BALL WATCH

アメリカ・クリーブランドで宝石店を営んでいたウェブスター・クレイ・ボールは、アメリカに標準時が導入された1880年代より、高精度のクロノメーターウォッチを仕入れ、いち早く正確な時間を人々に提供した。

ちょうどその頃アメリカでは、鉄道員が携帯する時計の遅れから、列車事故が多発していた。鉄道会社は問題解決に乗り出し、高精度時計の知識が豊富なウェブスター・クレイ・ボールに、鉄道時計のシステム作りを依頼する。

彼は、すぐにワシントン標準時に合わせた時計の携帯を義務づけるなど、細かな基準を規定した「ボール・スタンダード」を考案する。これにより鉄道の安全性は飛躍的に高まったといわれる。その後、鉄道時計を製造する会社を設立し、本格的にオリジナルウォッチの開発に着手した。

現在も、どんな苛酷な環境でも“正確に時を刻む”をモットーに、数多くのタフネスウォッチを手掛けるボール・ウォッチ。なかでも極寒の深海にも対応した「エンジニア・ハイドロカーボン」は、究極の耐久性能を備えたハイスペックモデルとして、同社の代表作に挙げられている。

また、自発光型の夜光塗料をガラスチューブに封入した「マイクロガスライト」の技術で評価が高く、現行モデルのほぼすべてに採用されている。

【創業年】1891年 【創業地】アメリカ、クリーブランド 【主なシリーズ名】エンジニア・ハイドロカーボン、トレインマスター 【問い合わせ先】ボール ウォッチ・ジャパン Tel. 03-3221-7807

公式サイト:http://www.ballwatch.com/

嵐が過ぎ去りし後の爽やかな空をモチーフにした日本限定モデル|BALL WATCH

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BALL WATCH|ボール ウォッチ「ストークマン ストームチェイサー プロ」に日本限定デザインとしてMOPダイアルを初搭載テレメーター付きのプロフェッショナル・クロノグラフにマザー・オブ・パールのダイアルを採用。タフで頼りがいのある頑強スペックはそのままに、個性的で爽やかなエレガントさを加えている。Text by YOSHIDA Miho個体ひとつひとつ質感が異なる、1点モノのようなプレミアム感日本ではあまり馴染みのない「ストームチェイサー」という職業。嵐(ストーム)を追跡(チェイス)する彼らの目的は、学術的なデータ収集や、恐ろしくも美しい自然のパワー溢れる衝撃的な映像を撮るなどさまざまである。2014年、そんな彼らのためにボール ウォッチが手掛けたのが、テレメーター付きのプロフェッショナル・クロノグラフ「ストームチェイサー プロ」。このモデルの視認性の高さと上質なデザインは、日本においても人気を博している。そして今回リリースする、マザー・オブ・パールダイアルを採用した日本限定...
ボール ウォッチ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BALL WATCH

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BALL WATCH|ボール ウォッチハイスペックで知られる時計ブランドタフな機械式腕時計の可能性を追求(1)“タフ・アンド・ディペンダブル”(タフで頼りになる)をコンセプトに掲げ、マイクロガスライトを駆使した高い視認性やアメリカの鉄道時計の伝統を受け継ぐ堅牢さを兼備するボール・ウォッチ。耐磁も大きなテーマであり、多くの時計がJIS第1種耐磁に相当する4800A/mの耐磁性をもち、2014年はケースバックのシャッターを閉じると8万A/mの耐磁性を発揮する「エンジニアII マグニートーS」が誕生したばかりだ。今年は、さらにケースの素材に防磁特性をもたせた“ミューメタル・カーバイト”を採用した「エンジニアII ボルケーノ」が誕生。8万A/m以上の強力な耐磁能力を発揮する新素材に大きな注目が集まった。Text by KAWADA Akinoriマルチタイムゾーン表示のタフな航空時計センターに配された時刻表示とGMT針はどちらも、昼夜が明確にわかる24時間表示式。現地時間と本国時間をそれぞ...
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