ROGER DUBUIS

ロジェ・デュブイはスイス・ジュネーブを代表する究極のマニュファクチュールウォッチブランドで、天才時計師のロジェ・デュブイと、デザイナーであり、ヴィンテージウォッチの熱烈なコレクターでもあったカルロス・ディアスが1995年にSOGEM(Société Genevoise des Montres)社として創業。翌年に初のコレクション「シンパシー」、「オマージュ」を発表。それを皮切りに「マッチモア」、「フォローミー」、「トゥーマッチ」などほかにはない独創的なデザインとハイエンドな時計づくりで注目される。

1999年に社名をManufacture Roger Dubuisに変更、2001年にジュネーブ郊外のメイラン(Meyrin)に新社屋工場の第一建設工事を開始する。2005年には第二期工事も完了し、マニュファクチュールブランドとしての独立性を強化、確立する。

すべての機械式ムーブメントは、100%自社で開発、製造、かつジュネーブ製法を証づける「ジュネーブ・シール」が刻印された高精度・高品質なものだ。そのうえに、ロジェ・デュブイならではの鮮烈なデザインをまとうことになる。

21世紀にしっかりと根ざしたその大胆なクリエイションは、力強く思い切ったデザインと調和する、高級時計のメカニズムに関するノウハウと専門性を物語っている。

コンセプトの独創性とメカニズムのディテールが豊かなコレクションは、「驚きのプレイヤー」「驚きのウォリアー」「驚きのベンチャラー」「驚きのディーバ」という4つの異なる世界から構成され、2014年に「驚きのメカニクス」という世界を表現した第5番目の要素、「オマージュ」コレクションが加わった。

卓越性の探求、じっくりと時間をかけて正しいあり方を追求すること、独自の技術の開発が、ジュネーブを本拠とするスイスのブランド、ロジェ・デュブイの変わらぬ姿勢だ。完全な自社一貫生産マニュファクチュールであるロジェ・デュブイは、最高のクラフトマンシップの証であるジュネーブ・シールをすべての時計に取得している世界で唯一の時計ブランドである。

またブランドとしては2008年にリシュモングループの傘下となり、 2009年...

「エクスカリバー」にピレリとのパートナーシップによる新モデル誕生|ROGER DUBUIS

「エクスカリバー」にピレリとのパートナーシップによる新モデル誕生|ROGER DUBUIS

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイレースで勝利したタイヤのラバーを腕にするサーキットの情熱的な世界を表現した新モデル独創的デザインのロジェ・デュブイと、モータースポーツに最高品質のタイヤを提供する専門メーカー・ピレリとのパートナーシップによる限定モデル「エクスカリバー スパイダー ピレリ」が、SIHH2018に登場する。Text by OZAKI Sayaka勝利への情熱を象徴。エクスカリバー スパイダーピレリ オートマティック スケルトンロジェ・デュブイは独創的デザインを駆使すると同時に、自社研究開発を押し上げ、至高のタイムピースを発表してきたウォッチメイカー。ロジェ・デュブイの“エクスカリバー”は、パワフルなデザインと比類のないメカニズム、時計製造の熟練技術を融合したコレクションだ。そのコレクションに加えられた「エクスカリバー スパイダー ピレリ オートマティック スケルトン」は、レーシングタイヤを提供するピレリとともに、サーキットの世界観を題材とした限定モデル。ベスト...
ロジェ・デュブイ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|ROGER DUBUIS for MEN

ロジェ・デュブイ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|ROGER DUBUIS for MEN

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ重いのが嫌なら「カーボン」があるロジェ・デュブイにとって、2015年は腕時計の内部機構を見て楽しめるスケルトンモデルが数多く発表された年だった。2016年はレディースモデルが数多く発表されるいっぽうで、メンズコレクションの「エクスカリバー」コレクションに軽量なカーボンケースモデルが登場した。「エクスカリバー 42 オートマティック」のスケルトン仕様特にこの「エクスカリバー 42 オートマティック スケルトン カーボン」は秀逸だ。モデル名にカーボンとあるように、ケースの素材をカーボンファイバーで製作し、その耐久性は太鼓判が押してあるようなものだ。ムーブメントのスケルトン加工は、極限まで地板や受け板に抜き加工をほどこしており、歯車などのパーツを、まさに骨格で支えていると表現するのがふさわしい。それでいて、ブリッジやマイクロローターには、星型のモチーフを抜いた部分を配しており、グラフィックにまで配慮しているのだから恐れ入る。カーボンファイバーを型...
ロジェ・デュブイ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|ROGER DUBUIS for WOMEN

ロジェ・デュブイ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|ROGER DUBUIS for WOMEN

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ自立した女性へ捧ぐ「ベルベット」コレクション(1)今年のロジェ・デュブイのブースは、まるで撮影スタジオのように演出された空間となっていた。女性の持つさまざまな多様性を5つのテーマの「ベルベット」コレクションで華やかに展開した。Text by KAWADA Akinori自立した女性のためのモデル「ベルベッド」2012年に発表された「ベルベット」コレクションは、今年、メカニズムだけでなく、美しいエナメル装飾が施された文字盤など贅沢な作りのコレクションが発表された。こうした強いこだわりに触れる度にロジェ・デュブイが一級品のマニュファクチュールであることを思い知らされる。エナメルと宝飾により完成されたレディースモデル美しく着飾った女性には、美しい花が似合う。レディースモデル「ベルベット」でも、今回登場した「ブロッサム ベルベット ブルー」は、そんな思いを強くしてくれる時計である。まず、文字盤を埋め尽くす花に目を奪われてしまう。マザーオブパールの文...
ロジェ・デュブイが追求する2つのコンセプト|ROGER DUBUIS

ロジェ・デュブイが追求する2つのコンセプト|ROGER DUBUIS

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ「アストラル・スケルトン」と「エクスカリバー」ロジェ・デュブイが追求する2つのコンセプト(1)2015年のコレクションテーマを「スケルトン・イヤー」と定め、1月のジュネーブで「アストラル(星のような)・スケルトン」というコンセプトの下、「エクスカリバー・スパイダー」のダブルトゥールビヨンを筆頭に、時計界の常識である“スケルトン=クラシック”というイメージを完膚なきまでに打ち破り、バイヤーやジャーナリストを驚愕させたロジェ・デュブイ。それから約8カ月後のWATCHES & WONDERSでも、ポケットウォッチを筆頭に、このテーマをさらに追求したモデルを発表し、来場者を魅了した。Text by SHIBUYA Yasuhito大胆なスケルトンデザインに、メゾンが誇るベースプレートに加えて、ケースや針、フランジ(ムーブメントや文字盤を収める枠)までスケルトン化する…「エクスカリバー スパイダー」でスケルトン技術の限界を打ち破ったロジェ・デ...
韓国でもっとも美しい女優キム・ヒソンがロジェ・デュブイを訪問|ROGER DUBUIS

韓国でもっとも美しい女優キム・ヒソンがロジェ・デュブイを訪問|ROGER DUBUIS

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ韓国でもっとも美しい女優キム・ヒソンがロジェ・デュブイを訪問香港で開催されている高級時計ショーWatches & Wondersのロジェ・デュブイのブースへ“韓国で最も美しい女優”キム・ヒソンさんが訪れた。韓国はもちろん、数多くのアジアのメディアが彼女の来場を取材、新作に華を添えた。Text by KAWADA Akinoriロジェ・デュブイの新作に華を添える香港で開催されているWATCHES & WONDERSで、様々な新作が発表された。ロジェ・デュブイのブースでは、アジア屈指の美女がブースを訪れ、エレガントな輝きを放っていた。10月2日にロジェ・デュブイのブースに姿を見せたのは、韓国の女優キム・ヒソンさん。彼女のしなやかな手首には「ベルベット」が巻かれていた。その姿は、幻想的に飾られたブースにマッチし、まさに「ベルベット」の世界観である“ディーバ”(歌姫)のよう。CEOであるジャン=マルク・ポントルエ氏自らが、キムさんを...
ROGER DUBUIS|SIHH 2013 新作ウォッチコレクション

ROGER DUBUIS|SIHH 2013 新作ウォッチコレクション

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ中世風のコスプレで来場者の視線を独占4つのテンプを持つ“革新”満載の複雑時計天才時計師のロジェ・デュブイと、ヴィンテージウォッチの熱烈なコレクターでもあるデザイナーのカルロス・ディアスにとって1995年に創業したロジェ・デュブイ。2013年の新作は、4つのテンプを組み合わせたまったくあたらしいムーブメントを搭載した「エクスカリバー クアトゥオール シリシウム」を発表。世界中から集まった時計関係者をまたしても驚かせた。Text & Event Photographs by SHIBUYA Yasuhito時計愛好家垂涎の複雑機械式ムーブメントと大胆不敵なデザイン。そして、ジュネーブ・シールが象徴する伝統的な時計製造文化の継承。相反するともいえるこのふたつを看板に、高級時計ブームを牽引してきた1995年創業のロジェ・デュブイ。2011年と2012年のSIHH(ジュネーブサロン)は、同社にとってコレクションの再構築とブランドの本格再始動を...
ロジェ・デュブイ|「サロン・ド・ロジェ・デュブイ」が大阪に登場

ロジェ・デュブイ|「サロン・ド・ロジェ・デュブイ」が大阪に登場

ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ「サロン・ド・ロジェ・デュブイ」が大阪に登場日本初となるロジェ・デュブイのサロンがオープン2010年10月1日、ロジェ・デュブイは、大阪・心斎橋店に日本ではじめてとなる『サロン・ド・ロジェ・デュブイ』をオープンすることとなった。Text by OPENERS“サロン”の名にふさわしい、ラグジュアリーな空間スイス屈指のラグジュアリーウォッチブランドとして名を馳せる「ロジェ・デュブイ」。1995年の創業以来、ほかにはない独創的なコレクションと希少性で話題を呼びつづけてきた同社はこの10月に、大阪・心斎橋店にて日本初となる『サロン・ド・ロジェ・デュブイ』をオープンすることとなった。新店舗が設立されるのは、一流ブランドの路面店が集まる心斎橋にやはり新店舗を構えることとなった『oomiya 大阪・心斎橋店』。Oomiyaは和歌山に本店をもつ有名時計専門店だが、この新店舗では2階すべてをロジェ・デュブイのスペースに設定、ワンフロアを用いた広々としたサロ...
Holiday Gift Guide 2014|自分へのご褒美に腕時計を

Holiday Gift Guide 2014|自分へのご褒美に腕時計を

特集「自分へのご褒美ギフト」OPENERSがおすすめする定番ウオッチウオッチメーカーが誇る定番の腕時計には、長年愛され続けるスタイルと風格がある。クリスマスギフトとして自身へ贈るなら、そんな定番ウオッチがいい。確かな性能と美しさを兼ね備えた一本は、人生をより鮮やかに刻んでくれることだろう。OPENERSが選んだ厳選ウオッチリストから、とっておきの時計を見つけてほしい。Text by OPENERS【メンズ編】A. Lange & Sohne|A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1」は、1994年にブランドの復興第1号モデルとなった歴史的なモデルだ。VACHERON CONSTANTIN| ヴァシュロン・コンスタンタンブランド初のスポーツモデル。 特にステンレスモデルは希少。HUBLOT|ウブロいま話題のウブロの日本限定モ デル。特にこの冬、ホワイトカ ラーにレッドステッチは人気。OMEGA|オメガ1957年に登場したオメガのダイバーズ「シーマスター 300」の忠実な復刻。Cartier|カル...
Roger Dubuis|CEOインタビュー

Roger Dubuis|CEOインタビュー

ロジェ・デュブイCEOマティアス・シュラー氏インタビューロジェ・デュブイは1995年の創業以来、ほかにはない個性をもってラグジュアリーウォッチの分野を先駆けてきたブランドだ。2008年にリシュモングループの傘下になってからは着々と製作体制を強化。2010年の今年はあらたなムーブメントを発表し、同社のフラグシップコレクションともいえる「エクスカリバー」の再ローンチをはかった。ラウンド型のエクスカリバーから発表されたニューモデルのなかでも注目を浴びたのが、文字盤の表側からも機構を楽しむことのできる「エクスカリバー トゥールビヨン・オープンダイヤル」だろう。フライングトゥールビヨンとマイクロローター自動巻き機構、これらふたつのメカニズムを文字盤から楽しむことのできる斬新な発想の時計には、新型ムーブメントである「RD520」を搭載。この力のこもった最新作について、「ロジェ・デュブイ」CEOであるマティアス・シュラー氏は次のように語ってくれた。写真=下川 順司文=野上亜紀“エンジン”を見せる...
Roger Dubuis|ロジェ・デュブイ 2011年S.I.H.H.速報!

Roger Dubuis|ロジェ・デュブイ 2011年S.I.H.H.速報!

Roger Dubuis|ロジェ・デュブイ若いブランドならではの独自のデザイン新時代のスイス機械式時計「ロジェ・デュブイ」は、1995年のブランド創立からまだ15年の歴史しかないが、1980年代後半にはじまったスイス機械式時計の復活・進化・発展を象徴する“スイス時計界の伝説的ブランド”のひとつ。今年は、カジノのルーレットをイメージした斬新なデザインのクロノグラフを発表した。文=渋谷康人急速に進化する、若手ブランドの時計技術創業者の実業家カルロス・ディアス氏は、時計コレクターとして伝統的なスイス時計の魅力を熟知した人物。優秀な時計師ロジェ・デュブイ氏とともに、伝統的な様式・機構を尊重しながら、最新の技術で設計・開発した自社製ムーブメントと、現代ならではの押し出しの強いデザインを融合させた“新時代のスイス機械式時計”をぞくぞくと展開。伝統的な色彩の濃い老舗メゾンの機械式時計に飽き足らない人びとのあいだで一躍大人気のブランドとなった。なかでもムーブメントの技術力と開発ペースはすさまじく、...
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