堀口義弘
レクサスブランド日本展開10周年を記念する特別仕様車|Lexus
Lexus LS "F SPORT X Line" |レクサス LS Fスポーツ クロスラインLexus GS "F SPORT X Line" |レクサス GS Fスポーツ クロスラインLexus IS "F SPORT X Line" |レクサス IS Fスポーツ クロスラインLexus CT "F SPORT X Line" |レクサス CT Fスポーツ クロスラインレクサスブランド日本展開10周年を記念する特別仕様車レクサスは、今年、日本におけるブランド展開10周年を迎えるのを記念して、4車種に特別仕様車を設定し販売を開始した。HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)F SPORTをベースとし、よりスポーティな装いに1989年にアメリカで誕生したレクサスブランドが、日本に“逆輸入”されたのは2005年8月。当初は「GS」「IS」「SC」というラインナップでスタートし、その後、フラッグシップサルーン「LS」やSUV「RX」、さらにスーパースポーツカー「LFA」...
レクサスGS Fが登場|Lexus
Lexus GS F|レクサス GS FレクサスGS Fが登場レクサスは、デトロイトモーターショーでの発表を事前に予告していたあらたな「F」モデルが「GS F」であることをあきらかにした。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)RC FにつづくFモデル1月12日(現地時間)に開幕するデトロイトモーターショーにおいて、レクサスは「GS」をベースとしたあらたなハイパフォーマンスサルーン「GS F」をワールドプレミアすると発表した。あきらかにされた北米仕様のGS Fは、ボディサイズが全長4,915×全幅1,845×全高1,440mm、ホイールベース2,850mm、車両重量は1,830kgというスペック。エンジンは「RC F」とおなじ2UR-GSE型5.0リッターV8自然吸気を搭載。最高出力348kW(473ps)/7,100rpm、最大トルクは527Nm(53.7kgm)/4,800-5,600rpmを発揮する。つねに最適な燃費とパワーを発揮できるよう、走...
マセラティ ギブリに試乗|Maserati
Maserati Ghibli|マセラティ ギブリドイツ製スポーティサルーンの対抗馬マセラティ ギブリに試乗2013年末に国内への導入が発表された、マセラティの新型ミドルサルーン「ギブリ」。すでに4ドアモデル「クアトロポルテ」を擁するマセラティが放つ、ひとまわり小さなスポーティサルーンはどのようなキャラクターか。大谷達也氏が、ハイパフォーマンスエンジンに4WDを組み合わせた「ギブリ S Q4」と、時間を置いて試乗したベーシックな「ギブリ」をあわせてインプレッション。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiイタリア製らしい主張の強い高性能エンジンいちおう「クアトロポルテ」の弟分という位置づけだが、全長5メートル、全幅2メートルのボディにはかなりの存在感がある。ロレンツォ・ラマチョッティが手がけたデザインは例によって抑揚が利いていて、リアフェンダー周辺の力強い張り出しはアスリートの筋肉をおもわせるものだから、“マセラティ馴...
V8を搭載するフライングスパーを英国で試乗|Bentley
Bentley Flying Spur V8|ベントレー フライングスパー V8ブランドの祖国で体感する、その価値V8を搭載するフライングスパーを英国で試乗ことし3月のジュネーブモーターショーにおいて、ベントレーの4ドアセダン「フライングスパー」にV8エンジンを搭載した「フライングスパー V8」が発表された。6リッターW12ツインターボを搭載する新型フライングスパーに、「コンチネンタル GT V8」譲りの4リッターV8ツインターボを搭載することで、全体のバランスはどのようになるのか。大谷達也氏が、ベントレーの祖国イギリスにおいて、大都会ロンドンから高速道路、そしてカントリーロードまでハンドルを握り確かめた。Text by OTANI Tatsuya“コンチネンタル ファミリー”からの独立ロンドンの空は暗い灰色に沈み込んでいた。私がロンドンを訪れたのは、ベントレーのニューモデル「フライングスパー V8」に試乗するのが目的である。昨年デビューした2代目フライングスパーは“コンチネンタル...
新型MINI 3モデルを乗りくらべ|Mini
MINI ONE|ミニ ワンMINI Cooper|ミニ クーパーMINI Cooper S|ミニ クーパー S個性ゆたかなMINIのバイヤーズガイド新型MINI 3モデルを乗りくらべMINIの進化とモデル拡充がとどまるところを知らない。昨年秋にはハッチバックモデルが3代目に進化し、直後の東京モーターショーで国内初披露。今年にはいっても、ベーシックな「ONE」の追加、そして後席ドアをもつ「ミニ 5ドア」が発売された。さらに「クロスオーバー」と「ペースマン」にはマイナーチェンジとあわせて初のディーゼルモデルも導入されている。そんな動きの活発なMINIのなかでも、基本となる3ドアの3モデルを一気に試乗し、その魅力をあらためて確認する。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki各モデルのキャラクター分けがより明確にフルモデルチェンジや新エンジン追加など、「MINI」が活発だ。多様なライフスタイルに合わせて7モデル展開するMINIの...
アウディ RS Q3に試乗|Audi
Audi RS Q3|アウディ RS Q3RS初のSUVモデルアウディ RS Q3に試乗フルラインナップの揃うアウディのなかでも、モータースポーツなどを手掛けるクワトロ社がエンジニアリングをほどこし、とりわけスポーティなクルマに冠されるのが「RS」モデルだ。その名前を戴く初のSUVモデルとして、今年3月に日本でも販売を開始した「RS Q3」に渡辺敏史氏が試乗。コンパクトSUVのRSはどのような仕上がりか、また、なぜQ3にRSを導入したのかという点から、その方向性を読み解く。Text by WATANABE TosifumiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko拡大するRSモデルクルマ好きの読者の方であれば「クワトロGmbH」という会社名、一度は耳にしたことがあるかもしれない。市販車におけるスペシャリティモデルの開発や架装、そしてレース活動全般をエンジニアリング面でサポートするアウディの子会社であり、その立ち位置はBMWにおける「M」や、メルセデス・ベンツ...
メルセデス・ベンツ GLE クーペを発表|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLE Coupe|メルセデス・ベンツ GLE クーペスタイリッシュなSUVメルセデス・ベンツ GLE クーペを発表メルセデス・ベンツは、来る2015年1月のデトロイト モーターショーであたらしいSUV「GLE クーペ」を発表する。このモデルはこれまでの「Mクラス」から派生したクーペ版で、ちょうどBMWの「X5」と「X6」の関係と同様。あわせてメルセデスでは、SUVカテゴリーのモデル名を整理し、「GL」の名称の次のアルファベットでクラスをあらわす車名に変更する。Text by SAKURAI KenichiSUVラインナップを再構築あたらしい車名である「GLE クーペ」がしめすのでは、SUVであること=「GL」と、「E」=Eクラス セグメントであること、そして「クーペ」=スタイリッシュなクーペライクデザインであることの3要素である。メルセデスはこの「GLE クーペ」の発表を機に、これまでの「GLK」や「Mクラス」を「GLクラス」の名称も順次改めていく。「...
ルノー ルーテシアにターボ+MTモデルを追加|Renault
Renault Lutecia ZEN 0.9L / 5MT|ルノー ルーテシア ゼン 0.9L / 5段MTルノー ルーテシアにターボ+MTモデルを追加ルノー ジャポンは、コンパクトハッチ「ルーテシア」にマニュアルトランスミッション搭載モデルを追加導入する。ベーシックな組み合わせながらも、フランス本国では現行モデル発売時より好調なセールスをつづけているという、いわゆる人気グレードの日本上陸だ。Text & Photographs by OHTO YasuhiroダウンサイジングエンジンをMTで操るルノー ジャポンは、2013年に日本で販売を開始したコンパクトハッチモデル「ルーテシア」のなかでもベーシックなグレード「ゼン」に、5段MTと0.9リッター ターボエンジンを組みあわせた仕様を追加し、1月8日より発売を開始する。ルーテシアのパワートレインは、ハイパフォーマンスモデルのR.S.(ルノー・スポール)をのぞき、1.2リッターの直列4気筒ターボエンジンに6段エフィシエント ...
フィアット500X、ウィットに富んだプロモーションで北米に乗り込む|Fiat
L.A. Autoshow Report|Fiatフィアット500X、ウィットに富んだプロモーションで北米に乗り込むフィアットが北米プレミアとしたのは、10月のパリモーターショーで発表されたばかりの「500X」。名前から連想されるとおり、チンクエチェントのフェイスをまとった新型コンパクトSUVだ。大谷達也氏が、会場をわかせたユニークなプロモーション動画とともに紹介する。Text & Event Photographs by OTANI Tatsuyaクォリティ感とイタリア人の美的センスを兼ね備えるフィアットはパリサロンで発表済みのコンパクト クロスオーバー「500X」を引っさげてロサンジェルスにやってきた。南欧諸国の狭い市街地をすばしっこく走ることを第一義に考えてつくられたフィアットのコンパクトカーが、広大な大地を有する北米で人気を得るのは容易なことではない。じつは、フィアットはかなりの期待をかけて「500」の4ドア版である「500L」を北米市場に投入したが、思うような成績...
アストンマーティン DB10を披露|Aston Martin
Aston Martin DB10|アストンマーティン DB10アストンマーティン DB10を披露アストンマーティン があらたなモデル「DB10」を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)50年目を祝福して12月4日にアストンマーティン が発表したのは、あらたなモデル「DB10」だ。名前から現行「DB9」の後継にみえるが、残念ながらこれは世界でもっとも有名なスパイ──すなわちジェームズ・ボンドのためにつくられた特別なモデル。2015年10月に公開が予定されている007シリーズの最新作「SPECTRE」に登場するという。このDB10は、「DB5」でアストンマーティンがボンドカーとして銀幕デビューを果たしてから50年という節目の年にあたることと、ビスポークによるカスタマイズの可能性を示唆するショーケースを兼ね、社内のデザイン&エンジニアチームが、映画監督と綿密に打ち合わせして特別につくりあげられた。そして、わずか10台のみが、アストンマーティン...
クラシック マセラティの祭典、「マセラティ センテニアル ギャザリング」が開催|Maserati
The Maserati Centennial Gathering|マセラティ センテニアル ギャザリングクラシック マセラティの祭典がイタリアで開催創業100周年を迎えたマセラティ、その世界1914年、イタリア中部の都市、ボローニャで誕生したスポーツカーブランド「マセラティ」が今年で創業100周年を迎えた。この記念すべき1年を祝うべく、小誌ではこれまでさまざまな特集記事を掲載してきたが、今回はその最終篇。9月に開催されたクラシック マセラティの祭典「マセラティ センテニアル ギャザリング」の模様を、モータージャーナリストの小川フミオ氏がリポートする。Text & Photographs by OGAWA Fumio167台の貴重なマセラティが勢揃い2014年9月、中部イタリアを舞台に、クラシック マセラティの祭典「マセラティ センテニアル ギャザリング」が開催された。167台の貴重なマセラティが公道を400km以上走ったのは見ものだった。2014年で創業100周年を迎えた...