローズ。ユナイテッドアローズ名誉会長になった重松 理氏に、セレクトショップの現状とこれからをうかがった。Photographs by SUZUKI SimpeiText by KAJII Makoto (OPENERS)時代感を共有できるセレクトショップとはユナイテッドアローズがスタートした90年代に比べて、セレクトショップの発信力が弱まっていると思うがと訊ねると、「まさにその通り。今は多様化しすぎて、何が新しいというのを作り手のデザイナーも理解。差別化できていないのが現実で、発信は弱くなっていると思う」と答える。「...
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