My Own Watch|操上和美さんが愛用する腕時計とは
Watch & Jewelry
2015年3月26日

My Own Watch|操上和美さんが愛用する腕時計とは

第6回|操上和美×オーデマ ピゲ 永久カレンダー

シンプルで、なんでもなくて、いい時計

各界で活躍するクリエイターたちの愛用腕時計を紹介する連載、第6回目に登場するのは写真家の操上和美さん。『ジョンロブ丸の内店』で、ジョンロブ ジャパン社長の松田智沖さんとの対談中、靴から時計へと話題が展開。思わず聞き入った“今日の時計”のエピソードとは。

Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX

海外の友人を奮起させるほど魅力的なオーデマ ピゲ

「今日は、普段しているローレックスにしようと思ったんだけど、してみたらごつくって、対談の相手は松田さんだし、繊細にしてみようと思ってつけ替えてきた」という操上さん。

「いい時計でしょ」と、見せてくれたのは、オーデマ ピゲの永久カレンダー。「30代後半に、東京プリンスホテルの地下にあった『西武ピサ』で買ったもの。とても高い買いものだったけど、シンプルで、なんでもない時計で気に入ってます」。

操上和美|オーディマピゲ 02

操上和美|オーディマピゲ 04

「これをして海外ロケをしていたら、それはどこの時計だと、アメリカ人が尋ねてきて、その彼は20年後ぐらいに、世界中に制作プロダクションをもつオーナーになったんだけど、KURIGAMIのその時計が欲しくてがんばったんだと、この時計は相当魅力があったらしい」。

ムーンフェイズなどの機能とデザインのほかに気に入っているのは、重量感という操上さん。「もう3~4回オーバーホールに出していて、大切にしているけど、ふっと気になったときにしているから、年月日は合わせていないけれど……それでもいいんですよ」。

ジョンロブの「By Request」でつくったブーツの話は、こちらでお楽しみください。

操上和美|KURIGAMI Kazumi
1936年北海道生まれ。1961年東京綜合写真専門学校卒業。1965年よりフリーランスのカメラマンとして活動をはじめ、広告写真などを手がけるようになる。1975年からは個展も開催。また、渡辺貞夫、市川新之助、永作博美をはじめとした数多くの著名人の写真集や、CDジャケットなどを手がけてきた。1970年のACC賞初受賞をはじめとして華々しい受賞歴を誇る。2009年3月に、初監督映画『ゼラチンシルバーLOVE』を発表。大きな反響を呼んだ。

           
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