SAGE DE CRET｜2014年春夏コレクション

SAGE DE CRÊT｜サージュデクレ

トレンドやブランドイメージに左右されない、自分たちが着たい服

メイドインジャパンで展開する「コレクションライン」

昨年春夏より海外で発表された「SAGE DE CRÊT（サージュデクレ）」新レーベルのライン“コレクションライン”を今シーズンも展開。トレンドやブランドイメージに左右されない自分たちが着たい洋服をテーマに、こだわり抜いた素材や型紙・付属まで「味のあるものづくり」をメイドインジャパンで提案する。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

テーマの「光と影」を強調したルックの表現

――2014年春夏コレクションのテーマ／コンセプトは？

今シーズンのテーマは、“Vintage Classic（ヴィンテージクラシック）”。1950年代から60年代のアメリカの「光と影」、「表社会と裏社会」、「混沌」からのインスピレーション。
一方では、表側であたらしいものが次々と生まれ、目まぐるしい発展を遂げるのと並行して、また一方では、その反動で荒んだ部分も徐々に露呈し、混沌とした社会情勢を表現している。

対比する、または異なるテイスト、異なる素材を組み合わせたパッチワークやシルエット、素材、ステッチなど、デザインバランスの妙技後染め、バイオ加工、パッカリングに代表される計算された加工テクニックも駆使したコレクションとなっている。

――今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは？

テーマである「光と影」を強調し、2014年春夏コレクションのテーマである“Vintage Classic”を表現した点に注目してほしい。

――スタイリング、シルエット、カラーなど、昨年の春夏コレクションとのちがいは？

セットアップスタイリングを増やし、トップス／ボトムスで対比するボリューム感で合わせることと、ブラック、グレー、ネイビーなどのなかにブルーなどのアクセントカラーを入れたこと。

――今シーズンのキールック（コーディネイト）は？

エステルストライプのタイトなライダースジャケットにツータックワイドハーフパンツがキーとなるルック。