MEN'S 靴
「MEN'S 靴」に関する記事

日本が誇るシューズメーカー「リーガル」の魅力 Vol.03|REGAL
REGAL | リーガル日本が誇るシューズメーカーの魅力 Vol.03世界初、という偉業ソールに設けた穴により、靴のなかを常にドライに保つ「ゴアテックス®サラウンド™フットウェア」。これを世界ではじめてグッドイヤーウェルト製法のシューズに搭載したコレクションが誕生した。商品化するまでの苦労もさることながら、やはり気になるのはなぜ老舗の「リーガル」が……という点だろう。しかしじつのところ、それはリーガルにふさわしい次の一歩なのである。Text by TAKEGAWA KeiPhotographs by YUASA Tohru満を持して登場した新旧タッグ一日歩くと足はコップ一杯分の汗をかくといわれている。天の恵みである革は通気性に富んでおり、この点でさほど不快に感じることはない。いっぽう、戦後急速に広まったラバーソールの場合、靴内に生じた湿気は多くが逃げ場を失ってしまう。この問題を解消すべく、リーガルが白羽の矢を立てたのがゴアテックス®ファブリクスである。念のためにおさらいすれば、ゴア...

特集|初夏を彩る、ジェントルマンの必需品 Vol.03 ペニーローファー
特集|初夏を彩る、ジェントルマンの必需品Vol.03 世代を問わない靴 “ペニーローファー”ペニーローファーは、学生から大人まで世代を問わず愛されている革靴だ。オンオフ関係なく、コーディネートを楽しめる夏の万能シューズであり、老舗のシューズメーカーには名品として知られるものが存在する。ここ数年、アイビーをはじめとするトラッドな装いがふたたびコーディネートの選択肢のひとつにくわわったことで、この靴にも注目が集まっている。Photographs by YUASA TohruStyling by IDA MasaakiText by MURAMATSU Ryo(OPENERS)時代を経ても変わらない夏の定番ペニーローファーは、足の甲の部分にスリットをほどこした、スリッポンタイプの靴である。“ペニー” と付けられた名前の由来は、1960年代にイェールやハーバードといったアメリカの北東部の名門私立大学8校からなるアイビー・リーグの学生たちが、1セントのコインをスリット部分に挟んだことから来て...

メンズのドライビングシューズのメイド・トゥ・オーダーを開始|Salvatore Ferragamo
Salvatore Ferragamo|サルヴァトーレ フェラガモメンズのドライビングシューズのメイド・トゥ・オーダーを開始4種類の素材が楽しめるパーソナライズサービス「DRIVER MTO」「Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ フェラガモ)」のアイコニックなメンズのドライビングシューズのメイド・トゥ・オーダー「DRIVER MTO」がスタート。アッパー、ソール、ブランドのシンボルである “ガンチーニ” のメタルハードウェアが選択でき、100通りを超える組み合わせが可能だ。同パーソナライズは、サルヴァトーレ フェラガモの銀座本店、六本木ヒルズ店、大阪梅田本店、伊勢丹新宿本店メンズ館、三越本店、阪急メンズ大阪、大丸福岡天神、岩田屋本店(九州地方はいずれか2店で交互に常設)でオーダーできる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)フェラガモ独自の革新的な逸品「サルヴァトーレ フェラガモ」のモカシンの原型と、モダンなドライビングシューズの作りを融合...

「スティーブン アラン」でしか買えないビルケンシュトックが揃うイベント|Steven Alan
Steven Alan|スティーブン アランここでしか買えないビルケンシュトックが揃うイベント「MORE VARIATION for Steven Alan」が開催6月9日(火)から22日(月)まで、東京・渋谷の「スティーブン アラン トーキョー」にて、ビルケンシュトックのエクスクルーシブモデルの販売にくわえ、通常では仕入れない同ブランドのモデルがラインナップする「MORE VARIATION for Steven Alan」が開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)夏の装いに欠かせないビルケンシュトック今回のイベントは、日本では「スティーブン アラン」のみで展開する2モデルにくわえ、メンズ、ウィメンズともに7型のバリエーションを期間限定としてラインナップする。ビーガンにも安心のモデル「ARIZONA」スティーブン アランのエクスクルーシブモデルの「ARIZONA(アリゾナ)」は、ビルケンシュトックを代表する一足で、2本の太いベルトが足をしっかりホー...

一枚革で履きやすい「ユードット」のパターンオーダー会を開催|ISETAN MEN’S
ISETAN MEN’S|イセタンメンズ通常は取り扱いのないシューズファクトリーのオリジナルブランド一枚革で履きやすい「ユードット」のパターンオーダー会を開催見るから素足に気持ちよさそうなレザーのカジュアルシューズは、浅草を拠点にデザイナーと熟練した職人を抱え、マッケイやグッドイヤーウエルトの製法ができる日本のシューズファクトリーのオリジナルブランド「U.(ユードット)」のもの。通常では伊勢丹新宿店メンズ館では取り扱いのないブランドだが、6月3日(水)よりパターンオーダー会を開催。カラーバリエーションの豊富さと、自社工場ならではのコストパフォーマンスの高さは、これからのシーズンにおすすめだ。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)オーダー後、約2カ月で納品「ユードット」のブランドコンセプトは「遊び」。ブランド名の「U」には “遊び” のほか、UNIVERSALの “U”、あなたを示す “YOU” など...

伊勢丹|「ヒロシ ツボウチ」パターンオーダー会開催中
伊勢丹人気靴ブランドの“トリプルコラボレーション”も可能!「ヒロシ ツボウチ」パターンオーダー会開催中靴本来の醍醐味が最大限に味わえる「HIROSHI TSUBOUCHI(ヒロシ ツボウチ)パターンオーダー会」が、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴にて、8月22日(月)まで開催されている。Text by OPENERSPhoto by ISETAN13日と14日には、デザイナー坪内 浩氏も来場!世界的に希少となっているコードバンをふくむ、数種類の素材・カラー・デザインのなかから好みのものをセレクトできるパターンオーダー会。もちろんすべてメイド・イン・ジャパンで、オーダー価格は5万5650円からとなっている。今回のために特別に製作されたマルチカラーのクレージーパターンのオーダーや、ソールもカラフルなものを多数用意。トレンドカラーから自分の好きな色などを選びながらオーダーができるのも楽しい。今回は特別に、「エイチ カツカワ」の革、「ヨウヘイ フクダ」の制作、「ヒロシ ツボウチ」のデ...

JOHN LOBB│ビスポーク「キャピタルコレクション」モデル「TAIPEI」
JOHN LOBB|ジョンロブビスポーク「Spirits of Capitals(キャピタルコレクション)」モデル「TAIPEI」毎週1モデルを紹介しているジョンロブのビスポークコレクション「キャピタルコレクション」。第8回目は、モデル「TAIPEI」を紹介。世界随一の高さを誇る高層ビル“台北101”など超近代的な高層建築がいならぶなか、昔ながらの屋台も楽しめる、首都台北。ジョンロブの「TAIPEI」は、モカシン2モデルが登場。Text by OPENERSオックスフォードミンクカーフ×バンブークロコダイルの絶妙な合わせ技『ジョンロブ台北』は、高級ブランドのショッピングモール『BELLAVITA(ベラヴィータ)』に2009年にオープン。その名のとおり「美しい生活」を実現する人気ブランドが軒を連ねている。台北の街の魅力は、あたらしい活気と懐かしい息吹が共存すること。歴史と政治に翻弄されながら、たくましく生きる人びとと、最新の建築物やテクノロジーが交わりながら、世界でも珍しい街のかたち...

JOHN LOBB│最新ビットモカシン「JOHN LOBB SIGNATURE」
JOHN LOBB|ジョンロブいよいよ2011秋コレクションスタート!最新ビット「JOHN LOBB SIGNATURE」「JOHN LOBB SIGNATURE(ジョンロブ シグネチャー)」は、“JL”から発想を得たオリジナルのアイコンが付いたジョンロブのあたらしいビットモカシン。これからの季節にふさわしい色と素材のマッチが美しい。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIXオリジナルアイコンは、エルメスも手がけるフィリップ・ムケ氏のデザイン「JOHN LOBB SIGNATURE」は、スリッポン「RIVIERA(リビエラ)」とおなじ7810番ラストを使用し、とてもソフトで快適な履き心地を実現。エプロンとサドル部分はすべてハンドステッチで仕上げられている。オリジナルのアイコンは、エルメスのデザインも手がけるフィリップ・ムケ氏によるもので、このモデルのために特別にデザインされた。ブラックとミッドナイトにはブラックガンメタル、ダークブラウンとレッドにはパラジウム...

adidas|「adizero」シリーズ初の最軽量トレーニングシューズ
adidas|アディダスメンズ「adizero Speed TR」&ウィメンズ「adizero Training W」「adizero」シリーズ初のトレーニングシューズメンズの「adizero Speed TR」は、267グラム(27.0センチ/片足)、ウィメンズの「adizero Training W」は、160グラム(24.0センチ/片足)という驚異的な軽さを実現したアディダスのトレーニングシューズ。今回2011年秋冬シーズンの最新作が発売された。Text by OPENERSPhoto by adidasアディダス史上最軽量のトレーニングシューズ登場!“adizero”とはadidasの誇る最軽量シューズレンジ。日本人のために開発され、最高のフィット感、軽量性、安定性を兼ね備えた革新的なシューズ。そのコンセプトは「all light all fast すべてを軽く、すべてを速く」。それは驚異的な軽さ、想像を超えた速さをプレーヤーにもたらす、というものだ。今回そのシリーズから2...

NIKE SPORTSWEAR|世界で1足だけのカスタマイズスニーカー「NIKEiD Bespoke」開催
NIKE SPORTSWEAR|ナイキ スポーツウェア世界で1足だけのプレミアムなカスタマイズスニーカーをつくろう特別スタジオ「NIKEiD Bespoke」開催ナイキジャパンでは、8月24日(水)から8月30日(火)の7日間、ニューヨークより「NIKEiD Bespoke」のデザインコンサルタントを招いて、「NIKE AIR FORCE 1 LOW」(1足10万円)を特別にカスタマイズする「NIKEiD Bespoke」を『NIKE原宿』で開催する。Text by OPENERSPhoto by NIKE6日間はすでに満員。8月30日分のみ、8月19日(金)より予約スタート!「NIKEiD Bespoke」は、オンラインで自分だけのプロダクトをつくることができるNIKEiDを進化させたかたちとして、ニューヨーク ソーホーにあるNIKE SPORTSWEARの直営店『21Mercer』のみでおこなっているプレミアムなカスタマイズサービス。これまでのNIKEiDのカスタマイズから、さ...

中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・4)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿がジョンロブのビスポークとともに世界を旅する中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・4)ジョンロブ丸の内店でのビスポークのメジャーメント(採寸)が一通り終わって、「トライオン(仮縫い)はできればパリの工房でお願いできませんか。工房を実際に見てみたいし、職人たちの顔も見てみたい」と中田英寿さん。ジョンロブのマスターラストメーカーであるフランソワ・マドニーニ氏にも興味をもち、「彼と日本の職人の縁をつなげる役を果たしたい」と語る。中田英寿、ジョンロブの職人と対峙する(メジャーメント・3)Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)中田英寿が語るジョンロブ「ジョンロブの靴は、僕にとっては特別感があって、カジュアルに毎日履くより、決めるときに履くイメージがありました。今回はビスポークですが、あえて、いつでも使える靴を作ってみたかった。みなさんもそうでしょうが、好きな靴は毎日履き...

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(4)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統「祇園ない藤」主人、内藤誠治さんが語る伝統(4)「今の世の中はインターネットもあって、さまざまなことが、お客さまの方が情報を多くもっていらっしゃいますが、この世界では私たちの方が情報をもっています。たとえば、草履は“場を作る履きもの”です。日本は靴を脱いで家に上がる文化で、玄関で草履を見ると何の用事で来たのかがわかる、今日はどっちが主役かがわかる履きものです」と、「祇園ない藤」5代目主人の内藤誠治さん。「だから、うちの好みではなく、誰がどんなときに履くのかを聞いて、私たちが提案します。フォーマルな場で履きたいなら、それにふさわしいものをつくりますが、お客さまも丁寧に大事にしたい気分が出てくるものです」。中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(3)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)履きもの...

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(3)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統中田英寿さんと「祇園ない藤」主人が語り合う(3)世界で最高の靴をつくるジョンロブの職人と、日本最高の草履(ぞうり)をつくる「祇園ない藤」の内藤誠治さんを、僕が仲介することで、なにかあたらしい出会いになれば ── 日本の47都道府県をめぐる旅を通じて、日本には世界に誇れる技術や文化があることを再発見した中田英寿さんならではの思いが実現したのが今回の京都訪問だ。中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(2)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)日本の文化を取り入れる気持ち中田さんがフランソワの足の印象をたずねると、「フランソワさんには、ようこそ京都に来ていただきました。中田さんにもありがとうございます。ジョンロブの靴の美しさや精巧さには憧れがあったので、お目にかかれて光栄でした。フランソワさんの足...

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(2)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統フランソワ、「祇園ない藤」で装履(草履)をオーダーする(2)ジョンロブの“マスターラストメーカー” フランソワ・マドニーニ氏と中田英寿さんが訪れた京都「祇園ない藤」の足の採寸は、客と職人が対話を始める大切な準備で、その採寸から生まれるのは、“足裏が酔う”フィット感 ── 普段は足の採寸をしているフランソワが、今日は逆の立場になって、素足を採寸台にのせる。中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(1)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)採寸は、サイズより足を見ているフランソワの採寸風景を見ていた中田英寿さんは、「靴の採寸をするときに、素足のままのときと、靴下を履かせるときがあるんですよね」と、祇園ない藤5代目主人の内藤誠治さんに話しかける。つづけて「それはきっと、足型をとろうとする職人と、靴を...

中田英寿が繋ぐ、ジョンロブと「祇園ない藤」の職人の出会い(1)|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ中田英寿が繋ぐ、ジョンロブ マスターラストメーカーが出会う日本の伝統フランソワ、「祇園ない藤」で装履(草履)をオーダーする(1)中田英寿さんの橋渡しによるフランスと日本の職人の出会いがいよいよ実現 ── ジョンロブの“マスターラストメーカー”フランソワ・マドニーニ氏が大阪でのビスポークオーダー会を終えた翌日に訪れたのは、京都を代表する老舗履きもの匠「祇園ない藤」。フランソワは初めての京都になるが、5代目の内藤誠治氏がにこやかに出迎えてくれた。中田英寿、パリ・ジョンロブのビスポークアトリエを訪れる(トライオン・2)Photographs by HOZUMI HitomiText by KAJII Makoto (OPENERS)腕をもった職人同士をつなげたい京阪電車「祇園四条駅」で下車して徒歩約5分。大和大路通を歩いて行くと、京都市から「歴史的意匠建造物」に指定されている虫籠窓(むしこまど)とウダツが特徴的な建物が見えてくる。中田英寿さんが、「ジョンロブ...