堀口義弘
メルセデス・ベンツ新型Cクラス クーペが登場|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz C Class Coupe|メルセデス・ベンツ Cクラス クーペメルセデス・ベンツ新型Cクラス クーペが登場メルセデス・ベンツは、最新「Cクラス」をベースとた第3のボディバリエーション「Cクラス クーペ」を発表した。Text by HORIUGUCHI Yoshihiro(OPENERS)あたらしいシャシーでよりスポーティに2013年12月にフルモデルチェンジし、昨年7月には日本にも上陸した「Cクラス」をベースとする新型「Cクラス クーペ」がついに登場する。アルミなどの軽合金をもちいることで軽量化と衝突安全性を向上した新型のボディは、先代にくらべて長さで95mm、幅で40mm拡大。ホイールベースも80mm長くとられ、室内空間の余裕に充てられた。クーペらしく長いフロントフードをもつ流れるようなシルエットは、数値のうえでもCd値0.26を達成。リアエンドは、「Sクラス クーペ」を頂点とするメルセデスの最新クーペ ファミリーに倣った造形だ。導入時のエンジンは6...
フォルクスワーゲン、MPVモデル「シャラン」をアップデート|Volkswagen
Volkswagen Sharan|フォルクスワーゲン シャランフォルクスワーゲン、MPVモデル「シャラン」をアップデートフォルクスワーゲンの7人乗りMPV「シャラン」がドイツ本国においてアップデートを受けた。おもな変更点は燃費の向上と最新のインフォテインメントおよび運転支援装置への対応だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)最大14.3パーセントの燃費向上全長4,854×全幅1,904×全高1,713mmというサイズに両側スライドドアをもち、5人乗りまたは7人乗り(現在の日本仕様は7人乗りのみ)のMPV、フォルクスワーゲン「シャラン」。今年は1995年に初代が登場してからちょうど20年という節目を迎え、2010年のジュネーブモーターショーでデビューした3代目となる現行モデルにもアップデートがほどこされた。今回の変更点のひとつが、エンジンを最新のユニットとし、最大で14.3パーセントもの燃費向上を果たしていること。ガソリンエンジンには最高出力11...
マツダのあらたなコンセプトモデルは「越KOERU」|Mazda
Mazda KOERU|マツダ 越KOERUマツダのあらたなコンセプトモデルは「越KOERU」9月に開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、マツダはスポーティなクロスオーバーコンセプト「越KOERU」を公開することをあきらかにした。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)デザイン表現の進化マツダは、9月17日から開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、あらたなコンセプトモデル「越KOERU」を世界初公開すると発表した。越KOERUは、既存の概念や枠組みを“越える”ことを目指したというコンセプトモデルで、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」をベースにしたクロスオーバー。野生動物のような力強い生命感のある造形を追求するとともに、研ぎ澄まされた品格の表現にも注力し、デザイン表現の進化をはかっているという。パワートレーンには、最新のSKYACTIVE TECHNOLOGYを搭載し、環境と走行性能を高い次元で両立したとマツダでは説明する。フ...
フォルクスワーゲンのパワートレーンが向かう先|Volkswagen
Volkswagen Group|フォルクスワーゲン グループフォルクスワーゲンのパワートレーンが向かう先いまや世界的な流れになりつつある、エンジンのダウンサイジング化。排気量を小さくするかわりに過給器で動力性能を補うことで燃料効率を高めるという、この大きな流れの牽引役となったのがフォルクスワーゲン グループだ。そのいっぽうで、以前お伝えしたとおり、Eモビリティ、すなわり電動化にも積極的な姿勢をしめしているのもじつに興味深いところ。彼らは、この先のクルマの動力源についてどう見ているのか。小川フミオ氏が、フォルクスワーゲン グループのパワートレーン開発担当に直接尋ねた。Text by OGAWA FumioInterview Photographs by MOCHIZUKI Hirohiko電気モーター、プラグインハイブリッド、ダウンサイジングエンジンいまクルマでもっとも重要なのはエンジンかもしれない。厳しさを増す欧州のCO2規制への対応が迫られているからだ。そこにあって、排気量ダウ...
BMWグループ、フランクフルトの出展概要を発表|BMW & MINI & Rolls-Royce
BMW|ビー・エム・ダブリューMINI|ミニRolls-Royce|ロールス・ロイスBMWグループ、フランクフルトの出展概要を発表BMW、MINI、ロールス・ロイスの3ブランドを擁するBMWグループは、9月15日より開催されるフランクフルトモーターショー(IAA)2015の出展概要を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)BMWの主役は新型7シリーズ。最新M3の初披露もフランクフルトモーターショー(IAA)2015において、BMWグループは延べ床面積12,000平方メートルもの広大なブースを展開。各ブランドから新型車の発表や最新テクノロジーの展示がおこなわれる。ブースのなかには前回よりも長い延長400メートルに達するコースを設置。その内側に設けられた50メートルもの長さのあるステージでは、最先端技術や各モデルについて、来場者に向けて1日20回ものプレゼンテーションがおこなわれる。来訪者は、ステージのほかにも「BMW IAA App」を通じて...
レクサスCT200に小変更|Lexus
Lexus 200h|レクサス CT200hレクサスCT200に小変更レクサスはハッチバックモデル「CT200h」に小変更をほどこし、8月6日より販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)エクステリアカラーは全部で11色に昨年、スピンドルグリルを得るフェイスリフトがほどこされた、レクサスのハイブリッド専用ハッチバック「CT200h」が小変更を受けた。おもな変更は、エクステリアカラーに、ディープブルーマイカとグラファイトブラック ガラスフレークを追加し全11色とした点。また、スポーティな“F SPORT”は、スピンドルグリルのロアモールもメッキ加飾へと変更。よりダイナミックにスピンドルグリルを際立たせた。いっぽう、インフォテイメントシステムG-Linkに、離れた場所からエンジンの再始動を許可しない設定が可能なリモートイモビライザーと、携帯電話を通じてドアロックの操作がおこなえるリモート操作機能を追加し、セキュリティと利便性が高められた。パ...
アウディ A8ファミリーに最速モデル「S8 プラス」が登場|Audi
Audi S8 plus|アウディ S8 プラスアウディ A8ファミリーに最速モデル「S8 プラス」が登場アウディは8月5日、同社のフラグシップ4ドアセダン「A8」シリーズに、「S8」を超えるパフォーマンスを与えたスポーツモデル、「S8 プラス」を発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)ビッグセダンながら0-100km/h加速は3.8秒2013年にマイナーチェンジを受け、昨年春、日本にも導入されたアウディのフラグシップ4ドアセダン「A8」に、今回ニューモデルが追加された。これまでのラインナップでもスポーツ性能を高めた「S8」が設定さえていたが、アウディが今宵発表した「S8 プラス」は、さらにその上をいくハイパフォーマンス指向のモデルだ。このクルマのハイライトとなるのは、もちろんその強力なパワーユニットだろう。S8 プラスのためにアウディがディチューンしたツインターボ付きV8 4.0リッターTFSIエンジンは、ノーマルのS8と比べプラス63kW...
メルセデス・ベンツのクーペ+SUV「GLEクーペ」に試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLE Coupe|メルセデス・ベンツ GLE クーペメルセデス・ベンツのクーペ+SUV「GLEクーペ」に試乗「Mクラス」から「GLEクラス」へと名前を変えたメルセデス・ベンツのSUVに、派生モデル「GLE クーペ」が登場した。SUVにスポーティなクーペ的ボディを掛けあわせたこのあらたなモデルを、メルセデスはどのように仕上げたのか。新型GLEにつづけて試乗した小川フミオ氏によるリポート。Text by OGAWA Fumioコンフォートもスポーティもメルセデス・ベンツは、「Mクラス」のフルモデルチェンジをおこない、「GLE」というあらたな名称とともに発表した。あたらしくなったのは、名前だけでない。GLEのラインナップが充実。「GLEクーペ」の追加で、より幅広い層の興味に応えられるようになったのである。2015年1月の北米自動車ショー(デトロイトモーターショー)でお披露目されたGLEクーペは、同社にとって初のクーペコンセプトの大型SUVだ。小型SUV「GL...