80,000A/mの高耐磁性を実現したダイバーズ「サブマリン ウォーフェア」|BALL WATCH
BALL WATCH|ボール ウォッチ
時計業界初の「ミューメタル」を採用した
タフネス・ダイバーズ
堅牢で信頼性に富む、プラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチのフラッグシップ・コレクション「エンジニア ハイドロカーボン」より、「サブマリン ウォーフェア」が2018年12月に全国の正規販売店にて取り扱い開始予定だ。
Text by OZAKI Sayaka
ミューメタル製耐磁インナーケースでムーブメントをフルカバー
アメリカを創業地とするボール ウォッチでは過去に、南北戦争時代に開発された潜水艇の名を持つ「アリゲーター」、アメリカ海軍最初の潜水艦「ハンレー」など、深海での使用を目的としたダイバーズウオッチを開発してきた。
2018年12月にリリースされる「サブマリン ウォーフェア」は“潜水艦”を意味し、従来モデルよりも視認性や耐磁性にこだわり開発された。精悍なマットブラック文字盤、シンプルなシンメトリック・デザイン、反射防止処理済みのサファイアガラスは視認性を高め、時計内部のムーブメントを固定、保護するインナーケースに特殊素材のミューメタルを時計業界で初めて採用し、80,000A/m(1000ガウス) という高い耐磁性を実現している。
一般に、デジタル機器は強い磁気を発するが、80,000A/mの高耐磁性を持つミューメタルによって、スマートフォンのスピーカー部分に密着させてもムーブメントに影響を及ぼすことはなく、高い精度が保たれる。
またボール ウォッチのアイデンティティとも形容すべきセーフティロック・クラウンシステムをこのモデルでも搭載。時刻調整後にリュウズを最後までねじ込まないとプロテクションプレートをロックできない構造のため、ねじ込み忘れを防ぐと同時にリュウズの保護の役割を果たしている。
針やダイアル外周のインデックスには、ボール ウォッチ独自の自発光マイクロ・ガスライトを計16個装備。従来の夜光塗料の約70倍もの輝度を誇り、10年以上に渡って発光が持続するため、暗闇でも圧倒的な視認性を確保している。