独自開発のモジュールを搭載した「ロードマスター マリン GMT」|BALL Watch
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2021年1月29日

独自開発のモジュールを搭載した「ロードマスター マリン GMT」|BALL Watch

BALL Watch|ボール ウォッチ

プッシュボタンを60度回転でロック。ユニークな防水機構を搭載するダイバーズウオッチ

堅牢かつ高い信頼性を誇る、プラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチの「ロードマスター」シリーズが、日本国内で取り扱いを開始した。今回登場するのが、24時間針と両方向回転式24時間表示ベゼルによって第3時間帯まで把握できるGMT機能を備えた「ロードマスター マリン GMT」だ。ベゼルがブラック×ブルー、ブラック×グリーン、ブラック×ブラウンの3モデルで展開され、それぞれ世界限定1000本で全国の正規販売店で取り扱われる。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

シリーズ名の由来は、“保線夫”

19世紀末、アメリカの鉄道に高精度な時計の検査システムをもたらしたボール ウォッチは、現在もシリーズに「エンジニア(機関士)」や「ストークマン(機関助手)」といった鉄道由来のネーミングを与えている。日本国内で初めての取り扱いとなるシリーズ「ロードマスター」は、線路の敷設や保守・点検を行う“保線夫”から名付けられた。ユーザーを陰ながら支える高性能な本シリーズにおいて、デュアルタイム表示を備えるのが「ロードマスター マリン GMT」だ。
最大の特徴は、操作性に優れたGMT機能。通常はリュウズを使って24時間針を調整するが、本作ではケース左サイドに設置されたふたつのプッシュボタンで、容易にGMT針の時刻設定が可能だ。8時位置のプッシュボタンを押すと1時間戻り、10時位置ボタンを押すと24時間針が1時間進む。この特殊な機構は、ボール ウォッチR&D部門「パトリック・ラボ」の責任者であるフィ・ヴァン・トラン氏が開発を担当し、SW220-1キャリバーをベースに独自のモジュールを組み合わせることで実現された。
また、プッシュボタンはわずかに回転させることでロック、アンロック出来る仕組みになっており(1クリック=60°/6クリックで1回転)、誤操作を防ぐほか、防水・防塵の観点においても安心できる設計だ。リュウズは2段引きで、1段目で日付と曜日を、2段目で時刻を調整できる。
そして、ケースとブレスレットが一体化しているかのような、エッジの利いたデザインも特徴的だ。スタンダードな40ミリのケースと短いラグの延長上にブレスレットが続く流麗なフォルムは、現在トレンドのひとつに数えられるラグジュアリースポーツウオッチに通じるスタイルだ。
さらにモジュールを内蔵し、ケースバックにサファイアガラスもセットしながら厚さを14ミリに収めたことで、ブレスレット一体型の利点を生かした快適なフィット感が実現されている。なおブレスレットは、比重のバランスを最適化したチタンとステンレススティールのコンビネーション仕様だ。
そのほか、軽量かつサビに強い精悍な仕上げのチタン製ケース、モデル名の通りに海での着用を想定した200メートル防水、機械式時計では稀少な耐衝撃構造(5000Gs)、高精度の証明といえるスイスCOSC認定クロノメーター・ムーブメント、ビジネスユースを考慮した日付と曜日表示、24時間を昼夜で色分けした蓄光付きのセラミックトップ・ベゼル、強い太陽光の下でも視認性をキープする反射防止加工を施したサファイアガラス風防、暗闇における時刻の読み取りを助ける自発光マイクロ・ガスライトなど、高機能かつ実用性を追求した満足感の高いウオッチに仕上げられている。
カラーバリエーションは、ベゼルがブラック×ブルー、ブラック×グリーン、ブラック×ブラウンの3モデルで展開される。

ロードマスター マリン GMT

  • Ref.|DG3030B-S1CJ-BK(黒×青ベゼル)、DG3030B-S2CJ-BK(黒×緑ベゼル)、DG3030B-S3CJ-BK(黒×茶ベゼル)
  • ムーブメント|自動巻(BALLキャリバー RR1203-C、スイスCOSC認定クロノメーター)
  • パワーリザーブ|約38時間
  • 機能|時・分・秒・GMT針、日付・曜日表示、針・文字盤に27個の自発光マイクロ・ガスライト、回転ベゼル目盛りにスーパールミノバ®
  • ケース素材|Ti
  • ケース径|40mm
  • 防水|200m
  • ブレスレット素材|TiおよびSS
  • 価格|29万円(税別)
  • 数量|世界限定1000本
問い合わせ先

ボール ウォッチ・ジャパン
Tel.03-3221-7807
http://www.ballwatch.com/global/jp/home.html