ETHOS|2014年春夏コレクション

ETHOS|2014年春夏コレクション

ETHOS|エトス2014年春夏コレクションのテーマは“PEACE(平和)”豊かな色彩を帯びた都会のイージーウェア2010年より活動を開始した「ETHOS(エトス)」のコンセプトは、“THE NEW CLASSICS & STANDARD”。現代のライフスタイルとファッションの結びつきを、あたらしい定番となるデザイン、アイテムで提案しつづけている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Keitaフィルムでの撮影で、柔らかさと粗さを表現――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?“Positive Emotion Ace Chilling Ethos”の頭文字をとって「PEACE(平和)」がテーマです。今シーズンは、楽だけど清潔感があるスタイル。カラフルな色使いと着心地が気持ち良い素材で、だらしなくないイージーウェアを提案しています。配色は、発色がよいものと淡い色のバランスがポイントになっています。イ...
salvy;|2014年春夏コレクション

salvy;|2014年春夏コレクション

salvy;|サヴィーブランド初となる春夏のコレクション質感、色味、ディテールで織りなすシャツスタイル数かずのメゾンブランドで手腕を振るった郷 裕一氏のデザインを、巧みなパターンメイクによって立体的なコンテンポラリーウェアとして具現化する「salvy;(サヴィー)」。自社工場ですべてのアイテムを生産し、2014年春夏から、ほぼすべての生地をオリジナルで制作している。今シーズンより、International Gallery BEAMS、URBAN RESEARCH、CIBONEなどの東京都内の店舗での展開がスタートし、海外有名店からもオファーが入るなど、注目を集めている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)毎シーズン、ファブリックへのアプローチからはじめる――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?シーズンテーマはとくに設定していませんが、「伝統的な技術や文化を根底とした日本人だからこそ表現できることの追求。ディテールの追求のみならず、いま求められ...
SAGE DE CRET|2014年春夏コレクション

SAGE DE CRET|2014年春夏コレクション

SAGE DE CRÊT|サージュデクレトレンドやブランドイメージに左右されない、自分たちが着たい服メイドインジャパンで展開する「コレクションライン」昨年春夏より海外で発表された「SAGE DE CRÊT(サージュデクレ)」新レーベルのライン“コレクションライン”を今シーズンも展開。トレンドやブランドイメージに左右されない自分たちが着たい洋服をテーマに、こだわり抜いた素材や型紙・付属まで「味のあるものづくり」をメイドインジャパンで提案する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)テーマの「光と影」を強調したルックの表現――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?今シーズンのテーマは、“Vintage Classic(ヴィンテージクラシック)”。1950年代から60年代のアメリカの「光と影」、「表社会と裏社会」、「混沌」からのインスピレーション。一方では、表側であたらしいものが次々と生まれ、目まぐるしい発展を遂げるのと並行して、また一方では、その反動で荒...
FLISTFIA|2014年春夏コレクション

FLISTFIA|2014年春夏コレクション

FLISTFIA|フリストフィアカットソー素材のアイテムを重ねて、大人の遊び心も表現春らしいカラーリングで爽快な雰囲気「毎シーズン、テーマは設けずにそのときの気分を重視して作っています」というデザイナーの倉本浩史氏。カットソーブランドだが、今シーズンはコートやジャケット、ベスト、シャツまでカットソーで展開する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)今シーズンは、カットソーでトータルコーディネイトを楽しむ――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?テーマではありませんが、今季の気分は、春らしいカラーリングで爽快な雰囲気にしました。――今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは?明るいカラーリングですが、子どもっぽくならないよう、大人な遊び心ある雰囲気にしました。――スタイリング、シルエット、カラーなど、昨年の春夏コレクションとのちがいは?昨年の春夏は、カットソーブランドらしく、単品での仕上がりを強く意識していましたが、今季は、...
NuGgETS|2014年春夏コレクション

NuGgETS|2014年春夏コレクション

NuGgETS|ナゲッツ2014年春夏は、オリジナルで開発した“玉虫”がキー素材独自のレイヤードスタイルを提案「昨年の春夏コレクションとは、サイズ感と色づかいがちがいます」というデザイナーの小法師隆平氏。ストレートに見せるルックに、今シーズンの自信がうかがえる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ツナギの上にジャケットやコートを重ね着するスタイルに注目――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?いつもの通りテーマはないです。――今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは?すべてのアイテムでルックを組める構成にしているので、撮影でも「一枚着せては、一枚脱いで」といったコーディネイトにしています。そうすることで一定のリズムが生まれ、まとまりがでたと思います。――今シーズンのキールック(コーディネイト)は?ツナギの上にジャケットやコートを重ね着するスタイルです。――キーアイテムとキーカラーは?キーアイテムは、タイダイ染めふうのプ...
LOUNGE LIZARD|2014年春夏コレクション

LOUNGE LIZARD|2014年春夏コレクション

LOUNGE LIZARD|ラウンジリザードカットソー素材で作ったコートやジャケットも登場今シーズンは、クリーンなアイテムに注目今シーズンのルック撮影でこだわったポイントについて、「LOUNGE LIZARD(ラウンジリザード)らしさを貫きつつ、しっかりと今シーズンの香りも感じさせるルックを意識しています」というデザイナーの八重樫 学氏。定評のあるシャープでスマートなスタイリングによりいっそう磨きがかかる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by AIMONO Yoshiteruブラックにくわえ、今シーズンはネイビーやボルドーも登場――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?テーマはとくに設けていません。――スタイリング、シルエット、カラーなど、昨年の春夏コレクションとのちがいは?得意とするタイトなテーラードジャケットやレザーブルゾンを中心に、全体的にクリーンなアイテムが多くなっています。カットソー素材で作ったコートやジャケ...
ANACHRONORM|2014年春夏コレクション

ANACHRONORM|2014年春夏コレクション

ANACHRONORM|アナクロノーム今シーズンのテーマは、“NEXT VINTAGE ERA AND URBAN UNIFORMS”ふたつのレーベルの世界観を着こなす「かつてビート詩人たちが集まっていたといわれる、ニューヨークの“MORNINGSIDE PARK”周辺のコーヒーショップに集まる人びとをイメージしスタイリングしている」という、今シーズンの「ANACHRONORM(アナクロノーム)」。エイジングされたパンツに、さまざまな生地のジャケットを合わせたスタイルに注目したい。Text by KAJII Makoto (OPENERS)「ANACHRONORM Reading」と「Anachronorm CLOTHING」の表現とは――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?テーマは、「NEXT VINTAGE ERA AND URBAN UNIFORMS」です。「ANACHRONORM Reading」では、つぎの時代のヴィンテージをコンセプトに、架空の4人の人物が...
Rags McGREGOR|2014年春夏コレクション

Rags McGREGOR|2014年春夏コレクション

Rags McGREGOR|ラグス マックレガー“SOCKO!”とはストリートのスラングで、「すげぇ!」「イケてる!」という意味アメリカンカジュアルなサマースタイル今シーズンのルック撮影では、「熱帯夜に街でたむろしている若者たちから“SOCKO!”と声をかけられるような、そんなちょっと気取ったサマースタイルを提案します」。ラグス マックレガーの2014年春夏コレクションのキーワードは「SOCKO!」だ。Text by KAJII Makoto (OPENERS)舞台は1950年代のフロリダ――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?舞台は1950年代、アメリカを代表するリゾート地、フロリダ。キーワードは「SOCKO!」。ハワイやウエストコーストとはちがった、大人っぽくって俗っぽい、どこかに不良らしさや不健康さをにじませたようなリゾートスタイルを提案します。キーワードの「SOCKO!」とはストリートのスラングで、「すげぇ!」「イケてる!」といった意味。また、「SOCK」=「...
semoh|2014年春夏コレクション

semoh|2014年春夏コレクション

emoh|セモー“在宅時の解放感と外出時の緊張感の調和”を求めてリラックスして自由に楽しめる服2012年春夏シーズンにデビューしたブランド「semoh(セモー)」。デザイナーの上山浩征氏は、「私自身もふくめ、多数のひとが日常的に身につける衣服において、在宅時のような解放感と外出時のような緊張感の調和を探したい」と語る。Text by KAJII Makoto (OPENERS)さまざまな“表裏一体”のなかで、存在していくための調和とは――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?ブランドコンセプトは、「ひとが意思表示をしたり、他人を認識する第一線は、交わす言葉と纏った衣服であると考える」こと。さまざまな“表裏一体”のなかで、存在していくための調和とは──をテーマに、私自身もふくめ、多数のひとが日常的に身につける衣服において、在宅時のような解放感と外出時のような緊張感の調和を探したい。――キーアイテムとキーカラーは?キーカラーは、ブルーとグリーン、そして通年で使用してきたグレ...
CHUNGKAWAI|2014年春夏コレクション

CHUNGKAWAI|2014年春夏コレクション

CHUNGKAWAI|チャンカワイ決して目立ちすぎない上質な風合いを感じられる素材選びに注目ジュアルなスタイルに感じるモード2014年春夏シーズンは、「マテリアルの質感やアイテムのクオリティを明確に伝えられるように、あえてモデルカットは最小限に抑えています」と語る「CHUNGKAWAI(チャンカワイ)」デザイナーの河合將行氏。キーアイテムの“コンビネーションパンツ”を中心としたスタイリングに注目したい。Text by KAJII Makoto (OPENERS)素材感やアイテムの広がりで見せる最新コレクション――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?現在の流れを考慮して、あえてシーズンテーマは意図的になくしています。テーマを設けないことで、より広くのひとに「チャンカワイ」の世界観を見ていただきたかったことと、現在ブランドのキーアイテムになっているコンビネーションシリーズをより強化したい思いがあります。――スタイリング、シルエット、カラーなど、昨年の春夏コレクションとのち...
ITTY-BITTY|2014年春夏コレクション

ITTY-BITTY|2014年春夏コレクション

ITTY-BITTY|イッティ ビッティ誰でも知っているアイテムの、誰も知らないあたらしいバランス今シーズンのテーマは「Multiplied by the multicolor」「洋服づくりの部分でもそうですが、ITTY-BITTY(イッティ ビッティ)は“色の表現”に注力しています」というデザイナーの米澤知世氏と宇田将城氏。「時間が経って初めてその良さがわかるのではなく、リリースした瞬間からタイムレス――時代性に関係なく愛される=時代性に左右されないモノ。そんなモノ作りをしていきたい」と語る。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by AKABANE Keisukeルックスと背景のバランスや空気感を感じてほしい――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?今シーズンのテーマは「Multiplied by the multicolor」。今回の素材は思いがけない色の数々を、一見そうとは見えないかたちで“忍ばせる”ことに注力してい...
BIRVIN UNIFORM|2014年春夏コレクション

BIRVIN UNIFORM|2014年春夏コレクション

BIRVIN UNIFORM|バービンユニフォーム焼けした肌に合うプリントシャツ、サングラス、麦わら帽子シングルガイドマンの自由奔放な生活メンズ服のスタンダードを貫きながら、真面目な服作りで大人が着て楽しめるユニークなピースを毎シーズン提案するブランド「BIRVIN UNIFORM(バービンユニフォーム)」。その独特な遊び心を感じさせる“気持ちのいいヌケ感”は、海の匂いとともに、あたらしいリラックス感をアピールする。Text by KAJII Makoto (OPENERS)初の船上ロケを敢行!――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?今シーズンのテーマは、“The Single Guide Man(シングルガイドマン)~純粋さと郷愁のツアーガイドの精神~”です。夏の心地よい香りが空気中にあり、カリブ海は青と緑の印象的な色合いで輝く──鮮やかな青空が延々と広がったビーチで、屈託のない男がアコースティックギターで愛の歌をかき鳴らす。彼の遊び心いっぱいのプリントシャツ、クー...
BURNER|2014年春夏コレクション

BURNER|2014年春夏コレクション

BURNER|バーナーシーズンテーマは“Home Sick”(=ホームシック、~が恋しくて)からの発想リラックスした雰囲気を纏うために今シーズンのルック撮影について、「柔らかな素材感に硬さのある照明、温かみのあるウッドの床に無機質なコンクリートの壁、全体的に対比させた構成を意識して撮影しました」と語る「BURNER(バーナー)」デザイナーの畑中誉士雄(よしお)氏。色の組み合わせが楽しいコーディネイトに注目!Text by KAJII Makoto (OPENERS)大人なイメージを崩さず、色で遊ぶ――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?今シーズンのタイトルは、“Home Sick”。家だけでなく、日常のすべてのシーンが愛おしくなるような、そんなコレクションへの思いを込めたHome Sick(=ホームシック、~が恋しくて)からの発想です。肌触り良い素材、可動性を考慮したパターン、遊び心のある色や柄。2014年春夏の起点は、それらのクリエイションを取り入れたホームウェアで...
uniform experiment|2014年春夏コレクション

uniform experiment|2014年春夏コレクション

uniform experiment|ユニフォーム・エクスペリメント洗練されたクリーンなコレクションを展開独自の“NAVY”SOPH.co.,ltd.から発信するメンズクロージング「uniform experiment(ユニフォーム・エクスペリメント)」。既存のルールにとらわれない自由な発想からフォーカスされるシーズンキーワードは、ブランド独自の表現を強化。今シーズンも唯一無二のプロダクトを展開する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)シーズンキーワードは“U.E.NAVY”――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?ユニフォーム・エクスペリメント2014年春夏コレクションは、“U.E.NAVY”をテーマに展開します。ネイビー~ブルーにかけてのグラデーションを、さまざまな素材を駆使して形成。リラックスした素材・シルエットを採用しながらも緊張感をあわせもつ、洗練されたクリーンなコレクションを展開します。――キーアイテムは?キーアイテムは、ネイビーのト...
SOPHNET.|2014年春夏コレクション

SOPHNET.|2014年春夏コレクション

SOPHNET.|ソフネット世界的なサッカーの祭典の開催を祝したカラーリングに注目多彩なカモフラージュ柄を楽しむ春夏音楽、アート、インダストリアルデザイン……、私たちの日常にあるさまざまなカルチャーからのエッセンス。それらを一つのファッションとして体系的にまとめて、ストリート、アウトドア、トラディショナルなど、現代のメンズファッションには欠かせない要素をトータルで備える「SOPHNET.(ソフネット)」の最新コレクションにフォーカス。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ベースは“AUTHENTIC”――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?数シーズン継続的に掲げている“AUTHENTIC”をベースに、今回はカモフラージュ柄を多彩に展開。世界的なサッカーの祭典を祝し、強豪国のカラーリングをモチーフにしたカラフルなラインナップもコレクションに華を添えている。――キーアイテムとキーカラーは?ベーシックなパネルボーダーにカモフラージュをオーバープリントし...
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