OPENERS厳選 グラス特集04 ZWIESEL|ツヴィーゼル

OPENERS厳選 グラス特集04 ZWIESEL|ツヴィーゼル

OPENERS厳選 グラス特集04ZWIESEL|ツヴィーゼルドイツ・ミュンヘン北東のバイエルンの深い森のなかに位置するツヴィーゼル・クリスタルグラスAG社。中世よりガラス工房が点在したこの地で、1872年の創業以来、つねにその時代に合ったガラス製品を作りづづけている。世界中の高級ホテルやレストランで高いシェアを誇るツヴィーゼルの製品は、洗練されたデザインはもちろんのこと、あらゆる種類の飲み物や用途に対応できる幅広いラインナップを展開する。今回ご紹介する「GRACE(グレイス)」のグラスと各シリーズのデキャンタは、ツヴィーゼルのなかでも最高級の素材を使い、熟練職人が丹念につくり上げたハンドメイドのシリーズだ。一切の装飾をほどこさずに造形美だけでこれほどまでに魅せる職人技はまさに芸術の域。GRACE|グレイスボルドー価格|1万500円サイズ|H29.8cmGRACE|グレイス若い白ワイン価格|1万500円サイズ|H28.8cmGRACE|グレイスシャンパン価格|1万500円サイズ|H...
OPENERS厳選 グラス特集03 SAINT-LOUIS|サンルイ

OPENERS厳選 グラス特集03 SAINT-LOUIS|サンルイ

OPENERS厳選 グラス特集03SAINT-LOUIS|サンルイ1586年にフランスのロレーヌ地方に数あるガラス工房のひとつとして誕生したサンルイ。「聖王ルイ」と呼ばれたルイ9世にちなんで「サンルイ王立ガラス工房」の名を賜り、さらに1781年にヨーロッパ大陸ではじめてクリスタルの製作に成功したことからクリスタル工房として隆盛を極めていく。以来フランスの歴史とともに歩んできたサンルイは、脈々と受け継がれる伝統技法とクラフツマンシップによって、今なお格調高い製品を世に送り出している。「ティスル」はアール・ヌーヴォーの時代に発表されたもの。「エクセス」にほどこされたクリスタルのカットはため息がでるほど美しい。Excess|エクセスシャンパンフルート価格|8万1900円カラ―|フランネルグレイExcess|エクセスワイングラス価格|8万1900円カラ―|レッドThistle|ティスルシャンパンフルート価格|5万5650円カラ―|プラチナ/クリアサンルイ丸の内店東京都千代田区丸の内3-1-...
interview│play set products・中野シロウ インタビュー(後編)

interview│play set products・中野シロウ インタビュー(後編)

G-SHOCK、Baby-Gのオリジナルキャラクター “G-SHOCK MAN” の生みの親play set products・中野シロウ インタビュー(後編)音楽、アート、ファッションなどのさまざまなカルチャーシーンと融合し、新たなムーブメントを世界中に巻き起こしつづけているCASIOの腕時計「G-SHOCK」。その活動の一環として誕生したあたらしいキャラクター“G-SHOCK MAN”のフィギュアが登場。前編につづきこのキャラクターデザインを手がけたデザイン集団・play set products(プレイセットプロダクツ)の中野シロウさんに、デザインへのこだわりなどをうかがった。文=金子英史写真=中村雅彦ひとりは本のデザイン、ひとりはゲーム、ボクはオモチャ屋の“play set products”――シロウさんが、デザイナー/イラストレーターになろうと思ったキッカケは?もともとはオモチャ会社に勤務していたんです。普通のサラリーマン生活なんですが。そこでオモチャのデザインをしてい...
特集|『ON THE CORNER』と『SUNDAY ISSUE』をつくるクリエイターたち

特集|『ON THE CORNER』と『SUNDAY ISSUE』をつくるクリエイターたち

カフェ『ON THE CORNER』 とアートラウンジ『SUNDAY ISSUE』誕生食とアート、仕事場をつくる5人のクリエイター特集渋谷に7月24日にオープンしたカフェ『ON THE CORNER』と、7月15日にオープンしたアートラウンジ『SUNDAY ISSUE』。このふたつのお店づくりに参加する人びとの声を5回にわたって掲載。そのときどきのシチュエーションに合わせて、自由な使い方を楽しめるカフェと、無機質な質感の床と、壁の隙間からほのかに自然光が入るギャラリースペースをもつアートラウンジ、そしてビジネスに必要な要素がすべて整ったシェアオフィス『partyground』を紹介する。Vol.5 partycompany Inc. 家入一真さん インタビュー家入一真さんは2001年、福岡で22歳のときにpaperboy & co.を起業。ひとりでレンタルサーバー「ロリポップ!」を立ち上げ、個人ホームページ制作ブームを支える人気サービスに成長させる。2008年、JASDAQ...
ネイルケアツール「MIMUNO」プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(1)

ネイルケアツール「MIMUNO」プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(1)

新しいネイルケアツール「MIMUNO」に込めたデザインの挑戦プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(1)カミソリをはじめとしたビューティケアツールの老舗である貝印と、世界的プロダクトデザイナーである喜多俊之さんが手がけた「MIMUNO(ミムーノ)」は、MIM(金属粉末射出成形)という最先端テクノロジーを駆使した有機的かつ精密なデザインと、上質な牛革を使用した贅たくな専用ケースなど、これまでにないラグジュアリーな要素が話題のネイルケアツール。 デザインを手がけた喜多さんに、今回の取り組みについて、そして日本のモノづくりについてお話を聞いた。文=竹石安宏(シティライツ)Photo by jamandfix グローバル市場に通用する高級品を――――まず、今回「MIMUNO(ミムーノ)」のデザインを依頼されたときの感想からお聞かせください。私自身、ネイルというのは気になってはいましたが、トータルで手入れをしたことはなかったんですね。それで貝印さんからご依頼を受け、さあどうしようかと(笑...
ネイルケアツール「MIMUNO」プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(3)

ネイルケアツール「MIMUNO」プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(3)

新しいネイルケアツール「MIMUNO」にみるデザインの未来プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(3)これまでにないラグジュアリーな話題のネイルケアツール「MIMUNO(ミムーノ)」のデザインを手がけたプロダクトデザイナー、喜多俊之さんへのインタビュー後編。世界で活躍してきた喜多さんだからこそ見える、日本のモノづくりの未来。今回の新作にも、これから日本が向かうべき方向性が示されていた。文=竹石安宏(シティライツ)写真=jamandfix日本人ならではの「極める」という精神――日本の工業製品は、昔から世界でクオリティが認められながら、デザイン性についてはいまいちの評価でした。そうした世界の評価は現在も変わっていないのでしょうか?いま中国では、“技術の日本、デザインの韓国”ともいわれており、韓国がデザインの世界でのし上がってきています。携帯電話をはじめ、自動車も大変いいものが出てきているんです。さらに中国も、現在は国を挙げてデザイン国家を目指しており、デザインの学校を500校もつく...
ネイルケアツール「MIMUNO」プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(2)

ネイルケアツール「MIMUNO」プロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(2)

新しいネイルケアツール「MIMUNO」のオリジナリティプロダクトデザイナー・喜多俊之インタビュー(2)これまでにないラグジュアリーな話題のネイルケアツール「MIMUNO(ミムーノ)」のデザインを手がけたプロダクトデザイナー、喜多俊之さんへのインタビュー第2回。話題は喜多さんが憂う日本のモノづくりへと移り、もっとも大切な職人のマインド面へと迫っていく。文=竹石安宏(シティライツ)写真=jamandfix世界市場で日本の製造業の高級品には「席」がある――たしかに、ネイルケアの高級トータルツールはいままであまり見かけませんでしたね。ネイルケアというと女性をイメージしますが、「MIMUNO」は男性も親しみやすい印象を受けます。今回は男性・女性を意識せず、兼用ということでデザインしています。身だしなみとしては、ネイルケアは男女に共通するものですからね。――それでは少し話しを変えますが、現在日本の製造業は中国やベトナムなどに押され気味になっています。そういった現状について、喜多さんはどうお考え...
INFRAME|アートディレクター川上 俊インタビュー

INFRAME|アートディレクター川上 俊インタビュー

INTERIOR+FRAME=アートをインテリアにするデザイナーが作品をつくる新しい装置 「INFRAME」デザイン事務所「artless」代表で、アートディレクターでありグラフィックデザイナー、アーティストでもある川上 俊氏は「アートとデザインの2極化が進んで、その中間がありません。その中間にあるものとしてINFRAMEという考え方はとても面白い」と語る。文=オウプナーズ写真=原恵美子“パーソナル・ラグジュアリー”としてのアートワーク海外の熱心な写真(オリジナルプリント)コレクターなどの話を聞くと、日本ではいわゆる近代・現代絵画(あるいは)現代美術以外のものをお金を出して買うということの意識がとても薄く、レストランの壁には何年経っても抽象画の油絵が飾られ、現代アートでも依然としてウォホール、キース・ヘリングどまり。そもそも壁にアートを飾って楽しむということの積極性がない。「そういう日本人のアートに対する意識をなんとか変えたい」。作品にオリジナルの額装をほどこし、新しい価値をもつイ...
OPENERS厳選 グラス特集05 Italesse|イタレッセ

OPENERS厳選 グラス特集05 Italesse|イタレッセ

OPENERS厳選 グラス特集05Italesse「Italesse(イタレッセ)」は1979年に北イタリアのトリエステで、ケータリング業界出身のオーナーがその経験を活かして創業した“デザインテーブルウェアブランド”。世界の名だたるシャンパンメゾンがセットグラスとして取り入れる確かな品質と機能美、デザイン性を兼ね備えながらも、家庭でも気軽に使えるアイテムを数多くとり揃えている。なかでもこの「Beach」は、パーティーやアウトドアでも気軽に使えるポリカーボネート製のユニークなグラスシリーズ。割れないという安心感、そしてカラフルな色とデザインのバリエーションでシーンを盛り上げる。Martini Beach|マティーニ ビーチ (上段左)価格|2100円サイズ|H19×D12cmカラ―|クリア、ブラック、バイオレット、ルビーレッドVertical Beach|バーティカル ビーチ (上段右)価格|2310円サイズ|H20×D8.2cmカラ―|クリア、ブラック、マジェンタ、バイオレット、ル...
特集|partycompany Inc. 家入一真インタビュー

特集|partycompany Inc. 家入一真インタビュー

『ON THE CORNER』 と 『SUNDAY ISSUE』 をつくるクリエイターVol.5 partycompany Inc. 家入一真さん インタビュー> 渋谷に7月24日にオープンしたカフェ『ON THE CORNER』と、7月15日にオープンしたアートラウンジ『SUNDAY ISSUE』。このふたつのお店づくりに参加する人びとの声を5回にわたって掲載していく特集の最終回は、カフェ『ON THE CORNER』とアートラウンジ『SUNDAY ISSUE』の運営会社であるpartycompany Inc. 代表取締役社長の家入一真さんにお話をうかがった。Text&Photo by SASAKI Naoyukiネットでもリアルでも、自分たちで遊び場をつくっていきたい家入一真さんは2001年、福岡で22歳のときにpaperboy & co.を起業。ひとりでレンタルサーバー「ロリポップ!」を立ち上げ、個人ホームページ制作ブームを支える人気サービスに成長...
コール・アンド・サン|Cole & Son イギリスの老舗壁紙ブランド

コール・アンド・サン|Cole & Son イギリスの老舗壁紙ブランド

コール・アンド・サン|Cole & Son1873年創業、イギリスの老舗壁紙ブランドイギリスの「Cole & Son(コール・アンド・サン)」は、1873年の創業当時からほとんど変わらぬ製造技術で、最高級の壁紙を製造しつづけている老舗ブランド。日本ではまだあまり馴染みのないコレクションを、OPENERSが厳選してご紹介。Texts by OPENERS英国住宅事情DIYの盛んなイギリスでは、自宅の壁に自由にペンキを塗ったり、好きな壁紙を自分で貼ったりするのはごくごく一般的。イギリス人の自宅のインテリアデザインにかける情熱は、日本人のファッションへのそれと同類かもしれない。自分の家こそ、個性を発揮する場。いつもボロボロの服を着ているひとだって、自宅に招かれてみるとびっくりするくらいセンスのいい部屋に住んでいたりする。そしてその部屋を見わたすだけで、そのひとのキャラクターや、それまで歩んできた人生が垣間見えるかのよう。そんな内面を重んじる姿勢、日々の生活の拠点である「家」を大切にする文...
特集|カフェ 『ON THE CORNER』をつくるクリエイター 第4回 tripster inc. 野村訓市さん インタビュー

特集|カフェ 『ON THE CORNER』をつくるクリエイター 第4回 tripster inc. 野村訓市さん インタビュー

カフェ 『ON THE CORNER』 をつくるクリエイターVol.4 tripster inc. 野村訓市さん インタビュー渋谷に7月15日にオープンしたアートラウンジ『SUNDAY ISSUE』と、7月24日(土)にオープンするカフェ『ON THE CORNER』。このふたつのお店づくりに参加する人びとの声を5回にわたって掲載していく特集の第4回は、カフェ『ON THE CORNER』と、日本では珍しいシェアオフィス『partyground』、さらにその運営会社であるpartycompany Inc.のオフィス設計を担当した、tripster inc.の野村訓市さんに話を聞いた。Text&Photo by SASAKI Naoyuki重要なのはお客さんが主役になれるデザインをすること学生時代に世界中を放浪、湘南・辻堂で海の家『sputnik』を開き、2000年に雑誌『SPUTNIK : whole life catalogue』を企画編集したことでその名を広く知られるよ...
OPENERS厳選 グラス特集 ハブページ

OPENERS厳選 グラス特集 ハブページ

OPENERS厳選 グラス特集ワイン、シャンパーニュグラスとひとくちに言っても、その用途やシーンによってデザインもさまざま。個性豊かな5ブランドから、OPENERSお薦めのコレクションをご紹介。Photos by JAMANDFIXBaccarat|バカラ1764年創立という歴史と伝統を誇りながらも、フィリップ・スタルクやハイメ・アジョン、マルセル・ワンダースなど、時代の先端をいくあたらしい才能をつぎつぎと起用し、クリエイティブで斬新なデザインを発表しつづけるバカラ。ARMANI CASA|アルマーニ カーザアルマーニの世界観そのままに、2000年に誕生した同グループのインテリアブランド「アルマーニ カーザ」。ジョルジオ・アルマーニの理想とする、居心地よくかつ洗練された住空間を表現する家具やテーブルウェア、ファブリック、オーナメントから照明までをトータルにラインナップ。SAINT-LOUIS|サンルイ1586年にフランスのロレーヌ地方に数あるガラス工房のひとつとして誕生して以来、フ...
特集|カフェ 『ON THE CORNER』をつくるクリエイター 第3回 BEAR POND ESPRESSOバリスタ・田中勝幸さん インタビュー

特集|カフェ 『ON THE CORNER』をつくるクリエイター 第3回 BEAR POND ESPRESSOバリスタ・田中勝幸さん インタビュー

カフェ 『ON THE CORNER』 をつくるクリエイターVol.3 BEAR POND ESPRESSOバリスタ・田中勝幸さん インタビュー渋谷に7月15日にオープンしたばかりのアートラウンジ『SUNDAY ISSUE』と、7月24日(土)にオープン予定のカフェ『ON THE CORNER』。このふたつのお店づくりに参加する人びとの声を5回にわたって掲載していく特集の第3回は、カフェ『ON THE CORNER』に併設されるコーヒースタンド『No.8 BEAR POND』の田中勝幸さん。運営会社のpartycompany Inc.とBEAR POND ESPRESSOとのあらたなコラボレーションについて話を聞いた。Text&Photo by SASAKI Naoyukiエスプレッソがもつクレイジーなおもしろさに惹かれた2009年7月。下北沢一番商店街の一角、以前は駄菓子屋だった古い建物にコーヒースタンドが誕生した。店の名前は、BEAR POND ESPRESSO。とくに...
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