堀口義弘
Cクラスにクリーンディーゼル モデル投入|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz C 220 d|メルセデス・ベンツ C 220 dMercedes-Benz C 220 d Stationwagon|メルセデス・ベンツ C 220 d ステーションワゴンCクラスにクリーンディーゼルモデル投入メルセデス・ベンツ日本は28日、「Cクラス」にクリーンディーゼルモデル「C 220 d」のセダンとステーションワゴンモデルを投入することを発表、予約の受付を開始した。発売は10月に予定されているという。Text by YANAKA TomomiトランスミッションにもCクラス初の9段ATを搭載2006年に日本初のクリーンディーゼルモデルとなるEクラスを投入し、まもなく10年を迎えるメルセデス・ベンツ。これまで「Eクラス」「Gクラス」「GLクラス」などにも搭載されてきたが、ついにCクラスにも追加されることとなった。クリーンディーゼルエンジンは自動車メーカーによってもアプローチがちがうが、今回Cクラスに搭載されるのは排出ガスに尿素水溶液「AdBlue(...
フィアット500のスモールSUV「500X」が登場|Fiat
Fiat 500X|フィアット 500Xフィアット500のスモールSUV「500X」が登場FCAジャパンは、9月29日に500(チンクエチェント)ファミリー初のコンパクトSUV「500X」を国内導入。10月24日より販売を開始する。Text & EVent Photographs by OHTO Yasuhiroファミリー初のコンパクトSUV2008年に日本市場に投入されていらい、好調な販売をつづけるフィアット「500」に、あらたな仲間「500X」がくわわる。500Xは、“500ファミリー”初のコンパクトSUVであり、日本では「500」「500C」につづく第3の500シリーズの派生モデルでもある。500ファミリーであることをひと目で感じさせる内外装デザインは、1957年に誕生した先代500のアイデンティティを引き継ぎ、現代的なスモールSUVとしてアレンジしたもの。すなわち、おなじDNAをもつ現行500との共通性を感じさせながらも、SUVとしての堅牢性や、歴代500のように優...
フォルクスワーゲン ポロに最高燃費の限定モデル|Volkswagen
Volkswagen Polo BlueMotion|フォルクスワーゲン ポロ ブルーモーションフォルクスワーゲン ポロに最高燃費の限定モデルフォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトハッチモデル「ポロ」に高い省燃費性能をほこる特別仕様車「ポロ ブルーモーション」を設定。全国300台限定で販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)燃費はポロファミリー最良の23.4km/ℓフォルクスワーゲンのコンパクト ハッチバック「ポロ」に、限定モデル「ポロ ブルーモーション」が追加される。ブルーモーション シリーズは、フォルクスワーゲンのなかでも燃料の利用効率を高めるべく、エンジン、シャシー、エアロダイナミクスなど総合的に高効率な技術を採用するモデルライン。パワートレーンには、ブランド最小モデル「up!」由来の1.0リッター3気筒TSIターボエンジンを搭載。最高出力70kW(90ps)、最大トルクは160Nm(16.3kgm)を発揮する。組...
フランクフルトにみる、各ブランドのエコ戦略|IAA 2015
Frankfurt Motor Show 2015(IAA 2015)|フランクフルト モーターショー 2015フランクフルトにみる、各ブランドのエコ戦略近年のモーターショーでつねにメインテーマとなるのが、エコだ。今回のフランクフルトモーターショーでももちろん例外ではなく、各ブランドからエコを意識したモデルたちがコンセプトカーから市販車まで幅広く登場している。会場を訪れた小川フミオ氏が見て、聞いて、尋ねてまわった各社のエコ事情をリポート。Text by OGAWA Fumio2020年問題が時代を変える2015年9月に、独フランクフルトで開催された自動車ショー、通称フランクフルトショー。特徴をひとことで解説すると、エコカーのオンパレード。ポルシェの電気自動車にはじまり、アウディもフォルクスワーゲンもメルセデス・ベンツもBMWも、電気自動車やプラグインハイブリッドを数多く出展していた。なぜかというと、自動車メーカーがいま頭を悩ましている「2020年問題」があるからだ。読者は先刻ご承知...
マクラーレンのスポーツシリーズ第2弾「540C クーペ」が上海で登場|McLaren
McLaren 540C Coupe|マクラーレン 540C クーペマクラーレンのスポーツシリーズ第2弾「540C クーペ」が上海で登場開催中の上海モーターショーで、マクラーレン・オートモーティブは「570S クーペ」につづく、スポーツシリーズの第2弾としてもっとも廉価な「540C クーペ」を発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)540Cと570Sでマクラーレンのスポーツシリーズが完成マクラーレン・オートモーティブは現在開催中の上海モータショーにおて、新型モデル「540C クーペ」を発表した。この540Cは、4月1日にニューヨークモーターショーで発表された「570S クーペ」につづく、マクラーレンがエントリークラスとして位置づけるスポーツシリーズの第2弾となる。ほかのモデルがそうであるように、540C クーペの車名も自車の最高出力に由来する。ミドに縦置きで搭載されるエンジンは、570S クーペとおなじく3.8リッターV型8気筒ツインターボ。...
ロールス、新型オープンカー「ドーン」を発表|Rolls-Royce
Rolls-Royce Dawn|ロールス・ロイス ドーンロールス、新型オープンカー「ドーン」を発表ロールス・ロイスは、5月にその登場を予告していた第4のモデル「ドーン」をついに発表した。おとな4人が乗れる、あらたなラグジュアリー オープンモデルの登場だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)単にレイスのオープンではないフランクフルトモーターショーを控えた現地時間の9月9日、ロールス・ロイスは新型オープンモデル「ドーン」の発表をおこなった。“夜明け”を意味するドーン(Dawn)と名付けられた新型モデルは、1950年から1954年のあいだにわずか28台のみがコーチビルダーの手によって生産された「シルバードーン ドロップヘッド」からインスピレーションを得てデザインされたドロップヘッドモデル。現行の「ファントム」「ゴースト」「レイス」につづく第4のモデルでありながら、一連の幽霊や亡霊にかんする名称から一転し、彼らが寝静まる“夜明け”を名乗ることで、単純に...
最速のオープン フェラーリ「488スパイダー」誕生|Ferrari
Ferrari 488 Spider |フェラーリ 488 スパイダー最速のオープン フェラーリ「488スパイダー」誕生フェラーリは、今年3月のジュネーブ モーターショーで発表した「488GTB」のオープン仕様となる、「488スパイダー」をフランクフルト モーターショーで一般公開した。先代の「458スパイダー」同様に、リトラクタブル ハードトップをもつスパイダーは、クーペ同様に0-100km/hが3秒フラットの実力を誇るフェラーリV8ミッドシップモデル史上最速となるオープンカーである。Text by SAKURAI Kenichiクーペとオープン、ふたつのスタイル振り返ってみれば、フェラーリが初めてミッドシップのオープンカーを開発したのは、1972年登場の「ディーノ 246GTS」だった。この「GTS」は、Bピラーを残した脱着式のルーフトップをもつ、いわば簡易型オープンモデルの名称とスタイルとして定着。ポルシェを中心にいわゆるタルガトップスタイルといわれることも多いこのデザインを、...