CLUBKING|日替わりでデザインされるTシャツをまとめてご紹介

Diary-T 101 茶室のこと

Diary-T 101 茶室のこと

Diary-TDiary-T 101 茶室のこと文・アートワーク=桑原茂一「利休にたずねよ」山本 兼一 (著)  PHP研究所 (2008/10/25)あまりにこの世界が気に入って、無遠慮に阿部海太郎くんに曲を書いてもらい。大胆にも、あの大貫妙子さんに朗読をお願いしてしまうという身勝手快挙。阿部君のセンス、大貫さんの凜としたたたずまい。これなら「利休にたずねよ」も本望ではないか。誠にムシの良いエゴイスチックな野望。が、根が無学でお調子者、文字の読み方の間違い、茶道の世界の勘違い、等々、出版社の担当者からおしかりを受ける。大貫さんからも、“あなた大丈夫?”にもかかわらず、阿部くんの献身的な的を得た音楽と大貫さんの見事な朗読のお陰でかろうじて難関突破ちっちゃなイベントは終わった。そうか、もう三年近く前のことか~が、絶対懲りないあきらめない!! いつかこの凛として美しい世界をあの「甘い沈黙」を健闘?(これもあきらめない)したあのあの銀座のシックなOJIHALLできっと成功させてやるぞ! ...
Diary-T 103 prayer

Diary-T 103 prayer

Diary-TDiary-T 103 prayer文・アートワーク=桑原茂一暑中お見舞い申し上げます。← Diary-T 99~104購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=33755754
Diary-T Vol.7 99~104|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.7 99~104|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.7桑原茂一が毎日デザイン!選曲家でありプロデューサーでありクラブキングの代表でもある桑原茂一氏が、ほぼ毎日Tシャツをデザインする「Diary-T」。ここでは6日分のデザインを、桑原茂一がその日の心象風景を綴ったエッセイとともにまとめて紹介していく。Diary-T 99~104Diary-T 104 priciple茂木健一郎Diary-T 103 prayerDiary-T 102 ラッキー~Diary-T 101 茶室のことDiary-T 100 生きるコントDiary-T 99 Kathy ! Cathy...桑原茂一|Moichi KUWAHARA選曲家/プロデューサー/クラブキング代表。米国『ローリングストーン』日本版を1973年の創刊号から運営、77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、同年『コムデギャルソン』のファッションショー選曲を開始する。82年原宿に日本で初のクラブ『ピテカントロプス』をオープン、89年フリーペーパー『dic...
Diary-T 104 priciple 茂木健一郎

Diary-T 104 priciple 茂木健一郎

Diary-TDiary-T 104 priciple 茂木健一郎文・アートワーク=桑原茂一「プリンシプルを持って生きれば、人生に迷うことはない」(白洲次郎)茂木さんの会話によく出てくるフレーズだ。最近ようやくその意味がわかった。私は茂木さんの書かれた本の中から名言集をcutupしていろいろと遊びたいと考えている。それがいつの間にかあたらしいアプリの開発に繋がっている。もうそこまで、手が届きそうなところまで、来ているのだが、ここが辛抱のしどころ也。そうだ、ロンドンに帰ってしまった岸本くんに電話しなければ……そう、でまだ読んでないけれど、これはtwitter向きかも。心と脳に効く名言 言葉と測りあうために 茂木健一郎著「明日世界が滅びるとしても、今日君は林檎の樹を植える」(開高健)「感傷を怖れる所に、誠実真摯はない」(立原道造)「喜びを新たにするには悲しみが要り、信を新たにするには疑いが要る」(小林秀雄)「人間は、自分の置かれた、その中で最善を尽くすほかないでしょう」(小津安二郎)「...
Diary-T 105 ガラスの海

Diary-T 105 ガラスの海

Diary-TDiary-T 105 ガラスの海文・アートワーク=桑原茂一結局、私は、「言葉」の力を信じているのかもしれない。途中略私たちは、言葉との付き合い方を根底から見直すべき時を迎えている。人間はそのことは、私たちが今まさに迎えようとしている時代と、無縁ではない。胸の奥がじりじりとするような、焦燥感があるのだ。途中略この本に集められた、数々の表現者の血が流れている、言葉のありったけに託している。人生のすべてがそこに流れ込むような。言葉のきらめき、存在という地面から掘り出された宝石。生きる術を、明日に向き合うエネルギーを、そして何よりも隣人に対するやさしさを、これらの言葉の中から抽出して、自分の魂に振りかけてみたいと思う。そしたら、きっとまた、心の底から笑えるさ。「心と脳に効く名言」茂木健一郎著さいごに より抜粋させていただきました。“人間は、自分の置かれた、その中で最善を尽すほかないでしょう。”この小津安二郎の台詞にぐっときている。生きることは受け入れることではないかと思う。...
Diary-T 106 クールミント

Diary-T 106 クールミント

Diary-TDiary-T 106 クールミント文・アートワーク=桑原茂一暑いときはもう人びとは踊り出すしかないんだね。踊れ!踊れ!只、踊れ!お釈迦様の手のひらで観音様の……だから暑いときは熱いホットなハーブティーでクールダウンだな。そういえば、昨夜はクールだったな。クールな男とクールな会話。クールな男は別れ際もクールだったな。突如、現れたギャルと一瞬にして iT's GONE~。なんか、ぽつん、と取り残されてしまったな。これからは海外みたいなビストロで国際的みたいな男とラージな話をするときはもっと、私もクールにならなきゃ駄目ってわけだな。じゃ、まずはクールミントガムでも噛むことにするか? お口の恋人だもんな。でも歯にくっつくのは嫌だなぁ~あれ、もしかして、飲み過ぎだった? 昨夜、← Diary-T 105~110購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=33828307
Diary-T 107 what's new pussycat?

Diary-T 107 what's new pussycat?

Diary-TDiary-T 107 what's new pussycat?文・アートワーク=桑原茂一ウディ・アレン監督とスカーレット・ヨハンソンが3度目のコンビを組む新作の出演者明らかに……女にもてるために映画をつくる。私の好きな監督はみんなそうなんだろうな。で、明日からお盆休みだ。Diary-Tは土日休み。ハニカム選画百は休みなし。クラブキングのスタッフがお休みなので、Tシャツの焼き上がりも明日からはしばらくお休みです。PIRATE RADIOは火曜日の夜十一時から十二時、こちらはお忘れなく。そう、あすの Ryo Arai の mega MIX 乞うご期待!もちろん、発行されたばかりのdictionary141ぜひお近くで。← Diary-T 105~110購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=33890642
Diary-T 108 しりあすまん

Diary-T 108 しりあすまん

Diary-TDiary-T 108 しりあすまん文・アートワーク=桑原茂一When the truth is found to be liesAnd all the joy within you diesDon't you want somebody to love ?Don't you need somebody to love ?Wouldn't you love somebody to love ?You better find somebody to love, loveジェーファーソン・エアプレイン 『あなただけを(Somebody To Love)』うまい。まことに、うまい。音楽と映画の関係が絶妙だ。映画『シリアスマン』を鑑賞した。知恵と技術と財力と、そしてずば抜けた才能と。クオリティって実に良い言葉だな。たった一曲の音楽で映画の真をみせる。コーエン兄弟の素晴らしさに目を見張る。派手さを押さえた手法でアメリカという国への視点がディープでシャープだ。コーエン兄弟自身がユ...
Diary-T 109 盲目

Diary-T 109 盲目

Diary-TDiary-T 109 盲目文・アートワーク=桑原茂一夢見たものは ひとつの愛ねがったものは ひとつの幸福それらはすべてここに ある  と(立原道造「夢見たものは……」「優しき歌II」より)茂木健一郎著 「心と脳に効く名言」ここにある。なんという強靱な精神なのか。ひとは思想によって動かされるいきものというが、自覚のあるなしはともかく私は日増しにある大きな力によって動かされている。あらゆる欲望が視覚へ集約されている。少し危険な匂いがする。もしこれで盲目になったら。と……← Diary-T 105~110購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=34210327
Diary-T 110 「THE TREE of LIFE」

Diary-T 110 「THE TREE of LIFE」

Diary-TDiary-T 110 「THE TREE of LIFE」文・アートワーク=桑原茂一私の記憶の中で日増しに変化し成長しつづけている映画「THE TREE of LIFE」について今日閃くいくつかの事柄をつぶやいてみる。それは「地獄の逃避行・BADLAND」に多大な影響を受けた私の記憶の整理でもあるから。でまずテレンス・マリック監督をもっともっと知ること。観ていない作品を探してみること。と同時に「THE TREE of LIFE」への答えのない質問を紐解いていくこと。たとえば、まったく何も知らない聖書物語のこと。生命誕生の神秘を映像化しようとする?監督の崇高な挑戦に対する畏敬と敬虔の念を自問する。自分自身の潜在的意識も含め世界中の家族が家長制度に従っていた時代のこと。俳優という摩訶不思議な存在、なかでも母であり、比喩としてのマリア様のようなJESSICA CHASTAINの奇跡の役柄と演技のこと。で、答えのない映画が好きだ。つまりひとつしか答えのない映画には興味がない...
Diary-T Vol.20 171~176|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.20 171~176|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!

Diary-T Vol.20桑原茂一が毎日デザイン!選曲家でありプロデューサーでありクラブキングの代表でもある桑原茂一氏が、ほぼ毎日Tシャツをデザインする「Diary-T」。ここでは6日分のデザインを、桑原茂一がその日の心象風景を綴ったエッセイとともにまとめて紹介していく。Diary-T 171~176Diary-T 176  ありがとうの日Diary-T 175 Bless YouDiary-T 174 X'mas cardDiary-T 173 下條ユリの作法Diary-T 172 What is Cybo...Diary-T 171 COLMAN BRO...桑原茂一|Moichi KUWAHARA選曲家/プロデューサー/クラブキング代表。米国『ローリングストーン』日本版を1973年の創刊号から運営、77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、同年『コムデギャルソン』のファッションショー選曲を開始する。82年原宿に日本で初のクラブ『ピテカントロプス』をオープン、...
Diary-T 111 babot

Diary-T 111 babot

Diary-TDiary-T 111 babot文・アートワーク=桑原茂一ディクショナリー倶楽部の一周年記念のお祭りに我われをアッと驚かせてくれたバルーン・アートのファクトリーに、ヒロ杉山さんたちとお邪魔した。これまでもヒロ杉山さんたちの映像ショーがまさにそうだが、イメージを自由自在に表現するお仕事は色々あれど、童心にかえってワクワクするのはバルーン・アートのほかにないんじゃないか!と断言したくなるほど夢のある愉快な仕事だとさっき心にジーンときたのだ。なんでもこれまでに最大で作った大きさは高さ9メートルのゴジラだとか。一、びっくりするほど大きな物をえっ?と小さくして運べる。二、終わった後にゴミを出さない。この見事なヒロ杉山さんの指摘に我が意を得たりの喝采バルーンだ。夢のある仕事。これほど夢のない言葉を今日ほど納得したことはない。夢のある仕事はもちろんある。仕事をする人に夢さえあればどんな仕事も夢のある仕事になるのだが……これぞまさに夢のある仕事に今日出会えたことに心より感謝したい。...
Diary-T 112 PROGRESSIVE FOrM

Diary-T 112 PROGRESSIVE FOrM

Diary-TDiary-T 112 PROGRESSIVE FOrM文・アートワーク=桑原茂一PROGRESSIVE FOrM2011.2.10 Release / Pleq / Good Night (PFCD23)The Nothings of The NorthSilicom / AOKI takamasaふと気になって、PROGRESSIVE FOrMのサイトを覗いてみるとこれまでも実は色々聞いてたことがわかる。エレクトロのカテゴリー範疇は私にはよく分からないが、そのような音楽を好む理由は想像力だ。聞いているうちに音と映像が混じり合い自分でfilmを回しているように楽しめるからだ。で、ここ20年以上はあまりは歌のないそんな電子音楽?を愛聴している。で最近知り合ったnikから頂いた Pleq でこのレーベルを再認識し、最近送って頂いた、bajune tobeta + evala も気に入って何度も聞いている。その昔、日本音楽選曲家協会なるのもを発足させた動機は、音楽を選び構...
Diary-T 113 パテ

Diary-T 113 パテ

Diary-TDiary-T 143 おべたぶり文・アートワーク=桑原茂一madame FIGARO booksの パリのビストロ。お気に入りのビストロが近所にあるのでときおり出かけるが、パリのビストロbooksをめくっているうちに、気がついたことがある。うん? ちょっと、パテ、待て、ね。送り手と受け手の双方の食に対するどん欲さが文化をつくるということか。ビストロ=文化だってさ、うまいものを食べてうれしくなれば自然と笑顔が生まれ、会話も快活になるじゃない。しかも水代わりは大げさな表現にしても、水を飲むように喉を潤してくれるワインの多彩なおいしさは、快活な会話に拍車をかけることはもう間違いないもんね。うかれたオーラが充満する食の場、それがビストロの魅力の本質であろう。だからビストロを日本の居酒屋と位置づけするなら、本気でうまいものをつくる居酒屋には本気の客が来るのだから、安さだけの居酒屋のオーラとはまったく別の快活なエネルギーで溢れかえっているだろし、当然、文化の匂いも立ちこめるので...
Diary-T 114 Glamorous French

Diary-T 114 Glamorous French

Diary-TDiary-T 143 おべたぶり文・アートワーク=桑原茂一Comme des Garcons  1977~1997 パリコレクションの選曲を担当していた。1993年 その選曲の途中で偶然このアルバムと遭遇しジンガロを知った。台詞は存在せず、幻想的な音楽と照明の演出にあわせて、馬と人が“演じる”。馬と人の知性と想像力が融合し、「演劇」と「音楽」、「舞台」と「美術」が渾然一体となった新たな芸術世界を創出する騎馬スペクタクル「ジンガロ」。馬がいなかったら、人間の歴史がどうなっていたか、考えたことがあるだろうか? 景色 や人間の居住する場所の分布をはじめ、農業や商業の発展、国家や民族の境界、思想や主 要な宗教の伝播などは、私たちが今日知っているものと、確実に異っていたにちがいない。 そのうえ、私たち人間が栄誉や征服、逃避の夢を実現したり、美や自由を経験したり、道義 や自己克服の感覚を養ったのも、ほかでもない馬のおかげである。フランスの乗馬人口はなんと150万人。LABELf...
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