
LOUNGE /
MUSIC
2025年5月30日
次世代ミュージシャンが集結。「TOKYO LAB」が日本の音楽シーンに新風を吹き込む
MUSIC|TOKYO LAB 2025 Early Summer Session
実験的音楽イベント「TOKYO LAB 2025 Early Summer Session」が開催される。今回は「坪口昌恭New Direction / "Lookin'For A New New"vol.2」と題し、インド出身の注目アーティストニミシャ・アナン氏をフィーチャーした特別編成での公演となる。公演日は2025年6月6日(金)。
Text by WASEDA Kosaku
“beyond JAZZ”を体現する革新的プラットフォーム
「TOKYO LAB」は、独自の音楽を追及する次世代ミュージシャンが集い、"beyond JAZZ"を体現する実験的音楽イベント。従来のジャズの枠組みを超越し、多様な音楽的背景を持つアーティストたちが新しい音楽表現を模索する場として機能している。
本イベントは、2025年1月18日に同会場で開催された「TOKYO LAB 2025 Session "Lookin'For A New New"」につづく第2弾。前回の公演では、才能溢れる次世代ミュージシャンやアーティストをいち早く紹介し、音楽業界関係者や音楽ファンから高い評価を得ている。
今回はゲストとして、日本を拠点に活動するインド出身のマルチプレーヤーニミシャ・アナン氏が招かれた。彼女は3ピースバンド「Manda」のフロントマンとして、ギター、キーボード、ボーカル、コンポーザーの全てを担当している多才なマルチプレーヤーだ。Mandaは2022年に結成され、東京・横浜を中心に活動を展開している。
ニミシャ・アナン氏の持つアンニュイでエキゾチックなボーカルスタイルは、インドの音楽的ルーツと現代的な感性が融合した独特な魅力を持っている。今回のセッションでは、この個性的なボーカルと日本の実力派ミュージシャンとのコラボレーションが実現する。
バンドマスターには、前回に続いて坪口昌恭氏がキーボードで参加する。坪口氏は日本のジャズシーンにおいて新しい方向性を模索し続けているキーボーディストとして高く評価されている。リズムセクションには、若手ドラマー松浦千昇氏が参加。その革新的なドラミングスタイルは多くのミュージシャンから絶賛されている。
ベースには、フレットレスベースの名手として世界中で活躍する織原良次氏が参加する。織原氏は「日本のジャコ・パストリアス」とも称される実力派ベーシストで、そのテクニカルでメロディックな演奏は国内外で高い評価を受けている。
このスペシャルバンドは、今回のライブのために特別に結成。異なる音楽的背景を持つメンバーが一堂に会することで、従来の音楽ジャンルの境界を超えた新しいサウンドが生まれることが期待されている。インド音楽的要素と、日本の洗練されたジャズミュージシャンたちとの融合は、これまでにない音楽体験を提供する可能性を秘めている。東西の音楽文化が交差する瞬間を目撃できる貴重な機会だ。
「TOKYO LAB」は、日本の音楽シーンにおける新しい才能の発掘と育成において重要な役割を果たしている。このようなプラットフォームの存在は、若手ミュージシャンにとって貴重な表現の場であり、音楽業界全体の活性化に繋がっていく。
このような実験的な取り組みが継続されることで、日本の音楽シーンはより多様で豊かなもの育っていくはずだ。
TOKYO LAB 2025 Early Summer Session
日時|2025年6月6日(金)18時開場/19時開演
(1部)19:00~19:30/(2 部)20:15~20:45 ※入替無し
会場|ブルーノートプレイス
入場料|テーブル+ライヴチャージ:3,300円(税込)
日時|2025年6月6日(金)18時開場/19時開演
(1部)19:00~19:30/(2 部)20:15~20:45 ※入替無し
会場|ブルーノートプレイス
入場料|テーブル+ライヴチャージ:3,300円(税込)
問い合わせ先
BLUE NOTE PLACE
https://www.bluenoteplace.jp/live/tokyo-lab-250606/