連載
「連載」に関する記事

MONTBLANC|2011年S.I.H.H.速報! クロノグラフ誕生190周年記念の新型モデルを発表
MONTBLANC|モンブランクロノグラフ誕生190周年を記念するスペシャルな新型モデルを発表!2008年よりマニュファクチュールとして時計愛好家たちの注目を集めるモンブラン。クロノグラフが発明されてから190周年を迎える今年、「タイムウォーカー」コレクションから新型モデルが登場した。文=渋谷康人マニュファクチュールメゾン、モンブランの試み2008年4月に「モンブラン ニコラ リューセック クロノグラフ」という完全自社開発の第1号モデルを発表して以降、自社内で機械式ムーブメントの開発・設計・製造・組立までを一貫しておこなう本格時計メゾン。いわゆる“マニュファクチュール”として認知され、時計愛好家にとって絶対に目の離せない存在となったブランドが、モンブランである。筆記具を原点にしたこのラグジュアリー・ブランドがS.I.H.H.に初参加し、最初の時計コレクション「マイスターシュテュック」を発表したのは今から14年も前の1997年のこと。以来同社は着々と進化をつづけてきた。創立100周年...

My Own Watch|小山薫堂さんが愛用する腕時計とは
第5回|小山薫堂×ピエール・クンツ「キュピドン」 KUNDOモデル自分の時を刻む、世界1本だけのスペシャルウォッチ(1)各界で活躍するクリエイターたちの愛用腕時計を紹介する連載、第5回目に登場するのは放送作家/脚本家の小山薫堂さん。時計好きが思わず唸ってしまう、スペシャルウォッチが登場した。Photo by KADOI TomoText by NAKAMURA Akiko (OPENERS)ピエール・クンツ本人と意気投合してできた“KUNDO(薫堂)”モデル!「バーゼル取材のさいに、オーナー時計師であるピエール・クンツ本人が僕のためにつくってくれたのが、このキュピドン“KUNDO”モデル」と小山さん。おなじ年代のおなじレンジローバーを所有していたという共通点、また“クンツ” “薫堂”と、名前の響きが似ていたことなどで意気投合したのがきっかけだそうだ。「ピエール・クンツのキュピドンは、もともとは彼が奥さんのために設計したモデルなんです。取材でお会いしたときにそのエピソードもいろいろ聞...

BVLGARI|キルティン・ダンストが香水「モン ジャスミンノワール」の顔に!
BVLGARI│ブルガリキルティン・ダンストがイメージキャラクターに新作香水「モン ジャスミンノワール」が登場小悪魔的美しさと快活なスピリットを併せもつブルガリの新作レディスフレグランス「Mon Jasmin Noir(モン ジャスミンノワール)」が誕生した。魅惑的な香りを湛えたオードパルファムは、女性を一層輝かせてくれるアイテムになりそうだ。Text by OPENERSジャスミンがもつ多面性を香りで表現本能的なセンシュアリティと純真な優しさが交差し、女性をさらに美しい存在へと引き上げてくれるモン ジャスミンノワールの香り。気まぐれで神秘的な女性の心を映しているようなジャスミンがもつ多面性を、調香師のオリヴィエ・ポルジュとソフィー・ラベのふたりが表現した。香りは、透明感のあるフレッシュで刺激的な香りからスタート。その後、すぐに明るく清らかなすずらんのフローラルノートが広がり、次第に独特の深い香りへといざなっていく。ラストノートは、ビロードのようになめらかで、優しくクリーミーに変化...

GUCCI|グッチ伝統のブランドアイコンとデザイン 本格時計と呼べる充実の中身が見事に融合
GUCCI|グッチグッチ伝統のブランドアイコンとデザイン本格時計と呼べる充実の中身が見事に融合ここ数年、時計専業ブランドに迫り凌駕するクオリティ、ディテールをもつ腕時計を展開し、時計愛好家たちの注目度が秘かに高まっているグッチ。ブランド創立90周年を迎えた2011年は、記念モデルもふくめてグリーン・レッド・グリーンのウェブやディアマンテパターンなど、これまで以上にブランド伝統のデザインアイコンを盛り込んだコレクションで注目をあつめた。取材・文=渋谷康人時計専業ブランドと一切遜色のないクオリティここ数年、ファッションメゾンの腕時計の充実ぶりが著しい。もともと時計専業ブランドよりもデザイン力、時代が求めるスタイルの提案力は遥かに優れているのでデザインが魅力的なのは当然だが、評価したいのはじつはデザイン以外のクオリティの部分だ。時計づくりのプロフェッショナルが企画・開発・製造に参加することで、時計の中身、具体的にはムーブメントのグレードや製造技術、ノウハウが格段に進化して、何年使っても色...

セイコー|130年の歴史と技術、時計づくりへの情熱が結晶 国産初のミニッツリピーターが満を持して登場|SEIKO
SEIKO|セイコー130年の歴史と技術、時計づくりへの情熱が結晶国産初のミニッツリピーターが満を持して登場1881年(明治14年)に服部時計店として創業。1892年(明治25年)に精工舎として掛け時計を、1895年(明治28年)に懐中時計を、1913年(大正2年)に国産初の腕時計「ローレル」を製造するなど、つねに日本のNo.1の腕時計ブランドに君臨してきたセイコー。このたび登場したのは、時計技術者の職人技と先端技術の結晶ともいえる、究極のミニッツリピーターだ。取材・文=渋谷康人ついに登場した“国産コンプリケーション”の頂点モデル1969年に世界に先駆けて発売したクォーツ腕時計に留まらず、1960年代後半にスイスの名門ブランドに肉薄し凌駕した世界最高峰の機械式時計技術や、自動巻き発電時計技術「キネティック」、世界最初の熱発電時計技術「サーミック」、さらには機械式の基本メカニズムにクォーツの調速機構を組み合わせた世界唯一の時計技術「スプリングドライブ」まで、つねに世界の一歩先を行く技...

Dior Watches|これぞディオール! ブランドの美学が香る ユニーク&エレガントウォッチを今年も展開!
Dior Watches|ディオール ウォッチこれぞディオール! ブランドの美学が香るユニーク&エレガントウォッチを今年も展開!ディオール ウォッチは、見た目のデザインにとどまらずメカニズムの点でもオリジナリティを追求する、ファッションメゾンのなかでも時計のプロフェッショナルから一目置かれる存在だ。今年の新作でいちばんのトピックは、メンズ&レディス共通である初のセラミックケース&ブレスレットモデル「ディオール ユィット」のデビュー。取材・文=渋谷康人初のセラミックケース&ブレスレットモデルが登場もちろんカラーは、ブランドのテーマカラーであるブラック。そしてブレスレットのセラミックにはピラミッド型のカットがほどこされ、光の当たりかたによって複雑な輝きを見せる。それは、アイコンのバッグ、レディ ディオールなどにほどこされているカナージュ柄を彷彿させる。搭載ムーブメントも自動巻きが採用されたモデルもあり、シースルーバックでローターにカラーリングがほどこされるなど、ディテールへのこだわりが...

CASIO|スマートフォンと本格連携できる! 世界初の機能を搭載したG-SHOCKを発表
CASIO|カシオスマートフォンと本格連携できる!世界初の機能を搭載したG-SHOCKを発表世界的人気のタフウォッチ「G-SHOCK」で世界を席捲する一方、ここ数年、デザインも仕上げも本格派の電波ソーラーアナログモデルや、お手ごろ価格のスポーツウォッチを積極的に展開するカシオ。今年は、腕時計の常識を破るハイテク革新モデルが登場した。取材・文=渋谷康人スマートフォンとつながる“リストギア”誕生看板の「G-SHOCK」の充実ぶりは相変わらずだが、ここ数年は「オシアナス」や「エディフィス」を筆頭に、ケースやブレスレット、文字盤の仕上げなどディテールでも時計専業ブランドに負けないクオリティのアナログモデルに力を入れているカシオ。だが、各種のセンサーを内蔵するアウトドアマン御用達のフィールドギア「プロトレック」など、腕時計の既成概念に囚われない、先進的な時計づくりの姿勢は健在。今年、2011年はカシオとしては久びさに先進性を追求した画期的なモデル、スマートフォンと本格通信・連携できるG-SH...

CITIZEN|電波時計のさらに先を行く、新・時刻修正&ワールドタイムシステム搭載モデルをお披露目
CITIZEN|シチズン電波時計のさらに先を行く新・時刻修正&ワールドタイムシステム搭載モデルをお披露目昨年バーゼルフェアで、限定発売予定の斬新なコンセプトモデル「エコ・ドライブ ドーム」を発表し、世界中の時計関係者から大いに注目を集めたシチズン。今年はさらに斬新なシステムを搭載した魅力的なコンセプトモデルが登場した。取材・文=渋谷康人今年も製品化を前提にしたコンセプトモデルが登場!香港にデザインオフィスを開設、国境を取り払ってデザインコンテストを開催しその発表会をおこなうなど、総合時計メーカー、総合電子デバイスメーカーとして積極的にイメージ発信をおこなっているシチズン。昨年は製品化を前提にしたコンセプトモデルをバーゼルフェアで発表し、ヨーロッパやアジアの時計関係者からも大いに注目を集めた。製品化されたモデルも大好評で、日本の時計ブランドとしてあらたなポジションを確立しつつある。今年、2011年のバーゼルフェアで公開されたコンセプトモデル2種も、昨年大評判となった「エコ・ドライブ ...

RADO|ケース厚わずか5mm! 世界最薄ハイテクセラミックス素材の腕時計を発表
RADO|ラドーケース厚わずか5mm!世界最薄ハイテクセラミックス素材の腕時計を発表1957年の創業以来、スイス時計業界の先頭に立って、素材革命、デザイン革命を推し進め、腕時計の既成概念を打ち破る美しい腕時計を創造してきたラドー。今年はお得意のハイテクセラミックス素材を使ったモデルで、またまた世界を驚かせた。取材・文=渋谷康人革新の歴史に、またあらたな1ページ!タングステンカーバイド素材を中心に作られた、美しく傷のつきにくい超硬メタル合金をケースに採用した1960年代の「ラドー・ダイヤスター」を出発点に、つねに腕時計の素材革命、デザイン革命をリードしてきたスイスの時計ブランド ラドー。いま大流行のハイテクセラミックス素材の導入は、何といまから四半世紀も前の1986年の「ラドー・インテグラル」から。さらに2004年にはハイテクダイヤモンドコーティングをほどこした世界でもっとも硬い腕時計「ラドー V10K」も発売している。このラドーの歴史に今年2011年、またまた画期的なモデルが登場し...

My Own Watch|操上和美さんが愛用する腕時計とは
第6回|操上和美×オーデマ ピゲ 永久カレンダーシンプルで、なんでもなくて、いい時計各界で活躍するクリエイターたちの愛用腕時計を紹介する連載、第6回目に登場するのは写真家の操上和美さん。『ジョンロブ丸の内店』で、ジョンロブ ジャパン社長の松田智沖さんとの対談中、靴から時計へと話題が展開。思わず聞き入った“今日の時計”のエピソードとは。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX海外の友人を奮起させるほど魅力的なオーデマ ピゲ「今日は、普段しているローレックスにしようと思ったんだけど、してみたらごつくって、対談の相手は松田さんだし、繊細にしてみようと思ってつけ替えてきた」という操上さん。「いい時計でしょ」と、見せてくれたのは、オーデマ ピゲの永久カレンダー。「30代後半に、東京プリンスホテルの地下にあった『西武ピサ』で買ったもの。とても高い買いものだったけど、シンプルで、なんでもない時計で気に入ってます」。「これをして海外ロケをしていたら、それはどこの時計だと、...

INTERVIEW|DJ 沖野修也、自伝『職業、DJ、25年』に綴った七転八起の音楽人生
INTERVIEW|自伝『職業、DJ、25年』出版記念DJ 沖野修也が記した四半世紀とその未来「KYOTO JAZZ MASSIVE(キョウト・ジャズ・マッシブ)」をはじめとするさまざまなプロジェクトで、日本発の世界基準の音楽を生み出してきた沖野修也が自伝を出版した。タイトルは『職業、DJ、25年』。この本のなかには、つねにあたらしい価値観を模索してきた彼の、失敗と成功の物語が記されている。インタビューの冒頭で発せられたのは「自伝を書きたいとは考えてもいなかった」という意外な言葉だった。Photographs by NISHIMURA TomoharuInterview & Text by IWANAGA Morito(OPENERS)DJとは、自分の世界を作り上げる仕事――今回は自伝という内容ですが、執筆のきっかけは?当初はビジネス寄りの書籍の話をしていたのですが、編集者の方が「ハウツー本にするよりも、沖野さんの人生を描いたほうがおもしろいし、役に立つんじゃないですか?」...

SII|ISSEY MIYAKEウォッチ 10周年記念スペシャルモデル「O(オー)」
SII|セイコーインスツルISSEY MIYAKEウォッチ 10周年記念スペシャルモデル吉岡徳仁デザイン「O(オー)」ISSEY MIYAKEプロデュースのウォッチ・プロジェクトから、プロジェクト10周年を記念して、吉岡徳仁氏デザインによるスペシャルモデル「O(オー)」が、セイコーインスツルより7月上旬に発売される。Text by OPENERSPhoto by SIIプロジェクト10周年を祝した、スペシャルなプライスにも注目!2001年にスタートしたISSEY MIYAKEウォッチ・プロジェクトは、ISSEY MIYAKEの総合ディレクションのもと、山中俊治氏、ハッリ・コスキネン氏、吉岡徳仁氏、深澤直人氏、ロス・ラブグローブ氏、イブ・ベアール氏など、世界のデザイン界を代表するデザイナーたちとSIIとのコラボレーションにより、独自のウォッチシリーズを展開してきた。10周年を飾る記念すべきモデルは、ウォッチデザインのあらたな境地を開く、吉岡徳仁氏デザインによるスペシャルモデル「O(仏...

ROBERT GELLER|スワロフスキー アワード フォー メンズウェア賞を受賞!
ROBERT GELLER|ロバート・ゲラースワロフスキー アワード フォー メンズウェア賞を受賞!米国ファッションデザイナー協会(Council of Fashion Designers of America)は、2011年度のCFDAファッションアワード受賞者を6月、ニューヨークのリンカーンセンター、アリス・タリー・ホールにて発表した。10年目となる記念すべきこの年、スワロフスキーがイベントを主催し、ロバート・ゲラーが快挙を成し遂げた。Text by OPENERS受賞でますます勢いづくロバート・ゲラーのクリエイション!この年に一度のイベント、CFDAファッションアワードは、ファッション業界や芸術のすべての領域より選出されたレディスウェア、メンズウェア、アクセサリーの分野のもっとも優秀なデザイナーおよび、優れたジャーナリズム、クリエイティブなヴィジョン、また生涯で類い希な功績を残した個人を評価し、アメリカのファッションへのすばらしい功績を讃えるものだ。いくつかの賞が用意されてお...