新型レクサスLSにF SPORTが登場|Lexus
Lexus LS500 F SPORT|レクサス LS500 Fスポーツ
Lexus LS500h F SPORT|レクサス LS500h Fスポーツ
新型レクサスLSにF SPORTが登場
レクサスは、ニューヨークオートショーにおいて新型LSのスポーティモデル「LS500 F Sport」を発表した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
Fスポーツ ハンドリング パッケージも用意
今年1月に登場したばかりの新型「LS」に、スポーティなF SPORTが加わった。レクサス各モデルにも設定されるF SPORTは、「RC F」や「GS F」といったサーキットまで主眼にいれた「F」モデルのスピリットを受け継ぎつつも、乗り心地や快適性にも配慮してチューニングが施される仕様だ。
外観ではスピンドルグリルに専用のデザインがあしらわれるのが特徴。このグリルの開発にあたっては、CADで5ヵ月もかけて試行錯誤が繰り返されたという。またウルトラ ホワイトと名付けられたボディペイントはF SPORT専用に用意された。
インテリアでも、フロントグリルのパターンをパンチングで施したレザーシートはサポート性能も強化された専用のものが用いられるほか、Fスポーツ ステアリング ホイールや、アルミのアクセルペダル、ブレーキ、フットレスト、パンチ加工されたFスポーツ シフトレバーなど専用装備が施される。トリムにはアルミを組み合わせ、スポーティな雰囲気を一層醸し出す。また、サーキット レッド インテリアはF SPORTでのみ選択が可能だ。
インストルメントパネルもまた専用デザインとなっており、レクサスのスーパーカー「LFA」譲りのメーターリング スライド機構を備えたTFT液晶メーターが奢られる。
走りの面では、ブレーキ、ステアリング、パワートレーン、サスペンションを統合的にマネージメントして車両の安定性や乗り心地の向上に貢献する「VDIM(ヴィークル ダイナミクス インテグレーテッド マネージメント)」に加えて、LS500のFRモデルには「Fスポーツ ハンドリング パッケージ」がオプションで用意される。これには、可変レシオステアリング、アクティブ リア ステアリングを含んだ「レクサス ダイナミックハンドリング」と、「アクティブ スタビライザー」「スポーツ チューン サスペンション」がセットで装着される。
今回登場したのはV6ツインターボの「LS500」をベースにした「LS500 F SPORT」だが、先代同様に、マルチステージ ハイブリッドの「LS500h FSPORT」も用意される。
なお、これらの内容は北米仕様のLSをベースにしたもので、そう遠くない将来に発表されるであろう日本仕様においてどのような設定になるかは未定だ。
LEXUS LS500 F SPORT|レクサス LS500 Fスポーツ
ボディサイズ|全長 5,235 × 全幅 1,900 × 全高 1,450 mm
ホイールベース|3,125 mm
エンジン|3,445cc V型6気筒 ツインターボ
最高出力|415 ps
最大トルク|442 lb-ft(599 Nm)
トランスミッション|10段AT
駆動|FR、4WD
0-60mph(0-96km/h加速)加速|4.5 秒(FRモデル)
タイヤ 前/後|245/45RF20 / 275/40RF20
LEXUS LS500h F SPORT|レクサス LS500h Fスポーツ
ボディサイズ|全長 5,235 × 全幅 1,900 × 全高 1,450 mm
ホイールベース|3,125 mm
エンジン|3,445cc V型6気筒+電気モーター(マルチステージハイブリッド)
エンジン最高出力|295 ps
エンジン最大トルク|258 lb-ft(350 Nm)
システム最高出力|354 ps
トランスミッション|電気式無段変速機
駆動|FR、4WD
0-60mph(0-96km/h)加速|5.2 秒(FRモデル)
タイヤ 前/後|245/45RF20 / 275/40RF20
※いずれも北米仕様のデータ