Rags McGREGOR|2014年春夏コレクション
Rags McGREGOR|ラグス マックレガー
“SOCKO!”とはストリートのスラングで、「すげぇ!」「イケてる!」という意味
アメリカンカジュアルなサマースタイル
今シーズンのルック撮影では、「熱帯夜に街でたむろしている若者たちから“SOCKO!”と声をかけられるような、そんなちょっと気取ったサマースタイルを提案します」。ラグス マックレガーの2014年春夏コレクションのキーワードは「SOCKO!」だ。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
舞台は1950年代のフロリダ
――2014年春夏コレクションのテーマ/コンセプトは?
舞台は1950年代、アメリカを代表するリゾート地、フロリダ。キーワードは「SOCKO!」。ハワイやウエストコーストとはちがった、大人っぽくって俗っぽい、どこかに不良らしさや不健康さをにじませたようなリゾートスタイルを提案します。
キーワードの「SOCKO!」とはストリートのスラングで、「すげぇ!」「イケてる!」といった意味。また、「SOCK」=「拳骨で殴る」という言葉と、「KO」をという言葉をもじって、ボクシングなどでは「一撃必殺」という意味でも使われています。
ラグス マックレガーでは、この「SOCKO!」のフレーズが似合うような、ストリートでアメリカンカジュアルなサマースタイルを展開します。
――今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは?
毎シーズン、ビジュアルはモノクロです。ブランドのキーカラーであるブラック、また無骨で不良っぽいブランドコンセプトを打ち出しています。
ビーチよりも、消火栓から水が吹き上がる真夏のストリートをイメージした、ビールよりも、モヒートが似合いそうな、熱帯夜に街でたむろしている若者たちから“SOCKO!”と声をかけられるような、そんなちょっと気取ったサマースタイルを提案します。
――スタイリング、シルエット、カラーなど、昨年の春夏コレクションとのちがいは?
昨年春夏のテーマは、若きころのチェット・ベイカーの姿を収めた写真集『Young Chet』からインスパイアされた50年代のモダンジャズマンのスタイルでした。今シーズンのスタイリング提案は、春はちょっと大人っぽく軽快なイメージを、夏は猛暑を考慮して涼しげで陽気に。
――今シーズンのキールック(コーディネイト)は?
今季のキーアイテムシャツ×ショーツのスタイリングが多数。
オリジナルアロハ柄の生地が夏を彩る
――キーアイテムとキーカラーは?
キーカラーはつねに「ブラック」です。
キーアイテムは、オリジナルアロハ柄の3型。(スウィングトップ、オープンカラー半袖シャツ、ショーツ)、60年代のマックレガーチェックをアップデイトさせたブランドオリジナルのチェック柄生地のオープンカラーシャツ。
2月デリバリーのレザーアイテム類(MA-1、ヌバックジャケット、ダブルライダースジャケット)、サルエルパンツ、ラムレザー2タックショーツ、ユーズドのシャツ生地を組み合わせたウエストクロス(腰巻きアクセサリー、アソート)。
――今シーズンこだわった「素材」は?
オリジナルアロハ柄の生地2種(アロハギター柄、アロハガール柄)、60年代のマックレガーチェックをアップデイトさせたブランドオリジナルのチェック柄生地。
<主な取り扱い店>
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