スーパーカーに匹敵する超先端技術で製造された、超絶すぎるプレミアムウオッチ｜ROGER DUBUIS

ROGER DUBUIS｜ロジェ・デュブイ

世界限定88本。エンジンのようにユニークな機構を搭載した「エクスカリバースパイダーウラカンフロスティホワイト」

イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニと、ジュネーブの高級時計メーカー、ロジェ・デュブイによる大胆な新作「エクスカリバースパイダーウラカンフロスティホワイト」が世界限定88本でリリースされた。自社製造の先端素材・セラミックコンポジットファイバー（CCF）製の、目を惹くフロスティホワイトケースと、その内部に搭載されたエンジンのようにユニークなキャリバーが特徴的だ。

Text by OZAKI Sayaka

ホワイトのCCF製ケースとムーブメントのデザインも劇的に美しい

スーパーカーに匹敵する超先端技術で製造された、超絶すぎるプレミアムウオッチ｜ROGER DUBUIS

ロジェ・デュブイより、新モデル「エクスカリバースパイダーウラカンフロスティホワイト」が登場した。セラミックコンポジットファイバー（CCF）素材を採用したこのモデルは、目を惹くフロスティホワイトケースが特徴。スーパーカーの驚異的なメカニズム、スタイリッシュなデザイン、時計づくりのクラフツマンシップを凝縮し、エクスカリバーウラカンのレーシングスタイルを進化させたタイムピースだ。

ロジェ・デュブイは、宇宙航空産業において宇宙ロケットの製造に優れたCCF素材が使用されていることに着目し、何カ月もの研究を経て、独自のCCF素材を開発。独立したマニュファクチュールを持つロジェ・デュブイの技術力と新素材開発力を駆使し、耐久性の高いセラミックファイバーと樹脂と組み合わせ、カーボンより20パーセント軽く、さらに白い大理石のような格式の高い外観を持つ素材を誕生させた。この素材は超軽量なため、着用感が格段に向上され、デザイン性も極限まで高められている。

この45ミリ径CCF製ケースには、自動巻きキャリバーRD630を搭載し、スーパーカーのようにパフォーマンスと軽やかさを見事に融合。ランボルギーニウラカンの力強いビジュアルと特有のデザインを時計に吹き込んでいる。例えば、ランボルギーニウラカンの有名な蜂の巣のモチーフである六角形のダッシュボードが、ダイアルとキャリバーの形状にも採用されている。さらにムーブメントでは、ツインバレルと12度に傾斜したバランスホイールといった、ランボルギーニスクアドラコルセの特徴を表現している。裏面からは、このセミスケルトンのムーブメントに搭載された360度振動するリム・ウェイトを見ることができる。

このリム・ウェイトは、ウラカンのホイール・リムと同様のスピード効果とデザインをも再現したもの。さらに、スーパーカーのレースに使うナットにインスパイアを得たリュウズ、キャリバー上部のストラットバーをデザインしたブリッジなど、すべての要素がランボルギーニウラカンのV10エンジンを彷彿とさせ、そして、謎めいたデイト表示もこの時計の遊び心を象徴している。

上部フランジと針は、スーパールミノヴァ™が塗布され、夜も美しく輝く。光についても他に類を見ない境地を求めてきた例として、スーパールミノヴァ™は時計の傾斜面とストラットバーにも塗布されているが、これはロジェ・デュブイが2020年に世界初の技術として発表した革新的な技術だ。同様に、SuperBiwiNova®として呼ばれる強化プロセスにより、スーパールミノヴァ™がホワイト・ルミネセント・ラバー・インレイを備えたストラップの内側に溶け込み、ウオッチ全体が目を見張るような仕上がりに導かれている。

またバックルとストラップはクイックリリースシステムを採用しており、簡単に交換可能。イタリアのスーパーカーのDNAとメゾンの卓越した時計づくりを反映した「エクスカリバースパイダーウラカンフロスティホワイト」は、まるでエンジンのように緻密に作られたタイムピースなのだ。