ランボルギーニのレーシングスピリットから生まれた「エクスカリバースパイダーウラカン EVO2」｜ROGER DUBUIS

ROGER DUBUIS｜ロジェ・デュブイ

レーシングトラックから腕へ。スクアドラコルセのDNAとメゾンの卓越した技術を融合した世界88本限定ウオッチ

ランボルギーニのモータースポーツ部門「スクアドラコルセ」とパートナーシップを結ぶロジェ・デュブイが「ウラカンスーパートロフェオ EVO2」をモチーフにしたタイムピース「エクスカリバースパイダーウラカン EVO2」を発表。88本限定で発売される。

Text by YANAKA Tomomi

レーシングカーと同様、機械工学の粋を尽くしたタイムピース

レーシングトラックから腕元へ－－。イタリアのスーパーカーのDNAとロジェ・デュブイの卓越した時計技術を融合した「エクスカリバースパイダーウラカン EVO2」が発表された。

ムーブメントには、自動巻きモノバランシエキャリバーRD630を採用。同名のレーシングカーと同様、パワフルなパフォーマンスを体現する。

ランボルギーニのレーシングスピリットから生まれた「エクスカリバースパイダーウラカン EVO2」｜ROGER DUBUIS

デザインはカーキとオレンジという特徴的なカラーが施されるなど、レースのデザインコードもふんだんに盛り込まれ、ウラカンのアイコンともいえるハニカム（ハチの巣）モチーフもタイムピースに反映。またツインバレルと12度に傾斜したテンプは、ランボルギーニスクアドラコルセとのコラボレーションモデルに共通する特徴的なデザインだ。

ケース裏側からは、ウラカンのホイールリムと同様のスピード効果を再現するという360度方向の回転錐（すい）を搭載したセミスケルトンのムーブメントを確認することも。機械工学の粋を尽くしたタイムピースとなった。

素材でもウラカンのモノコックシャシーやボディパネルに使用されているものとほぼ同一のSMCカーボンをケースに採用。

ベゼルには、スーパーカーの流体力学的デザインにインスパイアされた、ブラックDLCチタンが用いられ、このほかにもウラカンのレーシングナットになぞらえたリュウズ、VIOエンジンのストラットバーブリッジを彷彿とさせるアッパーキャリッジなど細部にわたりレーシングモデルのDNAを受け継いだタイムピースであることを主張する。

ストラップにはラバーとアルカンターラを組み合わせ、快適性と柔軟性を両立。内側のライニングにはサーキットで活躍するタイヤ、ピレリPゼロトロフェオRと同じパターンが刻まれた。