HAMILTON

1892年にアメリカで創業し、初期に手掛けた高精度の懐中時計により、鉄道時計ブランドとして絶大なる信頼を獲得。20世紀に入ってからも、同社の信頼性の高さが航空界に伝わり、1918年にはアメリカ発の航空便飛行の公式計時に採用され、’26年には初の北極上空のフライト成功にも同行。いわば、18世紀からアメリカの躍進を影で支えてきた、老舗ブランドである。

その後も意欲的な時計開発を続けたハミルトンは、1957年、ユニークな三角型ケースを特徴とする初の電池式腕時計「ベンチュラ」を発表。’70年代には世界初の発光ダイオード(LED)式デジタルウォッチ「パルサー」の開発にも成功し、電子時計の分野でも高い技術力を示している。映画「2001年宇宙の旅」(’68年公開)では、小道具として実際に使用される腕時計の製作も担当しており、この逸話がハミルトンの先進性をよく物語っている。

現在はスウォッチ グループの傘下となり、スイスにて時計を製造。フィールド、ネイビー、パイロットなど多彩なジャンルが揃うタフウォッチ「カーキ」、古き良きアメリカを表現したドレス系の「アメリカン クラシック」や「ジャズマスター」など、多数の秀作を発表し続けている。

【創業年】1892年 【創業地】アメリカ、ペンシルバニア州ランカスター 【主なシリーズ名】カーキ、ベンチュラ、ジャズマスター 【問い合わせ先】ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371

国内サイト:http://www.hamiltonwatch.jp/

アメリカンアール・デコのオーセンティックなデザインを継承する「ボルトン」|HAMILTON

アメリカンアール・デコのオーセンティックなデザインを継承する「ボルトン」|HAMILTON

HAMILTON|ハミルトン70年以上もの間、愛され続けたハミルトンレディースコレクションの決定的アイコン1940年代の登場以来、非常に長きにわたり愛され続けてきたハミルトンの名作「ボルトン」が、スタイルとカラーを一新してリリースされる。Text by OZAKI Sayakaクラシカルで優美。新作「ボルトン」が日本先行発売決定2018年7月、日本先行でリリースされる新しい「ボルトン」は、クラシカルなローマンインデックスを採用。洗練されたブラックラッカー仕上げのインデックスは、1940年代のオーセンティックなアメリカンスタイルを彷彿とさせる。アール・デコにインスパイアされた「ボルトン」のケースはエレガントな曲線を描き、クラシカルな佇まいを一層引き立てる。上品な輝きを放つダイアルと滑らかな曲線を持つケースに、丸みを帯びたサファイアクリスタルがマッチし、美しいバランスを実現。ダイアルは、光沢仕上げが印象的なホワイトシルバー。6時位置のスモールセコンドカウンターが、洗練度合いを際立たせて...
着せ替え可能なレザーストラップで楽しむ 「ジャズマスター シンライン オート」|HAMILTON

着せ替え可能なレザーストラップで楽しむ 「ジャズマスター シンライン オート」|HAMILTON

HAMILTON|ハミルトンハミルトンの定番モデル「ジャズマスター」を“着せ替え”で楽しむ新提案エレガントでモダンなハミルトンの人気シリーズ「ジャズマスター」より、ダイアルと4色のストラップの組み合わせを自在にカスタマイズできる「ジャズマスター シンライン オート」が登場した。Text by OZAKI Sayakaシーンに合わせて「ジャズマスター」をカスタマイズ!ハミルトンの新作「ジャズマスター シンライン オート」は、ダイアルとストラップのカスタマイズが可能なタイムピース。ストラップは単体で購入でき、イージークリックシステムによってワンタッチでストラップ交換が可能だ。4色のストラップとダイアルのカラーコンビネーションで、カジュアルからドレッシーなファッションまで自身のスタイルに合わせてカスタマイズできる。ポリッシュ仕上げが施されたケース径40mmのSSケースは、シンプルで滑らかなカーブが特徴。「ジャズマスター」のオーセンティックなスタイルを踏襲しつつ、エレガントで洗練された品格...
レッドブル・エアレースの世界を反映したスペシャルエディション|HAMILTON

レッドブル・エアレースの世界を反映したスペシャルエディション|HAMILTON

HAMILTON|ハミルトン「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」が今年も幕張で開催。そしてスペシャルエディションの発売も決定!ハミルトンが公式タイムキーパーを務める「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2018」の千葉大会が、5月26日(土)、27日(日)に幕張で開催。そのオフィシャルタイムキーパーを記念したスペシャルエディションがリリースされる。Text by YANAKA Tomomi3人のパイロットが新たにアンバサダーに就任エキサイティングな空のスポーツ、エアレース。パイロットが一周6キロのコースをおよそ1分間で周回するスピードと精度が求められる過酷なレースは、世界中の多くの人々を魅了。ハミルトンは2017年から「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」の公式タイムキーパーを務め、世界各地で開かれる大会をサポートしている。さらに、2005年よりハミルトンのアンバサダーを務めるフランスのニコラス・イワノフに加え、カナダのピート・マク...
アメリカン・クラシックの極み。「イントラマティック 68 オートクロノ」|HAMILTON

アメリカン・クラシックの極み。「イントラマティック 68 オートクロノ」|HAMILTON

HAMITON|ハミルトン時流におもねらない硬派なルックス。いま注目したいヴィンテージ感!ハミルトンは現在、スウォッチ グループに属するスイスメイドブランドとなっているが、もともとはアメリカを代表する時計メーカーだった。アメリカが先陣となって切り開いたグローバル時代のなか、ハミルトンもまた彼の国を代表する時計ブランドとして、個性を強烈にアピールしたのだった。そんななかで、このクロノグラフはアンダーステイトメントなルックスを有しているところが珍しく、硬派である。時流におもねらない、このヴィンテージスタイルが、いまとても素敵に見える。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)没個性が鮮烈な個性。名付けて1960年代の“ムジ・クロノ”ハミルトンと言えば、数々のアイコニックモデルを抱えるブランドである。例えば、エルヴィス・プレスリーが愛した「ベンチュラ」。爆発的ヒットを飛ばしたLED式デジタルウォッチ「パルサー」もある。資本がスイスに移って以降も、ハミルトンは独創的...
ハミルトン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|HAMILTON

ハミルトン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|HAMILTON

HAMILTON|ハミルトン共同開発によるエクスクルーシブなムーブメントが一段と充実エルヴィス・プレスリーが愛した時計ブランド「ハミルトン」(1)ハミルトンのアイコンモデル「ベンチュラ」が、今年はメモリアルイヤーを迎えた。それは「ベンチュラ」のオリジナルモデルの熱狂的愛好者だったアメリカのロックスター、故エルヴィス・プレスリーの生誕80年である。2015年は、エルヴィスをトリビュートする「ベンチュラ」の新作が用意されており、最もインパクトの強いオールブラックモデルに注目したい。Text by KAWADA Akinoriクラシカルな時計のモダンなスケルトン仕様ハミルトンが創業した19世紀後半から20世紀初頭には、アメリカで誕生した腕時計は、世界最高水準だった。その大きな理由が抜群の信頼性と精度を持つ鉄道時計の発達にあった。ハミルトンの腕時計はその代表格であり、現行の「レイルロード」はそんな過去の懐中時計にインスパイアされている。ケースは当時の懐中時計を思わせる丸みを帯びたスタイルで...
Hamilton|今年最大のトレンド、レトロクラシックで リーズナブルなモデルが続々!

Hamilton|今年最大のトレンド、レトロクラシックで リーズナブルなモデルが続々!

Hamilton|ハミルトン今年最大のトレンド、レトロクラシックでリーズナブルなモデルが続ぞく!懐かしい味わい。でも最新モデルならではのしっかりした造り。それが、スウォッチ グループの中堅ブランド、ハミルトンの新作の魅力。テイストが好みに合えば、これほどお買い得なブランドはない。取材・文=渋谷康人1930年代から70年代まで、伝統を継承するモデル“モダン・タイムズ”をテーマに登場した今年2011年のハミルトンの新作は、時計界の一大トレンド「レトロクラシック」をどこよりも体現するもの。1930年代スタイルのレディスから1970年代初頭の伝説的なクロノグラフまで全部で7モデル。どれも内容から考えると“ビックリするほどお買い得”な価格設定で、購買意欲を大いにそそられる。どれをお薦めするか本当に悩んでしまう。ミリタリーテイストのパイロットウォッチや、1960年代のフレキシブルブレスのシンプルモデル、そして機械式クロノの歴史に残る伝説的なクロノグラフまで多彩なラインナップだ。なかでもお買い得...
Hamilton|自由と冒険を求めた男たちの精神的シンボル!伝説的ウォッチの数かず

Hamilton|自由と冒険を求めた男たちの精神的シンボル!伝説的ウォッチの数かず

Hamilton|ハミルトン自由と冒険を求めた男たちの精神的シンボルハミルトン、今よみがえる伝説的ウォッチの数かず2011年3月24日からスイスでおこなわれるバーゼルワールドに先がけて、最新作を公開したハミルトン。チャップリンの名作『モダンタイムス』をテーマに、アメリカ発祥のスピリットで新風を吹かせた。文=本間恵子写真=門井 朋磨き抜かれ、モダンにリバイバル!ハミルトン発祥の地はアメリカ。1892年の創業だ。馬車に代わって鉄道、車両、船舶が活躍し、さらには航空機の開発で人びとが空を飛ぶ夢までかなえた、時代の大転換期を実体験したブランドである。自由へのつきせぬ思い、まだ見ぬ国への憧れを抱いた開拓者たちの熱い思いが、時計のすみずみに備わっているのだ。今春バーゼルワールドに先がけ、特別公開された新作は、ハミルトンが誇る名作の数かずからインスパイアされている。たとえば米海軍で使われたマリンクロノメーター、空軍パイロットのナビゲーションウォッチなどは、ハミルトンの高精度ぶりが評価されて公式に...
My Own Watch|安東弘樹さんが愛用する腕時計とは

My Own Watch|安東弘樹さんが愛用する腕時計とは

第7回|安東弘樹×ハミルトン ロイドクロノ自分だけのこだわりで時計を選ぶ、という楽しみ方My Own Watchの第7回目に登場するのは、TBSアナウンサーの安東弘樹さん。クルマ好きとしても知られ独自のこだわりを持っている安東さん、やはり時計にも独自の流儀があるようだ。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)Photo by KONDOH Hiroyuki時計を選ぶ基準はクロノグラフであることシャツにジーンズ、足元は茶系のブーツというカジュアルなスタイルで、神宮外苑いちょう並木のカフェに現れた安東さん。腕には、職人が一本一本丹念に仕上げた「メイド・イン・ジャパン」ブランド、GSXの「ni プロデュース ハートカクテル」、そして手にしたケースにはもう一本のハミルトン「ロイドクロノ」。その2本の時計の共通点は、クロノグラフであること。それ以外はカラーもデザインも異なるこの時計を、安東さんはどう使い分けているのだろうか。「じつはTBSに入社した時、先輩に注意...
HAMILTON|ハミルトンの歴史を生誕の地ランカスターに訪ねて

HAMILTON|ハミルトンの歴史を生誕の地ランカスターに訪ねて

HAMILTON|ハミルトン時代を牽引しつづけるパイオニア・スピリットハミルトンの歴史を生誕の地ランカスターに訪ねて(1)アメリカはペンシルバニアにある街、ランカスター。ニューヨークから車で片道2、3時間ほどの場所にあるこの街が、ハミルトンが生まれ、そしてその歴史を積み重ねていった土地である。ここであらためてブランドのルーツ、そしてそのパイオニア・スピリットにふれる。Photographs by MOCHIZUKI MichikaText by KUROBE Eri街とブランドを象徴する、時計塔のもとへ緑のなかにそびえる煉瓦作りの時計塔。アメリカ東部の歴史を感じさせるその光景が、ペンシルバニア州ランカスターの街には残っている。18世紀に作られたランカスターは、米国のなかでも古い歴史をもつ街だ。この威風堂々たる建物は、かつてハミルトン社の工場だったという。現在は高級レジデンスに変わっているが、たたずまいは当時のままだ。門柱にいまも残るハミルトン・ウォッチの頭文字「H」。ハミルトン社が...
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