早稲田 康作
『山姥』に見る、“妄執”に囚われ続ける凄まじさ
日本の伝統芸能のひとつである「能」は難解だと捉えられがちだが、実はその難解なところにこそ魅力が潜んでいるという。能を通して様々な気づきが得られるのではないかという思いから、『もう一度楽しむ能』（淡交社）の著者である喜多流シテ方能楽師・友枝真也さんと、自身も喜多流を修める歌人・馬場あき子さんに対談をお願いした。その内容を３回に分けてお届けする。第１回目のテーマは、山に住む鬼女“山姥”が山廻りするという言い伝えを主題にした世阿弥の傑作『山姥』。
アルカンターラの次なる挑戦 ミラノデザインウィーク2025で見たラグジュアリー素材の革新
2025年4月、ミラノデザインウィーク。世界中からデザイン関係者が集まるこの期間に、フェラーリやランボルギーニなどの内装でおなじみのラグジュアリー人工スエード素材ブランド「アルカンターラ」は市内3箇所で展示を展開した。会長兼CEOのエウジェニオ・ロッリ氏とデザインオフィスのシルビア氏の言葉からは、創業50年を迎えた企業の現在と未来への戦略が見えてきた。
ジラール・ペルゴが「ディープ ダイバー」で新たな価値創造に挑む
ジラール・ペルゴから、1969年に登場したシグネチャータイムピースを現代に蘇らせた「ディープ ダイバー」が登場。ロンドンを拠点とするカスタムウォッチの名門、バンフォード ウォッチ デパートメントとのコラボレーションによって特別なウオッチに仕上げられている。
一瞬の時の流れを捕らえる「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」
タグ・ホイヤーは、「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」のリミテッドエディションを発表した。F1モナコグランプリ史上初のタイトルパートナーとなったことを記念し、ブランドが築いてきた精密な計時技術とモータースポーツへの深い関与を象徴するモデルだ。
これぞアメリカンスピリット！ ジャックダニエルから10年熟成の「Jack Daniel’s 10Years Old」が日本上陸
テネシーウイスキーの代名詞「ジャックダニエル」が『Jack Daniel’s 10Years Old』を100年以上ぶりに復刻し、日本でも2025年8月からオーセンティックバーなどの一部料飲店にて、数量限定で展開を開始する。これにあわせて来日したマスターディスティラー クリス・フレッチャーさんに話を聞いた。
【インタビュー】Kvadrat/Raf Simonsのプレミアムなテキスタイルを使用したBE@RBRICK 1000%が数量限定で発売 | MEDICOM TOY
世界最高峰のテキスタイルメーカー、Kvadratによるプレミアムコレクション「Kvadrat/Raf Simons」の生地を採用したBE@RBRICKが登場！ 同社の歴史からラフ・シモンズとの出会い、そしてBE@RBRICK 1000％に至った経緯を聞いた。
オメガの名作「レイルマスター」の価値を、あらためて問う新作
オメガの歴史的モデル「レイルマスター」が、今年新たな姿で復活を遂げた。美しいグラデーションダイアルと洗練されたデザインで、オメガのアイデンティティを改めて感じられるウオッチだ。
【SHELTERBANKインタビュー】ヘドラの解剖図を異なる素材を組み合わせて立体化した芸術作品 | MEDICOM TOY
朝日ソノラマの『怪獣画報 ゴジラ対ヘドラ』内にある解剖図からインスパイアされた人気シリーズ、「SHELTERBANK ヘドラ 完全解剖図解（3期）」の発売が決定！ SHELTERBANKをひとりで手がけるYow氏に、これまでの軌跡と作品に対する思いを語ってもらった。
テクノロジーの先に、“仕立ての本物”がある。 AIフィッティング×職人が叶えるオーダーシャツ
スーツへのこだわりにくらべて、シャツに対してはどう向き合うべきだろう。スーツ同様に、シャツにも「これぞ」と言うべきスターを用意しておきたい。しかしシャツのメインと呼べる一枚を見つけ出すことは、かなり難しい。その解決手段の最たるものはオーダーだが、手間と時間がかかるのがネックだ。それらを解決しつつ、本格的なオーダーのクオリティを保ちながら、さらにネットで完結するという＜AIフィッティング＞のサービスがある。簡単なステップでジャストサイズなアイテムが手に入るというのが、超老舗シャツファクトリーが開発した「SKYRTA（スキルタ）」だ。クラフトマンシップと最新テクノロジーの融合が可能にした、メインの一枚にふさわしいシャツが完成する。
デュアルタイムウオッチ誕生100周年を祝う、ロンジン「スピリット Zulu Time 1925」
スイスのウオッチブランド、ロンジンが初のデュアルタイムゾーンウオッチ誕生から100周年を迎える今年、記念モデルとなる「ロンジン スピリット Zulu Time 1925」をリリースする。
レースの世界とともに走り続ける、チューダーの最新クロノグラフ
チューダーから新作「ブラックベイ クロノ “カーボン 25”」が登場。長年にわたって深く関わってきたモータースポーツへのオマージュとして誕生した特別な限定モデルだ。
パネライとミリタリーの歴史を形にした「サブマーシブル クロノ マリーナミリターレ エクスペリエンス エディション PAM01699」
パネライから、長年にわたり続くイタリア海軍との深い結びつきを象徴する特別なタイムピース「サブマーシブル クロノ マリーナミリターレ エクスペリエンス エディション PAM01699」が登場。本モデルは、イタリア海軍の航空部隊「アヴィアツィオーネ・ナヴァーレ」からインスピレーションを受けた、35本限定モデルだ。
ローズゴールドを纏う「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー」
スイスのウオッチメゾンのゼニスから、「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー」に、ローズゴールドケースとブラック文字盤を組み合わせた新バリエーションが登場。1969年に発表された名作「A386」のデザインコードを継承しつつ、現代的な素材と精巧な仕上げで、実用性とスタイルを高次元で融合させている。
アルピーヌのBEV第2弾A390がフランスで発表
アルピーヌはBEV（電気自動車）モデルの「A390」を本国フランスで発表した。アルピーヌ・ジャポンでは「A390」の日本導入を検討しているという。
次世代ミュージシャンが集結。「TOKYO LAB」が日本の音楽シーンに新風を吹き込む
実験的音楽イベント「TOKYO LAB 2025 Early Summer Session」が開催される。今回は「坪口昌恭New Direction / "Lookin'For A New New"vol.2」と題し、インド出身の注目アーティストニミシャ・アナン氏をフィーチャーした特別編成での公演となる。公演日は2025年6月6日（金）。