グランドセイコー
「グランドセイコー」に関する記事
新デザインの優美なケースに特別精度のムーブメントを搭載した数量限定モデル|GRAND SEIKO
GRAND SEIKO|グランドセイコーグランドセイコー核心的キャリバー9Sの誕生20周年を記念する数量限定モデル1998年にグランドセイコー専用のメカニカルムーブメントとして開発されたキャリバー9Sの誕生20周年を記念して、それぞれ異なる精度に仕上げた9Sムーブメントを搭載し、ケース素材にPt、18KYG、SSを用いた数量限定のアニバーサリーモデルがリリースされた。Text by OZAKI Sayaka現在も語り継がれる高精度調整機の金字塔「V.F.A.」へのオマージュ初代グランドセイコーは、当時最も高精度なスイス公認歩度検定局によるクロノメーター規格(優秀級)と同等精度を実現。すなわちグランドセイコーは世界水準の高級腕時計として誕生した。1966年にはクロノメーター規格(優秀級)を上回る精度規格である独自の「グランドセイコー規格」を制定し、誕生からわずか6年で世界最高レベルの高精度へと到達。グランドセイコーの歩みは、精度追求の歴史でもあった。時は下り、1998年。「新グランド...
名作「キャリバー9F」25周年を祝う数量限定モデル|GRAND SEIKO
GRAND SEIKO|グランドセイコー名作クオーツ「9F」誕生から四半世紀。2種類の数量限定モデルが誕生セイコーは、グランドセイコーのクオーツ「キャリバー9F」誕生25周年を記念した数量限定モデル2機種を発表した。Text by YANAKA Tomomiクオーツの常識を打ち破ってきた「9F」「グランドセイコー」は1960年の誕生以来、日本を代表する腕時計へと成長し、2010年からはグローバルに展開。その長い歴史の中でもエポックメイクとなるのが1993年に発表されたグランドセイコー専用クオーツムーブメント「キャリバー9F」の登場だ。「キャリバー9F」は、それまでのクオーツでは不可能だった長くて太い針を回せるようにした「ツインパルス制御モーター」に加え、秒針のふらつきを大幅に軽減する「バックラッシュ・オートアジャスト機能」を搭載。高い精度だけでなく、見やすさと美しさが追求されているのが特徴だ。数量限定モデルでは、1993年のオリジナルモデルが持つ柔らかなフォルムのケースとブレスレッ...
さらなる洗練をとげたグランドセイコーNEWレディスモデル|GRAND SEIKO
GRAND SEIKO|グランドセイコー多角形ベゼルが貴石のように煌めく実用性を兼ね備えたNEWコレクショングランドセイコーのレディスモデルに、18Kゴールド製ベゼルとダイアルの大粒ダイヤモンドが、かつてない輝きと存在感を放つ、3種の新デザインが加えられた。2017年12月8日(金)より全国のグランドセイコーマスターショップにて取り扱われる。Text by OZAKI Sayaka40面カットのゴールドベゼルとダイヤモンドが、互いの美しさを際立たせる「グランドセイコー」より現代を生きる女性に向けて、華やかさと使いやすさをバランスよく兼備した新たなデザインがリリースされる。ベゼルは40面カットが施された独自形状。カットの角度や面構成が緻密に計算され、ゴールド素材ならではの上品な輝きを最大限に引き出している。また、時間を見る際にその輝きが妨げとならないように外側に向けて光を放つようにカットが工夫され、視認性の良さも保たれている。ダイアルには、従来のモデルよりも大粒のダイヤモンドをセッテ...
18Kピンクゴールドケースを採用した「スプリングドライブ8Days」|GRAND SEIKO
GRAND SEIKO|グランドセイコー高級ウォッチ専門工房「マイクロアーティスト工房」が開発・製造グランドセイコーの「スプリングドライブ8Days」に18Kピンクゴールドケースを採用した新作が2017年8月11日(金)に発売される。視認性と美しさを両立させたグランドセイコーらしい一本だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)細かなディテールが奥行きのある美しさを実現1960年の誕生以来、高い時間精度、見やすさ、使いやすさ、耐久性といった腕時計の本質を追求してきたGRAND SEIKO(グランドセイコー)。この度、グランドセイコー独自の機構であるスプリングドライブの能力を最大限引き出すムーブメント、キャリバー9R01を18Kピンクゴールドケースに搭載した「スプリングドライブ8Days」の新作が登場する。開発・製造を手掛けたのは、高級時計の専門工房「マイクロアーティスト工房」。これは2000年に時計の技能を継承する目的でセイコーエプソン株式会社 塩尻事業所内に設...
初代GSのクラシカルなフォルムを踏襲した女性向け限定モデル|GRAND SEIKO
GRAND SEIKO|グランドセイコー桜色に染まったGSロゴ、ギョウシェ文字盤がこれまでになくチャーミング!2016年11月11日(金曜)、グランドセイコーの新作「メカニカル限定モデル 天海祐希セレクトストラップつきスペシャルパッケージ」がリリースされる。イメージキャラクターを務める天海祐希さんが選んだ交換用ストラップでアレンジを楽しめるこのモデルは、生産本数200本のみ。短期間でソールドアウトとなること必至なので、早めにアプローチすることをお勧めする。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)知性派を主張する保守本流のグランドセイコー近年では、多くの女性が好きな腕時計の駆動方式として「メカニカル」を挙げている。グランドセイコーも2015年から女性向け機械式モデルを登場させているが、今回のモデルは従来シリーズよりもやや大きいケースサイズ37.3mm。かつてのボーイズサイズを女性向けとしてリリースしたのは、男性用の手巻ムーブメントをベースに、女性らしいアレン...
世界初「セイコープレミアムブティック」東京・銀座にオープン|SEIKO
SEIKO|セイコー世界初、高級ラインがすべて揃う直営店日本が誇るセイコーの最高峰3ブランドだけを取り扱う専門店が、7月30日にオープンした。これまでこうした高級品だけを扱うプレミアム専門店はなかった。今後は、上質な商品を求めて銀座を訪れる国内外の顧客をもてなす拠点になるだろう。Text by KAKIHARA Takayoshi(OPENERS)3000万円台の名工によるレアピースも販売考えてみれば、どうしてこれまでなかったのだろう。セイコーは、世界初となるプレミアム3ブランドだけに絞った直営ショップ「セイコープレミアムブティック」をオープンさせた。取り扱うブランドは、グランドセイコー、クレドール、ガランテ。どれもこだわりの強い技術とデザインが反映されたモデルばかりだ。そのなかでもクローズアップしたいのが、「クレドール」だ。クレドールシリーズをフルラインで扱っているショップはほとんどない。くわえてクレドールには、セイコーの匠たちが手がけるレアピースシリーズもある。例えば、2011...
Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|セイコーのメカニカルウォッチが生まれる場所
Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000セイコーのメカニカルウォッチが生まれる場所「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」搭載の10振動/秒ムーブメント。このキャリバー「9S85」は、セイコーのテクノロジーとクラフツマンシップを語る、岩手県・雫石の工房で生み出されている。文=野上亜紀写真=西川節子10振動/秒のムーブメントが生まれる場所今年発表された「グランドセイコー メカニカルハイビート 36000」。この時計が搭載する10振動/秒のムーブメントは、岩手山を望む自然豊かな地、雫石にある「盛岡セイコー工業株式会社(以下・盛岡セイコー工業)」で製作されている。そしてこの社屋内にはメカニカルムーブメントの組立てを手作業で行っている「雫石高級時計工房」も存在する。ここはいわば日本のマニュファクチュールともいえる場所だ。キャリバー「9S85」のコンプリートムーブメント。グランドセイコー...
SEIKO|Grand Seiko生誕50周年
グランドセイコー生誕50周年記念すべきアニバーサリーモデル今年2010年、「グランドセイコー」が生誕50周年を迎える。それを機に今後展開されるアニバーサリーモデルのお披露目が、東京・虎ノ門にある菊池寛実記念「智美術館」で開催された。グランドセイコー 生誕50周年を祝う2010年の今年、セイコーのフラグシップコレクションである「グランドセイコー」が生誕50周年を迎える。セイコーは1960年12月18日、“世界最高級の腕時計を作り出したい”という、腕時計への深い情熱からこのコレクションを生み出した。日本を代表する腕時計の名に恥じない高精度を実現するために独自の精度規格をつくり、1960年代終わり頃には、機械式時計の常識を超える高精度を達成。その後も「実用時計の最高峰」を求めて研究を重ね、愛好家の心をとらえる数々の名品を製作してきた。先の5月24日、その生誕50周年を祝うアニバーサリーモデルのお披露目が、東京の菊池寛実記念「智美術館」で行われた。近日発表されたばかりのモデルから今秋11月...
セイコー|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|SEIKO
SEIKO|セイコー自社のポテンシャルを世界にアピールGPS搭載セイコーアストロンが世界各国で話題ヒストリカルな復刻から業界最先端技術まで、ウォッチメーカーとしてのポテンシャルを新作コレクションで世界に披露したのは、セイコーである。機械式腕時計ブランド「グランドセイコー」の名作を復刻してみせたかと思えば、腕時計の常識を塗り替えつつあるGPS電波時計「アストロン」を新たにリリースするなど、セイコーの真摯なモノ作りの姿勢がうかがえる新作が揃った。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori時代をリードする堂々のコレクションがアニバーサリーイヤーを迎える創業100年を超える国産時計ブランド、セイコーの歴史を辿るだけで、並々ならぬ技術開発と進化の変遷を感じることができる。いま、日本の時計メーカーのあいだで熾烈になりつつあるGPS電波腕時計のジャンルで、アストロンの次世代モデルが発表された。そのいっぽうで、今年は国産機械式腕時計の最...
グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part1:新たなるデザインへの挑戦
Grand Seiko Mechanical High Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000Part1:新たなるデザインへの挑戦2009年、セイコーの定番コレクションである「グランドセイコー」からニューモデルが発表された。毎時36,000振動を刻む高速振動ムーブメントを搭載した新開発のモデル「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」だ。ムーブメントの開発に始まり先端の技術を集めたモデルだが、そこにはゼンマイ開発を始めとする地道な時計作りを重ねてきたセイコーの「実用時計へのこだわり」を見て取ることができる。このハイビートモデルにまつわる人々の話を聞きながら、実用時計と真摯に向き合ってきたセイコーによる時計製作の指針を覗く。文=野上亜紀Photo by Jamandfix新開発を支えたデザイナーの力今年、新開発のムーブメントが話題となった「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」。ムーブメントはもちろんのこと、デザイン面...
グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part2:部品から始まるムーブメント開発
Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000Part2:ムーブメント開発に見る「人の手」の力セイコーは今年、毎時36000振動のハイビートモデル「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」を発表した。実用時計に向き合い、地道な開発を重ねてきたからこそ生まれた時計だ。このメカニカルウォッチの心臓部には、セイコーが大切に育ててきた「人の手」の力が込められている。文=野上亜紀Photo by Jamandfix設計変更が伝える実用時計の製作指針今年発表された新作「グランドセイコー メカニカル ハイビート36000」。毎時36000振動を刻むハイビートのモデルだが、同社では1968年以来のおよそ40年振りの開発となる。今回話を伺ったセイコーウオッチ マーケティング部、関 修一郎さんは、グランドセイコーに10年以上携わってきた人だ。今回のハイビートモデルにも、もちろん企画の段階から参加をしている...