Collaboration Changes Everything

第2回 CELUXの山崎もも子さんと語る(2)

第2回 CELUXの山崎もも子さんと語る(2)

こんにちは、小沢 宏です。前回の1回目は、CELUXの簡単な紹介をさせていただきました。今回はCELUXのMD担当である山崎もも子さんとの実際のやりとりをライブ風にお送りします。今回の打ち合わせは、CELUX5周年に向けた記念アイテムのポロシャツとTシャツの制作プロセスです。photo by FUKUDA EmikoCELUX8階ラウンジにてポロシャツを検討する小沢 宏 まずポロシャツから見てください。このボディはフレンチラコステの古着を黒で後染めしています。山崎もも子 いい感じで染まってますね。ボディサイズはこのサイズ感になるんですか?小沢 これはあくまでサンプルですけど、実物はもっとタイトフィットの感じにしようと思っています。どうですか?山崎 古着のリメイクは面白いですね。今、お客様にとっても新鮮じゃないでしょうか。小沢 今回の企画はスペシャル感が出た方がいいと思って、CELUXに対する僕なりのメッセージとして「MORE LOVE FOREVER」というのをプラスしてみました。...
第3回 CELUXの山崎もも子さんと語る(3)

第3回 CELUXの山崎もも子さんと語る(3)

photo by FUKUDA Emikoスカルの刺しゅうに注目ラグジュアリーの本質とは──CELUX5周年を迎えるにあたって、MDの山崎さんと、PRの井上さんはどのような展開を考えられたのでしょう?井上愛子 5周年目の一つの区切りとして、もう一度、今の時代のラグジュアリーを考えたとき、うまく一口では言い表すことができなくて、それでは「どんなラグジュアリーがあるんだろう」とスタッフミーティングを何度も重ねました。山崎もも子 それでキーワードして出てきたのが、小沢さんとの打ち合わせでも話した「トラディショナル」、「クリエイティビティ」、「エクストラガバント」、「グレース」と、それを包括するメッセージの「Luxry is‥‥」です。手前が山崎さん、奥が井上さん 井上愛子さん 井上 先日からサロンで男性の着物を取扱い始めたのですが、それがとても好評で、特に男性は、自分の原点に立ち返るのがラグジュアリーなのではないかと思うようにありました。山崎 特に「グレース」の部分はお金では買えませ...
第1回 CELUXの山崎もも子さんと語る(1)

第1回 CELUXの山崎もも子さんと語る(1)

第1回 CELUXの山崎もも子さんと語る(1)お待たせいたしました。いよいよコンテンツをスタートします。小沢 宏です。タイトルにある通り、オウプナーズでは特にファッションのクリエイティブに関する「コラボレート」を軸に、商品制作に関わるさまざまな人、その制作過程、そしてweb shopping magazineのrumors(ルゥモアズ)での限定販売までを視野に、ライブ感あるメッセージを発信していこうと思っています。 そこで第1回は、僕自身のウォーミングアップも兼ねて、すでに昨年から進行中のコラボ制作をレポートします。お相手はLVJグループのCELUX(セリュックス)。ご存知のようにCELUXは今年でオープン5周年を迎えます。その5周年記念ともリンクする商品制作のやりとりを少しご紹介します。CELUXのMDの山崎もも子さんにもご登場いただきましょう。photo by FUKUDA EmikoCELUX8階ラウンジにてまず、僕の思うCELUXの話から……CELUXは、2002年9月にメ...
第4回 ブランド『coffee and milk』×OPENERSコラボ完成!(1)

第4回 ブランド『coffee and milk』×OPENERSコラボ完成!(1)

Wanna be coffee and milk?(1)ポップで楽しくてハッピーな服をつくりたくて‥‥。小沢 宏×窪 浩志(ビームス メンズ統轄部 部長 クリエイティブディレクター)原宿のインターナショナルギャラリー ビームスの2階メンズフロアに行くと、最新モードの緊張感とテンションをもったコレクションのなかに、肩の力を抜いたようなカジュアルな服が共存している。手にとってみると、プライスタグはマグカップ状になっていて、コースターにも使えると書いてある。ラグジュアリー・ブランドの高級服には感じることのできないこの親密な距離感は、『coffee and milk』。小沢さんとビームスの窪さんのふたりが手がけるブランドだ。Photo by Jamandfix20年以上たって、機が熟した感じ──今シーズンの『coffee and milk』のコレクションもカッコイイですね。ニットキャップ、イケてます(笑)小沢 ありがとうございます。もう20年以上もまえのことですけど、ギャラリーがビームス原...
第5回 ブランド『coffee and milk』×OPENERSコラボ完成!(2)

第5回 ブランド『coffee and milk』×OPENERSコラボ完成!(2)

Wanna be coffee and milk?(2)インターナショナルギャラリー ビームスに、この服があることの意味。小沢 宏×窪 浩志(ビームス メンズ統轄部 部長 クリエイティブディレクター)小沢さんとビームスの窪さんの2人が手がけるブランド『coffee and milk』は、現在ビームス10店舗で扱っている。なぜ小沢さんは、何故インターナショナルギャラリー ビームスで販売する服をつくりたいと思ったのか?その思いに迫る。Photo by Jamandfix勝手な思いこみから生まれた『coffee and milk』──大事なポイントなんですが、なぜ『coffee and milk』はギャラリーでなくてはならなかったんですか?小沢 それは、僕の勝手な思いこみなんですが、ギャラリーがいまの空間になってから、また一段と好きになったんですね。音楽は一切流れていなくて、静寂ななかに緊張感があって、お客さんも服と向き合いながら、ちょっと距離感をもって眺めているのがとてもクールな感じで...
第6回 ブランド『coffee and milk』×OPENERSコラボ完成!(3)

第6回 ブランド『coffee and milk』×OPENERSコラボ完成!(3)

Wanna be coffee and milk?(3)オウプナーズ×『coffee and milk』別注パーカいよいよ発売!小沢 宏×窪 浩志(ビームス メンズ統轄部 部長 クリエイティブディレクター)『coffee and milk』の07-08秋冬コレクションのテーマは「BLACK MOUNTAIN」。その代表的なモチーフをプラスした、オウプナーズ完全別注のフーデッドパーカをrumorsで発売します。限定枚数なので、どうぞお早めに!Photo by Jamandfix秋冬のトレンドを『coffee and milk』的に解釈──小沢さんと窪さんのコンビでつくる『coffee and milk』ですが、今シーズンの出来はいかがですか?小沢 基本的には僕がいろいろ絵を描いて、窪さんに「こんなのはどうですか?」とみてもらって進めています。それは雑誌のファッションページをつくるのと似ていて、テーマを決めて、どうスタイリングするかを考えて、スタッフを決めて……というのを、3次元でやっ...
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