セイコー
「セイコー」に関する記事

グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part1:新たなるデザインへの挑戦
Grand Seiko Mechanical High Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000Part1:新たなるデザインへの挑戦2009年、セイコーの定番コレクションである「グランドセイコー」からニューモデルが発表された。毎時36,000振動を刻む高速振動ムーブメントを搭載した新開発のモデル「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」だ。ムーブメントの開発に始まり先端の技術を集めたモデルだが、そこにはゼンマイ開発を始めとする地道な時計作りを重ねてきたセイコーの「実用時計へのこだわり」を見て取ることができる。このハイビートモデルにまつわる人々の話を聞きながら、実用時計と真摯に向き合ってきたセイコーによる時計製作の指針を覗く。文=野上亜紀Photo by Jamandfix新開発を支えたデザイナーの力今年、新開発のムーブメントが話題となった「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」。ムーブメントはもちろんのこと、デザイン面...

グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part2:部品から始まるムーブメント開発
Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000Part2:ムーブメント開発に見る「人の手」の力セイコーは今年、毎時36000振動のハイビートモデル「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」を発表した。実用時計に向き合い、地道な開発を重ねてきたからこそ生まれた時計だ。このメカニカルウォッチの心臓部には、セイコーが大切に育ててきた「人の手」の力が込められている。文=野上亜紀Photo by Jamandfix設計変更が伝える実用時計の製作指針今年発表された新作「グランドセイコー メカニカル ハイビート36000」。毎時36000振動を刻むハイビートのモデルだが、同社では1968年以来のおよそ40年振りの開発となる。今回話を伺ったセイコーウオッチ マーケティング部、関 修一郎さんは、グランドセイコーに10年以上携わってきた人だ。今回のハイビートモデルにも、もちろん企画の段階から参加をしている...

SEIKO| ブライツ アナンタ スプリングドライブ クロノグラフ
セイコー ブライツ アナンタ スプリングドライブ クロノグラフ「ブライツ アナンタ」のトップモデル匠の技から生まれた世界に誇る日本の芸術品、日本刀をモチーフにデザインされた新スポーツウォッチ・シリーズ「ブライツ アナンタ」のトップモデル。海外でも「アナンタ」の名称で発売される。Text by OPENERS日本独自の美意識と技術がスポーティに結晶随所に日本刀のイメージが採り入れられているが、なかでもケースの裏蓋からラグまでを一体化することで生まれた、日本刀の刃の表面を彷彿させるシャープなラインと鏡のような極上の輝きが素晴らしい。時を刻む“エンジン”には、クォーツの高精度と機械式の味わい深いメカニズムを融合させたセイコー独自・世界唯一の自動巻きスプリングドライブ・クロノグラフムーブメントを採用。ほかにセイコー自社開発・製造の機械式ムーブメントを搭載したクロノグラフモデルやダブルレトログラード表示機構付きモデルもある。Seiko Brightz Ananta Spring Drive ...

SEIKO|セイコー|ガランテ メタルブレスレットモデル
SEIKO Galante Metal Bracelet Model|セイコー ガランテ メタルブレスレットモデル過激に生きる男たちを魅了する「ガランテ」 Text by OPENERS傾(かぶ)いて粋に生きる、大人の男の腕に“大人の男のセクシー&リッチ”をテーマに2005年にデビューして以来、世間の常識に囚われることなく自身の信念や美意識を大切にして過激に生きる男たちを魅了してきた「ガランテ」。今年は傾き者(カブキモノ=自由奔放に生きるひと。歌舞伎の語源とされる)をテーマにした、待望のメタルブレスレットモデルが登場した。9列のコマから構成され、腕を動かすたびに光を反射して繊細で複雑な輝きを放つブレスレットは、熟練の職人がパーツのひとつひとつまで磨き上げ組み立てたもの。4個のロックナットが印象的な分厚いケースのサイド部分に、新たに刻まれたV字溝カットが華やかさをさらに高めている。搭載ムーブメントはGMT針として使える24時針付きの自動巻きスプリングドライブ。世界を旅する機会の多いひ...

SEIKO|セイコー|クレドール ノード スプリングドライブ ビッグカレンダー
セイコー クレドール ノード スプリングドライブ ビッグカレンダー繊細な月の光をカタチにした「クレドール ノード」Text by OPENERS日本発のドレスウォッチ、待望のビッグデイトモデル強烈な太陽の光よりも静謐で繊細な月の光を、満艦飾の庭園よりも枯山水の庭を愛する日本人。その感性をカタチにしたドレスウォッチ「クレドール ノード」からは、セイコー独自の駆動機構スプリングドライブの誕生10周年を記念して初のビッグデイト機構付き・手巻きスプリングドライブ・ムーブメント搭載モデルが発売された。モデルバリエーションは写真のピンクゴールドケース、夕焼け空をイメージして日本の伝統色である深緋(こきあけ=深い緋色)に染め上げた白蝶貝ダイヤル&クロコダイルストラップのモデルのほか、シルバーダイヤルのステンレススティールケース&ブレスレットモデル、シルバーブルーダイヤルのステンレススティールケース&クロコダイルストラップのモデルの3種類。シースルーバック仕様のケース裏からは、熟練の時計職人の手で...

SEIKO|プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル 1000m
プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル 1000mダイバーズウォッチのパイオニアによる驚異のディープシ―モデルセイコーは、日本におけるダイバーズウォッチ開発のパイオニア的存在。当時の防水性能は150mだったが、現在は1000mの飽和潜水防水を実現したハイスペックモデルとなっている。Text by OPENERSダイバーズの開発史を象徴するマスターピースセイコーは、1965年に日本ではじめてダイバーズウォッチを開発したパイオニア的存在。当時の防水性能は150mだったが、現在のセイコーには1000mの飽和潜水防水を実現したハイスペックモデルがラインナップしている。それが、今回ご紹介する「プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル 1000m」だ。この驚異のディープシーモデルは、まさしく同社のダイバーズの開発史を象徴するマスターピースといえる。1965年に発売された国産初のダイバーズは、1966年からは第8次南極観測越冬隊にも使用され、極低温下でも性能を維持するこ...

SEIKO|ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ
セイコー ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ時計学を研鑽し、120余年時計の本場であるスイスからは遠く離れた日本……。そこで独立独歩の道を歩みながら、時計学を研鑽しつづけて120余年。Text by OPENERS「キャリバー5D44」搭載の最新クオーツ時計の本場であるスイスからは遠く離れた日本……。そこで独立独歩の道を歩みながら、時計学を研鑽しつづけて120余年。そしてついに世界において唯一無二のテクノロジーを確立したセイコー。同社が放つ、他に類を見ない独自の機構のひとつが、“キネティック”である。「ブライツ フェニックス キネティック ダイレクトドライブ」には、そんなセイコーのオンリーワンムーブメントのさらなる進化系に位置づけられる「キャリバー5D44」が搭載されている。1969年、セイコーは世界ではじめてクオーツウオッチを発売している。クオーツはゼンマイではなく、電池の動力で針を駆動させる。と同時に、水晶振動子を振動させ、主に毎秒3万2768振動という超...

セイコー|「ワイアード」と「ビームス」のコラボレーションモデル
SEIKO Wired|セイコー ワイアードセイコーウオッチ「ワイアード」と「ビームス」のコラボレーションモデル、第13弾のソーラーウォッチが登場ファッションウォッチブランド「ワイアード」とセレクトショップ「ビームス」がコラボレーション「WIRED featuring BEAMS」を初めて今年で9年。このたび第13弾目となる最新作のソーラーウォッチが登場した。Text by OPENERSあえて内部構造がデザインに落とし込まれたダイアル今回のモデルでとくにこだわりを見せたのが、スタイリッシュでシャープな印象をもたらすダイヤルデザイン。70年代の幾何学的なグラフィックを施したソーラーパネルを“隠す”のではなく、あえて見せるデザインを施している。「今回のテーマは『ソーラー』ということで、まず頭に浮かんだものは、電卓についているソーラーパネルです。今までウォッチでは隠すことが主流だった黒いソーラーセルをあえて見せることに挑戦したいと考えました」と製作に携わったビームス チーフバイヤーの古...

グランドセイコー|クォーツウォッチ誕生40周年記念、その歴史に思いを馳せた限定モデル登場
Grand Seiko|グランドセイコークォーツウォッチ誕生40周年記念、その歴史に思いを馳せた限定モデル登場世界初のクォーツウオッチが誕生した1969年。「セイコー クオーツ アストロン」がそのはじまりである。今年2009年、世界初のクォーツウォッチ誕生40周年を記念して、「グランドセイコー」から限定モデルが発売された。Text by OPENERS「正確な時」が追求された美観世界初のクォーツウオッチが誕生したのは1969年のこと。セイコーが商品化した「セイコー クオーツ アストロン」がそのはじまりである。今年2009年、世界初のクォーツウォッチ誕生40周年を記念して、「グランドセイコー」から限定モデルが発売された。搭載されたのは、高性能クォーツムーブメント「キャリバー9F」。1993年以来「グランドセイコー」専用として重用されてきたムーブメントだ。長くて太い針を回すために通常の約2倍のトルクを持つ「ツインパルス制御モーター」、午前零時過ぎに1/2000秒で切り替わる「超高速日送...

nonnative×SEIKO│ノンネイティブ×セイコー
nonnative×SEIKO│ノンネイティブ×セイコー500本限定のレアな腕時計名品クロノをデザインベースに、技術と機能がさらに充実!130年の歴史を持ち、世界にその技術を誇る「セイコー」と、新進気鋭の「ノンネイティブ」によるコラボレーションウォッチ「nonnative×SEIKO CHRONOGRAPH WATCH」が、500本限定で3月3日(土)に発売される。日本を代表するふたつのブランドが手がけたのは、イギリス国防省に納入していた、現在でも“名品”と謳われるミリタリークロノグラフだ。Text by YANAKA Tomomiセイコーの技術とノンネイティブのアイデンティティの融合1881年に時計の修繕や輸入時計の販売を扱う「服部時計店」として産声を上げたセイコー1892年に時計製造をおこなう「精工舎」を設立、1895年には国産初となる懐中時計「タイムキーパー」の製造に成功し、日本における時計づくりのパイオニアとして知られている。太平洋戦争前後にも精度の高い時計をつくりつづけ、...

SEIKO|セイコーから「FCバルセロナ限定モデル」が登場
セイコー ガランテ「FCバルセロナ限定モデル」“バルサ”ファンに贈る特別モデル“自己の解放”をコンセプトに2005年に誕生した高級ウオッチブランド「セイコー ガランテ」から、世界のフットボールクラブをリードするFCバルセロナとのコラボレーションウォッチが登場。Text by SHIBUYA Yasuhito世界屈指の強豪フットボールクラブの魅力を表現メッシやイニエスタなど現代サッカー界を代表するスター選手を擁し、常に革新的な攻撃サッカーで世界のフットボールクラブをリードするFCバルセロナ。“バルサ”の愛称で親しまれ、日本をはじめ世界中に熱烈なファンを持つ。スペインの地元バルセロナでは、サッカークラブを超えた特別な存在として君臨するこのチームと、セイコーは2011年から3年間、グローバルパートナーシップを締結している。2011年発表の公式クロノグラフを記憶されている方もいらっしゃるだろう。今年は高級ウォッチライン「セイコー ガランテ」から、世界限定150本で贅沢なスペシャルモデルが登...

完走を約束してくれる力強いサポーター、ニューランニングウォッチ
<セイコー プロスペックス>スーパーランナーズSOMA/RunOne 300PACE|ソーマ/ランワン300ペース完走を約束してくれる力強いサポーター、ニューランニングウォッチ今年2月、大規模な市民マラソン「東京マラソン2010」が、東京で開催される。開催に先駆けて多種多様なイベントも企画されたり、ランニングにかんする新商品も続々おめみえ、と参加者たちの気分も盛り上がっているところ。そんななかウォッチの世界でも、ランナーのために開発された腕時計が注目されている。女性のランニングをサポートするニューモデルの登場今月セイコーから発売された女性向けの「<セイコー プロスペックス>スーパーランナーズ」もそのひとつ。セイコーは「東京マラソン2010」のオフィシャルタイマーをつとめており、男性向けの「スーパーランナーズ」はもすでにランナーズのあいだで新商品が開発され人気を呼んでいるが、このたびレディス向けに開発されたモデルが登場した。あらたにペース走行の合図となる「ピッチコントローラー機能」と...

SEIKO|ガランテ「鉄腕アトム」限定モデル
SEIKO|セイコーファイトあふれるアトムの表情が、心をパワーアップ!大人のための高級スポーツウォッチはさまざまなブランドから発売されているが、そのなかでも2005年にセイコーがコレクションをスタートさせた「ガランテ」は、とくにユニークなもののひとつだ。文=渋谷康人SEIKO GALANTE Mighty Atom Limited Modelセイコー ガランテ「鉄腕アトム」限定モデル「SEXY RICH」をコンセプトに、セイコー独自のスプリングドライブ・ムーブメントを搭載し、既存のモデルにはない構造や色づかい・素材づかいでインパクトのあるデザインを追求。一度目にしたら忘れられないそのスタイルは、遊び心のある大人の男性から確かな支持を受けている。今年の新作は、世界中で支持されるジャパン・アニメーションの金字塔のひとつで、大人の男性にとっては子ども時代の忘れられない思い出のひとつでもある手塚治虫の「鉄腕アトム」とのコラボレーションモデル。文字盤には手塚プロダクションの監修であらたに描き...