堀口義弘
レクサスの新フラッグシップクーペ「LC」試乗(後篇)|Lexus
Lexus LC|レクサス LC日本ならではの価値観をもつクーペレクサスの新フラッグシップクーペ「LC」試乗(後篇)2016年のデトロイトモーターショーにてワールドプレミアを果たし、つい先ごろ日本でも発売されたばかりのレクサス「LC」。2012年のコンセプトカー「LF-LC」をほぼ踏襲したデザインの下に、新開発のプラットフォームやハイブリッド機構を備えたラグジュアリークーペだ。早くもそのLCに、ハワイにて試乗する機会を得た。後篇では実際にハンドルを握り、その走りを確かめる。⇒前篇はこちらText by YAMAGUCHI Koichi高い内装のクオリティハワイ島に上陸した翌日の朝、いよいよ我々プレス陣にLCのステアリングが委ねられた。ドライバーズシートに収まってまず感じるのは、コクピットと形容したくなる心地のいい包まれ感だ。ドライビングポジションも極めて自然で、シートの形状や着座位置といい、ステアリング ホイールのグリップ感や傾角といい、ABペダルの配置といい、誂えたスーツのように...
新型ディスカバリーに北米ユタ州で試乗|Land Rover
Land Rover Discovery|ランドローバー ディスカバリー新型ディスカバリーに北米ユタ州で試乗現代のSUVのベンチマーク4月5日に日本でも発売されたばかりの新型ランドローバー「ディスカバリー」。日本への導入に先立ってアメリカはユタ州で開催された国際試乗会で、モータージャーナリスト、金子浩久氏がその進化を確かめた。Text by KANEKO Hirohisaマッシブで表情豊かなデザインランドローバー「ディスカバリー」がフルモデルチェンジした。モデルとしては5代目になる。ディスカバリーはランドローバーの中核を成すSUVで、車高調整が可能なエアサスペンションと副変速機を装備した本格派である。シャシーのメカニズムの形式だけを見れば、同社トップモデルの「レンジローバー」と変わるところがない。大きく違うのは、ディスカバリーは3列7人乗りシートを備えているところだ。これまで筆者はディスカバリーの初代から4代目までを国内外のオンロードとオフロードで走らせた経験を持ち、その変遷を体験...
新型レクサスLSにF SPORTが登場|Lexus
Lexus LS500 F SPORT|レクサス LS500 FスポーツLexus LS500h F SPORT|レクサス LS500h Fスポーツ新型レクサスLSにF SPORTが登場レクサスは、ニューヨークオートショーにおいて新型LSのスポーティモデル「LS500 F Sport」を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)Fスポーツ ハンドリング パッケージも用意今年1月に登場したばかりの新型「LS」に、スポーティなF SPORTが加わった。レクサス各モデルにも設定されるF SPORTは、「RC F」や「GS F」といったサーキットまで主眼にいれた「F」モデルのスピリットを受け継ぎつつも、乗り心地や快適性にも配慮してチューニングが施される仕様だ。外観ではスピンドルグリルに専用のデザインがあしらわれるのが特徴。このグリルの開発にあたっては、CADで5ヵ月もかけて試行錯誤が繰り返されたという。またウルトラ ホワイトと名付けられたボディペイン...
新型ディスカバリーの誕生を祝した限定車|Land Rover
Land Rover Discovery First Edition|ランドローバー ディスカバリー ファースト エディション新型ディスカバリーの誕生を祝した限定車ジャガー・ランドローバー・ジャパンは4月5日(水)、ランドローバーの新型「ディスカバリー」の発売を記念した特別仕様車「ファースト エディション」を30台限定で設定。同日から4月17日(月)まで、特設サイトで抽選販売の受付をおこなう。Text by YANAKA Tomomi大人7人が座れる室内空間を確保フルモデルチェンジを迎え、5代目へと進化する「ディスカバリー」。ボディの85パーセントにアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造を採用し、現行モデルよりも360kgも軽量化を果たしているという。パワートレーンは、ガソリンターボエンジンとディーゼルターボエンジンを展開。ガソリンは3.0リッターV6ターボエンジンが最高出力340ps、最大トルク450Nmを発生。いっぽうのディーゼルも3.0リッターV6ターボで最高出力は25...
スカイライン誕生60周年を記念したイベントを六本木ヒルズで開催|Nissan
Nissan|日産スカイライン誕生60周年を記念したイベントを六本木ヒルズで開催日産自動車は、「スカイライン」の誕生60周年を記念したイベント『スカイライン タイムライン』を4月21日(金)から4月24日(月)まで六本木ヒルズアリーナで開催する。Text by YANAKA Tomomiスカイラインのある過去と未来の風景に“飛び込んで”写真を撮影60年前の1957年4月24日に初代が発売された「スカイライン」。これまでに現行を含め13モデルが登場し、多くのひとの人生を彩ってきた歴史ある日本車の一台だ。このアニバーサリーを祝おうと、開催される『スカイライン タイムライン』。会場では歴代13代のスカイラインが展示されるほか、歴代スカイラインをモチーフにしたラバーストラップのカプセルトイの販売、“過去と未来へのタイムトリップが楽しめる”というフォトスタジオなどが用意された。フォトスタジオでは、タイムスリップをコンセプトに、スカイラインのある過去と未来の風景に“飛び込んだ”写真が撮影できる...
現行メガーヌR.S.最後の限定車|Renault
Renault Megane Renault Sport 273 Pack Sport|ルノー メガーヌ ルノー・スポール 273 パック スポールRenault Megane Renault Sport 273 Final Edition|ルノー メガーヌ ルノー・スポール 273 ファイナル エディション現行メガーヌR.S.最後の限定車ルノー・ジャポンは4月6日(木)、かつて“FF最速”と謳わた「メガーヌ ルノー スポール(メガーヌR.S.)」の生産終了を受け、そのフィナーレを記念した特別仕様車2モデルを発表。「メガーヌR.S. 273パックスポール」が20台限定、「メガーヌR.S. 273 ファイナルエディション」を200台限定で発売した。Text by YANAKA Tomomi20台限定モデルにはスペシャルな軽量鋳造ホイールやチタンマフラーを採用2009年にヨーロッパで発表され、2011年と2014年にドイツ・ニュルブルクリンクで当時の市販のFF最速を記録してきた「メガー...
DS 4パフォーマンスラインの価格を発表|DS
DS 4 Performance Line|DS 4 パフォーマンス ラインDS 4パフォーマンスラインの価格を発表プジョー・シトロエン・ジャポンは4月4日(火)、クロスオーバーモデル「DS 4」にスポーティなエクステリアを纏った限定車「DS4 パフォーマンス ライン」の価格を355万円と発表。20台限定で販売される。Text by YANAKA Tomomi400Nmを発生するディーゼルモデルにスポーティなアイテムを装着今年1月に「DS3 パフォーマンスライン」とともに発表されたものの、価格や販売台数が未定となっていた「DS4 パフォーマンスライン」の価格が発表された。DSパフォーマンスラインは、日本でも昨年10月に発売された「DS 3 パフォーマンス」のエクステリアを踏襲したモデルとなる。ベースとなるのは、「DS 4」の2.0リッター ディーゼル ターボ エンジンモデルで、最高出力は180ps、最大トルクは400Nmを発生。トランスミッションは6段オートマチックトランスミッショ...
レクサスの新フラッグシップクーペ「LC」試乗(前篇)|Lexus
Lexus LC|レクサス LC日本ならではの価値観をもつクーペレクサスの新フラッグシップクーペ「LC」試乗(前篇)2016年のデトロイトモーターショーにてワールドプレミアを果たし、つい先ごろ日本でも発売されたばかりのレクサス「LC」。2012年のコンセプトカー「LF-LC」をほぼ踏襲したデザインの下に、新開発のプラットフォームやハイブリッド機構を備えたラグジュアリークーペだ。早くもそのLCに、ハワイにて試乗する機会を得た。前篇では、開発者のコメントを交えてその素性を解き明かす。⇒後篇はこちらText by YAMAGUCHI KoichiLCはクーペかスポーツカーかハワイ島の空の玄関口、コナ国際空港からクルマで移動すること約15分。ビーチに面した絶景のリゾートホテルに到着すると、エントランスに真新しいクーペが佇んでいた。極めて低くワイドなフォルムが印象的なそれは、ライフスタイル ブランドとして新たなステージを目指すレクサスが、その象徴としてリリースしたラグジュアリークーペ「LC」...